井上尚弥のプロキャリアは、2012年10月2日のデビュー戦から始まった。最初の対戦相手はフィリピンのクリソン・オマヤオ。4回KOで初陣を飾ると、その後も勝利を積み重ね、わずか6戦目で世界王座を獲得した。
以下は、井上尚弥公式サイトの戦績情報と、全33試合の対戦記録を整理したボクシング専門アーカイブをもとにまとめた一覧だ。日付は日本時間に統一している。海外開催の一部試合では現地日付と1日ずれる場合がある。
井上尚弥のプロ全33戦・試合結果一覧| 戦数 | 試合日 | 対戦相手 | 結果 | 階級・主な節目 |
|---|---|---|---|---|
| 第1戦 | 2012年10月2日 | クリソン・オマヤオ | 4回KO勝ち | ライトフライ級・プロデビュー |
| 第2戦 | 2013年1月5日 | ガオプラチャン・チュワタナ | 1回KO勝ち | ライトフライ級 |
| 第3戦 | 2013年4月16日 | 佐野友樹 | 10回TKO勝ち | ライトフライ級 |
| 第4戦 | 2013年8月25日 | 田口良一 | 10回判定勝ち | 日本ライトフライ級王座獲得 |
| 第5戦 | 2013年12月6日 | ヘルソン・マンシオ | 5回TKO勝ち | OPBFライトフライ級王座獲得 |
| 第6戦 | 2014年4月6日 | アドリアン・エルナンデス | 6回TKO勝ち | WBC世界ライトフライ級王座獲得 |
| 第7戦 | 2014年9月5日 | サマートレック・ゴーキャットジム | 11回TKO勝ち | ライトフライ級・世界初防衛 |
| 第8戦 | 2014年12月30日 | オマール・ナルバエス | 2回KO勝ち | WBO世界スーパーフライ級王座獲得・2階級制覇 |
| 第9戦 | 2015年12月29日 | ワーリト・パレナス | 2回KO勝ち | スーパーフライ級 |
| 第10戦 | 2016年5月8日 | デビッド・カルモナ | 12回判定勝ち | スーパーフライ級 |
| 第11戦 | 2016年9月4日 | ペッバーンボーン・ゴーキャットジム | 10回KO勝ち | スーパーフライ級 |
| 第12戦 | 2016年12月30日 | 河野公平 | 6回TKO勝ち | スーパーフライ級 |
| 第13戦 | 2017年5月21日 | リカルド・ロドリゲス | 3回KO勝ち | スーパーフライ級 |
| 第14戦 | 2017年9月9日 | アントニオ・ニエベス | 6回TKO勝ち | 米国での世界戦 |
| 第15戦 | 2017年12月30日 | ヨアン・ボワイヨ | 3回TKO勝ち | スーパーフライ級 |
| 第16戦 | 2018年5月25日 | ジェイミー・マクドネル | 1回TKO勝ち | WBA世界バンタム級王座獲得・3階級制覇 |
| 第17戦 | 2018年10月7日 | ファン・カルロス・パヤノ | 1回KO勝ち | WBSS初戦 |
| 第18戦 | 2019年5月19日 | エマヌエル・ロドリゲス | 2回TKO勝ち | WBSS準決勝・IBF王座獲得 |
| 第19戦 | 2019年11月7日 | ノニト・ドネア | 12回判定勝ち | WBSS優勝・バンタム級統一 |
| 第20戦 | 2020年11月1日 | ジェイソン・モロニー | 7回KO勝ち | バンタム級・世界王座防衛 |
| 第21戦 | 2021年6月20日 | マイケル・ダスマリナス | 3回TKO勝ち | バンタム級 |
| 第22戦 | 2021年12月14日 | アラン・ディパエン | 8回TKO勝ち | バンタム級 |
| 第23戦 | 2022年6月7日 | ノニト・ドネア | 2回TKO勝ち | 再戦・3団体統一 |
| 第24戦 | 2022年12月13日 | ポール・バトラー | 11回TKO勝ち | バンタム級4団体統一 |
| 第25戦 | 2023年7月25日 | スティーブン・フルトン | 8回TKO勝ち | スーパーバンタム級王座獲得・4階級制覇 |
| 第26戦 | 2023年12月26日 | マーロン・タパレス | 10回KO勝ち | スーパーバンタム級4団体統一 |
| 第27戦 | 2024年5月6日 | ルイス・ネリ | 6回TKO勝ち | 東京ドーム・世界王座防衛 |
| 第28戦 | 2024年9月3日 | TJ・ドヘニー | 7回TKO勝ち | スーパーバンタム級 |
| 第29戦 | 2025年1月24日 | キム・イェジュン | 4回KO勝ち | スーパーバンタム級 |
| 第30戦 | 2025年5月5日 | ラモン・カルデナス | 8回TKO勝ち | 米国での世界王座防衛 |
| 第31戦 | 2025年9月14日 | ムロジョン・アフマダリエフ | 12回判定勝ち | スーパーバンタム級4団体防衛 |
| 第32戦 | 2025年12月27日 | アラン・デビッド・ピカソ | 12回判定勝ち | スーパーバンタム級4団体防衛 |
| 第33戦 | 2026年5月2日 | 中谷潤人 | 12回判定勝ち | 東京ドーム・4団体統一王座防衛 |
※海外開催試合は日本時間の日付を採用。第18戦のエマヌエル・ロドリゲス戦は英国現地時間では2019年5月18日、第20戦のジェイソン・モロニー戦は米国現地時間では2020年10月31日。結果のKO・TKO表記は試合記録に基づく。
全33戦を振り返ると見える3つの特徴まず目立つのは、プロデビューから一度も敗れていないことだ。33試合で33勝、引き分けもない。
続いて、世界王座獲得までのスピードが際立つ。プロ4戦目で日本王座、6戦目でWBC世界ライトフライ級王座、8戦目でWBO世界スーパーフライ級王座を獲得している。
そして、キャリア後半では単なる防衛にとどまらず、他団体の王者との統一戦を重ねている。ドネア、バトラー、フルトン、タパレス、中谷という相手の名前を追うだけでも、対戦相手のレベルとキャリアのステージが変化してきたことが分かる。
【階級遍歴】ライトフライ級からスーパーバンタム級まで4階級制覇

井上尚弥のキャリアを理解するうえで欠かせないのが、階級の変化だ。
ボクシングでは階級が上がると、相手の体格やパンチの質、試合中の距離感も変わる。下の階級で圧倒的な結果を残しても、上の階級で同じように勝てるとは限らない。
井上はライトフライ級からスタートし、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級へと主戦場を移してきた。
1. ライトフライ級:6戦目で世界王者に2012年のプロデビューから2014年までの初期キャリアはライトフライ級が中心だった。
2013年8月には田口良一を判定で破り、日本ライトフライ級王座を獲得。さらに同年12月にはヘルソン・マンシオをTKOで下し、OPBF東洋太平洋王座も手にした。
大きな節目となったのが2014年4月6日のアドリアン・エルナンデス戦だ。
当時のWBC世界ライトフライ級王者を6回TKOで破り、プロ6戦目にして初の世界王座を獲得。世界挑戦までの短さだけでなく、世界王者を相手に明確な勝利を収めたことが評価された。
2. スーパーフライ級:オマール・ナルバエスを破り2階級制覇2014年12月30日、井上はオマール・ナルバエスと対戦した。
ナルバエスは長期間にわたって世界王座を保持してきた経験豊富な王者だった。井上は2回KO勝ちを収め、WBO世界スーパーフライ級王座を獲得。プロ8戦目で2階級制覇を達成した。
その後もワーリト・パレナス、デビッド・カルモナ、河野公平らと対戦し、同階級で防衛を重ねた。
この時期は、相手に攻め込ませない距離感と、相手の隙を逃さないカウンターの精度が際立っていた。
3. バンタム級:WBSS優勝と4団体統一2018年5月25日、ジェイミー・マクドネルを1回TKOで破り、WBA世界バンタム級王座を獲得。3階級制覇を成し遂げた。
その後、井上はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に参戦する。
WBSSは各階級の強豪を集めてトーナメント形式で王者を決める大会だ。バンタム級ではファン・カルロス・パヤノ、エマヌエル・ロドリゲス、ノニト・ドネアという実力者と対戦した。
特に2019年11月7日のドネア戦は、井上のキャリアを象徴する一戦となった。
12回を戦い抜いて判定勝ちを収め、WBSS優勝を達成。初戦から決勝まで強豪を連破し、世界的な評価をさらに高めた。
2022年にはドネアとの再戦で2回TKO勝ち。さらに同年12月13日、ポール・バトラーを11回TKOで破り、男子バンタム級史上初の主要4団体統一王者となった。
4. スーパーバンタム級:4階級制覇と2階級4団体統一2023年7月25日、井上はスティーブン・フルトンに挑戦した。
フルトンはWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者。井上にとって階級を上げて最初の大きな試金石だった。
結果は8回TKO勝ち。WBC・WBOの2つの王座を獲得し、4階級制覇を達成した。
続く12月26日にはマーロン・タパレスと対戦。10回KO勝ちを収め、WBA・IBFの王座も獲得した。
これにより、井上はバンタム級に続いてスーパーバンタム級でも4団体統一を達成。男子の主要4団体時代では、異なる2階級での統一を成し遂げた史上2人目の選手となった。
ここで混同しやすいのが「4階級制覇」と「4団体統一」の違いだ。
- 4階級制覇:4つの異なる階級で世界王座を獲得すること。
- 4団体統一:同じ階級のWBA・WBC・IBF・WBOの主要4王座を同時に保持すること。
- 2階級4団体統一:異なる2階級で、それぞれ主要4団体の王座を統一すること。
井上は4階級で世界王者となり、そのうちバンタム級とスーパーバンタム級で4団体統一を達成している。この2つの実績を区別することが、戦績を正しく理解するポイントだ。
【歴代対戦相手との名勝負】ドネア・フルトン・ネリ・中谷戦を検証
井上尚弥の全33戦の中でも、キャリアの評価を大きく変えた試合がいくつかある。
KO勝利の数だけを追うと見落としがちだが、相手の実績や試合の難しさまで考慮すると、井上の強さの幅が見えてくる。
ノニト・ドネア戦:初戦と再戦で異なる意味を持つ2試合2019年11月7日:12回判定勝ち
2022年6月7日:2回TKO勝ち
井上のキャリアを語る際、ノニト・ドネアの存在は外せない。
初戦はWBSSバンタム級決勝。経験豊富なドネアとの激しい攻防は、井上にとっても簡単な試合ではなかった。12回を戦い抜き、判定3対0で勝利した。
再戦では展開が大きく変わった。2022年6月7日、井上は2回TKO勝ち。前回の激闘を経て、より明確な形で勝敗を決した。
この2試合は、井上が圧倒的なKO能力だけでなく、長いラウンドを戦い抜く技術と経験も持っていることを示す。
スティーブン・フルトン戦:4階級制覇を決めた試合2023年7月25日のフルトン戦は、スーパーバンタム級への転向を成功させた重要な試合だ。
フルトンは同級のWBC・WBO王者であり、井上にとっては新しい階級で最初に越えるべき大きな壁だった。
井上は序盤から攻防の主導権を握り、8回TKO勝ち。2本の世界王座を獲得し、4階級制覇を達成した。
この勝利の価値は、単にベルトを増やしたことだけではない。階級を上げても攻撃力とスピードを高い水準で維持できることを証明した点にある。
ルイス・ネリ戦:東京ドームで見せた逆転力2024年5月6日のルイス・ネリ戦は、東京ドームで開催された世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチだった。
試合序盤、井上はプロキャリアで初めてダウンを喫した。
しかし、その後に立て直し、6回TKO勝ち。王座防衛に成功した。
この試合で注目すべきなのは、無敗の選手であっても試合中に危機を迎えることがあるという点だ。
ダウンを奪われた後に冷静さを保ち、試合の流れを修正して勝利に結び付けた。単純なパンチ力だけでは説明できない、対応力と試合運びの強さが表れた一戦だった。
中谷潤人戦:2026年5月2日、無敗同士の日本人対決2026年5月2日、東京ドームで行われた井上尚弥対中谷潤人は、国内ボクシング界でも大きな注目を集めた試合となった。
中谷は試合前まで32戦32勝の無敗記録を持ち、3階級で世界王座を獲得してきた実力者。サウスポーという特徴もあり、井上にとって新たな技術的課題を突き付ける相手だった。
試合は12回判定決着。井上が3対0で勝利し、WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級4団体統一王座を防衛した。
公式スコアは以下の通り。
- 116対112
- 116対112
- 115対113
米老舗ボクシング専門誌「The Ring」の試合レポートでも、接戦として評価されている。中谷は中盤から攻撃を強め、終盤には井上を揺さぶる場面も作った。
井上は11回に攻勢を強め、勝利を引き寄せた。
この試合は、KOで圧倒する井上だけでなく、相手の戦術に対応しながら12回を戦い切る井上の姿を示した。
また、同試合は井上にとって主要4団体統一王座の7度目の防衛となった。
【33戦33勝27KOの実力】数字から読み解く井上尚弥の強さ
井上尚弥のプロ戦績は、2026年5月2日の中谷戦終了時点で33戦33勝27KO。KO・TKOによる勝利が27試合、判定勝利が6試合となっている。
KO率は全試合数を基準にすると約81.8%だ。
ただし、この数字を単純に「パンチ力が強い」という説明だけで終わらせるのは不十分だ。
KO率81.8%を支える技術井上の攻撃で特徴的なのは、相手にパンチを当てるまでの組み立てにある。
相手との距離を測り、フェイントを交え、相手が反応した瞬間に正確な攻撃を打ち込む。強いパンチを振り回すのではなく、相手の防御が崩れるタイミングを見極める技術がある。
ボディへの攻撃も重要だ。顔面へのパンチに意識を向けさせながら、ボディへの攻撃を織り交ぜることで相手の動きを制限する。
その積み重ねが、KOやTKOという結果につながっている。
判定勝利6試合も評価すべき理由33勝のうち6勝は判定によるものだ。
特に次の試合は、KO以外の勝ち方を理解するうえで重要になる。
- 2013年8月:田口良一戦
- 2016年5月:デビッド・カルモナ戦
- 2019年11月:ノニト・ドネア戦
- 2025年9月:ムロジョン・アフマダリエフ戦
- 2025年12月:アラン・デビッド・ピカソ戦
- 2026年5月:中谷潤人戦
判定勝利は、相手を倒し切れなかった試合という意味ではない。
12回を通じてポイントを積み重ね、相手の戦術や距離感に対応して勝ち切る能力も、世界王者として欠かせない要素だ。
特に中谷戦のような接戦を制したことは、井上の総合的な競技力を考えるうえで重要な材料となる。
【2026年11月最新】井上尚弥の次戦はいつ?2027年3月の候補を整理
2026年11月5日時点で、井上尚弥の次戦は正式発表されていない。
ただし、2026年10月には本人と大橋秀行会長が次戦について相次いで言及しており、2027年3月ごろの開催を目安に調整が進んでいる。
大きな選択肢は2つだ。
候補1:ジェシー・ロドリゲスとの対戦最も注目されている相手の一人が、米国のジェシー・ロドリゲスだ。
愛称は「バム」。WBA世界バンタム級スーパー王者として実績を持ち、複数階級で世界王座を獲得している。
井上との対戦が実現すれば、異なる階級で実績を積んだ世界的な実力者同士の対決になる。
2026年10月23日付の日刊スポーツの報道によると、井上は2027年3月ごろを次戦の目安として示し、ロドリゲスとの対戦を候補に挙げていた。
ただし、ロドリゲス陣営には2026年12月11日に予定されているクリスチャン・メディナとの統一戦構想がある。
井上陣営は、ロドリゲスが12月に試合を挟んでから2027年3月に井上と対戦する日程には難色を示している。
候補2:フェザー級に転向して5階級制覇に挑戦もう一つの選択肢が、フェザー級への転向だ。
井上はすでにライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級の4階級で世界王座を獲得している。
フェザー級で世界王座を獲得すれば、5階級制覇となる。
2026年10月13日には、井上が自身のXでフェザー級に向けた準備を始める意向を示したことが報じられた。
さらに10月29日付の日刊スポーツによると、大橋秀行会長もフェザー級王座への挑戦に対する井上の意欲を明かしている。
つまり、フェザー級転向は単なる噂ではなく、本人と所属ジムが公に選択肢として検討している方向性だ。
次戦情報を確認するときのポイント| 確認項目 | 2026年11月5日時点の状況 |
|---|---|
| 次戦の開催時期 | 2027年3月ごろが目安 |
| 対戦相手 | 正式発表なし |
| 有力候補 | ジェシー・ロドリゲス |
| 別の選択肢 | フェザー級で5階級制覇に挑戦 |
| ロドリゲス戦の条件 | 12月の別試合を挟まず直接対戦できるか |
| 試合会場 | 正式発表なし |
| 放送・配信 | 正式発表なし |
現段階では、2027年3月という時期の見通しと、対戦相手の正式決定を区別しておく必要がある。
対戦交渉が進んでいることと、試合が正式決定したことは同じではない。開催日、会場、対戦相手、放送・配信先については、井上尚弥公式サイトや大橋ジム、主催者の発表を確認するのが確実だ。
【プロの結論】井上尚弥の試合順から見える本当の強さ
井上尚弥の全33戦を時系列で追うと、単にKOを量産してきた選手ではないことが分かる。
初期には短期間で国内王座と世界王座を獲得し、スーパーフライ級では強豪との防衛戦を重ねた。バンタム級ではWBSSを制して4団体統一を達成。さらにスーパーバンタム級でも同じ偉業を成し遂げている。
キャリアの節目を整理すると、3つの評価軸が見えてくる。
評価軸1:階級を上げても結果を出しているか井上は4階級で世界王座を獲得してきた。
階級を上げると、相手の体格やパンチの威力、リーチなどの条件が変わる。それでも新しい階級で王者を破り、結果を残してきたことは大きな実績だ。
評価軸2:世界王者同士の対戦を勝ち抜いているかフルトン、タパレス、ドネア、バトラー、中谷など、キャリアの重要な局面では世界的な実績を持つ相手との対戦が組まれてきた。
世界王座を獲得することと、複数団体の王者を倒して統一することは別の難しさがある。
井上は両方を実現している。
評価軸3:KOだけでなく試合全体を支配できるかKO率81.8%は非常に高い数字だが、真価は判定勝利にも表れている。
ドネアとの初戦や中谷戦では、相手の反撃を受けながらも試合を組み立てて勝利した。
圧倒できる試合と、苦しい局面を乗り越える試合の両方を経験していることが、長期にわたって世界トップに立つ理由の一つだ。
今後はジェシー・ロドリゲスとの対戦が実現するのか、それともフェザー級に進出するのかが最大の注目点となる。
次戦を評価するときは、対戦相手の知名度だけでなく、どの階級で、どの王座を懸け、どのような条件で戦うのかまで確認したい。
【井上尚弥の試合順】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:井上尚弥のプロデビュー戦はいつですか?
A1:2012年10月2日です。対戦相手はフィリピンのクリソン・オマヤオで、4回KO勝ちを収めました。
Q2:井上尚弥の全戦績は何戦何勝ですか?
A2:2026年5月2日の中谷潤人戦終了時点で、33戦33勝27KO、無敗です。引き分けと敗戦はありません。
Q3:井上尚弥は何階級制覇していますか?
A3:ライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級の4階級で世界王座を獲得しています。また、バンタム級とスーパーバンタム級の2階級で主要4団体統一を達成しています。
Q4:井上尚弥とノニト・ドネアの試合結果は?
A4:2019年11月7日の初戦は12回判定3対0で井上が勝利。2022年6月7日の再戦では2回TKO勝ちを収めています。
Q5:井上尚弥とスティーブン・フルトンの試合結果は?
A5:2023年7月25日に対戦し、井上が8回TKO勝ちを収めました。この勝利によってスーパーバンタム級のWBC・WBO王座を獲得し、4階級制覇を達成しました。
Q6:井上尚弥とルイス・ネリの試合結果は?
A6:2024年5月6日に東京ドームで対戦し、井上が6回TKO勝ちを収めました。試合序盤にダウンを喫しましたが、逆転勝利で世界王座を防衛しています。
Q7:井上尚弥と中谷潤人の試合はいつ行われましたか?
A7:2026年5月2日に東京ドームで開催されました。井上が12回判定3対0で勝利し、スーパーバンタム級4団体統一王座を防衛しています。
Q8:井上尚弥の次の試合はいつですか?
A8:2026年11月5日時点では正式発表されていません。2027年3月ごろが開催時期の目安として報じられており、ジェシー・ロドリゲス戦かフェザー級への転向が検討されています。
井上尚弥のプロキャリアは、2012年10月のデビュー戦から2026年5月の中谷潤人戦まで、33戦33勝27KOという圧倒的な記録を残している。
4階級で世界王座を獲得し、バンタム級とスーパーバンタム級では4団体統一を達成。ドネアとの2度の対戦、フルトン戦、ネリ戦、中谷戦など、歴代の強豪との試合がキャリアの節目を作ってきた。
2026年11月現在、次戦の正式発表はないものの、2027年3月ごろのジェシー・ロドリゲス戦、あるいはフェザー級での5階級制覇挑戦が大きな焦点となっている。
これから試合結果を追う際は、勝敗だけでなく、対戦相手の実績、階級、獲得タイトル、試合内容を合わせて確認したい。そうすることで、井上尚弥が積み上げてきた33勝の価値と、次の挑戦が持つ意味をより深く理解できる。
主な参照資料:井上尚弥公式サイトのプロフィール・戦績、ボクシング専門アーカイブ、The Ringの中谷戦レポート、日刊スポーツの2026年10月の次戦報道。