2026年のドジャースは、レギュラーシーズン162試合を100勝62敗、勝率.617で終えた。ナ・リーグ西地区では2位のサンディエゴ・パドレスに9ゲーム差をつけて首位を確保。3位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスは86勝76敗だった。
MLB公式の最終順位によると、ドジャースはチーム得点801、失点600、得失点差プラス201。勝率だけでなく、得点と失点の差から見ても、地区内で安定した戦力を発揮したシーズンだった。
主な地区順位は次のとおり。
- 1位:ロサンゼルス・ドジャース 100勝62敗
- 2位:サンディエゴ・パドレス 91勝71敗
- 3位:アリゾナ・ダイヤモンドバックス 86勝76敗
- 4位:サンフランシスコ・ジャイアンツ 65勝97敗
- 5位:コロラド・ロッキーズ 58勝104敗
レギュラーシーズンの最終戦は、9月27日に行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦だった。ドジャースは5対1で勝利。この勝利によって100勝目を記録し、100勝62敗で公式戦を締めくくった。
最終盤6試合の結果を見ると、シーズンの締めくくり方がよく分かる。
- 9月22日:パドレス戦 7対0で勝利
- 9月23日:パドレス戦 1対5で敗戦
- 9月24日:パドレス戦 2対4で敗戦
- 9月25日:ジャイアンツ戦 2対0で勝利
- 9月26日:ジャイアンツ戦 4対3で勝利
- 9月27日:ジャイアンツ戦 5対1で勝利
パドレスとの3連戦では2敗したものの、その後のジャイアンツ戦で3連勝。最終的には100勝の大台に到達した。
ここで注意したいのが、「最終戦」という言葉の意味だ。9月27日はレギュラーシーズンの最終戦であり、2026年シーズン全体の最終戦は10月15日のブルワーズとのNLCS第4戦である。検索するときは、この2つを区別すると結果を取り違えにくい。
【ポストシーズン全結果】ブレーブスに勝利、ブルワーズには4連敗

100勝を挙げたドジャースは、ポストシーズンでもナ・リーグの頂点を目指した。最初の対戦相手はアトランタ・ブレーブス。NLDS(ナ・リーグ地区シリーズ)を3勝1敗で突破し、NLCS(ナ・リーグ優勝決定シリーズ)に進出した。
ところが、NLCSではミルウォーキー・ブルワーズに苦戦。第1戦から第4戦まで勝利を挙げられず、シリーズ0勝4敗で敗退した。
2026年ドジャースのポストシーズン勝敗一覧地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズの全8試合を整理すると、次のとおりだ。勝敗投手とセーブ投手も併記した。
試合結果・投手記録:MLB公式ポストシーズン記録、各試合のボックススコア。
ブレーブスとのNLDSは3勝1敗で突破10月3日の第1戦を5対3で制したドジャースは、第2戦を2対3で落とした。しかし、第3戦では3対1で勝利。第4戦も4対1で勝ち、シリーズを3勝1敗で終えた。
特に注目されたのは山本由伸の投球だった。MLB公式の試合報道では、第3戦で10奪三振を記録したことが紹介されている。ブレーブスの強力打線を抑え、ドジャースがリーグ優勝決定シリーズに進むうえで大きな役割を果たした。
第4戦ではエドガルド・エンリケスが勝利投手となり、エドウィン・ディアスがセーブを記録。投手陣が試合終盤を締めくくった。
ブルワーズとのNLCSは4連敗で敗退NLCSでは状況が一変した。第1戦は1対2、第2戦は4対7、第3戦は2対6、そして最終戦となった第4戦は4対6。ドジャースは一度もシリーズの流れを引き戻せず、ブルワーズに4連勝を許した。
2025年のNLCSではブルワーズをスイープしていたドジャースにとって、今回は対照的な結果となった。前年の対戦ではドジャースが優位に立ったが、2026年はブルワーズがその借りを返す形でワールドシリーズ進出を決めた。
【10月15日の最終戦を解説】4対6の逆転負け、勝敗を分けた場面
2026年10月15日、ドジャースタジアムで行われたNLCS第4戦。ドジャースはブルワーズを相手に序盤4点を先行したが、最終的には4対6で逆転負けを喫した。
この試合は、序盤のリードを守り切れなかったドジャースと、試合後半に着実に得点を重ねたブルワーズの対照が鮮明になった一戦だった。
イニング別スコア| チーム | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ブルワーズ | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 |
| ドジャース | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
ボックススコアでは、ドジャースが8安打、ブルワーズが5安打。失策はドジャース0、ブルワーズ1だった。安打数ではドジャースが上回ったものの、得点につなげる効率でブルワーズが勝った。
大谷翔平の3ランで4点を先行試合の序盤、ドジャースに勢いをもたらしたのは大谷翔平だった。
2回裏、大谷はブルワーズのダスティン・メイから3ランホームランを放った。この一発でドジャースは4対0とリード。シーズンをつなぐための重要な一戦で、主役が期待に応えるような打撃を見せた。
しかし、ブルワーズは4回に2点を返し、5回にも2点を加えて同点に追いつく。6回にはギャレット・ミッチェルがタナー・スコットから勝ち越しソロホームランを放ち、5対4と逆転した。
さらに9回にはデービッド・ハミルトンがエドウィン・ディアスからソロホームラン。リードを2点に広げ、ドジャースの反撃を封じた。
勝敗投手とセーブ投手この試合の投手記録は次のとおり。
- 勝利投手:ジョジョ・ロメロ(ブルワーズ)
- 敗戦投手:タナー・スコット(ドジャース)
- セーブ:アーロン・アシュビー(ブルワーズ)
試合時間は2時間59分、観客数は49,104人。ドジャースの本拠地で行われた最終戦は、ブルワーズの勝利で幕を閉じた。
MLB公式の試合映像・記録でも、ミッチェルの勝ち越し弾とハミルトンの9回の本塁打が勝敗を決定づけた場面として記録されている。
【大谷翔平の2026年成績】30本塁打を記録、ポストシーズンでは苦戦
2026年のドジャースを語るうえで、大谷翔平の成績は欠かせない。レギュラーシーズンでは打者として30本塁打、投手としても8勝を記録し、二刀流選手として存在感を示した。
レギュラーシーズンの打撃・投手成績| 項目 | 2026年成績 |
|---|---|
| 打率 | .275 |
| 本塁打 | 30本 |
| 打点 | 81 |
| 盗塁 | 11 |
| OPS | .889 |
| 投手成績 | 8勝2敗 |
| 防御率 | 1.79 |
| 投球回 | 85.2回 |
| 奪三振 | 95 |
打撃では30本塁打と81打点を記録。OPSは.889だった。投手としても14試合に先発し、8勝2敗、防御率1.79、95奪三振という数字を残した。
MLB公式の選手成績には、打撃と投球の両方が掲載されており、2026年も大谷がチームの攻撃と投手力の両面に関わったことが分かる。
ポストシーズンでは打率1割台一方、ポストシーズンではレギュラーシーズンほどの成績を残せなかった。
2026年のポストシーズン打撃成績は、26打数5安打、打率.192、1本塁打、3打点、1盗塁、OPS.631。NLCS第4戦で放った3ランは印象的だったものの、シリーズ全体を通して安定した打撃を続けることは難しかった。
MLB公式の報道によれば、大谷は2026年シーズン中に身体的なコンディションの問題を抱えており、ポストシーズンでもその影響が残っていた。最終戦では本塁打を放った一方、7回裏の好機では空振り三振に倒れ、同点のチャンスを逃した。
10月15日の最終打席成績は4打数1安打、1本塁打、3打点、3三振。個人としては一発で存在感を示したものの、チームを勝利に導くには至らなかった。
【プロの敗因分析】100勝チームがNLCSで勝てなかった理由
100勝62敗の地区王者が、なぜNLCSで4連敗したのか。最終戦だけを見るとブルワーズの逆転劇が印象に残るが、シリーズ全体を振り返ると、打線と先発投手陣の両方に課題が表れていた。
1. 先発投手陣が本来の力を発揮できなかったMLB公式のシリーズ総括によると、ドジャースの先発投手陣はNLCSの4試合で合計18イニングを投げ、13自責点を許した。防御率に換算すると6.50となる。
レギュラーシーズンで100勝を支えた投手陣が、ブルワーズとの対戦では十分な長いイニングを投げられなかった。タリク・スクーバル、山本由伸、ブレイク・スネルらが登板したものの、ブルワーズ打線に攻略される場面が続いた。
特に山本は第2戦で2回2/3という短い投球回で降板。スネルも第3戦で本塁打を許し、先発陣の優位性を生かせなかった。
2. 打線が得点機会を生かし切れなかったドジャースはNLCSの4試合すべてで敗れた。第4戦では8安打を記録しながら4得点にとどまり、序盤の4点以降は最後まで得点できなかった。
第7回にはアンディ・パヘスが二塁打で出塁し、三塁まで進んだ。同点の走者が三塁にいる状況で大谷に打席が回ったが、空振り三振。その後のムーキー・ベッツもゴロに倒れ、得点できなかった。
大谷の本塁打だけではなく、得点圏で複数の打者がつなげるかどうかが、短期決戦では大きく影響する。ブルワーズはこの部分でドジャースを上回った。
3. ブルペンも終盤の失点を防げなかった第4戦では、タナー・スコットが6回にミッチェルの勝ち越し本塁打を許した。さらに9回にはディアスがハミルトンにソロ本塁打を浴びた。
レギュラーシーズンで積み上げた勝利数が多くても、短期決戦では終盤の1失点がシリーズ全体の行方を左右する。ブルワーズはリードを奪った後、救援陣がドジャースの反撃を抑え続けた。
MLB公式のシリーズ分析でも、ドジャースの先発陣が崩れたこと、ブルペンが重要な場面で失点したこと、打線が好機を生かせなかったことが敗退の要因として挙げられている。
【プロの結論】レギュラーシーズンの勝利数と短期決戦の強さは別物2026年のドジャースは、100勝という優れた成績を残しながら、最後はNLCSでスイープされた。この結果が示すのは、レギュラーシーズンの総合力とポストシーズンでの勝負強さは必ずしも一致しないということだ。
162試合では選手層の厚さ、長期的な先発ローテーション、打線の安定性が重要になる。一方、短期決戦では先発投手が試合を作れるか、得点圏で一本が出るか、救援投手がリードを守れるかという要素が一層大きくなる。
2026年のドジャースを評価するときは、100勝62敗という数字だけで判断するのではなく、NLDSとNLCSでの投手成績や得点機会の使い方まで確認する必要がある。
【ドジャースの試合結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ドジャースの2026年最終戦の結果は?
2026年10月15日のブルワーズとのNLCS第4戦で、ドジャースは4対6で敗れた。この敗戦によってシリーズ0勝4敗となり、2026年シーズンが終了した。
Q2:ドジャースの2026年レギュラーシーズンの成績は?
100勝62敗、勝率.617でナ・リーグ西地区1位。2位のパドレスには9ゲーム差をつけた。
Q3:ドジャースは2026年のポストシーズンでどこまで進んだ?
ブレーブスとのNLDSを3勝1敗で突破し、NLCSに進出した。しかし、ブルワーズに4連敗し、リーグ優勝決定シリーズで敗退した。
Q4:大谷翔平の2026年シーズンの成績は?
レギュラーシーズンは打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁。投手としては8勝2敗、防御率1.79だった。ポストシーズンの打撃成績は打率.192、1本塁打、3打点だった。
Q5:10月15日のブルワーズ戦で勝利投手になったのは誰?
ブルワーズのジョジョ・ロメロが勝利投手、ドジャースのタナー・スコットが敗戦投手となった。セーブはアーロン・アシュビーが記録した。
2026年のドジャースは、レギュラーシーズンで100勝62敗を記録し、ナ・リーグ西地区の首位に立った。大谷翔平も30本塁打と投手8勝を記録し、チームの躍進を支えた。
ポストシーズンではブレーブスを3勝1敗で退けたものの、ブルワーズとのNLCSでは4連敗。10月15日の最終戦も4対6で敗れ、ワールドシリーズ進出は実現しなかった。
2026年の最終成績を確認するときに押さえておきたい数字は、次の3つだ。
- 100勝62敗: レギュラーシーズンの最終成績
- 3勝1敗: ブレーブスとのNLDSの結果
- 0勝4敗: ブルワーズとのNLCSの結果
100勝を挙げたチームでも、短期決戦では投手陣の状態や打線の勝負強さによって結果が変わる。2026年のドジャースは、その厳しさを象徴するシーズンとなった。今季の成績を振り返る際には、レギュラーシーズンの順位だけでなく、10月15日の最終戦までの過程も合わせて確認したい。