今回の自主回収を発表したのは、玩具・菓子などを展開する株式会社バンダイです。発表日は2026年5月28日。対象となったのは、2026年4月20日に発売された玩具菓子「すくすくアンパンマン」の3種類のうち、もぐりんだけです。
バンダイの公式発表によると、同商品はプラスチック製の完成品1個とラムネ菓子1個がセットになった商品で、メーカー希望小売価格は429円(税込)。全国の量販店の菓子売場などで販売されていました。
商品は2才以上を対象としており、小さな子どもが手に取って遊ぶことを想定した玩具です。そのため、部品が外れて口に入る可能性があるという問題は、価格や商品の外観だけでは判断できない安全上の問題として扱われています。
回収対象商品の基本情報- 商品名:すくすくアンパンマン
- 対象ラインナップ:3. もぐりん
- JANコード:4570117928796
- 品目コード:2837338
- 発売日:2026年4月20日
- 販売期間:2026年4月20日~2026年5月25日
- メーカー希望小売価格:429円(税込)
- 対象年齢:2才以上
- 対象台数:42,888個
- 回収開始日:2026年5月28日
このうち、販売期間と対象台数は消費者庁のリコール情報サイトに掲載されている情報です。対象台数42,888個は回収対象として登録された数量であり、42,888個すべてに不具合が発生したという意味ではありません。バンダイが公表したのは、特定のパーツが外れるおそれのある商品が一部で確認されたという内容です。
【自主回収の理由】もぐりんの足パーツが外れると誤飲につながるおそれ

今回の問題で注目すべきなのは、もぐりん本体の足パーツです。
バンダイの告知資料では、対象商品の該当箇所として足パーツが示されており、外れる可能性があると説明されています。
単にパーツが取れて遊びにくくなるという問題ではありません。小さな子どもが外れた部品を口に入れ、誤飲する可能性があることが自主回収の直接的な理由です。
何が問題になったのか今回の不具合を整理すると、次のようになります。
1. 「すくすくアンパンマン」のもぐりんで、一部商品に特定のパーツが外れるおそれがあることが判明。
2. 該当箇所は足パーツ。
3. 外れた部品を小さな子どもが口に入れる可能性がある。
4. 誤飲による事故を防ぐため、バンダイが対象商品を自主回収することを決定。
ここで大切なのは、バンダイが公表したのは「部品が外れる可能性」であって、すべての商品で足パーツが外れると確認されたわけではないという点です。
また、公式発表には、発表時点で利用者から健康被害の申し出はなかったと記載されています。
これは自主回収を行う必要がないという意味ではありません。実際の事故が報告される前に、危険につながる可能性を把握して予防的な対応を取ったものです。
なぜ小さな部品の脱落が重大なのか対象商品の年齢表示は2才以上です。
この年齢層の子どもは、玩具を手で動かしたり、押したり、回したりするだけでなく、口に運んでしまうこともあります。
特に、玩具の一部が本体から外れる構造上の問題は、保護者が目を離した短い時間にも事故につながる可能性があります。
今回の件では、部品の脱落そのものに加え、その後に発生し得る誤飲リスクまで考慮して回収が決定されました。
なお、バンダイの公表資料には、足パーツが外れる具体的な製造工程上の原因や、どのような力を加えると外れるのかという詳細までは記載されていません。原因について、接着不良や設計上の問題などと断定することはできません。
【3種類を徹底比較】アンパンマンごう・SLマンは回収対象外
今回、購入者が最も間違えやすいのが、同じ「すくすくアンパンマン」に含まれる別のラインナップとの違いです。
バンダイの公式商品ページでは、シリーズは以下の3種類で構成されています。
すくすくアンパンマンの全3ラインナップ
1. アンパンマンごう
2. SLマン
3. もぐりん
| 商品・項目 | 内容 | 回収状況 |
|---|---|---|
| アンパンマンごう | ラインナップ1 | 対象外 |
| SLマン | ラインナップ2 | 対象外 |
| もぐりん | ラインナップ3 | 対象 |
| JANコード | 4570117928796 | もぐりんの対象コード |
| 品目コード | 2837338 | 回収対象商品の管理番号 |
| 販売期間 | 2026年4月20日~5月25日 | 対象期間 |
| 返金内容 | 500円分のQUOカード | 1商品につき1枚 |
バンダイは公式告知で、アンパンマンごうとSLマンについては問題なく遊べると明記しています。つまり、今回の自主回収はアンパンマン関連玩具全体に及ぶものではなく、「すくすくアンパンマン」の3番もぐりんに限定された対応です。
回収対象商品の見分け方はJANコードが最も確実店頭で購入した商品や自宅に保管している商品を確認する際には、キャラクターの見た目だけで判断しないことが大切です。
確認したいのは次の3点です。
- 商品名が「すくすくアンパンマン」であること。
- ラインナップが「3. もぐりん」であること。
- 商品バーコードの数字が4570117928796であること。
JANコードは商品を識別するための番号です。今回の回収対象を判別する際には、特に重要な確認材料になります。
なお、対象商品と同じもぐりんのキャラクターが登場する別シリーズの商品まで回収対象になるわけではありません。商品名とJANコードを照合することが、誤認を避けるポイントです。
【返金方法を解説】バンダイの自主回収申請は3ステップ
対象商品を持っている場合、バンダイが案内する回収申請・お問い合わせ特設ページから手続きを行います。
返金内容は、購入価格429円の現金返金ではなく、商品1点につき500円分のQUOカードです。
バンダイの公式告知に記載された手続きは、次の3段階です。
STEP1:特設ページのメール申請フォームに入力最初に、対象となる「すくすくアンパンマン」のもぐりんを手元に用意します。
そのうえで、バンダイお客様相談センターの「すくすくアンパンマン回収申請・お問い合わせ特設ページ」にアクセスし、メール申請フォームに必要事項を入力します。
ここで重要なのは、電話で回収申請を完了する方式ではないことです。申請自体は特設ページのフォームから行います。
STEP2:案内された方法で商品を着払い発送申請が受け付けられると、登録したメールアドレスに以下の情報が送られます。
- 荷物番号
- 商品の送付先住所
案内を確認したら、対象商品を梱包し、発送伝票に指定された荷物番号を書き添えて送付します。
送料については、バンダイの案内に従った着払いで対応します。
STEP3:商品到着後にQUOカードが送付されるバンダイに対象商品が到着すると、登録した住所宛てに500円分のQUOカードが送付されます。
公式資料では、商品到着後、発送までに3週間程度の作業時間が必要と案内されています。
申請した直後にQUOカードが届くわけではないため、到着まで一定の時間がかかることを理解しておきましょう。
2026年9月3日に問い合わせ窓口が更新されているここは2026年の最新情報として見落とせないポイントです。
当初のバンダイの告知には、フリーダイヤル「0120-487-251」と受付時間が掲載されていました。
しかし、バンダイの公式告知は2026年9月3日に更新されており、更新後のPDFでは問い合わせ先が特設ページのメールフォームに変更されています。
そのため、以前の告知や古いまとめ記事に電話番号が残っていても、現在の申請・問い合わせについては更新後の公式案内を優先してください。
また、消費者庁のリコール情報サイトには当初の電話番号が掲載された情報も残っています。窓口の情報に食い違いがある場合は、バンダイの更新済み告知を確認するのが確実です。
【2026年の時系列】販売開始から自主回収・最新更新まで
今回の回収を理解するには、発売日と発表日、販売終了日を区別する必要があります。
バンダイの公式商品ページと消費者庁のリコール情報を整理すると、次のような経緯になります。
2026年4月20日:すくすくアンパンマン発売全国の量販店の菓子売場などで販売が始まりました。
価格は429円(税込)、対象年齢は2才以上。アンパンマンごう、SLマン、もぐりんの全3種類がラインナップされていました。
2026年5月25日:対象商品の販売期間終了消費者庁のリコール情報に記載されている対象商品の販売期間は、4月20日から5月25日までです。
この期間に購入した商品を持っている場合は、ラインナップとJANコードを確認する必要があります。
2026年5月28日:バンダイが自主回収を発表もぐりんの足パーツが外れる可能性があり、誤飲のおそれがあることから、バンダイが自主回収・返金を発表しました。
同日が回収対応の開始日として記録されています。
2026年5月29日:消費者庁のリコール情報に掲載消費者庁のリコール情報サイトにも、バンダイの「すくすくアンパンマン(ラインナップ3.もぐりん)」が掲載されています。
管理番号は00000035334です。
2026年9月3日:バンダイ公式告知を更新問い合わせ先の記載が更新され、特設ページのメールフォームから問い合わせる案内となりました。
2026年11月6日時点で確認できるバンダイの公式商品ページにも、この9月3日更新の告知が掲載されています。
今回の回収から読み取れること今回の自主回収で注目したいのは、商品の価格が429円と比較的手頃であることと、安全性に関する対応が価格に左右されていないことです。
玩具菓子は、菓子売場で購入できるため、一般的な大型玩具とは異なる購入経路を持っています。購入者が商品名や品目コードを覚えていないことも考えられます。
そのため、JANコードやラインナップ番号など、具体的に照合できる情報が重要になります。
また、対象台数42,888個という数字は、回収情報を確認するうえで見逃せないものです。少数の不具合報告であっても、流通した対象商品が広範囲に及ぶ場合には、消費者への周知と回収窓口の整備が欠かせません。
【購入者が今すぐ確認すべきこと】対象商品を持っていた場合の対応
自宅にアンパンマンのおもちゃがある場合、まずは慌てず商品を確認してください。
すでに購入している場合確認する順番は以下のとおりです。
1. 商品名が「すくすくアンパンマン」か確認する。
2. ラインナップが3番のもぐりんか確認する。
3. JANコード4570117928796と照合する。
4. 該当する場合は子どもに遊ばせず、手の届かない場所に保管する。
5. バンダイの回収申請フォームから手続きをする。
足パーツが外れていないからといって、対象商品をそのまま使い続けてよいと判断するのは避けましょう。
今回の回収理由は、実際に部品が外れてしまった商品だけでなく、外れるおそれのある商品が確認されたことにあります。
すでに足パーツが外れている場合外れた部品は、小さな子どもの手が届かないところに保管してください。
部品がなくなっている場合は、子どもが口に入れていないか周囲を確認することも大切です。
誤飲が疑われる場合や、子どもに異変がある場合は、自己判断で様子を見続けず、速やかに医療機関などへ相談してください。
回収対象の商品であれば、外観の状態にかかわらず、バンダイの案内に沿って申請することが基本です。
店舗に返品すればよいのか今回の公式案内では、購入者はバンダイの専用窓口を通じて商品を回収してもらい、QUOカードを受け取る仕組みになっています。
一般的な購入店舗での返品・返金と同じ扱いとは限りません。
まずはバンダイの専用フォームで申請し、案内された発送先と手順に従ってください。
【アンパンマンおもちゃ自主回収バンダイ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アンパンマンのおもちゃはすべて自主回収されていますか?
A1:いいえ。対象は玩具菓子「すくすくアンパンマン」のラインナップ3番「もぐりん」です。アンパンマンごうとSLマンはバンダイが問題なく遊べると案内しており、今回の回収対象外です。
Q2:すくすくアンパンマンのJANコードは何番ですか?
A2:回収対象となるもぐりんのJANコードは4570117928796です。品目コードは2837338です。商品名とラインナップも合わせて確認してください。
Q3:返金はいくらですか?
A3:商品1点につき500円分のQUOカードが送付されます。現金ではなくQUOカードによる返金対応です。
Q4:もぐりんの足パーツが外れていなくても回収してもらえますか?
A4:今回の回収対象は、足パーツが外れるおそれのある該当商品です。外れているかどうかだけで対象外と判断せず、JANコードや商品名を確認して申請してください。
Q5:回収申請は電話でもできますか?
A5:当初の告知には電話番号が掲載されていましたが、2026年9月3日更新のバンダイ公式告知では、問い合わせ先は特設ページのメールフォームとなっています。最新の案内に従ってください。
Q6:QUOカードは申請してから何日で届きますか?
A6:バンダイの案内では、回収商品が到着してからQUOカードの送付まで約3週間の作業時間が必要とされています。申請から3週間ではなく、商品到着後の目安です。
2026年に発表されたバンダイのアンパンマンおもちゃ自主回収は、玩具菓子「すくすくアンパンマン」の全3種類のうち、3番のもぐりんだけが対象です。
今回の問題は、足パーツが外れる可能性があり、外れた部品を小さな子どもが誤飲するおそれがあることです。
購入者が押さえておきたい情報は次の4点です。
- 対象商品:すくすくアンパンマンの3.もぐりん
- JANコード:4570117928796
- 販売期間:2026年4月20日~5月25日
- 返金内容:1点につき500円分のQUOカード
アンパンマンごうとSLマンは今回の回収対象外です。また、同じもぐりんというキャラクターが使われていても、別の商品シリーズまで回収対象になるわけではありません。
特に注意したいのは、古い告知情報と最新の問い合わせ窓口の違いです。バンダイの公式告知は9月3日に更新されており、現在は特設ページのメールフォームから問い合わせる案内になっています。
小さな子どもが使う商品だからこそ、問題が起きてから対応するのではなく、対象商品を早めに確認し、必要な回収手続きを進めることが大切です。
【プロの結論】
今回の自主回収で覚えておきたいのは、「同じシリーズの商品だから全部危険」「不具合が目に見えないから大丈夫」という2つの誤解を避けることです。
正しい判断基準は、商品名・ラインナップ番号・JANコードの3点です。該当商品を持っている場合は使用を控え、バンダイの最新の公式案内に従って回収・返金を申し込みましょう。
2026年11月6日時点では、バンダイ公式商品ページと消費者庁のリコール情報サイトが、対象商品の確認に役立つ公的・公式情報源となっています。
主な情報源:株式会社バンダイ「すくすくアンパンマン」一部商品の不具合および商品回収に関するお詫びとお知らせ(2026年9月3日更新)、バンダイ キャンディ公式商品ページ、消費者庁リコール情報サイト(管理番号00000035334)。