古賀悠斗には、プロ野球の一軍実績だけでなく、侍ジャパンのトップチームに選出された経歴もある。
代表選出は2023年と2024年。いずれも日本代表の捕手として招集され、国際大会を経験している。
2023年アジアプロ野球チャンピオンシップで代表入り2023年10月24日、野球日本代表「侍ジャパン」は、11月開催のカーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023に出場する26選手を発表した。
捕手として選ばれたのは、次の3人だった。
- 古賀悠斗(埼玉西武)
- 坂倉将吾(広島東洋)
- 石橋康太(中日)
古賀はプロ2年目でトップチームに選出されたことになる。
同大会で日本代表は優勝。古賀にとって、プロでの経験を国際舞台につなげる貴重な機会となった。
2024年プレミア12でも日本代表に選出2024年には、WBSCプレミア12の日本代表にも選出された。
大会は日本が準優勝という結果に終わったが、古賀は2年連続でトップチームの代表候補として評価された。
また、古賀には高校時代の2017年U-18日本代表歴もある。
つまり、年代別代表からプロのトップチームまで、日本代表としての経験を積み重ねてきた選手だ。
ただし、代表選出歴と大会での出場機会や個人成績は別の評価軸である。代表歴は国際舞台に招集された実績として捉えるのが正確だ。
侍ジャパン経験が古賀の評価につながる理由捕手は、投手の球種や特徴を理解し、打者の傾向を把握しながら試合を進めるポジションだ。
国際大会では、普段とは異なる打者や投手と対戦する機会があり、異なる環境への対応力も求められる。
古賀が若い時期に複数の代表活動を経験していることは、今後のキャリアを考えるうえでもプラス材料になる。
特に2023年と2024年の代表選出は、国内リーグでの評価に加えて、国際舞台でも捕手としての能力を期待されたことを示す実績だ。
【現在の実力と課題】古賀悠斗は西武の正捕手として定着できるのか

2026年の成績を踏まえると、古賀悠斗は守備力を軸にしながら、打撃面でも成長を示している捕手と評価できる。
特に盗塁阻止率.500と打率.266という組み合わせは注目に値する。
一方、現時点で完成された捕手と評価するには、さらに積み上げたい要素もある。
強みは守備と打撃のバランス古賀の最大の強みは、守備だけに特化していないことだ。
2026年には打率.266、出塁率.352、OPS.724を記録。捕手として守備を担いながら、打撃でもチームに貢献できる可能性を示した。
さらに盗塁阻止率はパ・リーグ1位。
強肩を生かした守備と、前年から改善した打撃を両立できている点は大きい。
捕手は打撃だけで評価されるポジションではない。試合を組み立てる守備面と、打席での貢献を合わせて考える必要がある。
その観点から見ると、2026年の古賀は総合力を高めたシーズンだった。
課題1:打撃成績を年間通じて維持できるか2026年は打率.266まで上昇したものの、出場は91試合だった。
2025年の112試合と比較すると、出場機会は減少している。
捕手は守備負担が大きく、年間を通じて高いパフォーマンスを維持することが難しいポジションだ。
今後は打率.266という数字を一時的な好調で終わらせず、より多くの試合で維持できるかが重要になる。
課題2:長打力をさらに伸ばせるか2025年は7本塁打、2026年は4本塁打だった。
一方で、2026年の長打率は.372と前年の.329から改善している。
この数字からは、単純に本塁打の本数だけで打撃の成長を判断できないことが分かる。
今後は安定した出塁力を維持しながら、二塁打や本塁打を増やせるかがポイントになる。
特に得点圏打率.327という数字を考えると、好機での打撃を継続できれば、攻撃面での存在感はさらに高まる可能性がある。
課題3:強肩以外の守備力も磨けるか捕手の評価は盗塁阻止率だけでは決まらない。
古賀の場合、2026年の盗塁阻止率.500は非常に目立つ実績だが、今後は次の要素も継続して評価される。
- 投手の特徴を理解したリード
- ワンバウンド投球への対応
- 捕球の安定性
- 投手とのコミュニケーション
- 試合展開を読む判断力
2026年は守備率.998という結果も残している。
これらの能力をさらに高めれば、単なる強肩捕手ではなく、投手陣から信頼される総合力の高い捕手として評価されるだろう。
【プロの結論】古賀悠斗の評価は「守備の強み」に「打撃の成長」が加わった段階古賀悠斗を評価する際に重要なのは、打率だけで判断しないことだ。
2026年の実績を整理すると、次のようになる。
- 打撃:打率.266、OPS.724と前年から改善
- 長打:4本塁打で、今後さらなる成長に期待
- 守備:盗塁阻止率.500でパ・リーグ1位
- 安定感:捕手として守備率.998
- 国際経験:2023年と2024年に侍ジャパン選出
古賀は大学時代から強肩を評価され、プロ入り後も守備を武器に出場機会を増やしてきた。
2026年はそこに打撃の改善が加わった点が大きい。
西武の捕手陣において、守備と打撃を両立できる選手として、今後も重要な存在になり得る。
次の段階は、年間を通じた安定した出場と、打撃面での継続的な成長だ。
古賀悠斗に関するよくある質問(FAQ)
Q1:古賀悠斗は何歳ですか?
A1:1999年9月10日生まれで、2026年11月現在は27歳です。埼玉西武ライオンズに所属する右投右打の捕手です。
Q2:古賀悠斗の出身高校と大学はどこですか?
A2:福岡大学附属大濠高校から中央大学へ進学しました。中央大学では硬式野球部の主将を務め、大学4年春にはベストナインを獲得しています。
Q3:古賀悠斗は何位で西武に入団しましたか?
A3:2021年のプロ野球ドラフト会議で、埼玉西武ライオンズから3位指名を受けました。2022年からプロとしてプレーしています。
Q4:古賀悠斗の2026年の打率とOPSはいくつですか?
A4:2026年シーズンは打率.266、4本塁打、27打点、OPS.724です。2025年の打率.228、OPS.634から改善しました。
Q5:古賀悠斗の盗塁阻止率はどれくらいですか?
A5:2026年の盗塁阻止率は.500です。NPB公式のパ・リーグ捕手ランキングで1位を記録しています。
Q6:古賀悠斗は侍ジャパンに選ばれたことがありますか?
A6:あります。2023年のアジアプロ野球チャンピオンシップと、2024年のWBSCプレミア12で日本代表に選出されています。また、高校時代にはU-18日本代表にも選ばれました。
Q7:古賀悠斗の今後の課題は何ですか?
A7:打撃成績を年間を通じて安定させること、長打力をさらに高めること、そして送球以外の守備力も含めて捕手としての総合力を伸ばすことです。
古賀悠斗は、福岡大大濠高校、中央大学を経て、2021年ドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団した捕手だ。
高校時代から強打と送球能力で評価され、大学では主将としてチームをけん引。プロ入り後は一軍で経験を積み、侍ジャパンにも選出された。
2026年シーズンは、打率.266、4本塁打、27打点、OPS.724を記録。さらに盗塁阻止率.500でパ・リーグ1位に立った。
今後の評価を左右するのは、次の3点だ。
1. 強肩を生かした盗塁阻止能力を維持できるか。
2. 打率.266、OPS.724の打撃水準を継続できるか。
3. 年間を通じた出場と捕手としての総合力を高められるか。
古賀悠斗は、守備力を最大の武器としながら、打撃面でも成長を示した27歳の捕手である。
2026年の成績は、これまでの守備型捕手という評価に、打撃でも貢献できる選手という新たな側面を加えた。
西武の捕手陣を支える存在として、今後どこまで成長するのか。次のシーズンも注目したい選手の一人だ。
主な参考資料:日本野球機構(NPB)公式年度別成績・守備成績、埼玉西武ライオンズ公式選手プロフィール・ドラフト資料、中央大学公式広報、野球日本代表「侍ジャパン」公式選手プロフィール、パ・リーグ公式個人成績。