今回の3連戦は、ニューヨークのヤンキー・スタジアムで行われた。米国東部時間(EDT)と日本時間(JST)には13時間の時差があるため、現地で7月17日の試合は日本では7月18日の朝になる。
MLB公式スケジュールと試合記録を照合すると、当初の予定と実際に開催された日程は次のように整理できる。
※開始時刻は米国東部夏時間。日本時間は13時間を加算した換算値。7月18日の時刻は延期前の予定であり、実際には試合は開催されていない。
特に注意したいのは、7月19日のダブルヘッダーが、日本時間では7月20日に行われたという点だ。
日本のテレビ番組表や録画予約で探す場合は、米国の日付だけでなく、日本時間の日付も確認しておきたい。
【7月18日の雨天順延】なぜ19日にダブルヘッダーが組まれたのか

7月18日の試合が延期された直接の理由は、ヤンキー・スタジアム周辺で予想された継続的な悪天候だった。
MLB公式の7月18日付発表では、持続的な悪天候が予想されたため、同日のドジャース対ヤンキース戦を延期し、翌19日のダブルヘッダー第1試合として実施すると説明されている。
試合開始直前ではなく、事前に延期が決定今回の特徴は、試合が始まってから雨で中断されたのではなく、試合開始前に延期が決まったことだ。
ロサンゼルス・タイムズの7月18日付報道によると、当初の試合開始予定は午後8時08分(米国東部時間)。降雨が続く予報を受け、予定時刻の3時間以上前に延期が正式決定された。
この判断は、選手のコンディションだけでなく、観客の安全や試合運営への影響も考慮したものと受け止められる。
19日は昼と夜の2試合に分けて開催延期された試合は、19日の午後0時35分から第1試合として開催。もともと予定されていたシリーズ最終戦は午後7時20分開始となった。
両試合の間には約6時間45分の間隔が設けられた。
これは通常のダブルヘッダーとは異なる「スプリット・アドミッション方式」で、2試合それぞれに入場時間と観戦チケットの扱いが設定される形式だ。
ヤンキースの公式発表によると、球場の開門時間は次の通りだった。
- 第1試合:午前11時
- 第2試合:午後6時ごろ
また、7月18日付のチケットは、19日の第1試合のみ有効。第2試合には使用できなかった。
この点は現地観戦を予定していたファンにとって重要な変更だった。
【試合結果を解説】ドジャース2勝1敗の内容とは?
今回のシリーズは、単純な勝敗だけでなく、日本人投手の活躍と終盤の本塁打が印象に残る3試合となった。
7月17日:佐々木朗希の先発試合でドジャースが2対12
ドジャース
-
1
ヤンキース
初戦では佐々木朗希がドジャースの先発を務め、ヤンキースはギャレット・コールがマウンドに上がった。
ヤンキースは4回にジャソン・ドミンゲスの二塁打などから先制。ドジャースは序盤に得点できなかったものの、7回に試合を動かした。
この回、マックス・マンシーがコールから勝ち越しの2ランホームランを放ち、スコアを2対1に逆転した。
終盤はジャック・ドライヤー、アレックス・ベシア、タナー・スコットらがリードを守り、ドジャースが初戦を制した。
MLB公式の試合記録では、佐々木は5回2/3を投げて5奪三振。加えて、100マイル以上の球速を記録した投球が21球に達し、2008年以降の球速追跡データでドジャース投手として最多だったと紹介されている。
7月19日・第1試合:山本由伸が9回を投げ切り8対28
ドジャース
-
2
ヤンキース
延期された7月18日の試合を引き継ぐ第1試合では、山本由伸とキャム・シュリットラーが先発対決を演じた。
山本はヤンキース打線を相手に安定した投球を披露。4回にトレント・グリシャムのソロホームランを許したものの、試合の主導権を渡さなかった。
ドジャース打線も3回に大谷翔平の適時二塁打などで得点。5回にはアンディ・パヘスの適時二塁打が飛び出した。
さらに8回には、テオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打、トミー・エドマンの2点適時打、大谷の適時打などで一挙5得点。試合を決定づけた。
山本の最終成績は次の通り。
- 投球回:9回
- 自責点:2
- 奪三振:7
- 試合結果:8対2でドジャース勝利
MLB公式の試合レポートによると、山本にとってこれはメジャーのレギュラーシーズンで初めての完投勝利だった。ポストシーズンではすでに完投を記録していたが、レギュラーシーズンでは初の快挙となった。
7月19日・第2試合:ヤンキースが2対1で雪辱1
ドジャース
-
2
ヤンキース
長い1日を締めくくる第2試合は、ヤンキースが2対1で勝利した。
ヤンキースは1回にコディ・ベリンジャーの適時打で先制。その後はドジャース打線を抑え、試合を優位に進めた。
しかし8回、ドジャースのトミー・エドマンが代打で登場し、同点ソロホームランを放つ。
試合は振り出しに戻ったが、その裏にジャズ・チザムJr.がエバン・フィリップスから勝ち越しソロホームランを記録。ヤンキースが再びリードを奪った。
最後はデビッド・ベドナーがドジャースの反撃を抑え、2対1で試合終了。
MLB公式の試合記録でも、エドマンの同点弾とチザムの勝ち越し弾が、この試合の重要な得点場面として記録されている。
結果としてドジャースはシリーズを2勝1敗で終えた。ダブルヘッダーだけを見ると1勝1敗で、両チームがそれぞれ1勝を挙げている。
【日本人選手の登板】佐々木朗希と山本由伸の役割を比較
今回の対戦で日本のファンが特に注目したのは、佐々木朗希と山本由伸の先発登板だった。
2人は同じシリーズに登板したが、登板日も試合の展開も異なっていた。
佐々木朗希は初戦の先発佐々木は7月17日の初戦に先発し、ヤンキースのギャレット・コールと投げ合った。
注目されたのは、100マイルを超える速球の威力だ。MLB公式のゲームストーリーでは、21球の100マイル超えを記録した点が取り上げられている。
勝利投手には救援登板したジャック・ドライヤーが記録されたが、佐々木も初戦の投手陣の一員として試合を作った。
山本由伸は雨天順延後の第1試合に先発一方、山本は当初から7月19日のシリーズ最終戦に予定されていた投手だった。
ところが、7月18日の試合が延期されたことで、登板順が変更され、19日のダブルヘッダー第1試合を任された。
その結果、9回を投げ切る完投勝利を記録。雨天順延によるスケジュール変更が、山本の登板する時間帯にも影響した。
今回の対戦に関係した主な選手・投手| 選手 | 所属 | 今回の役割・実績 |
|---|---|---|
| 佐々木朗希 | ドジャース | 7月17日初戦の先発 |
| 山本由伸 | ドジャース | 7月19日第1試合の先発、9回完投 |
| マックス・マンシー | ドジャース | 7月17日に逆転2ラン |
| 大谷翔平 | ドジャース | 7月19日第1試合で適時打 |
| トミー・エドマン | ドジャース | 7月19日第2試合で同点本塁打 |
| ジャズ・チザムJr. | ヤンキース | 7月19日第2試合で決勝本塁打 |
| ギャレット・コール | ヤンキース | 7月17日初戦の先発 |
| キャム・シュリットラー | ヤンキース | 7月19日第1試合の先発 |
この対戦で押さえておきたいのは、佐々木と山本が同じ試合で投げ合ったわけではないという点だ。
佐々木は17日の初戦、山本は19日の第1試合。2人の登板は別々の試合であり、雨天順延後の変更が山本の登板日程に関係していた。
【テレビ・ネット中継】YES NetworkとNBC・Peacockの放送予定
米国内の中継については、ダブルヘッダーの第1試合と第2試合で放送局が異なっていた。
MLB公式とヤンキースの発表に基づく放送予定は次の通り。
| 試合 | 米国の放送局 | 放送予定 |
|---|---|---|
| 7月19日・第1試合 | YES Network | 昼の試合 |
| 7月19日・第2試合 | NBC/Peacock | 夜の試合 |
YES Networkはヤンキースの試合を中心に放送する米国のスポーツネットワークだ。
今回のダブルヘッダーでは、延期された試合を組み込んだ第1試合を担当した。
日本時間では7月20日午前1時35分開始だったため、日本からリアルタイムで観戦する場合は深夜から早朝にかけての時間帯となった。
NBC・Peacockは第2試合を担当第2試合はNBC・Peacockによる中継予定だった。
日本時間では7月20日午前8時20分開始。第1試合よりも日本の朝の時間帯に近く、時差を考慮すると観戦しやすい時間だった。
なお、これらは米国内の放送局・配信サービスの情報であり、日本国内の視聴権や配信サービスと同一ではない。日本から視聴する場合は、日本向けMLB中継の当該試合の配信対象も確認する必要がある。
【見落とし注意】ドジャース対ヤンキースの日程で間違えやすいポイント
今回のシリーズでは、日付の違いやダブルヘッダーの扱いをめぐって、いくつか間違えやすいポイントがある。
① 7月18日は試合が行われていないMLBのスケジュール上では7月18日に対戦予定があったが、実際には悪天候の予報で延期された。
そのため、7月18日の試合結果を探しても、通常の試合結果は存在しない。
延期された試合の結果は、7月19日のダブルヘッダー第1試合に記録されている。
② 日本時間では7月20日に2試合が開催された米国時間の7月19日と、日本時間の7月20日は同じ試合を示している。
特に日本時間の午前1時35分と午前8時20分の2試合を、別々の開催日だと誤解しないようにしたい。
③ ダブルヘッダーは2試合、シリーズ全体では3試合7月19日に行われたのは、延期分の振替試合と、もともと予定されていた最終戦の2試合だ。
そのため、シリーズ全体では7月17日の初戦を含めて3試合となる。
④ 7月18日のチケットは2試合とも観戦できるわけではない現地観戦の場合、7月18日のチケットが有効だったのは19日の第1試合のみ。
第2試合は別の入場扱いだったため、同じチケットで昼と夜の両方を観戦できるわけではなかった。
【ドジャース対ヤンキース2026年日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ドジャース対ヤンキースの2026年7月の試合はいつ開催されましたか?
7月17日から19日まで、ニューヨークのヤンキー・スタジアムで開催されました。ただし、7月18日は雨天順延となり、実際には17日と19日の2日間で3試合が行われました。
Q2:7月18日の雨天順延分はいつ行われましたか?
米国時間7月19日午後0時35分、日本時間7月20日午前1時35分から、ダブルヘッダーの第1試合として開催されました。
Q3:佐々木朗希と山本由伸はそれぞれ先発しましたか?
はい。佐々木朗希は7月17日の初戦、山本由伸は7月19日の第1試合に先発しました。山本は9回2失点で完投勝利を挙げています。
Q4:2026年のドジャース対ヤンキースの対戦成績は?
ドジャースが2勝1敗で勝ち越しました。7月17日は2対1、19日の第1試合は8対2でドジャースが勝利し、第2試合はヤンキースが2対1で勝利しました。
Q5:ダブルヘッダーは日本時間の何時からでしたか?
第1試合は7月20日午前1時35分、第2試合は同日午前8時20分開始でした。
2026年7月のドジャース対ヤンキースは、7月18日の雨天順延によって予定が変更され、19日にダブルヘッダーが組まれる展開となった。
シリーズ全体ではドジャースが2勝1敗。佐々木朗希は初戦で先発し、山本由伸は延期分の第1試合で9回完投。特に山本のレギュラーシーズン初完投は、このシリーズを象徴する出来事となった。
試合結果を確認する際は、米国時間と日本時間の違い、7月18日の延期、19日の2試合という3点を押さえることが大切だ。
今後のMLB日程を確認する場合も、当初の年間スケジュールだけでなく、雨天順延後に更新されたMLB公式スケジュールと各球団の発表を併せて確認したい。