2026年のスペイン・スーパーカップ(Supercopa de España)は、1月7日から11日にかけてサウジアラビアのジッダで開催された。決勝ではFCバルセロナがレアル・マドリードを3-2で撃破。ラフィーニャの2ゴールを含む激戦を制し、大会2連覇と通算16回目の優勝を達成した。
今大会にはバルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、アスレティック・クルブの4クラブが出場。準決勝ではバルセロナがアスレティック・クルブに5-0で圧勝し、レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードとのダービーを2-1で制して決勝に進んだ。スペインサッカー連盟(RFEF)の公式記録によると、バルセロナは歴代最多優勝記録も16回に更新している。
【2026年最新結果】スペイン・スーパーカップはバルセロナが3-2で連覇!

2026年大会の最大のニュースは、バルセロナが宿敵レアル・マドリードとの決勝を制し、タイトルを守ったことだ。
1月11日に行われた決勝は、スペインを代表する2大クラブによるエル・クラシコ。両チームは序盤から激しい攻防を繰り広げ、前半だけで4ゴールが生まれる展開となった。
試合を動かしたのはバルセロナのラフィーニャだった。
前半36分、フェルミン・ロペスのボール奪取から攻撃につなげ、ラフィーニャが先制点を記録。しかし、レアル・マドリードも前半アディショナルタイムにヴィニシウス・ジュニオールのゴールで同点に追いついた。
その直後、ペドリのパスを受けたロベルト・レヴァンドフスキがゴールを決め、バルセロナが再びリード。さらにレアル・マドリードのゴンサロ・ガルシアが前半最後の局面で同点弾を決め、2-2でハーフタイムを迎えた。
後半73分、再びラフィーニャが勝負を決めるゴールを記録。シュートが相手DFラウル・アセンシオに当たってコースが変わり、ティボー・クルトワの守るゴールに吸い込まれた。
終盤にはバルセロナのフレンキー・デ・ヨングが90分過ぎに退場となり、チームは数的不利に陥った。それでも最後までリードを守り、3-2で勝利した。
RFEFの公式試合記録では、決勝の観客数は60,326人。ラフィーニャは2得点を挙げ、2年連続で決勝のMVPに選ばれた。
この優勝には、単なる1大会のタイトル獲得以上の意味がある。
バルセロナは2025年大会に続いて連覇を達成。RFEFによれば、スペイン・スーパーカップで同一クラブが連続優勝するのは15年ぶりだった。
加えて、バルセロナは通算16回目の優勝を記録。2位レアル・マドリードとの差を3タイトルに広げた。
【大会日程・開催地】2026年は1月7日からジッダで開催
2026年のスペイン・スーパーカップは、サウジアラビア西部の都市ジッダ(ジェッダ)で開催された。
試合会場は、キング・アブドゥッラー・スポーツシティ内のアルインマ・スタジアム(Alinma Stadium)。スペイン国外で開催される大会として、世界各国のサッカーファンから注目を集めた。
RFEFが2025年10月に発表した公式日程では、準決勝2試合と決勝の計3試合が設定され、すべてスペイン時間20時にキックオフする予定となっていた。
2026年の試合スケジュール| ラウンド | 開催日 | 対戦カード |
|---|---|---|
| 準決勝第1試合 | 1月7日 | バルセロナ対アスレティック・クルブ |
| 準決勝第2試合 | 1月8日 | アトレティコ対レアル・マドリード |
| 決勝 | 1月11日 | バルセロナ対レアル・マドリード |
開催地のジッダは、サウジアラビアの主要都市の一つで、国際的なスポーツイベントの開催地としても知られる。
2026年大会は同市で行われたが、次回大会の開催地は変更される。
RFEFは2026年9月17日、2027年大会をトルコのイスタンブールで開催すると発表した。準決勝は2027年2月2日と3日、決勝は2月6日の予定で、バルセロナ、レアル・マドリード、レアル・ソシエダ、アトレティコ・マドリードの4クラブが出場する。
つまり、2026年のジッダ開催と2027年のイスタンブール開催は、別々の大会として区別する必要がある。
【出場4クラブ】バルセロナ・レアル・マドリードなど強豪が集結
2026年大会には、スペインサッカー界を代表する4クラブが出場した。
- FCバルセロナ
- レアル・マドリード
- アトレティコ・マドリード
- アスレティック・クルブ
注目したいのは、単純にリーグ上位4クラブを集めた大会ではないという点だ。
スペイン・スーパーカップの出場枠は、基本的に前シーズンのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝進出2クラブと、ラ・リーガの1位・2位のクラブによって構成される。
ただし、国王杯決勝進出クラブがリーグ上位にも入った場合、重複する枠はリーグの次順位クラブに与えられる。
2026年大会では、バルセロナとレアル・マドリードがリーグと国王杯の両方で出場資格を重ねたため、アトレティコ・マドリードとアスレティック・クルブが残る出場枠を獲得した。
4クラブの特徴と2026年大会での結果FCバルセロナ
監督はハンジ・フリック。2025年大会の優勝クラブとして連覇を狙った。攻撃力を発揮し、準決勝でアスレティック・クルブを5-0で破ると、決勝でもレアル・マドリードを下して優勝した。
レアル・マドリード
スペインを代表する名門クラブ。準決勝ではアトレティコとのマドリード・ダービーを2-1で制した。決勝でも2度同点に追いついたが、ラフィーニャの決勝点によって惜しくも敗れた。
アトレティコ・マドリード
ディエゴ・シメオネ監督が率いるクラブ。準決勝ではレアル・マドリードに1-2で敗退した。ソルロートが得点を挙げたものの、序盤の失点を最後まで取り返せなかった。
アスレティック・クルブ
バスク地方ビルバオを本拠地とする伝統あるクラブ。過去に3回の優勝経験を持つ。2026年は準決勝でバルセロナと対戦したが、5失点を喫して敗退した。
【全試合結果】準決勝から決勝までのスコアと勝敗を一覧
2026年大会は、3試合すべてが見どころの多い内容となった。
RFEFの公式試合レポートに基づき、準決勝と決勝の結果を整理する。
2026年スペイン・スーパーカップ試合結果出典:スペインサッカー連盟(RFEF)の2026年公式試合記録。
準決勝①:バルセロナ5-0アスレティック・クルブ1月7日の第1試合は、バルセロナが圧倒的な攻撃力を見せつけた。
得点者は次のとおり。
- 22分:フェラン・トーレス
- 30分:フェルミン・ロペス
- 34分:ルーニー・バルジ(Roony Bardghji)
- 38分:ラフィーニャ
- 52分:ラフィーニャ
前半だけで4得点を挙げたバルセロナは、試合の主導権を握り続けた。アスレティック・クルブも反撃を試みたが、バルセロナの守備を崩せず、最終的に5-0で敗れた。
ラフィーニャはこの試合で2得点。決勝に向けても好調を維持する結果となった。
準決勝②:アトレティコ・マドリード1-2レアル・マドリード1月8日の第2試合は、マドリードを本拠地とする2クラブの直接対決となった。
レアル・マドリードは試合開始直後の2分、フェデリコ・バルベルデの強烈なシュートで先制。後半55分にはロドリゴが追加点を決め、2-0とした。
対するアトレティコも諦めず、58分にアレクサンダー・ソルロートが得点。1点差まで迫った。
その後もアトレティコは攻撃を続けたが、ティボー・クルトワの好セーブなどもあり、同点には届かなかった。
最終スコアは1-2。レアル・マドリードが決勝に進出した。
決勝:バルセロナ3-2レアル・マドリード1月11日の決勝は、今大会で最も注目された一戦だ。
得点経過を整理すると、以下のようになる。
| 時間 | 得点者 | スコア |
|---|---|---|
| 36分 | ラフィーニャ | 1-0 |
| 45分+2分 | ヴィニシウス | 1-1 |
| 45分+4分 | レヴァンドフスキ | 2-1 |
| 45分+6分 | ゴンサロ・ガルシア | 2-2 |
| 73分 | ラフィーニャ | 3-2 |
特に注目されたのは、前半アディショナルタイムの連続ゴールだ。
バルセロナが勝ち越したと思えば、レアル・マドリードがすぐさま追いつく。両チームの攻撃力と勝負への執念が表れた展開だった。
そして後半73分、ラフィーニャが再びネットを揺らした。
終盤の退場という逆境を乗り越えたバルセロナが、3-2で勝利。2年連続でレアル・マドリードを決勝で破り、タイトルを獲得した。
【大会方式と歴史】スペイン・スーパーカップはどんな大会?
スペイン・スーパーカップは、スペインサッカー連盟が主催する国内公式大会で、ラ・リーガとコパ・デル・レイの実績を持つクラブが対戦するタイトル争いだ。
大会の起源は1982年。当初はリーグ優勝クラブと国王杯優勝クラブが対戦する方式で始まった。
その後、開催時期や出場条件、試合方式が変更され、2019年には4クラブによるファイナルフォー方式への移行が正式決定。2020年から新方式での大会が始まった。
現在の大会方式はファイナルフォー2026年大会の基本的な仕組みは、次のとおり。
1. 国王杯決勝進出クラブ2チームが出場する。
2. ラ・リーガの上位2クラブが出場する。
3. 出場資格が重複した場合は、リーグの次順位クラブが補充される。
4. 準決勝2試合を行う。
5. 準決勝の勝者が決勝で対戦する。
つまり、優勝までに必要な試合はわずか2試合。リーグ戦のように長期間の安定した成績が求められるわけではなく、短期決戦での完成度が勝敗を大きく左右する。
また、2025/26シーズンのRFEF競技規則では、90分終了時に同点の場合、延長戦を行わずPK戦で勝者を決める方式が採用されている。
このため、試合終盤の交代策や守備の安定性だけでなく、PK戦への準備も重要な要素になる。
1982年から続く大会の歴史歴史を振り返ると、スペイン・スーパーカップは単なるシーズン序盤のタイトル争いから、世界的な注目を集める国際大会へと変化してきた。
主な転換点は以下のとおり。
- 1982年: スペイン・スーパーカップが創設される。
- 1984年: アスレティック・クルブがリーグと国王杯の二冠によって優勝扱いとなる。
- 1986年・1987年: 大会が開催されなかった。
- 1994年: 大会開催時期がシーズン途中からシーズン開始時期へ変更される。
- 2019年: 4クラブによるファイナルフォー方式への変更が決定。
- 2020年: 新しい4クラブ方式による大会が始まる。
- 2026年: バルセロナが通算16回目の優勝を達成。
特に1984年と1989年は、リーグと国王杯の両方を制したクラブに優勝が与えられた記録が残っている。このため、歴代優勝回数には決勝戦を戦わずに獲得したタイトルも含まれる。
【歴代優勝回数ランキング】バルセロナとレアルの差は3回
2026年大会終了時点のスペイン・スーパーカップ歴代優勝回数は、RFEFの公式記録によると次のとおりだ。
| クラブ | 優勝回数 |
|---|---|
| FCバルセロナ | 16回 |
| レアル・マドリード | 13回 |
| アスレティック・クルブ | 3回 |
| デポルティーボ・ラ・コルーニャ | 3回 |
| アトレティコ・マドリード | 2回 |
| バレンシア | 1回 |
| レアル・サラゴサ | 1回 |
| マジョルカ | 1回 |
| セビージャ | 1回 |
| レアル・ソシエダ | 1回 |
バルセロナは、2026年大会の優勝によって通算16回に到達した。
1983年の初優勝以降、1990年代、2000年代、2010年代、2020年代と、各時代でタイトルを獲得してきた。
特に近年は2023年、2025年、2026年と優勝を重ねている。
2025年大会ではレアル・マドリードを5-2で下し、2026年も同じ相手に3-2で勝利。2大会連続でエル・クラシコを制した点も注目に値する。
レアル・マドリード:13回で2位レアル・マドリードは通算13回の優勝を記録している。
バルセロナとの差は3回。スペイン国内の主要タイトルを争う両クラブは、この大会でも歴史的なライバル関係を築いている。
2026年大会では決勝に進出したものの、あと一歩届かなかった。優勝すればバルセロナに2回差まで迫る状況だっただけに、3-2での敗戦は惜しまれる結果となった。
アトレティコとアスレティックにも歴史があるアトレティコ・マドリードは1985年と2014年の2回優勝。
アスレティック・クルブは1984年、2015年、2021年の3回優勝している。
特にアスレティックは、1984年のタイトルが試合を行わずに獲得された記録である点も興味深い。
歴代記録を見ると、スペイン・スーパーカップはバルセロナとレアル・マドリードの2強が優勢でありながら、複数のクラブが歴史に名を残してきた大会だと分かる。
【プロの結論】2026年大会から読み解くスペイン・スーパーカップの見どころ
2026年大会で注目すべきなのは、バルセロナの連覇だけではない。
短期決戦ならではの試合運び、攻撃陣の決定力、そして一発勝負のプレッシャーが、3試合を通して鮮明になった。
特にバルセロナは準決勝で5得点、決勝で3得点を記録。ラフィーニャが両試合で得点し、攻撃の中心として大きな役割を果たした。
一方、レアル・マドリードはアトレティコとの準決勝で勝利し、決勝でも2度追いつく粘りを見せた。結果だけを見れば敗退だが、決勝の内容には次につながる競争力も表れていた。
大会を理解するうえでは、次の3点を押さえておきたい。
1.出場資格と優勝資格は別の話
リーグ戦の成績だけでなく、国王杯の決勝進出も出場条件に関わる。リーグ上位4クラブが必ず出場する大会ではない。
2.準決勝の勝ち方が決勝に直結する
一発勝負のため、準決勝での疲労や選手起用が決勝に影響する。バルセロナのように準決勝で大量得点を挙げ、勢いを維持できるかも見どころだ。
3.歴代優勝回数と大会の実力は同じではない
優勝回数は長期的な実績を測る指標になるが、1試合の勝敗を保証するものではない。2026年大会の決勝も、歴代優勝回数で上回るバルセロナが勝利した一方、レアル・マドリードも最後まで競り合った。
次回2027年大会はイスタンブール開催となり、開催地も出場クラブも新しい組み合わせになる。スペイン国外での大会展開は、競技としての魅力だけでなく、国際的なファン層への訴求という面でも注目される。
【スペイン・スーパーカップに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年のスペイン・スーパーカップで優勝したのはどこ?
バルセロナです。2026年1月11日の決勝でレアル・マドリードを3-2で破り、通算16回目の優勝と2連覇を達成しました。
Q2:2026年の決勝は何対何だった?
バルセロナがレアル・マドリードに3-2で勝利しました。ラフィーニャが2得点、レヴァンドフスキが1得点を記録しています。
Q3:2026年大会の準決勝結果は?
バルセロナがアスレティック・クルブに5-0、レアル・マドリードがアトレティコ・マドリードに2-1で勝利しました。
Q4:スペイン・スーパーカップの出場条件は?
原則として、前シーズンのコパ・デル・レイ決勝進出2クラブと、ラ・リーガの1位・2位が出場します。資格が重複する場合は、リーグの次順位クラブが出場枠を補います。
Q5:スペイン・スーパーカップの歴代最多優勝クラブは?
バルセロナです。2026年大会終了時点で16回の優勝を記録し、13回のレアル・マドリードを上回っています。
Q6:2027年のスペイン・スーパーカップはいつ、どこで開催される?
2027年2月2日と3日に準決勝、2月6日に決勝が予定されています。開催地はトルコのイスタンブールです。
2026年のスペイン・スーパーカップは、バルセロナがレアル・マドリードとの決勝を3-2で制し、2年連続の優勝を果たした大会となった。
準決勝ではバルセロナがアスレティック・クルブを5-0で圧倒し、レアル・マドリードもアトレティコ・マドリードとのダービーを2-1で勝ち抜いた。決勝ではラフィーニャが2得点を記録し、バルセロナに通算16回目のタイトルをもたらした。
歴代優勝回数ではバルセロナが16回、レアル・マドリードが13回。両クラブのライバル関係は、今後も大会の中心的な見どころになるだろう。
また、2027年大会はジッダからイスタンブールへ舞台を移す。開催地の変更や出場クラブの顔ぶれにも注目したい。
2026年大会の最終的な答えは、バルセロナの3-2の勝利、通算16回目の優勝、そして歴代最多記録の更新である。