2026年現在、「E.G.family(イージーファミリー)」を調べると、E-girlsとの違いや所属していた7組の現在、そしてDream Amiの活動状況が気になる人は多い。E.G.familyは、2017年6月5日にLDH JAPANが発表したガールズ・エンタテインメント・プロジェクトである。E-girlsという一つのグループだけを指す名称ではなく、個性の異なるアーティストを集めた新しい活動体制だった。
しかし、2020年末のE-girls活動終了を境に、当時の7組はそれぞれ異なる道を歩み始めた。FlowerやHappinessなど、グループとしての活動に終止符を打ったユニットもある。一方、Dream Amiは2026年10月に新曲をリリースし、ソロツアーやドラマ出演など活動の幅を広げている。かつてのE.G.familyを理解するには、2017年の発足から現在までを一つの流れとして捉える必要がある。
【基本解説】E.G.familyとは何?E-girlsとの関係をわかりやすく整理

E.G.familyとは、LDH JAPANが2017年に打ち出した女性アーティストを中心とするエンタテインメントプロジェクトである。
最大の特徴は、従来のE-girlsを一つの大きなグループとして展開する形から、複数のアーティストがそれぞれの個性を生かして活動する形へと発展させたことだ。
つまり、E-girlsが一つのアーティスト名であるのに対し、E.G.familyは複数のアーティストをまとめる上位概念だった。
E.G.familyが発足したのは2017年6月5日2011年4月、Dream、Happiness、Flowerのメンバーを中心にE-girlsのプロジェクトが始動した。
その後、ライブ活動や音楽リリースを重ね、3度のアリーナツアーやNHK紅白歌合戦への連続出場など、実績を積み上げていった。
転機となったのが2017年6月5日である。
LDH JAPANの公式発表によると、当時のE-girlsメンバー19人は、今後のグループの在り方について何度も話し合いを重ねていた。
その中で共有されたのが、メンバー一人ひとりの夢を尊重し、それぞれが自分の得意分野で活躍できる環境をつくるという考え方だった。
新体制では、E-girlsを11人のグループとして再始動させる一方、Dream AmiやHappiness、Flowerなどはそれぞれ独自の活動を展開することになった。
E.G.familyを発足させた理由は何だったのか発足理由は、大きく3つに整理できる。
1. メンバー個人の夢を実現するため
19人全員が同じグループ活動を続けるのではなく、歌手、パフォーマー、クリエイターなど、それぞれの目標に合わせた活動を選択できる体制を目指した。
2. アーティストごとの個性を明確にするため
グループ全体の統一感を維持しながらも、ソロアーティストや少人数ユニットならではの表現を追求できるようにした。
3. ガールズエンタテインメントの可能性を広げるため
一つのグループだけでは届けにくい音楽性や表現を、複数のアーティストによって展開する狙いがあった。
このように、E.G.familyの発足は単純なメンバー変更ではない。組織の中心にあった考え方を、グループ全体の活動から個々のアーティストの成長へと広げた改革だった。
【所属アーティスト一覧】E.G.familyを構成した7組とそれぞれの特徴
2017年6月5日の公式発表で紹介されたE.G.familyの所属アーティストは、次の7組である。
| アーティスト | 主な構成・特徴 | E.G.familyでの位置づけ |
|---|---|---|
| E-girls | 11人によるダンス&ボーカルグループ | 中心となるグループ |
| Dream Ami | Dream出身のソロアーティスト | ソロ音楽活動 |
| DANCE EARTH PARTY | EXILE ÜSA、EXILE TETSUYA、Dream Shizuka | ダンスと音楽を融合したプロジェクト |
| Happiness | 女性ダンス&ボーカルグループ | グループ活動 |
| Flower | 女性ボーカル&パフォーマンスグループ | 音楽・ダンス表現 |
| ShuuKaRen | 藤井萩花・藤井夏恋の姉妹ユニット | 少人数の特別ユニット |
| スダンナユズユリー | 須田アンナ、YURINO、武部柚那 | ガールズHIP HOPユニット |
E.G.familyの中心的存在だったE-girlsは、2017年の新体制で11人編成となった。
ボーカルとパフォーマーが一体となったダンス&ボーカルグループで、華やかな振り付けとキャッチーな楽曲が特徴だった。
2. Dream AmiDream Amiは、Dreamのメンバーとして活動した後、ソロアーティストとして独立した。
2015年には「ドレスを脱いだシンデレラ」でソロデビュー。ディズニー映画『ズートピア』の日本語吹替版主題歌「トライ・エヴリシング」でも広く知られるようになった。
2017年以降はソロ活動を本格化させ、E.G.familyの中でも個人の音楽活動を象徴する存在となった。
3. DANCE EARTH PARTYDANCE EARTH PARTYは、EXILE ÜSA、EXILE TETSUYA、Dream Shizukaによる音楽プロジェクト。
世界中のダンスや音楽を通じて人々をつなぐというDANCE EARTHのコンセプトを、楽曲やライブで表現していた。
特筆すべきは、E.G.familyとEXILE TRIBEの両方に関係する存在だったこと。LDHの公式Q&Aでも、両者をつなぐ架け橋のようなグループとして説明されていた。
4. HappinessHappinessは、ダンスとボーカルを組み合わせた女性グループ。
E-girlsのメンバーとしても活動しながら、独自の楽曲やパフォーマンスを展開していた。
後述するように、2023年9月26日にグループとしての活動に終止符を打っている。
5. FlowerFlowerは、ボーカルとパフォーマンスを組み合わせたグループで、繊細な歌唱表現や情感のある楽曲が特徴だった。
E-girlsの中でも独自の音楽性を持つ存在であり、グループとしての活動終了後もメンバーはそれぞれの道へ進んだ。
6. ShuuKaRenShuuKaRenは、藤井萩花と藤井夏恋による実の姉妹ユニット。
2016年8月に始動が発表され、同年10月5日にデビューシングル「UNIVERSE」をリリースした。
姉の萩花はFlower、妹の夏恋はHappinessでも活動しており、複数のグループを横断するメンバー構成が特徴だった。
7. スダンナユズユリースダンナユズユリーは、須田アンナ、YURINO、武部柚那の3人によるガールズHIP HOPユニット。
1人のボーカルと2人のMCというスタイルで、従来のE-girlsとは違う音楽性を追求していた。
メンバー自身が作詞に参加するなど、自分たちの言葉で表現する姿勢も特徴だった。
この7組を見れば、E.G.familyが単なる女性グループの集合体ではなかったことがわかる。ソロ、姉妹ユニット、ダンスプロジェクト、HIP HOPなど、異なる方向性を持つアーティストを一つの枠組みにまとめた点に大きな特徴があった。
【徹底比較】E.G.familyとE-girlsの違いは?混同されやすいポイント
E.G.familyとE-girlsは、名前が似ているため混同されやすい。しかし、両者の役割は明確に異なっている。
E.G.familyとE-girlsの違い| 比較項目 | E.G.family | E-girls |
|---|---|---|
| 基本的な意味 | アーティスト集団・プロジェクト | ダンス&ボーカルグループ |
| 発足 | 2017年6月5日 | 2011年4月にプロジェクト始動 |
| 構成 | 7組のアーティスト | 新体制では11人 |
| 活動の方向性 | 個々のアーティストの個性を重視 | グループとしての音楽活動 |
| 2020年以降 | 当初の7組はそれぞれ異なる道へ | 2020年末に活動終了 |
最も重要なのは、E-girlsがE.G.familyの一員だったという関係性だ。
E.G.familyそのものがE-girlsの別名だったわけではない。
2017年のE-girlsは19人から11人へ2017年の新体制発表では、それまでの19人によるE-girlsから、11人による新しいE-girlsへと編成が変更された。
この変更によって、従来のメンバーが全員芸能活動を辞めたわけではない。
Dream Amiはソロ活動へ、Dream ShizukaはDANCE EARTH PARTYへ、ほかのメンバーもそれぞれのグループや個人活動へと進んだ。
つまり、19人から11人への変更は、活動の終了というよりも、それぞれの個性に合わせた再編成だった。
E.G.familyは7組全員が同じ活動をしていたわけではないもう一つの誤解が、7組すべてが同じようなグループだったという認識だ。
実際にはDream Amiのようなソロアーティストもいれば、DANCE EARTH PARTYのようにEXILE TRIBEとの接点を持つプロジェクトもあった。
ShuuKaRenのような姉妹ユニットも含まれており、活動形態はかなり多様だった。
この多様性こそ、E.G.familyという名前が生まれた理由を理解するうえで欠かせないポイントである。
【2020年以降の現在】E-girls活動終了とE.G.familyの変化
E-girlsの活動終了が正式に発表されたのは、2019年12月22日。
メンバー全員で話し合った結果、2020年いっぱいで約9年間のグループ活動に区切りをつけ、それぞれの未来へ進むことが決まった。
2020年11月28日の公式発表でも、当初の予定どおり年内に活動を終了することが改めて告知された。
E-girlsはなぜ活動終了したのか活動終了の背景には、メンバーそれぞれの将来像があった。
2019年の発表では、メンバーがそれぞれ異なる分野で活動していく方針が示されていた。
俳優やモデルとして活動するメンバー、ソロアーティストとして音楽を追求するメンバー、海外展開を目指すメンバーなど、進む方向は一つではなかった。
これは2017年のE.G.family発足時に掲げられた、個々の夢を尊重するという考え方ともつながっている。
E-girlsというグループの活動は終わったものの、メンバー一人ひとりのキャリアまで終わったわけではない。
2020年以降に変化した主なグループ当時の7組も、2020年以降はそれぞれ異なる道を歩んでいる。
- Flower: 2019年9月にグループ解散を発表。
- スダンナユズユリー: 2020年末をもって解散。
- E-girls: 2020年末をもって活動終了。
- Happiness: 2023年9月26日に解散。
特にHappinessについては、2023年6月5日にLDH JAPANが公式発表を行い、メンバー全員で話し合った末の決断であることを説明している。
このように、E.G.familyの7組が2026年現在も当時のまま活動しているわけではない。
E.G.F.C.のサービス終了とLDH Girls mobileへの名称変更ファンにとって大きな変化だったのが、公式ファンクラブやモバイルサービスの変更である。
2020年11月28日の公式告知では、次の2点が発表された。
E.G.F.C.のサービス終了
E.G.familyのオフィシャルファンクラブであるE.G.F.C.は、2020年12月31日をもってサービスを終了した。
E.G.family mobileの名称変更
従来のE.G.family mobileは、2020年12月31日をもって「LDH Girls mobile」に名称変更された。
既存会員は再登録せずに引き続きコンテンツを利用できる仕組みとされ、フィーチャーフォン向けサービスは同日終了となった。
ここで注意したいのは、E.G.F.C.の終了とLDH Girls mobileへの名称変更は別の出来事だという点である。
ファンクラブそのものは終了し、モバイルサイトは名称を変更して継続する形となった。
したがって、現在LDH Girls mobileという名称を見かけても、それだけで2017年当時のE.G.familyが7組のまま活動していると判断することはできない。
【2026年最新】Dream Amiの現在は?新曲・ライブ・ドラマ出演を調査
E.G.familyの現在を知るうえで、特に注目したいのがDream Amiの活動だ。
2026年11月時点の公式情報では、音楽活動を中心に、ライブやテレビドラマ出演など幅広い活動を続けている。
2026年10月3日、新曲「夢のつづき」をリリースDream Amiは2026年10月3日に新曲「夢のつづき」を配信リリースした。
約1年ぶりの新曲で、ミュージックカードも3種類発売されている。
この楽曲で印象的なのは、Dreamのメンバーと過ごしてきた時間への思いと、未来への希望を込めてDream Ami自身が作詞していることだ。
かつて同じグループで活動した仲間との記憶を大切にしながら、新しい未来へ進んでいくというテーマは、E.G.familyが掲げていた個人の夢という考え方にも重なる。
Dream Ami LIVE TOUR 2026「Best Hit's Live ~Episode Dream~」2026年にはソロツアーも開催されている。
注目は、Dream Shizuka、Aya、Erieがスペシャルゲストとして全公演に出演することだ。
約9年ぶりとなるDreamの限定復活ライブの流れを受け、Dreamとして歩んできた歴史や楽曲を振り返る内容になっている。
公式発表による公演日程は次のとおり。
- 2026年10月3日:神奈川県・洗足学園 MUSIC POOL CINO
- 2026年11月23日:大阪府・YES THEATER
- 2026年12月5日:東京都・シアターGロッソ
11月6日現在、10月の神奈川公演は終了しており、11月と12月の公演が控えている。
2027年のDream Amiデビュー25周年を前に、Dreamの歴史を振り返る特別な企画として位置づけられている。
また、2026年7月7日には「Dream Ami Billboard Live 2026 ~Milkyway~」も開催された。
ソロアーティストとしての活動と、Dream時代の仲間との再共演が並行している点は、2026年の大きな特徴だ。
約6年ぶりの連続ドラマ出演も決定音楽以外では、2026年10月1日スタートの読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「ダウト -15年目の復讐-」への出演も発表された。
Dream Amiは、作品に登場する容疑者候補の一人として出演。
公式発表では約6年ぶりの連続ドラマ出演と紹介されている。
音楽活動に加え、ドラマという新たな表現の場にも挑戦していることから、アーティストとしての活動領域が広がっていることがわかる。
Dream AmiはE.G.family時代と何が変わった?Dream Amiのキャリアを振り返ると、活動の軸が段階的に変化してきたことがわかる。
2002年にDreamへ加入し、2011年からE-girlsの中心メンバーとして活動。2015年にはソロデビューを果たし、2017年6月にはE-girlsを卒業してソロ活動に専念することを発表した。
その後は、音楽だけでなくミュージカルなどにも出演。2026年には新曲、ライブツアー、ドラマ出演という複数の活動が確認できる。
現在のDream Amiを理解するうえで重要なのは、E-girlsの元メンバーという肩書きだけで捉えないことだ。
2026年の彼女は、Dream時代の経験を生かしながら、ソロアーティストとして新しい表現を続けている。
【プロの結論】E.G.familyが残したものと2026年に知っておきたい本質
E.G.familyの歴史を振り返ると、単なるアイドルグループの再編成とは異なる意味が見えてくる。
それは、複数のアーティストが同じ看板を共有しながら、それぞれ異なる方向へ進むというLDH独自のプロジェクトだったことだ。
E.G.familyを理解するための3つの判断基準第一に、E.G.familyとE-girlsを同一視しないこと。
E-girlsは一つのグループであり、E.G.familyは複数のアーティストをまとめるプロジェクトだった。この違いを理解するだけで、2017年の新体制がかなりわかりやすくなる。
第二に、2020年のE-girls活動終了と所属アーティスト全員の引退を混同しないこと。
E-girlsというグループは活動を終了したが、メンバーそれぞれがソロ活動や別の分野へ進んだ。Dream Amiの2026年の活動は、その代表的な例である。
第三に、過去の所属情報と現在の活動情報を分けて考えること。
Flower、Happiness、スダンナユズユリーなど、当時のグループにはすでに解散したユニットがある。2017年の所属一覧を2026年の現役グループ一覧として紹介する情報には注意が必要だ。
E.G.familyの最大の功績は、E-girlsという一つの成功モデルに全員をとどめず、それぞれの個性を生かす活動の可能性を広げたことにある。
2026年のDream Amiが、ソロとして新曲を発表しながらDream時代の仲間と再びステージに立つ姿は、その歩みを象徴している。
E.G.familyに関するよくある質問(FAQ)
Q1:E.G.familyとは何ですか?
A1:2017年6月5日にLDH JAPANが発表したガールズ・エンタテインメント・プロジェクトです。E-girls、Dream Ami、DANCE EARTH PARTY、Happiness、Flower、ShuuKaRen、スダンナユズユリーの7組で構成されていました。
Q2:E.G.familyとE-girlsは同じグループですか?
A2:同じではありません。E-girlsはE.G.familyに所属する一つのダンス&ボーカルグループで、E.G.familyは7組のアーティストをまとめるプロジェクトです。
Q3:E-girlsはいつ活動終了しましたか?
A3:2019年12月22日に2020年いっぱいでの活動終了を発表し、2020年末に約9年間の活動に区切りをつけました。
Q4:E.G.familyの7組は2026年現在も活動していますか?
A4:7組すべてが当時の形で活動しているわけではありません。Flower、Happiness、スダンナユズユリーなどはグループとしての活動を終了しています。各メンバーはそれぞれ異なる活動を続けています。
Q5:Dream Amiは2026年現在何をしていますか?
A5:ソロアーティストとして活動しています。2026年10月3日に新曲「夢のつづき」をリリースしたほか、ライブツアー「Best Hit's Live ~Episode Dream~」やドラマ「ダウト -15年目の復讐-」への出演なども発表されています。
Q6:E.G.F.C.は現在も入会できますか?
A6:E.G.familyの公式ファンクラブE.G.F.C.は2020年12月31日にサービスを終了しました。E.G.family mobileは同日、LDH Girls mobileに名称変更されています。
E.G.familyは、2017年6月5日に発足した7組のアーティストによるガールズ・エンタテインメント・プロジェクトだった。
E-girlsの活動をさらに発展させるため、メンバー19人の話し合いを経て、11人の新体制E-girlsと個々のアーティスト活動を両立する仕組みがつくられた。
その後、E-girlsは2020年末に活動を終了。FlowerやHappinessなどもそれぞれの時期にグループ活動を終え、E.G.F.C.もサービスを終了した。
一方、Dream Amiは2026年もソロアーティストとして精力的に活動している。新曲「夢のつづき」のリリース、Dream Shizuka・Aya・Erieとのライブツアー、ドラマ出演は、その現在地を示す具体的な動きだ。
E.G.familyは現在も2017年当時の7組が一体となって活動する組織ではない。しかし、そこから生まれたアーティストたちのキャリアは、それぞれの形で続いている。
E.G.familyの歴史を知ることは、E-girlsの過去を振り返るだけでなく、Dream Amiをはじめとするメンバーの現在を理解することにもつながる。