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【賞金総額95万米ドル】優勝賞金とBWF世界ランキングポイント

水沢 陽菜 水沢 陽菜 • 更新: • 公開: • 読了約 14 分
目次

デンマークオープン2026の賞金総額は95万米ドル(US$950,000)。Super750の中でも高額賞金が設定された大会であり、優勝を狙う選手にとって金銭面でもランキング面でも重要な一戦だった。

2026年大会の賞金配分

賞金はシングルスとダブルスで異なる。ダブルスは2選手で構成するペアに対する金額であり、個人単位の賞金とは区別する必要がある。

- 男子・女子シングルス優勝:66,500米ドル
- 男子・女子シングルス準優勝:32,300米ドル
- 男子・女子シングルス準決勝進出:13,300米ドル
- ダブルス3種目の優勝:70,300米ドル(ペア)
- ダブルス3種目の準優勝:33,250米ドル(ペア)
- ダブルス3種目の準決勝進出:13,300米ドル(ペア)

ダブルスの優勝賞金70,300米ドルはペア全体に対する金額だ。2人で均等に分けた場合の単純計算では、1人当たり35,150米ドルとなる。

また、賞金額は大会での最終成績に応じて決まり、試合ごとに同額が加算される仕組みではない。

Super750で獲得できる世界ランキングポイント

賞金と並んで重要なのがBWF世界ランキングポイントだ。BWFワールドツアーは大会カテゴリーごとにポイントが設定されており、Super750は上位カテゴリーに位置する。

2026年のSuper750における基本的な獲得要点は次のとおり。

- 優勝:11,000ポイント
- 準優勝:9,350ポイント
- ベスト4:7,700ポイント
- ベスト8:6,050ポイント
- ベスト16:4,320ポイント
- ベスト32:2,660ポイント

つまり、アン・セヨンとアレックス・ラニエはそれぞれ優勝による11,000ポイント、山口茜と鈴木/山北ペアは準優勝による9,350ポイントを獲得するカテゴリーの大会だった。

Super750の優勝要点はSuper500の9,200ポイントより1,800ポイント多い。こうした差は年間ランキングや上位大会への出場競争にも関係する。

なお、実際の世界ランキングはデンマークオープン1大会だけで決まるものではない。ほかの対象大会で獲得したポイントも反映されるため、選手の順位を判断するときは大会単体の成績と年間の累積実績を分けて見る必要がある。

【テレビ放送・ライブ配信】日本からデンマークオープンを見る方法

バドミントンデンマークオープン

海外開催のバドミントン大会では、開催国と日本で放送権の扱いが異なる。デンマークオープン2026も、テレビ放送とインターネット配信を分けて確認する必要があった。

J SPORTSのテレビ放送・オンデマンド配信

J SPORTSが2026年2月27日に公表したバドミントン中継予定では、ジャパンオープン2026や熊本マスターズジャパン2026、S/Jリーグなどが対象として掲載された。

一方、同社の公式発表では、2026シーズンのBWFワールドツアーについて、ジャパンオープンと熊本マスターズを除く大会の放送・配信は予定されていないと説明されている。

したがって、デンマークオープン2026をJ SPORTSの通常の国内中継予定に含めて考えることはできない。

BWF TVのライブ配信

海外大会の試合映像を確認する際に有力なのが、BWF(世界バドミントン連盟)の公式YouTubeチャンネル「BWF TV」だ。

BWF TVではワールドツアーの試合映像やハイライト、選手インタビューなどが配信される。大会期間中はコート別のライブ映像が提供されることもあり、テレビ中継のない大会を追う手段になる。

ただし、国や地域によって放送権の契約が異なるため、BWF TVの映像が地域制限によって視聴できない場合もある。配信先を確認するときは、次の順番で調べるとよい。

1. BWF TVの公式チャンネルで大会名を検索する。
2. 視聴したい試合のライブ配信枠または見逃し映像を確認する。
3. 地域制限が表示された場合は、該当地域の公式放送局を確認する。
4. 日本国内の放送・配信については、J SPORTSなどの公式番組表と大会情報を照合する。

2026年大会のように日本国内のテレビ中継が限定される場合、BWF公式の動画配信と大会公式の試合結果速報を組み合わせる方法が現実的だ。

【デンマークオープン歴代優勝者】1936年から続く伝統と2027年Super1000昇格

1936年に始まった歴史ある国際大会

デンマークオープンの起源は1936年のコペンハーゲン大会にさかのぼる。大会公式の歴史紹介では、世界でも特に歴史の長い国際バドミントン大会の一つとして紹介されている。

開催地は時代とともに変化し、現在はオーデンセが大会の舞台となっている。主催するBadminton Denmarkは、国内の競技普及と国際大会の運営を担うデンマークのバドミントン統括団体だ。

近年の歴代優勝者

2018年以降の優勝者を見ると、日本、中国、韓国、インドネシア、デンマークなど、複数の強豪国が各種目でタイトルを争ってきたことが分かる。

- 2025年
- 男子シングルス:ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
- 女子シングルス:アン・セヨン(韓国)
- 男子ダブルス:保木卓朗/小林優吾(日本)
- 女子ダブルス:ペク・ハナ/イ・ソヒ(韓国)
- 混合ダブルス:フォン・イェンジェ/ホアン・ドンピン(中国)

- 2024年
- 男子シングルス:アンデシュ・アントンセン(デンマーク)
- 女子シングルス:王祉怡(中国)
- 男子ダブルス:梁偉鏗/王昶(中国)
- 女子ダブルス:岩永鈴/中西貴映(日本)
- 混合ダブルス:フォン・イェンジェ/ホアン・ドンピン(中国)

- 2023年
- 男子シングルス:翁泓陽(中国)
- 女子シングルス:陳雨菲(中国)
- 男子ダブルス:アーロン・チア/ソー・ウーイイク(マレーシア)
- 女子ダブルス:陳清晨/賈一凡(中国)
- 混合ダブルス:フォン・イェンジェ/ホアン・ドンピン(中国)

- 2022年
- 男子シングルス:石宇奇(中国)
- 女子シングルス:何冰嬌(中国)
- 男子ダブルス:ファジャル・アルフィアン/ムハンマド・リアン・アルディアント(インドネシア)
- 女子ダブルス:陳清晨/賈一凡(中国)
- 混合ダブルス:鄭思維/黄雅瓊(中国)

- 2021年
- 男子シングルス:ビクター・アクセルセン(デンマーク)
- 女子シングルス:山口茜(日本)
- 男子ダブルス:保木卓朗/小林優吾(日本)
- 女子ダブルス:黄東萍/鄭雨(中国)
- 混合ダブルス:渡辺勇大/東野有紗(日本)

- 2020年
- 男子シングルス:アンデシュ・アントンセン(デンマーク)
- 女子シングルス:奥原希望(日本)
- 男子ダブルス:マーカス・エリス/クリス・ラングリッジ(イングランド)
- 女子ダブルス:福島由紀/廣田彩花(日本)
- 混合ダブルス:マーク・ラムスフス/イザベル・ヘルトリヒ(ドイツ)

- 2019年
- 男子シングルス:桃田賢斗(日本)
- 女子シングルス:戴資穎(台湾)
- 男子ダブルス:ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)
- 女子ダブルス:ペク・ハナ/チョン・ギョンウン(韓国)
- 混合ダブルス:プラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティ(インドネシア)

- 2018年
- 男子シングルス:桃田賢斗(日本)
- 女子シングルス:戴資穎(台湾)
- 男子ダブルス:ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)
- 女子ダブルス:福島由紀/廣田彩花(日本)
- 混合ダブルス:鄭思維/黄雅瓊(中国)

日本勢の歴代実績では、桃田賢斗の男子シングルス連覇、山口茜の2021年女子シングルス優勝、保木/小林の男子ダブルス優勝などが目立つ。2024年にも岩永/中西が女子ダブルスを制している。

こうした歴代記録を見ると、デンマークオープンは日本選手にとっても縁の深い大会であり、2026年の山口や鈴木/山北の準優勝は、その歴史に新たな日本勢の実績を加えたものといえる。

2027年にSuper1000へ昇格!大会の仕組みはどう変わる?

2027年の昇格決定

デンマークオープンの今後を考えるうえで最大のニュースは、2027年からBWFワールドツアーSuper1000に昇格することだ。

Super1000はBWFワールドツアーの最上位カテゴリー。Super750からの昇格によって、大会の格付けだけでなく、競技日程や試合方式にも大きな変更が加わる。

大会公式が公表している2027年の開催概要は次のとおり。

- 開催日程:2027年10月14日~24日
- 会場:SJF Bank Arena(デンマーク・オーデンセ)
- 大会カテゴリー:BWFワールドツアーSuper1000
- 競技日数:11日間
- 開催形式:2週末にまたがる日程

競技方式も変わる。シングルスは各カテゴリー48選手によるグループステージを導入。ダブルスは各カテゴリー32ペアがラウンド32から戦う方式となる。

2026年までの6日間開催から11日間へと拡大するため、観客にとっては観戦機会が増え、選手にとっては試合数やコンディション管理の重要性が高まる。

また、開催期間が2週末に広がることで、海外からの観戦旅行や大会周辺の地域経済にも新しい需要が生まれる可能性がある。オーデンセにとっても、世界トップレベルの選手を長期間迎える国際スポーツイベントとして存在感が増す。

2027年大会の詳細な試合スケジュールは今後発表される予定だ。大会公式によると、チケット販売開始は2027年3月4日12時(中央ヨーロッパ時間)と案内されている。

2026年大会はSuper750としての最後の開催となり、翌年から新しい時代へ移る。その意味で、アン・セヨンやラニエらが優勝した2026年大会は、単なる年間ツアーの一戦にとどまらない転換点となった。

【バドミントンデンマークオープンに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:デンマークオープン2026の優勝者は誰ですか?
A1:男子シングルスはフランスのアレックス・ラニエ、女子シングルスは韓国のアン・セヨンです。男子ダブルスはインドネシアのファジャル・アルフィアン/ムハンマド・ショヒブル・フィクリ、女子ダブルスはマレーシアのパーリー・タン/ティナー・ムラリタラン、混合ダブルスは中国のジャン・ジェンバン/ウェイ・ヤーシンが優勝しました。

Q2:デンマークオープン2026はいつ開催されましたか?
A2:2026年10月13日から18日までの6日間です。会場はデンマーク・オーデンセのSJF Bank Arenaでした。

Q3:日本選手の最高成績は何ですか?
A3:女子シングルスの山口茜と女子ダブルスの鈴木陽向/山北奈緖が準優勝しました。奥原希望と中出すみれ/髙橋美優はベスト4に進出しています。

Q4:デンマークオープンの賞金総額はいくらですか?
A4:2026年大会の賞金総額は95万米ドルです。シングルスの優勝賞金は66,500米ドル、ダブルスはペアに対して70,300米ドルでした。

Q5:2027年のデンマークオープンは何が変わりますか?
A5:BWFワールドツアーSuper1000に昇格します。開催期間は2027年10月14日~24日の11日間となり、シングルスでは48選手によるグループステージが導入されます。

Q6:日本でテレビ放送やライブ配信を視聴できますか?
A6:2026年大会はJ SPORTSの通常のワールドツアー中継対象外でした。インターネットではBWF TVの公式YouTube配信が視聴手段となりますが、地域によって視聴制限が異なります。

バドミントンデンマークオープン2026は、10月13日から18日までオーデンセで開催され、5種目すべての優勝者が決定した。

女子シングルスではアン・セヨンが山口茜を破って連覇を達成し、男子シングルスではアレックス・ラニエが地元のアンデシュ・アントンセンを下した。ダブルスではインドネシア、マレーシア、中国がタイトルを分け合った。

日本勢は山口茜、鈴木陽向/山北奈緖の2組が決勝進出。奥原希望や中出/髙橋も上位に入り、女子種目を中心に存在感を示した。

大会を評価する際に押さえておきたい要点は3つある。

  • 競技面:Super750の高い競争力の中で、世界トップ選手と日本勢の実力差や勝ち上がりを確認する。
  • ランキング面:賞金だけでなく、Super750で得られる世界ランキングポイント11,000点という価値にも注目する。
  • 将来性:2027年のSuper1000昇格に伴う11日間開催と新しい試合方式を追う。

特に2027年の昇格は、デンマークオープンの歴史における大きな節目となる。1936年から続く伝統を守りながら、世界最高峰の大会へと進化するオーデンセの新しい挑戦に注目したい。

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水沢 陽菜

美容・健康カテゴリを担当。引用元の研究・公的機関の資料を確認したうえで、誰にでも読める形に整えます。

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