2026年の勝みなみは、米国女子ツアーで着実に上位争いを続けている。今季の代表的な結果が、3月26日から29日に開催されたFord Championship presented by Wild Horse Passの3位だ。
大会最終日には7バーディー、ノーボギーの65を記録。通算23アンダーでフィニッシュし、優勝したキム・ヒョージュ、2位のネリー・コルダに続く順位を獲得した。JLPGAの大会結果発表でも、今季初のトップ10入りとして紹介されている。
この3位は、勝が米国女子ツアーで優勝争いに加わる力を持っていることを示す実績だ。TOTOジャパンクラシックでも、初日の68を足掛かりに、さらに上位を狙える位置につけている。
2026年の賞金ランキングとCMEグローブランキング大会前の2026年シーズン集計では、勝は米国女子ツアーの賞金ランキング28位、CMEグローブランキング30位。獲得賞金は1,051,133ドル、CME要点は933.134ポイントとなっている。
CMEグローブは、LPGAツアーの年間ポイントレースだ。各大会の成績に応じてポイントが付与され、最終戦のCMEグループ・ツアー選手権への出場権や年間ランキングに関係する。
今大会は優勝者に500ポイントが与えられる。勝にとっては賞金を積み上げるだけでなく、年間ポイントランキングを押し上げる機会でもある。シーズン終盤の順位争いを考えると、今回の7位タイ発進には大きな意味がある。
【経歴と通算優勝回数】日本女子オープン連覇から米国ツアーへ

勝みなみは1998年7月1日生まれ、鹿児島県鹿児島市出身。8歳からゴルフを始め、鹿児島高校に進学した後、アマチュア時代から国内女子ゴルフ界で注目を集めた。
大きな転機となったのは2014年4月のKKT杯バンテリンレディスオープンだ。当時15歳293日で優勝し、国内女子ツアー史上最年少優勝記録を更新。アマチュア選手による優勝という点でも大きな話題になった。
2017年にプロテストへ一発合格し、2018年には大王製紙エリエールレディスオープンでプロ初優勝。2019年にはパナソニックオープンレディースと中京テレビ・ブリヂストンレディスを制した。
2021年・2022年の日本女子オープン連覇キャリアを代表する実績が、2021年と2022年の日本女子オープン連覇だ。2021年に国内メジャー初優勝を達成し、翌2022年にも同大会を制覇。2年連続で日本女子ゴルフ界の最高峰のタイトルを獲得した。
2022年には楽天スーパーレディースでも優勝。72ホールをノーボギーで回るという女子ツアー史上初の記録も残している。
2023年からは米国女子ツアーに本格参戦。日本で築いた実績を土台に、世界のトップ選手と競う環境へと活動の中心を移した。
勝みなみのツアー通算優勝回数は8勝。この数字には2014年のアマチュア時代の優勝1勝が含まれている。国内メジャーは日本女子オープンの2勝だ。米国女子ツアーでは、2026年11月のTOTOジャパンクラシック時点で初優勝を目指している。
本人の公式プロフィールでも、2021年の日本女子オープン初制覇、2022年の連覇、2023年の米国ツアー本格参戦というキャリアの流れが紹介されている。
【プロの結論】勝みなみの初日68をどう評価するべきか
今回の初日を評価するうえで注目したいのは、単純な4アンダーという数字だけではない。序盤にショットが安定しない時間帯がありながら、途中から修正し、後半を3アンダーでまとめた点だ。
加えて、17番と18番の連続バーディーでラウンドを終えたことも大きい。最終ホールまでスコアを伸ばせる流れを維持できたことは、翌日のプレーに向けた好材料になる。
現地取材に対し、勝は今季の米国女子ツアーで仲間の優勝を祝福する機会が増えたことについて、次のように話している。
「そろそろ自分もかけてほしいなっていう」
仲間の優勝を喜びながらも、自分自身が米ツアー初優勝をつかみたいという率直な気持ちが表れた言葉だ。
同じ取材で、勝は初日の好感触を踏まえ「ちょっと狙っていってもいいかな」と優勝への意欲ものぞかせた。加えて、翌日はバーディーをたくさん獲って楽しいゴルフをしたいという考えも語っている。
この発言と初日の内容を合わせると、2日目に注目すべき要点は次の3つになる。
- ショットの安定性: 初日の序盤に見られた左右へのブレを抑え、スタートからリズムを作れるか。
- バーディーの積み重ね: 後半に見せたような連続バーディーにつながる攻めを再現できるか。
- 首位との差: 2打差を縮め、週末の最終組に近い位置へ進めるか。
勝はすでに日本女子オープン連覇を達成し、2026年には米国女子ツアーのFord Championshipでも3位に入っている。残る大きな目標の一つが、米国女子ツアーでの初優勝だ。
今回のTOTOジャパンクラシックは、日本のファンの前でその目標に挑戦できる舞台でもある。初日の4アンダーは、その挑戦を現実的なものにする好スタートだった。
【勝みなみ速報】よくある質問(FAQ)
Q1:勝みなみのTOTOジャパンクラシック初日の順位は?
A1:2026年11月5日の初日は68(4アンダー)で7位タイ。首位の高橋彩華、山下美夢有、岩井明愛とは2打差でスタートしました。
Q2:勝みなみの2日目のスタート時間は何時?
A2:11月6日(金)午前9時28分、日本時間です。1番ホールから入谷響、ナタリヤ・グゼアと同組でスタートします。
Q3:勝みなみの通算優勝回数は何勝?
A3:ツアー通算8勝です。アマチュア時代の2014年KKT杯バンテリンレディスの優勝1勝を含みます。2021年と2022年には日本女子オープンを連覇しています。
Q4:勝みなみは2026年の米国女子ツアーで優勝している?
A4:2026年11月5日のTOTOジャパンクラシック初日時点では、米国女子ツアー初優勝を目指している状況です。今季はFord Championshipで3位に入り、優勝争いを経験しています。
2026年11月5日のTOTOジャパンクラシック初日、勝みなみは68(-4)で7位タイにつけた。首位とは2打差。前半35、後半33というスコアで、終盤には17番、18番の連続バーディーも記録した。
2日目は11月6日午前9時28分に1番ホールからスタートする。入谷響、ナタリヤ・グゼアとの組み合わせで、まずは首位との差を縮められるかが焦点になる。
2026年のFord Championship3位、米国女子ツアー賞金ランキング28位、CMEグローブランキング30位という実績を持つ勝にとって、今大会はシーズンをさらに充実させる重要なチャンスだ。
日本女子オープン連覇を成し遂げた実力者が、次は米国女子ツアーの頂点に立てるか。第2ラウンド以降も、スコア、ホール別結果、順位変動を追いながら、その戦いに注目したい。
主な情報源:LPGA公式大会情報、JLPGA公式選手プロフィール・大会結果、勝みなみ公式サイト、ゴルフダイジェスト・オンライン、ALBA Net、ゴルフのニュース。成績・順位は2026年11月5日の第1ラウンド終了時点。