夏季オリンピックは原則として4年に1度開催されます。2024年のパリ大会に続き、次回はアメリカ・ロサンゼルスで開催される2028年大会です。
2026年11月6日時点では、夏季オリンピックの開催年ではありません。したがって、直近の大会結果を調べる場合はパリ2024、今後の開催日程を調べる場合はLA28の公式情報を確認することになります。
パリ2024の開催期間と競技日程パリ2024は第33回オリンピック競技大会として、フランスで開催されました。
- 大会期間:2024年7月26日~8月11日
- 開催日数:17日間
- 開催地:フランス・パリおよび周辺地域
- 実施競技:32競技
- 実施種目:329種目
注意したいのは、7月26日が開会式の日であって、競技の開始日ではないことです。サッカーなど一部競技は7月24日から始まり、開会式より前に予選が行われました。
日本オリンピック委員会(JOC)が公開している競技日程・結果でも、7月24日から8月11日までの日付が掲載されています。
大会を振り返る際は、開会式・閉会式の日程と実際の競技実施期間を分けて確認すると、試合結果を探しやすくなります。
【パリ2024の日程・競技別結果】日本代表が残した主な記録

パリ2024で日本代表が存在感を示した競技は、柔道、レスリング、体操、フェンシング、スケートボードなどです。
特にレスリングでは金メダル8個を獲得。体操では岡慎之助選手が男子団体、個人総合、種目別鉄棒で金メダルを獲得し、個人としても大きな成果を残しました。
日本代表の主な金メダル獲得競技JOCの公式メダル・入賞者一覧を基に、金メダル獲得競技を整理すると次のようになります。
- レスリング:金8個
- 樋口黎選手
- 清岡幸大郎選手
- 文田健一郎選手
- 日下尚選手
- 藤波朱理選手
- 櫻井つぐみ選手
- 元木咲良選手
- 鏡優翔選手
- 体操競技:金3個
- 男子団体
- 岡慎之助選手の男子個人総合
- 岡慎之助選手の男子種目別鉄棒
- 柔道:金3個
- 角田夏実選手(女子48kg級)
- 阿部一二三選手(男子66kg級)
- 永瀬貴規選手(男子81kg級)
- フェンシング:金2個
- 男子フルーレ団体
- 加納虹輝選手(男子エペ個人)
- スケートボード:金2個
- 堀米雄斗選手(男子ストリート)
- 吉沢恋選手(女子ストリート)
- 陸上競技:金1個
- 北口榛花選手(女子やり投)
- ブレイキン:金1個
- 湯浅亜実選手(Bガール)
これらを合計すると20個になります。
競技別結果で注目された選手岡慎之助選手の活躍は、パリ大会の体操競技を象徴する出来事の一つでした。男子団体の優勝に加え、個人総合と鉄棒でも頂点に立ち、3つの金メダルを獲得しました。
レスリングでは藤波朱理選手が女子53kg級で優勝。日本勢の強さが改めて示された大会となりました。
また、スケートボードでは堀米雄斗選手が男子ストリートで優勝し、吉沢恋選手も女子ストリートで金メダルを獲得しました。
陸上競技では北口榛花選手が女子やり投で優勝。日本の陸上競技にとっても記憶に残る結果です。
パリ2024の競技別結果を詳しく調べる場合、JOCの公式記録ではメダリストだけでなく、4位から8位までの入賞者も確認できます。
【日本代表メダル獲得数と国別ランキング】金メダル順位と総数順位は別
パリ2024における日本代表の最終的なメダル獲得数は、次のとおりです。
- 金メダル:20個
- 銀メダル:12個
- 銅メダル:13個
- 合計:45個
金メダル20個という結果は、海外開催の夏季オリンピックにおける日本の最多記録です。
日本のメダル獲得数をどう評価するか日本は金メダル数で世界3位に入りました。
一方、金・銀・銅を合わせた総メダル数で比較すると、順位は6位です。
この違いは、国別メダルランキングの集計方法にあります。
一般的なオリンピックのメダルランキングは、まず金メダル数で順位を決め、同数の場合は銀メダル、銅メダルの順に比較します。
そのため、日本の45個という総数だけを見てランキングを判断すると、実際の金メダル順位と混同してしまいます。
パリ2024の国別メダルランキング金メダル数を優先した最終ランキングの上位国は以下のとおりです。
1位:アメリカ(金40・銀44・銅42、合計126)
2位:中国(金40・銀27・銅24、合計91)
3位:日本(金20・銀12・銅13、合計45)
4位:オーストラリア(金18・銀19・銅16、合計53)
5位:フランス(金16・銀26・銅22、合計64)
6位:オランダ(金15・銀7・銅12、合計34)
7位:イギリス(金14・銀22・銅29、合計65)
8位:韓国(金13・銀9・銅10、合計32)
9位:イタリア(金12・銀13・銅15、合計40)
10位:ドイツ(金12・銀13・銅8、合計33)
日本はアメリカ、中国に次ぐ金メダル数を記録しました。
なお、総メダル数だけで並べると、アメリカ、中国、イギリス、フランス、オーストラリアに続いて日本が6位となります。
つまり、パリ2024の日本代表は金メダルの獲得力で世界トップクラスの成績を残した一方、銀・銅を含めた獲得総数では異なる順位になったということです。
【IOC・JOC・LA28の関係】大会結果と開催情報を整理
夏季オリンピックの日程や結果を正確に把握するには、国際的な大会運営組織と各国のオリンピック委員会、開催都市の組織委員会の役割を理解しておく必要があります。
それぞれの役割は同じではありません。
| エンティティ | 主な役割 | 日程・結果との関係 |
|---|---|---|
| 国際オリンピック委員会(IOC) | オリンピック全体の統括 | 大会開催地や競技プログラムなどを承認 |
| 日本オリンピック委員会(JOC) | 日本代表の派遣・支援 | TEAM JAPANの競技日程、選手情報、メダル結果を公開 |
| パリ2024組織委員会 | 前回大会の運営 | パリ大会の競技日程や会場を管理 |
| ロサンゼルス2028組織委員会(LA28) | 次回大会の準備・運営 | 2028年の競技スケジュールや会場情報を公開 |
IOCはオリンピック全体の枠組みを担い、JOCは日本代表に関する情報を提供します。
一方、LA28は次回大会の具体的な競技日程や会場計画を公表する立場です。
この役割の違いを知っておけば、開催期間を確認したいときと、日本選手の個別結果を調べたいときに、適切な情報源を選べます。
【ロサンゼルス2028開催日程】大会期間と競技の注目ポイント
次回の夏季オリンピックは、アメリカのロサンゼルスで開催されます。
ロサンゼルス2028の基本日程 - 開催期間:2028年7月14日~7月30日 - 開会式:2028年7月14日 - 閉会式:2028年7月30日 - 開催都市:アメリカ・ロサンゼルス
この日程はIOCとLA28が公表している正式な開催日程です。
ロサンゼルスでの夏季オリンピック開催は1932年、1984年に続いて3回目となります。
LA28で注目される競技プログラムLA28では、ロサンゼルス大会組織委員会が提案した5つの追加競技が採用されています。
- 野球・ソフトボール
- クリケット
- フラッグフットボール
- ラクロス
- スカッシュ
野球・ソフトボールは東京2020以来の復帰です。
クリケットは100年以上の時を経てオリンピック競技に戻ります。ラクロスも長い空白期間を経てメダル競技として復帰するため、従来の大会とは異なる競技構成になります。
フラッグフットボールとスカッシュも新たな注目競技です。
こうした変更は、競技の多様化だけでなく、開催都市のスポーツ文化や観客層を大会に反映させる取り組みでもあります。
LA28で変更される陸上と競泳の実施順特に注目したいのが、陸上競技と競泳の開催順です。
従来の夏季オリンピックでは、陸上競技と競泳が大会期間中にそれぞれ大きな注目を集めてきました。
LA28では、陸上競技を大会前半に配置し、競泳を後半に実施する構成が採用されています。
これは競泳会場となる2028スタジアムの整備・転換計画とも関係しています。
LA28の公式発表によれば、女子トライアスロンが7月15日に最初のメダル決定競技として予定されています。最終日の7月30日には競泳の最終競技が予定され、その後に閉会式が行われます。
競技の順番が変わることで、これまでとは異なる大会の盛り上がり方が期待されます。
【2026年最新】LA28競技スケジュールの発表状況と確認ポイント
2026年11月時点で、LA28の競技スケジュールは具体的な日付や会場、セッション単位まで確認できる段階に進んでいます。
大きな進展となったのは、2025年11月12日に大会組織委員会が競技別の詳細スケジュールを発表したことです。
その後、2026年6月9日付で競技別スケジュールのVersion 3.1が公開されました。
競技スケジュールで確認できる情報2026年6月9日版の公式資料では、次の情報を確認できます。
- 競技種目
- 競技会場
- 開催エリア
- 開催日
- 大会何日目に当たるか
- 予選・準決勝・決勝などの区分
- セッション開始時刻と終了時刻
つまり、単に大会期間が発表されているだけではありません。
競技別の予定を確認し、どの日にどの競技を観戦するかを考えられる情報が公開されています。
ただし、すべての時刻が確定しているわけではない注意したいのは、競技日程の公開と、すべての試合時刻の確定は別だという点です。
LA28のVersion 3.1には、サッカーのキックオフ時刻について後日発表する旨が記載されています。
また、競技スケジュールそのものも大会終了まで変更される可能性があります。
公式資料に掲載された時刻は原則としてアメリカ太平洋時間(PT)です。日本時間に置き換える場合、2028年7月は夏時間のため、基本的に16時間を加算します。
例えば、現地7月15日午前7時30分の競技は、日本時間では7月16日午前0時30分に相当します。
日本国内でテレビ中継や配信を視聴する人は、日付が翌日に変わる場合があることも覚えておきたいポイントです。
競技日程・結果を調べる際のおすすめの情報源情報を探す目的によって、確認する公式資料を使い分けると効率的です。
1. IOC(国際オリンピック委員会)
大会全体の開催情報、競技プログラム、オリンピックの公式記録を調べる際に役立ちます。
2. JOC(日本オリンピック委員会)
日本代表選手の競技日程、メダル獲得状況、入賞者、TEAM JAPANの結果を確認する際に適しています。
3. LA28公式大会情報
ロサンゼルス2028の競技日程、開催会場、競技別のセッション、最新の変更情報を確認できます。
過去の大会結果はJOCとIOCの公式記録、次回大会の予定はLA28の最新スケジュールを基準にすると、情報の取り違えを防ぎやすくなります。
【夏季オリンピック日程結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:次の夏季オリンピックはいつ開催されますか?
A1:次回の夏季オリンピックはロサンゼルス2028です。開催期間は2028年7月14日から30日までの予定です。
Q2:パリ2024で日本はメダルを何個獲得しましたか?
A2:金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個の合計45個です。金メダル数では国別ランキング3位となりました。
Q3:パリ2024の競技結果はどこで確認できますか?
A3:日本代表の結果は日本オリンピック委員会(JOC)の公式記録で確認できます。全参加国の結果や大会全体の情報はIOCの公式記録が参考になります。
Q4:LA28の競技別スケジュールはすでに発表されていますか?
A4:はい。2025年11月に競技別の詳細スケジュールが発表され、2026年6月9日付のVersion 3.1も公開されています。ただし、サッカーのキックオフ時刻など、後日発表とされている情報もあります。
Q5:2026年に夏季オリンピックは開催されますか?
A5:2026年は夏季オリンピックの開催年ではありません。夏季大会は4年周期で開催され、パリ2024の次はロサンゼルス2028です。
2026年11月時点で、夏季オリンピックの日程と結果を振り返るうえで重要なのは、パリ2024の確定した競技結果と、LA28の具体化が進む競技スケジュールの2つです。
パリ2024では、日本代表が金20・銀12・銅13の合計45個のメダルを獲得しました。金メダル数で世界3位という成績は、海外開催の夏季大会における日本の実績としても大きな意味を持ちます。
次回のロサンゼルス2028は、2028年7月14日から30日まで開催されます。競技別の詳細日程も公開され、陸上と競泳の実施順の変更、新競技の採用など、見どころが明確になってきました。
今後、観戦予定を立てる人や日本代表の活躍を追いかける人は、次の3点を意識すると情報を整理しやすくなります。
1. パリ2024の過去の結果はJOC・IOCの公式記録で確認する。
2. LA28の競技日程はVersion 3.1以降の最新版を確認する。
3. 日本時間への換算や試合開始時刻の変更にも注意する。
オリンピックは開催期間だけでなく、競技ごとの日程やメダル決定日を把握することで、より深く楽しめます。2028年のロサンゼルス大会に向けて、今後発表される追加情報にも注目したいところです。
参照した公式・報道資料
- JOC「パリ2024 大会概要・競技日程・結果」
- JOC「パリ2024 メダル・入賞者一覧」
- パリ2024国別メダルランキング
- IOC「LA28開催日程・競技プログラム」
- LA28「競技スケジュール発表・Version 3.1(2026年6月9日)」