全30球団の確定順位・勝率一覧
出典:CBS Sportsの2026年最終順位資料。勝率は各球団の勝敗数から算出。ヤンキースとオリオールズは161試合。WCはワイルドカード進出を示す。
勝率ランキングで見る2026年の上位球団上位3球団はブリュワーズ、ドジャース、レイズの順です。特にブリュワーズは勝率.636で、ドジャースに3.0ゲーム差をつけて全30球団の頂点に立ちました。
ここで押さえたいのが、勝率ランキングと地区順位、ポストシーズンのシード順位は必ずしも一致しないという点です。例えば、ヤンキースは93勝を挙げましたが、レイズと同じ東地区だったため地区優勝には届きませんでした。逆にアストロズは勝率.500ながら地区優勝を果たしています。
【ワイルドカード順位】地区2位でも進出した6球団を解説

MLBでは地区優勝を逃しても、リーグ内のワイルドカード争いで上位3球団に入ればポストシーズンに進出できます。2026年は両リーグ合わせて6球団がこの枠を獲得しました。
ア・リーグのワイルドカード順位
1位 ニューヨーク・ヤンキース93勝68敗
勝率 .578 / 3番手に9.5ゲーム差
2位 ボストン・レッドソックス
87勝75敗
勝率 .537 / 3番手に3.0ゲーム差
3位 シカゴ・ホワイトソックス
84勝78敗
勝率 .519 / 3番目の進出枠
ヤンキースとレッドソックスはともにア・リーグ東地区の所属です。地区優勝を逃した両球団が、別枠のワイルドカードから進出しました。
特にホワイトソックスは、ガーディアンズにわずか1ゲーム差で地区2位。地区優勝は逃したものの、84勝を挙げてワイルドカード最後の枠を確保しました。
ナ・リーグのワイルドカード順位
1位 サンディエゴ・パドレス91勝71敗
勝率 .562 / 3番手に3.0ゲーム差
2位 シカゴ・カブス
89勝73敗
勝率 .549 / 3番手に1.0ゲーム差
3位 フィラデルフィア・フィリーズ
88勝74敗
勝率 .543 / 3番目の進出枠
ナ・リーグではパドレスが91勝、カブスが89勝、フィリーズが88勝で進出しました。3位と2位の差はわずか1ゲーム。シーズン最終盤まで続いた争いが、最後の進出枠を左右しました。
なお、ワイルドカードのゲーム差は地区のゲーム差とは別の数字です。地区順位を見る場合は地区首位との差、ワイルドカードを見る場合はリーグ内の最後の進出枠との距離を確認すると、状況を正確に把握できます。
【ポストシーズンの仕組み】2026年の進出条件とシード順位
MLBのポストシーズンには、ア・リーグとナ・リーグから各6球団、合計12球団が参加します。各リーグの3地区優勝球団と、地区優勝以外で勝率上位となった3球団が出場権を獲得する仕組みです。
出場条件とシードの決まり方地区優勝球団は、ワイルドカード進出球団よりも優先してシードが決まります。各リーグの地区優勝3球団を成績順に第1~第3シード、ワイルドカード3球団を第4~第6シードとします。
2026年のポストシーズン基本ルール
出典:MLB公式「MLB's postseason format, explained」
2026年のア・リーグでは、レイズとガーディアンズが上位2シードを獲得し、地区シリーズから登場しました。ナ・リーグではブリュワーズとドジャースが同様に第1、第2シードとなっています。
アメリカン・リーグ
第1シード:レイズ
第2シード:ガーディアンズ
ワイルドカードシリーズ
アストロズ(3)
地区優勝
対
ホワイトソックス(6)
ワイルドカード
ヤンキース(4)
ワイルドカード
対
レッドソックス(5)
ワイルドカード
ナショナル・リーグ
第1シード:ブリュワーズ
第2シード:ドジャース
ワイルドカードシリーズ
ブレーブス(3)
地区優勝
対
フィリーズ(6)
ワイルドカード
パドレス(4)
ワイルドカード
対
カブス(5)
ワイルドカード
この制度で覚えておきたいのは、ワイルドカード球団が地区優勝球団より多く勝っていても、シードの優先順位が逆転しないことです。例えば、ヤンキースの93勝はガーディアンズの85勝を上回りますが、地区優勝したガーディアンズが第2シードを獲得しました。
また、2026年もタイブレークのための第163戦は実施されません。同率の場合は直接対決の成績など、レギュラーシーズン中の成績に基づいて順位を決定します。
【2026年ポストシーズンの結末】ブリュワーズが初の世界一に
レギュラーシーズンの順位が確定した後、10月のポストシーズンではブリュワーズが快進撃を見せました。100勝を挙げたドジャースをナ・リーグ優勝決定シリーズで4勝0敗と圧倒し、ワールドシリーズに進出。ア・リーグを勝ち上がったレイズとの決戦を制しました。
各ラウンドの結果
WILD CARD SERIES
ア・リーグ
ホワイトソックス
ヤンキース
ナ・リーグ
ブレーブス
パドレス
DIVISION SERIES
ア・リーグ
レイズ 対 ヤンキース
3勝0敗
ガーディアンズ 対 ホワイトソックス
3勝2敗
ナ・リーグ
ブリュワーズ 対 パドレス
3勝1敗
ドジャース 対 ブレーブス
3勝1敗
LEAGUE CHAMPIONSHIP SERIES
レイズ 対 ガーディアンズ
4勝2敗
ブリュワーズ 対 ドジャース
4勝0敗
WORLD SERIES
ブリュワーズ4勝
レイズ1勝
出典:MLB公式の2026年ポストシーズン記録。
103勝のブリュワーズが歴史的な優勝2026年10月28日、ブリュワーズは第5戦を4対1で制し、シリーズ4勝1敗でレイズを破りました。これが球団史上初のワールドシリーズ制覇です。
レギュラーシーズン103勝という数字に加え、10月の勝負どころでも強さを発揮した点が今季の大きな特徴でした。MLB公式の優勝報道では、チームとしての一体感や、状況に応じて相手の弱点を突くプレーが優勝の背景として紹介されています。
ワールドシリーズMVPには捕手のウィリアム・コントレラスが選出されました。ブリュワーズにとっては、長年待ち望んだ球団初の世界一という歴史的なシーズンとなりました。
100勝ドジャースと98勝レイズはなぜ優勝できなかった?ドジャースは100勝62敗でナ・リーグ西地区を制しましたが、リーグ優勝決定シリーズでブリュワーズに4連敗。レイズも98勝64敗でア・リーグ最高の地区優勝チームとなり、リーグ優勝決定シリーズを突破したものの、最後のワールドシリーズで敗れました。
この結果は、レギュラーシーズンの勝率とポストシーズンの勝敗が別の評価軸であることを示しています。162試合に近い長いシーズンで安定して勝つ力と、短期決戦で相手より先に4勝する力は同じではありません。
特にワールドシリーズでは、先発投手の起用、救援陣の状態、守備のミスを抑える力など、短期決戦ならではの要素が勝敗を左右します。
2026年の最終順位を分析すると、注目すべき要点は大きく3つあります。
1.勝率だけでポストシーズン進出を判断しないアストロズは81勝81敗で勝率.500でしたが、ア・リーグ西地区を制しています。一方、パドレスは91勝71敗でも地区優勝ではなくワイルドカードからの出場でした。
順位を確認するときは、勝率だけでなく所属地区と地区優勝の有無を確認する必要があります。特に地区間の実力差があるシーズンでは、同じ勝利数でも進出条件が大きく変わります。
2.ゲーム差とワイルドカードゲーム差は別物ゲーム差は同じ地区内の首位球団との距離を示します。ワイルドカードゲーム差は、リーグ内のワイルドカード進出圏との距離を表します。
例えば、ヤンキースはレイズから4.5ゲーム差でしたが、ワイルドカード争いでは大きくリードしていました。2種類の数字を混同すると、地区優勝争いとポストシーズン争いの実態を見誤ります。
3.レギュラーシーズンの成績と短期決戦の強さを分けて考えるブリュワーズの103勝はシーズン全体を通した安定感の証明です。しかし、ドジャースやレイズのような強豪を短期決戦で破ったことが、最終的な世界一につながりました。
球団を評価するときには、勝率、得失点差、地区内の成績、ポストシーズンの結果をそれぞれ分けて見ると、単なる順位表以上の情報が得られます。
【大リーグの順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のMLBで最も勝利数が多かった球団は?
A1:ミルウォーキー・ブリュワーズです。103勝59敗、勝率.636で全30球団のトップとなりました。さらにワールドシリーズでもレイズを4勝1敗で破っています。
Q2:2026年の大リーグ順位でドジャースは何位?
A2:ナ・リーグ西地区1位です。100勝62敗、勝率.617で地区優勝を果たし、ナ・リーグ第2シードとしてポストシーズンに進みました。リーグ優勝決定シリーズではブリュワーズに敗れています。
Q3:2026年のMLBポストシーズンには何球団が進出した?
A3:アメリカン・リーグから6球団、ナショナル・リーグから6球団の合計12球団です。各リーグの地区優勝3球団とワイルドカード3球団で構成されます。
Q4:地区優勝しなくてもプレーオフに進出できる?
A4:できます。各リーグで地区優勝を逃した球団のうち、成績上位3球団がワイルドカードとして進出します。2026年はヤンキース、レッドソックス、ホワイトソックス、パドレス、カブス、フィリーズが該当しました。
Q5:ゲーム差とは何を意味する?
A5:同じ地区の首位球団と比較した勝敗の差を示す数字です。首位球団との距離を把握できます。ワイルドカードの順位を確認するときは、別途ワイルドカードゲーム差を確認します。
2026年の大リーグ順位では、ブリュワーズが103勝59敗で全30球団の最高成績を記録し、ワールドシリーズでもレイズを破って球団初の世界一を達成しました。ドジャースは100勝62敗、レイズは98勝64敗と、両リーグを代表する強さを見せています。
地区優勝はレイズ、ガーディアンズ、アストロズ、ブレーブス、ブリュワーズ、ドジャースの6球団。ワイルドカードからはヤンキース、レッドソックス、ホワイトソックス、パドレス、カブス、フィリーズが進出しました。
2026年の順位表を正しく読み解くためには、勝敗数と勝率だけでなく、地区順位、ゲーム差、ワイルドカードの進出条件、短期決戦の結果を合わせて確認することが大切です。
今後のMLBを追いかける際も、まずはレギュラーシーズンの順位で各球団の実力を把握し、ポストシーズンではシード順と対戦カードに注目すると、試合の見どころがより明確になります。