2025年2月9日午前10時から行われた男子決勝は、SC軽井沢クラブとロコ・ソラーレの対戦となりました。
結果は、SC軽井沢クラブが7対5で勝利。接戦を制して、日本選手権の頂点に立ちました。
SC軽井沢クラブの優勝メンバーは次の4人です。
- 栁澤李空
- 山口剛史
- 山本遵
- 小泉聡
同チームは2023年大会でも優勝しており、2025年大会で再び男子日本一を獲得しました。
一方、ロコ・ソラーレは準決勝でコンサドーレを5対4で破って決勝に進出。最後まで優勝を争いましたが、あと一歩及ばず準優勝となっています。
女子決勝:フォルティウスが北海道銀行との延長戦を制す女子決勝は、フォルティウスと北海道銀行の北海道勢同士による対戦でした。
試合は最後まで勝敗が決まらず、延長の第11エンドへ突入。最終的にフォルティウスが1点を獲得し、8対7で北海道銀行を下しました。
フォルティウスの優勝メンバーは以下の5人です。
- 吉村紗也香
- 小野寺佳歩
- 小谷優奈
- 近江谷杏菜
- 小林未奈
フォルティウスは1次予選を全勝で1位通過。2次予選でも同率となったチームとの順位争いをDSC(ドローショットチャレンジ)の結果で制し、決勝へ進みました。
チームの公式大会報告でも、首都圏で初めて開催された大会での優勝と、ミラノ・コルティナ五輪への道をつなぐ結果だったことが紹介されています。
男子とは対照的に、女子は最後の1投まで緊張感が続く延長戦で決着しました。
2025年大会の最終順位| 順位 | 男子 | 女子 |
|---|---|---|
| 優勝 | SC軽井沢クラブ | フォルティウス |
| 準優勝 | ロコ・ソラーレ | 北海道銀行 |
| 3位 | コンサドーレ | ロコ・ソラーレ |
ここで押さえておきたいのが、ロコ・ソラーレは男子と女子の両部門に出場していたことです。
男子は準優勝、女子は3位という成績でした。同じチーム名でも男女の登録選手は異なるため、試合結果を確認するときには部門を区別する必要があります。
【開催日程と会場】第42回日本カーリング選手権大会は横浜BUNTAIで開催

第42回日本カーリング選手権大会は、神奈川県横浜市の横浜BUNTAIで開催されました。
日本カーリング協会の大会記録によると、開催期間は2025年2月1日~2月9日です。
大会の基本情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 第42回日本カーリング選手権大会 横浜2025 |
| 開催期間 | 2025年2月1日~2月9日 |
| 会場 | 横浜BUNTAI |
| 開催地 | 神奈川県横浜市 |
| 男子優勝 | SC軽井沢クラブ |
| 女子優勝 | フォルティウス |
| 主催団体 | 日本カーリング協会 |
2025年大会で特徴的だったのは、北海道や長野県など、カーリングの競技基盤がある地域だけでなく、首都圏で日本選手権が開催されたことです。
フォルティウスの公式報告でも、初の首都圏開催として紹介されています。
カーリングは氷上競技であるため、競技施設の確保や氷のコンディション管理が大会運営に欠かせません。大規模な都市型会場で開催することは、普段カーリングに触れる機会の少ない地域の人々に競技を知ってもらう機会にもなります。
また、男子・女子の両部門で強豪チームが集まり、複数日にわたって予選から決勝まで競い合う大会となりました。
【出場チーム一覧】2025年大会に参加した男女20チームを紹介
第42回大会には、男子10チーム、女子10チームの合計20チームが参加しました。
地域ブロックの代表や強化委員会推薦など、異なる背景を持つチームが集まった大会です。
男子の出場チーム10組| チーム名 | 主な特徴 |
|---|---|
| コンサドーレ | 前回大会の男子優勝チーム |
| SC軽井沢クラブ | 2025年男子優勝 |
| TM軽井沢 | 長野県を拠点とする強豪 |
| LOCOSOLARE | 2025年男子準優勝 |
| KiT CURLING CLUB | 北海道の出場チーム |
| 北海道大学 | 大学チーム |
| チーム佐藤 | 青森県の出場チーム |
| チームTANI | 東京都の出場チーム |
| 長野県CA | 長野県の出場チーム |
| チーム京都CA | 京都府の出場チーム |
男子で特に注目されたのは、前回王者のコンサドーレと、優勝候補のSC軽井沢クラブ、ロコ・ソラーレの競争です。
最終的にはSC軽井沢クラブが頂点に立ち、ロコ・ソラーレが準優勝、コンサドーレが3位という結果になりました。
女子の出場チーム10組| チーム名 | 主な特徴 |
|---|---|
| SC軽井沢クラブ | 前回大会の女子優勝チーム |
| 北海道銀行 | 2025年女子準優勝 |
| LOCOSOLARE | 2025年女子3位 |
| 中部電力 | 国内女子の有力チーム |
| フォルティウス | 2025年女子優勝 |
| 札幌国際大学 | 大学チーム |
| フィロシーク青森 | 青森県の出場チーム |
| 東京都協会 | 関東ブロック代表 |
| チーム御代田 | 長野県の出場チーム |
| チーム大阪 | 大阪府の出場チーム |
女子ではフォルティウス、北海道銀行、ロコ・ソラーレ、中部電力など、国内大会で実績を持つチームがそろいました。
特にフォルティウスと北海道銀行は決勝で直接対決。最後まで勝敗が分からない展開となり、女子の競技レベルの高さを示しました。
出場チーム名と登録選手については、日本カーリング協会の第42回大会公式ページに掲載されています。
【2025年と2026年の比較】SC軽井沢クラブが男女制覇した最新結果
2025年大会を振り返るうえで欠かせないのが、翌2026年に行われた第43回日本カーリング選手権大会です。
2026年大会では、SC軽井沢クラブが男子・女子の両部門で優勝。2025年とは異なる形で大会を席巻しました。
2026年大会の開催日程日本カーリング協会の過去大会記録によると、第43回大会は以下の日程で開催されました。
- 開催期間:2026年6月7日~6月14日
- 会場:横浜BUNTAI
- 大会:第43回日本カーリング選手権大会 横浜2026
2025年大会と同じ横浜BUNTAIが会場となりましたが、開催時期は2月から6月へ変わっています。
2026年の男子決勝:SC軽井沢クラブが6対5で連覇2026年6月14日の男子決勝は、SC軽井沢クラブとロコ・ソラーレの対戦でした。
結果は、SC軽井沢クラブが6対5で勝利。
2025年に続く男子優勝で、2大会連続の日本一を達成しました。共同通信の報道によると、同チームにとって日本選手権通算12度目の優勝です。
2025年と2026年の両大会で、決勝の相手がロコ・ソラーレだった点も興味深いところです。
2026年の女子決勝:最終エンドで3点を奪い逆転優勝女子決勝では、SC軽井沢クラブと北海道銀行が対戦しました。
試合は北海道銀行が優勢に進め、最終第10エンドを迎えた時点では6対4でリードしていました。
しかし、後攻のSC軽井沢クラブが最終エンドで3点を獲得。最終スコアは7対6となり、劇的な逆転勝利を収めました。
この結果、SC軽井沢クラブは男子・女子の両部門で優勝。クラブとして初の男女アベック優勝を達成しました。
女子の優勝メンバーは次の5人です。
- 上野美優
- 上野結生
- 金井亜翠香
- 川田亜依
- 小栁麻葉
2026年女子チームは2年ぶり2度目の日本選手権制覇となりました。
2025年・2026年の男女決勝結果比較| 比較項目 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 大会回数 | 第42回 | 第43回 |
| 開催期間 | 2月1日~9日 | 6月7日~14日 |
| 男子優勝 | SC軽井沢クラブ | SC軽井沢クラブ |
| 男子準優勝 | ロコ・ソラーレ | ロコ・ソラーレ |
| 男子決勝スコア | 7対5 | 6対5 |
| 女子優勝 | フォルティウス | SC軽井沢クラブ |
| 女子準優勝 | 北海道銀行 | 北海道銀行 |
| 女子決勝スコア | 8対7 | 7対6 |
| 開催会場 | 横浜BUNTAI | 横浜BUNTAI |
この比較から分かるのは、男子ではSC軽井沢クラブが安定した強さを発揮した一方、女子では優勝チームがフォルティウスからSC軽井沢クラブへ交代したことです。
また、男女ともに決勝のスコア差は1~2点。国内トップチーム同士の試合が、非常に拮抗した内容だったことがうかがえます。
【歴代優勝チームの流れ】SC軽井沢クラブ・ロコ・ソラーレ・コンサドーレの勢力図
日本カーリング選手権の歴史を振り返ると、男女ともに複数の有力チームが優勝を重ねてきました。
日本カーリング協会の過去大会記録をもとに、2019年から2026年までの優勝チームを整理します。
| 年 | 男子優勝 | 女子優勝 |
|---|---|---|
| 2019年 | コンサドーレ | 中部電力 |
| 2020年 | コンサドーレ | ロコ・ソラーレ |
| 2021年 | コンサドーレ | 北海道銀行 |
| 2022年 | SC軽井沢クラブ | ロコ・ソラーレ |
| 2023年 | SC軽井沢クラブ | ロコ・ソラーレ |
| 2024年 | コンサドーレ | SC軽井沢クラブ |
| 2025年 | SC軽井沢クラブ | フォルティウス |
| 2026年 | SC軽井沢クラブ | SC軽井沢クラブ |
男子では、SC軽井沢クラブとコンサドーレが長年にわたり優勝争いを繰り広げています。
コンサドーレは2019年から2021年まで3大会連続で優勝。SC軽井沢クラブも2022年、2023年、2025年、2026年と優勝を重ねています。
2025年と2026年に連続して優勝したことで、SC軽井沢クラブは再び男子の中心的な存在となりました。
女子はロコ・ソラーレからSC軽井沢クラブへ女子では、ロコ・ソラーレが2020年、2022年、2023年に優勝。2021年は北海道銀行、2024年はSC軽井沢クラブが頂点に立っています。
2025年にはフォルティウスが優勝し、2026年にはSC軽井沢クラブが再び優勝しました。
こうした変化から分かるのは、女子の日本選手権では特定のチームが長期間にわたって独占するというより、複数の有力チームが競い合っていることです。
歴代記録を見るときの注意点カーリングでは、チーム名が同じでも選手構成が変わる場合があります。
例えば、2025年のSC軽井沢クラブ男子と女子は別々の選手構成で出場しています。また、ロコ・ソラーレも男女それぞれのチームが存在します。
そのため、歴代優勝記録を調べる際には、チーム名だけでなく、男子・女子の区分と大会年度を合わせて確認することが大切です。
【プロの結論】カーリング日本選手権2025から見える競技の本質と注目ポイント
2025年と2026年の結果を並べると、カーリング日本選手権の見どころは単純な優勝回数だけではないことが分かります。
1. 最終スコアだけでは分からない試合展開カーリングは、各エンドでストーンを投げ、ハウスと呼ばれる円の中心にどれだけ相手より近いストーンを残せるかを競う競技です。
単純にストーンを中心へ近づけるだけでなく、相手のストーンをはじき出すテイクアウトや、次の投球を有利にするガードなど、状況に応じた判断が大切です。
2025年女子決勝では延長の第11エンドで勝敗が決まり、2026年女子決勝では最終第10エンドで3点を奪う逆転劇が生まれました。
どちらも最終局面の判断とショットの精度が結果を左右した試合です。
2. 日本選手権の優勝と五輪代表は別のものもう一つ注意したいのが、日本選手権で優勝すれば、そのままオリンピック代表に決まるというわけではない点です。
2025年大会の結果は、ミラノ・コルティナ五輪の代表候補決定戦にも関係していました。
日本オリンピック委員会の2025年2月9日の報道によると、女子はフォルティウス、SC軽井沢クラブ、ロコ・ソラーレの3チームが9月の代表候補決定戦に進む構図でした。
男子も、2025年大会の優勝チームであるSC軽井沢クラブが、前回王者のコンサドーレと代表候補を争うことになっていました。
つまり、日本選手権は国内最高峰のタイトルを争う舞台であると同時に、国際大会や五輪につながる重要な選考過程の一部でもあります。
3. 観戦するときに注目したい3つのポイントカーリングを初めて見る人は、次の3点を意識すると試合を理解しやすくなります。
- 後攻の有利さ: 最後にストーンを投げられる権利が得点機会にどう影響するか。
- 複数得点の可能性: 1エンドで2点以上を取れる場面をどう作るか。
- 最終エンドの判断: リードを守るのか、逆転を狙うのかという戦術的な選択。
特に2026年女子決勝のように、最終エンドで2点差を逆転する試合では、最後の投球まで目が離せません。
【カーリング日本選手権2025】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:カーリング日本選手権2025の男子優勝チームはどこですか?
男子はSC軽井沢クラブです。2025年2月9日の決勝でロコ・ソラーレを7対5で下しました。
Q2:カーリング日本選手権2025の女子優勝チームはどこですか?
女子はフォルティウスです。北海道銀行との決勝を8対7で制し、延長第11エンドで優勝を決めました。
Q3:ロコ・ソラーレは2025年大会で何位でしたか?
男子は準優勝、女子は3位でした。男子決勝ではSC軽井沢クラブに5対7で敗れ、女子は準決勝で北海道銀行に5対11で敗退しています。
Q4:2025年大会はどこで開催されましたか?
神奈川県横浜市の横浜BUNTAIです。開催期間は2025年2月1日から9日まででした。
Q5:2026年の日本カーリング選手権で優勝したのはどこですか?
男子・女子ともにSC軽井沢クラブです。男子決勝はロコ・ソラーレに6対5、女子決勝は北海道銀行に7対6で勝利しました。
Q6:SC軽井沢クラブは2025年と2026年の両方で優勝しましたか?
はい。男子は2大会連続で優勝し、女子は2025年のフォルティウスに続いて2026年に優勝しました。2026年にはクラブとして初の男女アベック優勝を達成しています。
カーリング日本選手権2025は、男子SC軽井沢クラブ、女子フォルティウスという結果で幕を閉じました。
横浜BUNTAIを舞台に、男子決勝は7対5、女子決勝は延長戦の末に8対7。どちらも国内トップレベルのチームによる接戦でした。
そして2026年大会では、SC軽井沢クラブが男子・女子の両部門を制覇。男子は2年連続、女子は2年ぶりの優勝となり、クラブ史に残る男女アベック優勝を実現しました。
2025年から2026年にかけての流れを整理すると、次の3点が重要です。
- 男子はSC軽井沢クラブが連続優勝し、安定した強さを示した。
- 女子はフォルティウス、SC軽井沢クラブなど複数の強豪が頂点を争った。
- ロコ・ソラーレや北海道銀行も決勝進出を続け、国内の競争力を支えている。
2025年大会はフォルティウスの女子優勝、2026年大会はSC軽井沢クラブの男女制覇が最大のトピックです。
今後の日本カーリング界を追う際には、優勝チームだけでなく、選手構成の変化、若手選手の台頭、国際大会につながる代表選考にも注目すると、競技の流れがより深く見えてきます。
主な参考資料:公益社団法人日本カーリング協会「第42回日本カーリング選手権大会 横浜2025」「過去の大会記録」、日本オリンピック委員会、フォルティウス公式サイト、共同通信、日刊スポーツ。