ニトリCMからの卒業によって清水伸の活動が止まったわけではない。むしろ、テレビドラマ、映画、配信作品、舞台と幅広いジャンルで仕事を続けている。
清水伸の基本プロフィール- 生年月日:1972年5月20日
- 出身地:新潟県
- 年齢:54歳(2026年11月現在)
- 身長:172cm
- 所属:JFCT
- 特技:落語、ボクシング、アクション、剣殺陣、サッカー、ギター
清水は1990年代から映像作品や舞台で活動してきた俳優だ。所属事務所の出演歴を見ると、NHKの大河ドラマや連続テレビ小説をはじめ、映画、民放ドラマ、海外配信サービスの作品にも出演している。
『地面師たち』では大谷役を担当
(2024年)
清水伸は大谷役で出演。ニトリCMで見せていたコミカルな人物像とは異なるドラマ作品での演技も確認できる。
そのほか、代表的な出演作品には次のようなものがある。
- 1997年:NHK大河ドラマ『毛利元就』
- 2004年:NHK大河ドラマ『新選組!』
- 2018年:NHK連続テレビ小説『半分、青い。』
- 2022年:NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』長沼宗政役
- 2022年:NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』
- 2023年:NHK連続テレビ小説『らんまん』
- 2024年:NHK連続テレビ小説『虎に翼』根本役
- 2024年:Netflix『地面師たち』大谷役
- 2024年:Apple TV+『Sunny』
- 2025年:Amazon Original『私の夫と結婚して』
- 2026年:NHK連続テレビ小説『風、薫る』大﨑六郎役
所属事務所の2026年掲載情報には、映画『ヒグマ!!』、テレビドラマ『大空港~GATE24~』『告白-25年目の秘密-』『マイ・フィクション』などの出演記録がある。
舞台では、ケムリ研究室の『サボテンの微笑み』や、道産子と越後人の『情熱とバッドエンド』にも出演している。後者は2026年10月2日から11日まで東京・下北沢OFF・OFFシアターで上演された。
つまり、ニトリとのCM契約が終了しても、俳優としてのキャリアは継続している。CM出演終了を芸能活動の終了と結びつけるのは誤解だ。
【SNSの評判・後任・再起用】ニトリの人は本当に戻ってこない?

2026年7月9日の発表後、SNSでは清水のCM卒業を惜しむ反応が広がった。
主な反応の論点は次の3つだ。
- 夏と冬の恒例CMが見られなくなることへの寂しさ
- Nクール・Nウォームと清水の組み合わせが定番だったことへの愛着
- 別の作品でも清水の演技を見たいという期待
J-CASTニュースが7月17日に報じた時点では、清水の投稿に57万件以上の「いいね」が付き、約2,000万回表示されていた。8月10日の日刊スポーツの記事でも、59万件の「いいね」に触れている。
数字からも、一般的なCM出演者の契約終了報告を超える大きな反響だったことがうかがえる。
清水伸に代わる後任俳優は決まっている?ここは検索する人が特に気になる部分だ。
2026年7月17日のJ-CASTニュースによると、ニトリホールディングス広報部は、清水に代わる特定の俳優・タレントについて、現時点で起用が決まっていないと回答した。
加えて、商品や広告で伝えたい内容に応じて、俳優を起用する場合と、商品機能を中心に訴求する場合を使い分ける方針も示している。
したがって、清水の後任として特定の有名俳優が正式に決定したという情報は確認できない。
2026年のCM変更は、単純な出演者のバトンタッチというよりも、広告の作り方自体を見直したものと理解するのが適切だ。
清水伸がニトリCMに再起用される可能性は?こちらについても、ニトリ広報部はJ-CASTニュースの取材に対し、今後の清水の起用については「白紙の状況」と説明している。
これは再起用を否定したものではない。
今後、商品の訴求内容や広告コンセプトが変われば、俳優を起用する形式に戻る可能性は残されている。ただし、清水本人の再出演が決定したわけでも、具体的な復帰時期が発表されたわけでもない。
2026年11月6日時点で、再起用を確定事項として扱える新たな発表は確認できない。
今後の注目点は、次のNクール・Nウォームの広告がどのような表現になるか、そしてニトリが再びストーリー性のあるCMを採用するかどうかだ。
清水本人が語った11年間のCM撮影の裏側2026年7月30日公開のCHANTO WEBのインタビューには、清水本人が振り返る撮影エピソードも掲載されている。
実は、最初から現在のようなコミカルなサラリーマン像だったわけではない。
清水によれば、出演当初は仕事から帰宅しても家族に迎えられない会社員や、財布の中身を気にする会社員など、サラリーマンの悲哀を描く内容だったという。
「お財布は冷たいけどNウォームは暖かい」という発想から始まり、シリーズを重ねるうちに清水自身のコミカルな持ち味が強く表れるようになった。
撮影中に車から水をかけられるシーンでは、何度も着替えながら撮影し、スタッフが濡れた衣装をドライヤーで乾かしていたという裏話も明かしている。
加えて、撮影当日にぎっくり腰になり、痛み止めと整体師のケアを受けながら撮影を乗り切った経験も語っている。
このインタビューから分かるのは、CMのキャラクターが最初から完成されていたわけではなく、清水の演技と制作現場の積み重ねによって育っていったということだ。
清水自身も、契約終了後に寄せられた反響を通じて、長年出演したCMが多くの人に愛されていたことを実感したと振り返っている。
【よくある質問】清水伸とニトリのCMに関するFAQ
Q1:清水伸がニトリのCMに出演しなくなった理由は何ですか?
A1:2026年春に契約満了となったためです。ニトリは、2026年のNクールで商品の冷感性や機能面の進化を分かりやすく伝えるため、俳優によるストーリー形式から商品機能を中心とした広告表現に変更したと説明しています。
Q2:清水伸はNクールとNウォームのCMに何回出演しましたか?
A2:ニトリホールディングス広報部への取材によると、約10年間でNクールに10回、Nウォームに11回出演しています。2015年冬のNウォームが出演の始まりです。
Q3:清水伸の後任や再起用は決まっていますか?
A3:2026年7月のニトリ広報部の回答では、後任となる特定の俳優・タレントは未定で、清水の再起用についても白紙でした。その後の確定発表は確認できていません。
Q4:清水伸は現在、何をしていますか?
A4:2026年も俳優として活動しています。NHK連続テレビ小説『風、薫る』や映画『ヒグマ!!』などの出演記録が所属事務所の公式プロフィールに掲載されています。また、2026年10月には舞台『情熱とバッドエンド』にも出演しました。
Q5:清水伸はNetflix『地面師たち』に出演していましたか?
A5:はい。2024年配信のNetflixシリーズ『地面師たち』に大谷役で出演しています。ニトリCMでのコミカルな印象とは異なる俳優としての一面も見られます。
【プロの結論】清水伸のニトリCM卒業から見える広告戦略の変化
清水伸とニトリの関係は、2015年冬のNウォーム出演から2026年春の契約満了まで、約10年間にわたって続いた。
Nクール10回、Nウォーム11回という出演実績は、単なる広告出演を超えて、季節商品のイメージ形成に貢献した長期起用だったことを示している。
今回の終了を理解するうえで重要なのは、3つのポイントだ。
第一に、契約終了と俳優としての評価は別問題である。
ニトリが説明したのは広告表現の変更であり、清水の人気低下や演技への評価が原因だという発表はない。
第二に、CMの人気と商品の訴求方法は必ずしも一致しない。
清水のCMは視聴者に親しまれていた。一方、2026年のニトリは商品の機能進化をより直接的に伝えることを優先した。広告の目的が変われば、出演者の役割や映像表現も変わる。
第三に、清水伸の俳優人生は続いている。
『地面師たち』『鎌倉殿の13人』『虎に翼』などの出演歴に加え、2026年も映画、テレビ、舞台で活動している。ニトリCMの終了は、俳優としての新たな仕事に影響する引退発表ではない。
今後の動向を判断する際は、SNS上の再出演希望と、企業による正式な起用発表を区別することが大切だ。
約10年間、夏と冬の暮らしに笑いと親しみを届けてきた「ニトリの人」。そのCMが終了したことを惜しむ声が多いのは、清水伸が演じた人物像が、視聴者の日常にしっかりと根付いていたからだろう。
再起用は現時点で白紙だが、清水伸が別のドラマや映画、CMで新たな顔を見せてくれる可能性は十分にある。これからは「Nクールおじさん」という親しまれた顔だけでなく、俳優・清水伸としての次の活躍にも注目したい。