2026年に2022年の高校野球を振り返ると、春の第94回選抜高等学校野球大会では大阪桐蔭が近江を破り、夏の第104回全国高等学校野球選手権大会では仙台育英が下関国際を下して初優勝を飾りました。春は32校、夏は49校が出場し、それぞれ異なる組み合わせで甲子園の頂点を争っています。
2022年の高校野球組み合わせを確認する際に押さえたいのは、春のセンバツと夏の選手権を分けて見ることです。春の大阪桐蔭・近江の決勝と、夏の仙台育英・下関国際の決勝は別の大会です。日本高等学校野球連盟の大会記録や各試合の結果をもとに、抽選会から出場校、準々決勝・準決勝、優勝までの流れを整理します。
【まず結論】高校野球組み合わせ2022の春夏大会と優勝校

2022年の甲子園では、春と夏で異なる2校が全国制覇を成し遂げました。
春の第94回センバツ
- 出場校:32校
- 開催期間:2022年3月19日~3月31日
- 優勝:大阪桐蔭(大阪)
- 準優勝:近江(滋賀)
- 決勝スコア:大阪桐蔭18-1近江
夏の第104回選手権
- 出場校:49校
- 開催期間:2022年8月6日~8月22日
- 優勝:仙台育英(宮城)
- 準優勝:下関国際(山口)
- 決勝スコア:仙台育英8-1下関国際
特に夏の大会では、仙台育英が東北勢として初めて夏の甲子園を制覇しました。長年待ち望まれた優勝旗の「白河の関越え」が実現した大会としても記憶されています。
春夏の大会を比較| 比較項目 | 春・第94回センバツ | 夏・第104回選手権 |
|---|---|---|
| 出場校 | 32校 | 49校 |
| 開幕日 | 3月19日 | 8月6日 |
| 決勝日 | 3月31日 | 8月22日 |
| 優勝校 | 大阪桐蔭 | 仙台育英 |
| 準優勝校 | 近江 | 下関国際 |
| 決勝スコア | 18-1 | 8-1 |
| 注目の出来事 | 近江の代替出場と準優勝 | 東北勢初の夏の全国制覇 |
【春のセンバツ】第94回大会の組み合わせ・日程と出場校32校
2022年春のセンバツは、3月19日から31日まで阪神甲子園球場で開催されました。
第94回選抜高等学校野球大会の組み合わせ抽選会は3月4日に実施。出場32校の対戦カードが決まり、浦和学院と大分舞鶴の開幕カードをはじめ、各ブロックの勝ち上がりが注目されました。
春の大会日程| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 1月28日 | 出場校発表 |
| 3月4日 | 組み合わせ抽選会 |
| 3月18日 | 開幕予定日・雨天順延 |
| 3月19日 | 開幕・1回戦 |
| 3月28日 | 準々決勝 |
| 3月30日 | 準決勝 |
| 3月31日 | 決勝 |
当初は3月18日の開幕を予定していましたが、悪天候によって開会式と初日の試合が翌19日に順延されました。その後も天候の影響を受け、決勝は3月31日に実施されています。
甲子園2022春の出場校一覧春の32校は、一般選考による29校と21世紀枠の3校で構成されました。
北海道
- クラーク国際
東北
- 花巻東(岩手)
- 聖光学院(福島)
関東
- 明秀日立(茨城)
- 浦和学院(埼玉)
- 木更津総合(千葉)
- 山梨学院(山梨)
東京
- 二松学舎大付
- 国学院久我山
東海
- 日大三島(静岡)
- 大垣日大(岐阜)
北信越
- 星稜(石川)
- 敦賀気比(福井)
近畿
- 近江(滋賀)
- 金光大阪(大阪)
- 大阪桐蔭(大阪)
- 東洋大姫路(兵庫)
- 天理(奈良)
- 和歌山東(和歌山)
- 市和歌山(和歌山)
中国・四国
- 倉敷工(岡山)
- 広陵(広島)
- 広島商(広島)
- 鳴門(徳島)
- 高知(高知)
九州
- 九州国際大付(福岡)
- 有田工(佐賀)
- 長崎日大(長崎)
- 大島(鹿児島)
21世紀枠
- 只見(福島)
- 丹生(福井)
- 大分舞鶴(大分)
2022年春の組み合わせを理解するうえで欠かせないのが、近江の出場経緯です。
当初、京都国際が近畿地区の代表として選ばれていました。しかし、大会直前に新型コロナウイルスの集団感染が確認され、出場を辞退。代わって近畿地区の補欠1位校だった近江が出場することになりました。
近江は急きょ出場が決まったにもかかわらず、エース山田陽翔を中心に勝ち上がり、最終的には決勝進出を果たします。
また、大会中には広島商も新型コロナウイルスの影響で2回戦を辞退しました。対戦相手だった大阪桐蔭は不戦勝となり、準々決勝へ進出しています。
この大会では、降雨などで中断した試合を翌日以降に再開する「継続試合」の制度も導入されました。大会運営の面でも、2022年は重要な転換点となった大会です。
【夏の甲子園】第104回大会の組み合わせ・日程と出場校49校
2022年夏の甲子園は、第104回全国高等学校野球選手権大会として8月6日から22日まで開催されました。
出場したのは49校。北海道から2校、東京都から2校、その他の府県から各1校が代表として出場する方式です。
組み合わせ抽選会は8月3日、大阪市北区のフェスティバルホールで行われました。
夏の組み合わせ抽選会と開幕カード抽選会で決定した開幕戦は、日大三島と国学院栃木の対戦でした。
そのほか、開幕から注目カードが並びました。
2022年8月6日・第1日
- 日大三島(静岡)-国学院栃木(栃木)
- 明豊(大分)-樹徳(群馬)
- 京都国際(京都)-一関学院(岩手)
2022年8月7日・第2日
- 八戸学院光星(青森)-創志学園(岡山)
- 愛工大名電(愛知)-星稜(石川)
- 鶴岡東(山形)-盈進(広島)
- 近江(滋賀)-鳴門(徳島)
春の大会で活躍した近江や大阪桐蔭、東北地区の強豪である仙台育英、聖光学院などがどこまで勝ち進むかも大きな見どころでした。
甲子園2022夏の出場校一覧49校2022年夏の代表49校を地域別にまとめました。
北海道・東北
- 旭川大高(北北海道)
- 札幌大谷(南北海道)
- 八戸学院光星(青森)
- 一関学院(岩手)
- 能代松陽(秋田)
- 鶴岡東(山形)
- 仙台育英(宮城)
- 聖光学院(福島)
関東
- 明秀日立(茨城)
- 国学院栃木(栃木)
- 樹徳(群馬)
- 聖望学園(埼玉)
- 市船橋(千葉)
- 二松学舎大付(東東京)
- 日大三(西東京)
- 横浜(神奈川)
- 山梨学院(山梨)
東海
- 日大三島(静岡)
- 愛工大名電(愛知)
- 県岐阜商(岐阜)
- 三重(三重)
北信越
- 日本文理(新潟)
- 佐久長聖(長野)
- 高岡商(富山)
- 星稜(石川)
- 敦賀気比(福井)
近畿
- 近江(滋賀)
- 京都国際(京都)
- 大阪桐蔭(大阪)
- 社(兵庫)
- 天理(奈良)
- 智弁和歌山(和歌山)
中国
- 創志学園(岡山)
- 盈進(広島)
- 鳥取商(鳥取)
- 浜田(島根)
- 下関国際(山口)
四国
- 高松商(香川)
- 鳴門(徳島)
- 帝京五(愛媛)
- 明徳義塾(高知)
九州
- 九州国際大付(福岡)
- 有田工(佐賀)
- 海星(長崎)
- 明豊(大分)
- 九州学院(熊本)
- 富島(宮崎)
- 鹿児島実(鹿児島)
- 興南(沖縄)
2022年夏は、札幌大谷、明秀日立、社、帝京五の4校が初出場を果たしました。
特筆すべきなのは、4校すべてが春のセンバツ出場経験を持っていたことです。春夏を通じて初めて甲子園に出場する学校がなかったという点でも、特徴的な大会でした。
また、県岐阜商は30回目の出場を果たし、長い歴史を持つ伝統校として注目を集めました。
夏の大会では、抽選会前に新型コロナウイルスの集団感染が確認された九州学院、有田工、帝京五、浜田の4校について、初戦の日程を第8日に変更する対応も行われています。
【準々決勝・準決勝・決勝】2022年春夏の勝ち上がりと全結果
2022年の高校野球で特に注目されたのは、春の大阪桐蔭と近江、夏の仙台育英と下関国際の勝ち上がりです。
ここでは、トーナメントの終盤にあたる準々決勝から決勝までを整理します。
春の第94回センバツ・準々決勝| 対戦カード | 結果 |
|---|---|
| 浦和学院-九州国際大付 | 6-3 |
| 近江-金光大阪 | 6-1 |
| 国学院久我山-星稜 | 4-2 |
| 大阪桐蔭-市和歌山 | 17-0 |
大阪桐蔭は市和歌山を17-0で下し、圧倒的な攻撃力を示しました。
一方、近江も金光大阪を6-1で破り、準決勝に進出。代替出場校という立場から、優勝候補の一角へと存在感を高めていきました。
春の準決勝・決勝準決勝
- 大阪桐蔭 13-4 国学院久我山
- 近江 5-2 浦和学院(延長11回)
大阪桐蔭は国学院久我山を13-4で下しました。近江と浦和学院の試合は延長11回までもつれ込み、近江が5-2で勝利しています。
そして迎えた3月31日の決勝。
大阪桐蔭 18-1 近江
大阪桐蔭は序盤から得点を重ね、5回までに6点を獲得。さらに6回と7回に4点ずつを加え、8回にも4点を奪いました。
最終的なスコアは18-1。大阪桐蔭が4年ぶり4度目のセンバツ優勝を達成しました。
この試合では松尾汐恩、田井志門、海老根優大、谷口勇人が本塁打を記録。大阪桐蔭の打線の厚みを象徴する決勝戦となりました。
夏の第104回選手権・準々決勝夏の甲子園では、準々決勝で大阪桐蔭が敗れるという大きな波乱が起きました。
| 対戦カード | 結果 |
|---|---|
| 仙台育英-愛工大名電 | 6-2 |
| 近江-高松商 | 7-6 |
| 下関国際-大阪桐蔭 | 5-4 |
| 聖光学院-九州学院 | 10-5 |
特に注目されたのは、下関国際と大阪桐蔭の一戦です。
春の王者である大阪桐蔭は、夏も優勝候補として期待されていました。しかし、下関国際が終盤に勝ち越し、5-4で勝利。大阪桐蔭の夏の連覇への道を阻みました。
近江と高松商の試合も7-6という接戦となり、最後まで勝敗の行方が分からない展開でした。
夏の準決勝・決勝準決勝
- 仙台育英 18-4 聖光学院
- 下関国際 8-2 近江
仙台育英は東北勢同士の対決となった聖光学院戦で18得点を挙げ、決勝に進出しました。
もう一方の準決勝では、下関国際が近江を8-2で破りました。春のセンバツ準優勝校だった近江は、夏もベスト4まで進みましたが、決勝進出には届きませんでした。
2022年8月22日・決勝
仙台育英 8-1 下関国際
仙台育英は4回に先制し、5回にも追加点を獲得。7回には一挙5点を奪い、試合を決定づけました。
決勝では岩崎生選手の満塁本塁打も飛び出し、8-1で下関国際を破りました。
仙台育英は夏の甲子園で初優勝。東北勢としても夏の全国制覇は初めてで、優勝旗が初めて「白河の関」を越える歴史的な瞬間となりました。
仙台育英の夏の勝ち上がり一覧| 回戦 | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|
| 2回戦 | 鳥取商 | 10-0 |
| 3回戦 | 明秀日立 | 5-4 |
| 準々決勝 | 愛工大名電 | 6-2 |
| 準決勝 | 聖光学院 | 18-4 |
| 決勝 | 下関国際 | 8-1 |
仙台育英は5試合を勝ち抜いて優勝しました。
特に3回戦の明秀日立戦は5-4の接戦でしたが、そこを乗り越えた後は準々決勝、準決勝と勝ち進み、決勝でも力強い試合運びを見せました。
大阪桐蔭の春夏の成績を比較| 大会 | 最終成績 | 注目試合 |
|---|---|---|
| 2022年春 | 優勝 | 近江との決勝18-1 |
| 2022年夏 | ベスト8 | 下関国際に4-5で敗退 |
春に圧倒的な強さで優勝した大阪桐蔭が、夏には準々決勝で姿を消したことも、2022年の高校野球を象徴する出来事です。
【組み合わせ抽選会とトーナメント表】2022年の見方と間違えやすいポイント
高校野球の組み合わせを調べる際には、大会名だけでなく、開催時期と回数も確認する必要があります。
2022年は春と夏の大会で出場校数も優勝校も異なるため、検索結果によって情報が混在することがあります。
春と夏の抽選会はいつ行われた?- 春の第94回センバツ:2022年3月4日
- 夏の第104回選手権:2022年8月3日
春の抽選会はオンライン形式で実施されました。一方、夏は大阪市北区のフェスティバルホールで開催されています。
よくある3つの勘違い1. 大阪桐蔭と近江の決勝は夏ではなく春
大阪桐蔭と近江が決勝で対戦したのは、2022年春のセンバツです。大阪桐蔭が18-1で勝利しています。
夏の大会では、近江は準決勝で下関国際に2-8で敗れました。
2. 仙台育英と下関国際の決勝は夏
2022年8月22日に行われた夏の決勝は、仙台育英と下関国際の対戦です。仙台育英が8-1で勝利しました。
3. 春の32校に京都国際は含まれない
京都国際は当初の出場予定校でしたが、大会直前の辞退により近江が代替出場しました。実際に大会に参加した32校を確認するときは、この変更を反映する必要があります。
2022年の大会記録を調べるときの判断基準過去のトーナメント表を確認するなら、次の順番で情報を照合すると混乱しません。
1. 春か夏かを確認する。
2. 第94回か第104回かを確認する。
3. 出場校数が32校か49校かを確認する。
4. 組み合わせ抽選会の日付を確認する。
5. 準々決勝以降の対戦カードと最終スコアを確認する。
特に、出場校一覧と実際の試合結果は区別して確認することが大切です。大会直前の辞退や日程変更がある場合、当初の組み合わせ情報だけでは実際の勝ち上がりを正しく把握できません。
【高校野球組み合わせ2022】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2022年春のセンバツで優勝した高校はどこですか?
A1:大阪桐蔭です。2022年3月31日の決勝で近江を18-1で破り、4年ぶり4度目の優勝を果たしました。
Q2:2022年夏の甲子園で優勝した高校はどこですか?
A2:宮城県代表の仙台育英です。8月22日の決勝で山口県代表の下関国際を8-1で破りました。夏の甲子園では初優勝であり、東北勢初の全国制覇となりました。
Q3:2022年の春と夏の甲子園はそれぞれ何校が出場しましたか?
A3:春の第94回センバツは32校、夏の第104回選手権は49校です。
Q4:大阪桐蔭と近江が対戦した2022年の決勝はいつですか?
A4:2022年3月31日です。春のセンバツ決勝で大阪桐蔭が18-1で近江に勝利しました。夏の決勝ではありません。
Q5:2022年夏の甲子園の準決勝カードは何でしたか?
A5:仙台育英対聖光学院、下関国際対近江の2試合です。仙台育英が18-4、下関国際が8-2でそれぞれ勝利し、決勝へ進みました。
Q6:2022年春のセンバツで近江が出場した理由は何ですか?
A6:当初出場予定だった京都国際が、新型コロナウイルスの集団感染により出場を辞退したためです。近畿地区の補欠1位だった近江が代わって出場しました。
2022年の高校野球組み合わせを振り返ると、春と夏で異なるドラマが生まれたことが分かります。
春の第94回センバツは32校が出場し、大阪桐蔭が近江を18-1で破って優勝。夏の第104回選手権は49校が出場し、仙台育英が下関国際を8-1で下して初優勝を飾りました。
特に夏の仙台育英の優勝は、東北勢にとって初めての夏の甲子園制覇という歴史的な意味を持ちます。一方、春の近江の準優勝と夏のベスト4も、2022年の大会を語るうえで欠かせない記録です。
2026年に過去の大会を調べる場合は、次の2点を覚えておくと便利です。
- 春の甲子園:大阪桐蔭が近江を破って優勝
- 夏の甲子園:仙台育英が下関国際を破って優勝
大会回数、出場校数、抽選会の日付、決勝カードを照らし合わせれば、2022年の春夏それぞれのトーナメントと勝ち上がりを正確に把握できます。