2026年11月6日、読売ジャイアンツの契約更改が動き出した。今オフ最初の注目案件となったのは、育成出身から支配下登録を勝ち取った平山功太内野手、投手として復調の足掛かりをつかんだ花田侑樹投手、捕手と外野の両方に挑戦する坂本達也捕手の3人だ。平山は830万円増の推定年俸1250万円、花田は20万円増の440万円、坂本は現状維持の420万円でそれぞれ契約を更改した。
今回の要点は、3選手の昇給額だけではない。平山は育成から支配下への昇格と1軍での実績、花田は故障を乗り越えた投球回数と安定感、坂本は複数ポジションへの挑戦と実戦経験が評価を考える材料になっている。2026年シーズンの成績、球団の評価、育成選手制度、2027年に向けた支配下登録の可能性まで、11月6日時点の最新情報を整理する。
【2026年11月6日最新】巨人の契約更改で3選手がサイン!年俸はいくらになった?

2026年11月6日に報じられた巨人の契約更改では、平山功太、花田侑樹、坂本達也の3選手が交渉を終えた。
まず押さえておきたいのは、今回の契約更改が単純な成績順の昇給ではないことだ。平山は1軍での出場実績、花田はファームでの投球内容と稼働率、坂本は育成選手としての成長過程が、それぞれ異なる評価材料になっている。
平山功太は830万円増の1250万円で契約更改平山功太内野手は、今季の推定年俸420万円から830万円増の推定1250万円でサインした。
日刊スポーツなどの報道によると、平山は契約更改後、球団から「今年はよくやってもらえた」と評価されたことを明かしている。
プロ3年目となった2026年は、育成選手としてスタート。しかし、春季キャンプからオープン戦にかけて打撃で存在感を示し、4月5日に支配下登録を勝ち取った。
1軍では40試合に出場。打率.248、3本塁打、11打点、5盗塁を記録し、クライマックスシリーズにも初出場した。
特に注目されたのは、長打力と走力を兼ね備えたプレースタイルだ。来季は1番打者として全試合に出場することを目標に掲げている。
契約更改後には、オーストラリアで行われるウインターリーグへの参加も予定しており、さらなる成長を目指す姿勢を示した。
花田侑樹は20万円増の440万円で更改花田侑樹投手は、推定年俸420万円から20万円増となる440万円で契約を更改した。
高卒5年目となる2026年は、2軍で10試合に登板。3勝4敗、防御率1.99、49回2/3を投げて44奪三振という成績を残した。
花田にとって大きな意味を持つのは、数字だけではない。
2022年に右肘のクリーニング手術を受け、2023年にはトミー・ジョン手術を経験。その後、育成契約となり、実戦復帰と投球能力の再構築に取り組んできた。
2026年は故障なくシーズンを投げ抜けたことが大きな収穫だった。
日刊スポーツの取材では、本人も2軍で約50イニングを投げられたことを成長として振り返っている。
また、3軍で野上亮磨コーチから教わったチェンジアップが、2軍で先発として登板する際の武器になったという。
来季は支配下登録を目指し、キャンプからアピールする考えだ。
坂本達也は420万円で現状維持坂本達也捕手は、推定年俸420万円の現状維持で契約を更改した。
育成2年目となった2026年は、2軍で19試合に出場し、打率.258を記録した。
本職は捕手だが、今季は外野にも挑戦。守備位置を広げながら出場機会を増やすための経験を積んでいる。
本人は、3軍戦で田中将大投手やハワード投手らとバッテリーを組んだことについても、貴重な経験になったと振り返っている。
来季は入団3年目。支配下登録を目指すうえで、捕手としての守備力や投手とのコミュニケーションに加え、外野手としての対応力も課題になる。
11月19日に開幕するオーストラリアのウインターリーグにも参加予定で、実戦経験を積む機会が控えている。
【比較表】平山功太・花田侑樹・坂本達也の契約更改と2026年成績
3選手の契約内容を比較すると、平山と花田は増額、坂本は現状維持という違いがある。
ただし、単純に増額幅だけで評価の優劣を判断するのは適切ではない。それぞれの登録区分や役割、今季の成績を照らし合わせる必要がある。
3選手の契約更改一覧| 比較項目 | 平山功太 | 花田侑樹 | 坂本達也 |
|---|---|---|---|
| ポジション | 内野手 | 投手 | 捕手 |
| 契約更改日 | 11月6日 | 11月6日 | 11月6日 |
| 2026年推定年俸 | 420万円 | 420万円 | 420万円 |
| 2027年推定年俸 | 1250万円 | 440万円 | 420万円 |
| 増減額 | +830万円 | +20万円 | ±0円 |
| 2026年の主な成績 | 1軍40試合、打率.248、3本塁打、11打点、5盗塁 | 2軍10試合、3勝4敗、防御率1.99 | 2軍19試合、打率.258 |
| 登録区分 | 支配下 | 育成 | 育成 |
| 来季の注目点 | 1番打者定着と1軍定着 | 支配下登録と先発力 | 支配下登録と捕手・外野の対応力 |
※年俸はいずれも報道に基づく推定額。2027年の契約金額は出来高などを含まない場合がある。
この比較で最も目立つのは、平山の増額幅だ。420万円から1250万円への変更は約2.98倍に相当する。
一方、花田の20万円増は、投球回数や防御率、故障なくシーズンを過ごしたことが評価材料になったと考えられる。
坂本の現状維持は、育成選手として引き続き成長を求められる段階にあることを示す。捕手と外野の両面で経験を積むことが、今後の評価を左右しそうだ。
【球団評価を分析】平山功太の大幅増額と花田・坂本の評価が分かれた理由
今回の契約更改で興味深いのは、3選手が同じ420万円からスタートしていた点だ。
それぞれの今季の歩みを比較すると、年俸の変化には異なる背景がある。
平山功太は支配下昇格と1軍での実績が評価材料平山の2026年は、育成選手から支配下選手へと立場を変えたシーズンだった。
オープン戦では育成選手史上初と報じられた2試合連続本塁打を記録。4月5日に支配下登録され、その後は1軍で出場機会を得た。
4月25日にはプロ初本塁打も記録している。
ただし、シーズンが順調だったわけではない。5月23日に左太もも裏の肉離れで離脱し、出場機会を増やすうえで課題も残した。
それでも40試合で3本塁打、5盗塁を記録したことは、長打力と機動力を備えた若手野手としての可能性を示した。
球団からの評価と830万円増という契約内容は、今季の貢献に加え、来季以降の成長への期待も反映されたものとみられる。
花田侑樹は投球回数と故障からの回復がポイント花田の評価を考える際には、過去の故障歴を踏まえる必要がある。
2022年の右肘クリーニング手術、2023年のトミー・ジョン手術を経て、育成選手として再スタートした。
そのため、2026年に49回2/3を投げ、防御率1.99を残したことには大きな意味がある。
特に、先発登板を重ねながら安定した投球を続けられた点は、今後の支配下登録を目指すうえでプラス材料となる。
加えて、チェンジアップという決め球を磨いていることも注目したい。
来季は2軍で結果を出すだけでなく、1軍の打者にも通用する投球をどこまで確立できるかが焦点になる。
坂本達也は複数ポジションへの挑戦が課題坂本は捕手としての経験を積みながら、外野にも挑戦している。
捕手は投手との連携、配球の理解、守備面での安定性など、試合全体に関わる役割を担うポジションだ。
一方、外野への挑戦は、出場機会を増やすための選択肢を広げる意味もある。
2軍での打率.258は今後につながる数字だが、支配下登録を勝ち取るには、打撃だけでなく守備面での明確な強みも必要になる。
今回の現状維持は、これまでの経験を土台に、次の段階へ進むための契約更改と捉えられる。
【育成選手と支配下登録】巨人の年俸が変わる仕組みとは?
巨人の契約更改を理解するうえで欠かせないのが、支配下選手と育成選手の違いだ。
平山、花田、坂本の3人を比較すると、この登録区分が今季の立場や来季の目標を考える要点になる。
支配下選手と育成選手の違い日本プロ野球では、支配下選手として登録できる人数に原則70人の上限が設けられている。
育成選手は、この支配下登録枠とは別の契約区分に属する。育成選手契約は、将来的に支配下選手として登録されることを目指し、球団の指導や育成を受けるための制度だ。
また、支配下選手になったからといって、自動的に1軍の試合に出られるわけではない。実際に公式戦へ出場するには、別途、出場選手登録が必要になる。
つまり、次の3つは区別して考える必要がある。
- 育成契約: 育成選手として球団と契約している状態。
- 支配下登録: 1軍公式戦への出場資格を得られる選手登録。
- 1軍出場選手登録: 実際に公式戦へ出場できる状態。
日本野球機構の公示でも、支配下選手登録と育成選手登録は別々に管理されている。
平山功太は育成から支配下への昇格を実現平山は2023年育成ドラフト7位で巨人に入団した。
2026年4月5日に支配下登録され、背番号69を背負って1軍での出場機会を得た。
今回の830万円増は、育成選手から支配下選手へ立場を変え、1軍でも実績を残した選手の契約更改として注目される。
花田侑樹と坂本達也は支配下登録が次の目標花田と坂本は、今回の契約更改後も育成選手として来季に向けた準備を進める。
花田は先発投手としての安定感、坂本は捕手としての総合力と外野への対応力が課題になる。
育成選手の年俸が増額されたからといって、支配下登録が決まったわけではない。
逆に、現状維持だから支配下登録の可能性がなくなったわけでもない。
球団がどのポジションを補強したいのか、支配下登録枠にどれだけ余裕があるのか、選手自身がどのような成長を見せるのか。こうした複数の要素が昇格判断に関係する。
【2027年俸一覧と歴代ランキング】巨人の主力選手との年俸差は?
今回の3選手の契約更改をきっかけに、読売ジャイアンツの2027年俸一覧や選手別年俸比較にも関心が集まっている。
ただし、2026年11月6日時点で確認できる3選手の金額は、来季の契約更改全体を反映したものではない。
2027年の推定年俸一覧は更新途中現時点で報道された3選手の2027年推定年俸は次のとおりだ。
- 平山功太:1250万円
- 花田侑樹:440万円
- 坂本達也:420万円
今後は主力選手や若手選手の交渉結果が順次報じられるとみられる。
2026年シーズンの年俸と2027年の契約更改後の金額を混同しないことが大切だ。
巨人の高額年俸選手と比較2026年の推定年俸ランキングでは、ライデル・マルティネス投手が12億円、坂本勇人内野手、則本昂大投手、甲斐拓也捕手がそれぞれ3億円といった高額年俸で掲載されている。
そのほか、トレイ・キャベッジ外野手が2億5000万円、戸郷翔征投手が2億4000万円など、主力選手と若手選手の間には大きな年俸差が存在する。
もちろん、外国人選手やベテラン選手と育成出身の若手を単純に金額だけで比較することには限界がある。
契約年数、実績、ポジション、チームへの貢献度など、評価の基準が異なるためだ。
また、プロ野球選手の年俸は球団から一律に公式公開されるデータではなく、報道に基づく推定額が中心となる。
巨人の歴代年俸ランキングを見る際の注意点巨人の歴代年俸ランキングを調べる場合も、各年度の推定額と契約時の報道を区別する必要がある。
特に、次の点は見落としやすい。
- 推定年俸と実際の契約金額は必ずしも一致しない。
- 出来高契約の有無によって実際の受取額は変わる。
- 外国人選手の契約金や複数年契約は比較条件が異なる。
- 同じ選手でも年度によって年俸の集計方法が違う場合がある。
平山の1250万円は、巨人の高額年俸選手と比べればまだ若手の水準だ。しかし、育成契約から支配下登録を経て、わずか1シーズンで大幅増額を勝ち取ったという経緯には大きな意味がある。
【今後の契約更改日程】巨人の交渉状況とオーストラリア遠征に注目
2026年11月6日の契約更改では、オーストラリアのウインターリーグに参加する3選手が交渉を終えた。
この3人は11月9日に出発する予定で、アデレード・ジャイアンツの一員として実戦経験を積む計画だ。
ウインターリーグは11月19日に開幕する予定となっている。
3選手のオーストラリア遠征で注目したいこと平山功太
1番打者としての定着を目指す平山にとって、海外での実戦は打撃フォームの確立やコンディション管理を見直す機会になる。
特に今季は肉離れによる離脱を経験しているため、年間を通して出場できる身体づくりが課題だ。
花田侑樹
花田は自分の投球スタイルを確立することを目標にしている。
防御率1.99というファームでの実績を、より高いレベルの打者に対してどこまで発揮できるかが注目点だ。
坂本達也
坂本は捕手としての能力を伸ばすだけでなく、外野守備にも挑戦する予定だ。
異なる環境での経験を通じて、プレーの幅を広げられるかがポイントになる。
2027年に向けて注目したい契約更改のポイント今後の巨人の契約更改では、次のような選手の動向が焦点になる。
- 2026年に1軍で活躍した若手選手の昇給幅
- 主力投手の成績と年俸の増減
- 出場機会が減ったベテラン選手の契約条件
- 育成選手の契約継続と支配下登録の可能性
- 外国人選手の契約更新や退団の動向
選手ごとの交渉日程や球団全体の更改終了日は、今後の発表によって明らかになる部分も多い。
2027年の年俸一覧を確認するときは、契約更改日、前年の推定年俸、増減額、登録区分をセットで確認すると状況を把握しやすい。
【よくある質問】巨人の契約更改2026に関するFAQ
Q1:巨人の2026年契約更改はいつから始まりましたか?
2026年11月6日に、平山功太、花田侑樹、坂本達也の契約更改が報じられた。今後はほかの選手の交渉結果も順次注目される。
Q2:平山功太の2027年の年俸はいくらですか?
推定1250万円。2026年の推定年俸420万円から830万円増となった。4月の支配下登録と1軍40試合での活躍が評価材料になっている。
Q3:花田侑樹の契約更改後の年俸はいくらですか?
推定440万円。前年の420万円から20万円増となった。2軍で10試合に登板し、防御率1.99を記録した。
Q4:坂本達也の契約更改後の年俸はいくらですか?
推定420万円で現状維持となった。2026年は2軍で19試合に出場し、打率.258を記録。捕手に加えて外野にも挑戦している。
Q5:育成選手でも契約更改で年俸は上がりますか?
上がる。育成選手も球団と契約を結んでおり、シーズン中の成績や成長などを踏まえて年俸が増減する。花田の20万円増がその例だ。ただし、昇給と支配下登録は別の判断となる。
Q6:巨人の2027年俸一覧はすべて発表されていますか?
11月6日時点では、今回報じられた3選手の金額などが確認できる段階であり、全選手の2027年俸が確定したわけではない。主力選手を含む今後の契約更改にも注目したい。
2026年11月6日の巨人の契約更改では、平山功太、花田侑樹、坂本達也の3選手がそれぞれ異なる結果で契約を更改した。
平山は830万円増の1250万円。育成から支配下登録を勝ち取り、1軍40試合で結果を残したことが大幅増額につながった。
花田は20万円増の440万円。故障を乗り越え、2軍で49回2/3を投げて防御率1.99を記録したことが次のステップへの足掛かりとなった。
坂本は420万円の現状維持。捕手と外野の両方に挑戦しながら、支配下登録を目指すシーズンが続く。
今回の契約更改から見えてくるのは、巨人が若手選手に求めるものが一律ではないということだ。1軍で結果を残す力、故障なく年間を戦う力、複数の役割に対応できる能力。それぞれ異なる成長が評価につながっている。
2027年に向けては、オーストラリアでのウインターリーグを経た3選手の変化に加え、主力選手の契約更改や育成選手の支配下昇格が注目される。
巨人の契約更改は、単なる年俸の増減ではなく、翌シーズンのチーム編成と選手の立ち位置を読み解く重要な材料だ。 今後の発表によって更新される2027年俸一覧と、若手選手のさらなる飛躍から目が離せない。