2026年11月現在、FIFAワールドカップ2026は7月19日に全日程を終え、日本代表の戦いも終了しています。森保一監督率いるSAMURAI BLUEは、グループFでオランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦。その後、決勝トーナメントのラウンド32でブラジルと激突しました。注目されたのは、鈴木彩艶、久保建英、堂安律、上田綺世、前田大然らを中心に、対戦相手に応じて先発メンバーを入れ替えた森保ジャパンの采配です。
特に知っておきたいのは、4試合すべてで同じスタメンが採用されたわけではないこと。オランダ戦からチュニジア戦では4人、チュニジア戦からスウェーデン戦では3人、そしてブラジル戦では再び4人の変更がありました。各試合の公式記録をもとに、日本代表の先発11人、布陣の変化、主力選手の起用理由を整理します。
【2026年最新】ワールドカップ日本代表スタメンはどうなった?4試合の結果を整理

まず押さえておきたいのは、今回取り上げる4試合の大会上の位置づけです。
オランダ、チュニジア、スウェーデンはグループFの対戦相手で、ブラジルはグループステージ終了後の決勝トーナメントで対戦した相手です。ブラジル戦もグループステージの一戦として紹介されることがありますが、正しくはラウンド32に当たります。
日本代表はグループステージを1勝2分け、勝ち点5で終え、グループ2位で決勝トーナメントに進出しました。
| 対戦相手 | 試合日(現地) | 結果 | 大会区分 |
|---|---|---|---|
| オランダ | 6月14日 | 2-2 | グループF第1戦 |
| チュニジア | 6月20日 | 4-0 | グループF第2戦 |
| スウェーデン | 6月25日 | 1-1 | グループF第3戦 |
| ブラジル | 6月29日 | 1-2 | ラウンド32 |
日本時間では、それぞれ6月15日、21日、26日、30日に相当します。海外開催の大会では、現地日付と日本時間の日付が異なるため、試合記録を確認する際には注意が必要です。
オランダ戦:強豪相手に2度追いついた初戦2026年6月14日・現地時間/ダラススタジアム
日本代表の初戦は、グループFの強豪オランダでした。
森保監督は3-4-2-1を採用。GKに鈴木彩艶を起用し、最終ラインには谷口彰悟、渡辺剛、伊藤洋輝を配置しました。
前線では久保建英と前田大然が上田綺世をサポート。堂安律と中村敬斗がウイングバックを務める構成でした。
オランダに先制され、その後も勝ち越しを許しましたが、日本は中村敬斗と鎌田大地のゴールで2度追いつき、2-2の引き分けに持ち込みました。
JFAの試合レポートでは、前田が攻撃だけでなく、オランダのビルドアップの中心だったフレンキー・デ・ヨングへのプレッシングにも関与したことが紹介されています。
単純な攻撃力だけではなく、守備への貢献も考慮した起用だったことが分かります。
チュニジア戦:4人変更で攻撃陣が爆発2026年6月20日・現地時間/モンテレイスタジアム
第2戦では、オランダ戦から先発4人を変更しました。
板倉滉と冨安健洋が守備陣に入り、田中碧と伊東純也も先発に名を連ねました。
特に注目されたのが上田綺世です。1トップとして先発し、前半31分と後半83分にゴールを記録。2得点を挙げる活躍を見せました。
さらに鎌田大地が4分、伊東純也が69分に得点し、日本は4-0で快勝しました。
この試合は、上田の得点力に加えて、鎌田のゲームメーク、伊東の突破力など、複数の攻撃パターンが機能した一戦でした。
スウェーデン戦:決勝トーナメント進出を決めた1-12026年6月25日・現地時間/ダラススタジアム
第3戦のスウェーデン戦では、チュニジア戦から3人を変更しました。
瀬古歩夢、菅原由勢、前田大然が先発。特に瀬古と菅原は今大会初先発でした。
前田が56分にゴールを決めたものの、スウェーデンも62分にアンソニー・エランガの得点で追いつき、試合は1-1で終了。
この引き分けによって、日本はグループ2位でラウンド32への進出を決めました。
JFAの公式レポートによれば、森保監督はこの試合で「その時点で起用可能なベストメンバー」という趣旨の選考を行っています。単純な固定メンバーではなく、試合状況とコンディションを考慮した選択だったことがうかがえます。
ブラジル戦:ラウンド32で4人変更2026年6月29日・現地時間/ヒューストンスタジアム
決勝トーナメント初戦の相手は、5度のワールドカップ優勝経験を持つブラジルでした。
森保監督はスウェーデン戦から4人を変更。冨安健洋、谷口彰彰、伊藤洋輝を中心とする3バックを採用し、佐野海舟と鎌田大地をボランチに配置しました。
前半29分には佐野海舟が先制ゴールを決め、日本がリードして折り返します。
しかし、後半56分にカゼミーロ、90分+5分にガブリエウ・マルティネッリが得点。日本は1-2で逆転負けを喫しました。
ブラジル戦では、相手の攻撃力を考慮した守備重視の構成が特徴でした。先制後は守備ブロックを形成して対応しましたが、後半に相手が攻撃方法を修正すると、日本は自陣に押し込まれる時間が長くなりました。
JFAの公式記録では、この試合が日本のラウンド32敗退となったことも確認できます。
【完全一覧】オランダ・チュニジア・スウェーデン・ブラジル戦の日本代表先発11人
ここでは、検索されることの多い日本代表の先発メンバー一覧を、試合別に整理します。
名前だけでなく、ポジションや役割も合わせて見ることで、森保ジャパンがどのように布陣を変えたのかが分かります。
2026年ワールドカップ試合別スタメン比較表出典:日本サッカー協会の2026年ワールドカップ試合別公式記録・試合レポート。日付は現地時間。
この一覧から分かるのは、森保ジャパンが基本的な3バックの構造を維持しながら、前線と中盤の組み合わせを調整していたことです。
特に上田綺世は4試合すべてで先発。鈴木彩艶も全試合でゴールマウスを守りました。
一方、久保建英や伊東純也、前田大然などの攻撃陣は、対戦相手や試合状況によって起用方法が変わっています。
【スタメン変更の理由】森保一監督はなぜ先発メンバーを入れ替えた?
日本代表のスタメンを比較すると、単純に好調な選手を並べるだけではない、森保監督の選考基準が見えてきます。
大きく分けると、次の4つがポイントです。
1. 対戦相手に合わせた守備の組み立てオランダ戦では、相手のポゼッションと中央からの組み立てに対応する必要がありました。
そのため、前田大然を攻撃的なポジションに置きながら、守備時にはオランダの中盤にプレッシャーをかける役割も担わせています。
一方、ブラジル戦では相手の個人能力と攻撃力を警戒。前半はコンパクトな守備ブロックを形成し、ボールを奪ってから素早く攻撃する方針を取りました。
この違いは、同じ3バックを使っていても、試合ごとに選手の役割が変わることを示しています。
2. 選手のコンディションと負傷への対応チュニジア戦で注目されたのが久保建英の不在です。
久保はオランダ戦で先発しましたが、試合中に左膝を負傷。TBS NEWS DIGの報道によると、チュニジア戦は欠場となりました。
このため、攻撃陣では伊東純也や田中碧らが新たに先発。久保が担っていた攻撃の創造性とは異なる形で、チームの攻撃を組み立てることになりました。
ブラジル戦では久保は控えメンバーに登録されていましたが、先発には選ばれていません。つまり、知名度や過去の実績だけでスタメンが決まっていたわけではありません。
3. 選手層を活用したローテーションチュニジア戦では4人、スウェーデン戦では3人の変更がありました。
ここで重要なのは、変更された選手の中に、単なる控え選手ではなく、異なる戦術的役割を担える選手が含まれていたことです。
例えば、伊東純也はサイドからの突破やスピードを生かせる選手です。一方、田中碧は中盤でボールを動かし、攻守をつなぐ役割を担えます。
前田大然も、相手の最終ラインへのプレッシングや裏への飛び出しを得意とする選手です。
選手交代によって単に体力を温存するのではなく、攻撃の性質そのものを変えられることが、2026年日本代表の特徴でした。
4. 決勝トーナメントでは勝ち上がるための現実的な選択グループステージとノックアウトステージでは、試合の意味が大きく異なります。
グループステージでは勝ち点を積み重ねることが優先されますが、ラウンド32では敗北すれば大会から姿を消します。
ブラジル戦で森保監督が採用した守備的な構成も、こうした試合の性質と無関係ではありません。
ただし、先制した後に守備ブロックが後退し、ブラジルの攻撃を受け続けたことは課題として残りました。
JFAの公式レポートでも、ブラジルが後半に攻撃方法を修正し、日本の守備ブロックを押し下げた展開が詳しく説明されています。
【注目選手5人】鈴木彩艶・久保建英・上田綺世・堂安律・前田大然の起用を分析
2026年日本代表のスタメンを理解するうえで、特に注目したいのが5人の選手です。
鈴木彩艶|GK
4試合すべてで先発した守護神。オランダ戦、チュニジア戦、スウェーデン戦、ブラジル戦とゴールを守り続けました。特にスウェーデン戦では終盤の相手の攻勢に対して好セーブを見せました。
久保建英|攻撃的MF
オランダ戦で先発。中盤と前線をつなぐ役割を担い、中村敬斗の同点ゴールにも関与しました。チュニジア戦は負傷で欠場し、ブラジル戦では控え登録となりました。
上田綺世|FW
4試合すべてで先発した1トップの中心選手。チュニジア戦では2ゴールを記録しました。前線でボールを収める能力とゴール前での決定力が、攻撃の基盤となりました。
堂安律|MF・ウイングバック
4試合連続で先発。攻撃的なポジションだけでなく、ウイングバックとしてもチームを支えました。スウェーデン戦では前田の先制ゴールにつながるパスを供給しました。
前田大然|FW・攻撃的MF
オランダ戦で先発し、チュニジア戦では控えに回りました。スウェーデン戦では再び先発し、56分にゴール。ブラジル戦でも先発し、守備と攻撃の両面で運動量を発揮しました。
鈴木彩艶の4試合連続先発は、今回の日本代表の大きな特徴です。
ゴールキーパーはフィールドプレーヤー以上に、守備陣との連係やポジショニングの共有が重要になります。
特に3バックを採用するチームでは、最終ラインの背後をカバーする能力や、後方からのビルドアップへの参加も求められます。
鈴木が継続して起用されたことは、守備陣の連係を安定させる意味でも大きかったと考えられます。
久保建英はなぜ全試合で先発しなかった?久保はオランダ戦で先発しましたが、左膝の負傷によってチュニジア戦を欠場しました。
その後の試合でも、先発メンバーに名前はありませんでした。
ここで誤解したくないのは、先発から外れたことが、そのまま選手としての評価低下を意味するわけではないという点です。
代表チームでは、負傷からの回復、試合ごとの戦術、交代カードとしての役割など、複数の要素が起用に影響します。
上田綺世は日本代表の攻撃の軸だった?上田は今回の4試合すべてで先発しました。
チュニジア戦では2得点を記録し、1トップとしての存在感を示しています。
また、スウェーデン戦では上田がボールを収め、堂安律につなぎ、そこから前田大然のゴールが生まれました。
単に得点するだけでなく、周囲の選手を生かす役割も担っていたことが分かります。
【歴代ワールドカップ日本代表スタメン】2022年と2026年の違い
日本代表の歴代ワールドカップスタメンを比較すると、選手構成だけでなく、チームとして採用する戦術にも変化が見られます。
参考になるのが、カタール大会の2022年と北中米大会の2026年です。
2022年カタール大会のドイツ戦2022年11月23日のドイツ戦で、日本は4-2-3-1を基本とする布陣を採用しました。
先発メンバーは以下の通りです。
- GK:権田修一
- DF:板倉滉、長友佑都、酒井宏樹、吉田麻也
- MF:遠藤航、田中碧、久保建英、伊東純也、鎌田大地
- FW:前田大然
後半には堂安律と浅野拓磨が途中出場し、2-1の逆転勝利に貢献しました。
当時は4バックを基本としながら、試合途中に3バックへ変更するなど、状況に応じた戦術変更も行われていました。
2026年大会で変わったポイント2026年のオランダ戦では3-4-2-1が基本布陣となりました。
2022年のドイツ戦と比較すると、次のような違いがあります。
| 比較項目 | 2022年ドイツ戦 | 2026年オランダ戦 |
|---|---|---|
| 基本布陣 | 4-2-3-1 | 3-4-2-1 |
| GK | 権田修一 | 鈴木彩艶 |
| 守備の基本形 | 4バック | 3バック |
| 中盤 | ダブルボランチと2列目 | 2ボランチとウイングバック |
| 1トップ | 前田大然 | 上田綺世 |
特に興味深いのは、前田大然の役割です。
2022年には1トップとして先発した試合がありましたが、2026年のオランダ戦では上田綺世の後方でプレッシングを担いました。
同じ選手でも、チームの戦術によって求められる役割が変わっています。
この違いを理解すると、単純に「誰が先発したか」を確認するだけでは見えてこない、日本代表の戦術的な進化を読み取れます。
歴代スタメンを調べるときの注意点「2022年の日本代表スタメン」「2026年の日本代表スタメン」という検索だけでは、正確な先発11人を特定できないことがあります。
同じ大会でも、初戦と最終戦では選手構成が変わるからです。
歴代のスタメンを正しく比較するなら、次の3点をセットで確認することが大切です。
1. 大会名と開催年
2. 対戦相手と試合日
3. 公式記録に掲載された先発11人
予想スタメン、試合直前の発表、試合終了後の公式記録も、それぞれ区別する必要があります。
【プロの結論】2026年森保ジャパンのスタメンから見えた3つの特徴
今回の4試合を分析すると、森保ジャパンのスタメン選考には、明確な特徴がありました。
1. 主力を固定しながら周辺メンバーを入れ替える鈴木彩艶、上田綺世、堂安律は4試合すべてで先発しました。
一方、守備陣や中盤、攻撃的MFの組み合わせは対戦相手によって変化しています。
これはチームの中心となる選手を維持しながら、相手の特徴に応じて周辺のポジションを調整する考え方です。
2. 選手の能力だけでなく役割の相性を重視する前田大然は、単に得点を狙う選手としてだけでなく、相手のビルドアップを妨害する役割でも起用されました。
堂安律も、試合によってウイングバックや攻撃的なポジションを担当しています。
選手の知名度や所属クラブだけで先発を予想すると、こうした役割の変化を見落としやすくなります。
3. 強豪相手には守備の安定性が課題として残ったブラジル戦では、前半に先制するところまで試合を進めました。
しかし後半、相手の攻撃方法の変更に対応しきれず、逆転を許しています。
この試合について、森保監督はJFAの公式レポートに掲載されたコメントで、次のように振り返っています。
「結果としてまだまだ押し切られる部分があり、差があることも事実」
これは、2026年大会の日本代表を評価するうえで重要な言葉です。
攻撃面では強豪国を相手に先制点を奪える力を示しましたが、試合の終盤まで主導権を維持する点には課題が残りました。
【プロの結論】
2026年日本代表のスタメンを見ると、森保監督は固定メンバーだけに依存せず、選手の特性、コンディション、相手の戦術を組み合わせて先発を決定していたことが分かります。
今後の日本代表を評価するときも、先発11人の顔ぶれだけでなく、選手の役割、交代のタイミング、守備時と攻撃時の布陣の違いまで確認が必要です。
【ワールドカップスタメン2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年ワールドカップの日本代表の基本スタメンは?
A1:大会を通じて一つの固定スタメンがあったわけではありません。オランダ戦では鈴木彩艶、谷口彰悟、渡辺剛、伊藤洋輝、久保建英、堂安律、前田大然、中村敬斗、鎌田大地、佐野海舟、上田綺世が先発しました。
Q2:日本代表のGKは誰が先発した?
A2:鈴木彩艶です。オランダ、チュニジア、スウェーデン、ブラジルとの4試合すべてで先発しました。
Q3:久保建英は2026年ワールドカップで先発した?
A3:はい。グループF初戦のオランダ戦で先発しました。その後、左膝の負傷によりチュニジア戦を欠場し、ブラジル戦では控えメンバーに登録されました。
Q4:上田綺世は何試合で先発した?
A4:今回取り上げた4試合すべてで先発しました。チュニジア戦では2得点を記録し、日本の4-0の勝利に大きく貢献しています。
Q5:ブラジル戦はグループステージの試合?
A5:いいえ。ブラジル戦は決勝トーナメントのラウンド32です。日本は佐野海舟のゴールで先制しましたが、最終的に1-2で敗れました。
Q6:2026年大会で日本代表のスタメンは何人変更された?
A6:オランダ戦からチュニジア戦で4人、チュニジア戦からスウェーデン戦で3人、スウェーデン戦からブラジル戦で4人が変更されました。
2026年ワールドカップの日本代表は、オランダ戦で2-2、チュニジア戦で4-0、スウェーデン戦で1-1という結果を残し、グループFを2位で突破しました。
その後のブラジル戦では1-2で敗れ、ラウンド32で大会を終えています。
4試合を通じて、鈴木彩艶と上田綺世は全試合で先発。堂安律も継続して先発に名を連ねました。一方、久保建英、前田大然、伊東純也、田中碧らの起用は、対戦相手やコンディションによって変化しました。
特に注目すべきなのは、森保監督が3バックを軸にしながら、選手の組み合わせと役割を柔軟に調整していた点です。
2026年最新の日本代表スタメンを調べる際には、予想メンバーではなく、JFAやFIFAが公開する試合別の公式記録を確認することが、最も確実な方法です。
歴代のワールドカップ日本代表スタメンと比較する場合も、試合ごとの先発11人と戦術の違いを合わせて見ることで、日本サッカーの進化と森保ジャパンの特徴がより鮮明になります。