フィギュアスケートのジャンプは、基本的に6種類。見分けるときに注目したいのは、踏み切る足、ブレードのエッジ、トウピック(靴の先端にあるギザギザ部分)の使用、踏み切る方向の4点だ。
ジャンプは大きく分けて、エッジを使って跳ぶエッジジャンプと、トウピックを氷に突いて跳ぶトウジャンプに分類される。
6種類のジャンプの特徴
1. アクセル(A)
前向きのアウトサイドエッジから踏み切る。6種類の中で唯一、前向きに踏み切るジャンプ。着氷までに半回転多く必要で、トリプルアクセルは3回転半となる。
2. サルコウ(S)
後ろ向きのインサイドエッジで踏み切る。反対側の足を振り上げるようにして跳ぶため、足の動きが比較的分かりやすい。
3. ループ(Lo)
後ろ向きのアウトサイドエッジで踏み切る。トウピックを使わず、踏み切る足と同じ足で着氷する。コンパクトな姿勢で跳ぶことが多い。
4. トウループ(T)
後ろ向きのアウトサイドエッジで滑りながら、反対側の足のトウピックを突いて跳ぶ。ループとの違いはトウピックを使うかどうか。
5. フリップ(F)
後ろ向きのインサイドエッジで踏み切り、反対側の足のトウピックを使う。サルコウと同じインサイドエッジだが、トウピックを使う点が異なる。
6. ルッツ(Lz)
後ろ向きのアウトサイドエッジからトウピックを突いて跳ぶ。踏み切り前に反対方向へのカーブを描くことが多く、フリップとの違いはエッジにある。
特に間違えやすいのが、アクセル・ルッツ・フリップと、サルコウ・ループ・トウループの区別だ。
| 比較 | 違いを見分けるポイント |
|---|---|
| アクセルと他の5種類 | アクセルだけ前向きに踏み切る |
| ルッツとフリップ | ルッツはアウトサイド、フリップはインサイド |
| ループとトウループ | ループはトウピックを使わず、トウループは使う |
| サルコウとフリップ | サルコウはエッジだけ、フリップはトウピックも使う |
ジャンプの名称に付く数字は回転数を表す。
- 1A:1回転半のアクセル
- 2A:2回転半のアクセル
- 3A:3回転半のアクセル
- 3Lz:3回転ルッツ
- 4T:4回転トウループ
- 4F:4回転フリップ
アクセルだけが半回転多い理由は、前向きに踏み切るためだ。
例えば、トリプルアクセルは3回転ではなく3回転半。ジャンプの難易度を理解するうえで欠かせない基礎知識になる。
【採点方法を完全整理】TES・PCS・GOE・TSSの仕組みと得点表の読み方

フィギュアスケートの採点は、ISUが定める国際ジャッジングシステム(IJS)に基づいて行われる。
最大の要点は、ジャンプやスピンなどの技術的な難しさと、実際に演技したときの質が別々に評価されることだ。
TES(技術点)の計算方法TESはTotal Element Scoreの略で、演技中に実施した技術要素の得点を合計したもの。
ジャンプ、スピン、ステップシークエンスなど、それぞれの要素には基礎点(Base Value)が設定されている。
計算の基本は次のとおり。
各要素の得点=基礎点+GOEによる加減点
例えば、ある技の基礎点が10点で、GOEによる加点が2点なら、その要素の得点は12点となる。
反対に、着氷の乱れなどでGOEがマイナスになれば、基礎点から差し引かれる。
実際の得点は、ISUが毎シーズン公表するScale of Values(SOV)に基づいて算出される。
GOE(出来栄え点)の仕組みGOEはGrade of Executionの略で、技の実施品質を評価する点数だ。
評価は-5から+5までの11段階。
| GOE | 評価の方向性 |
|---|---|
| +5 | 非常に優れた出来栄え |
| +4 | 大きな加点に値する高品質 |
| +3 | 明確に優れた実施 |
| +2 | 良好な実施 |
| +1 | 小幅な加点 |
| 0 | 基本的に中立 |
| -1~-5 | ミスや品質上の問題に応じた減点 |
プラス評価につながる代表的な要素は、次のとおり。
- 高さと飛距離が十分にあるジャンプ
- 安定した着氷と美しい流れ
- 難しい入り方からのジャンプ
- スピンのスピードと安定性
- 音楽に調和したステップ
- 要素全体の完成度
重要なのは、回転数が多ければ必ず高いGOEになるわけではないこと。
難しいジャンプでも着氷が乱れたり、踏み切りが不明瞭だったりすれば評価は下がる。
ISUの採点システムでは、ジャッジのGOEを集計し、所定の処理を経て各要素の加減点を決定する。
PCS(演技構成点)の評価基準PCSはProgram Component Scoreの略。ジャンプの回転数とは異なる観点から、演技全体の質を評価する得点だ。
2026/27シーズンのシングル・ペアでは、次の3項目が評価される。
1. Composition(構成)
プログラム全体の設計を評価する。
- 技と技のつながり
- リンク全体の使い方
- 動きの配置やバランス
- 音楽に合わせた振り付け
- 演技全体の統一感
2. Presentation(表現)
選手が音楽やプログラムの世界観をどれだけ表現できているかを見る。
- 表現力と存在感
- 動きの強弱や変化
- 音楽への感受性
- リズムやタイミング
- 演技への没入感
3. Skating Skills(スケーティング技術)
氷上を滑る技術そのものを評価する。
- エッジの使い分け
- スケーティングの滑らかさ
- スピードとパワー
- バランスとコントロール
- ターンやステップの多様性
2026/27シーズンでは、従来の評価項目だった「オリジナリティ」が独立した評価基準ではなくなり、3項目全体に反映される考え方が示されている。
また、ペアではユニゾン(2人の動きの一致)がスケーティングスキルの評価に位置付けられている。
TSS(総合得点)はどう計算する?TSSはTotal Segment Scoreの略で、ショートプログラムやフリースケーティングなど、各競技セグメントの総合得点を示す。
基本的な計算式は次のとおり。
\[
TSS=TES+PCS-減点
\]
例えば、以下の得点だった場合を考えてみよう。
得点計算の例(架空の数値)
技術点(TES)
90.00点
演技構成点(PCS)
85.00点
減点
-1.00点
総合得点(TSS)
174.00点
ショートプログラムとフリースケーティングの得点を合計したものが、最終的な競技得点になる。
採点項目と関係者の役割を一覧で整理得点表を理解するには、各項目を誰が判定するのか知っておくと分かりやすい。
この関係を理解すると、テレビ画面で技術点が先に表示され、演技構成点が演技終了後に反映される理由も分かる。
【回転不足・エッジエラーを解説】2026/27シーズンの判定とテクニカルパネルの役割
フィギュアスケートの採点で、初心者が疑問を感じやすいのが回転不足とエッジエラーだ。
見た目には成功したように見えるジャンプでも、技術的な基準を満たしていなければ評価が変わる。
回転不足は3段階で理解する回転不足は、ジャンプの回転が規定の範囲に達しているかどうかで判定される。
2026/27シーズンのISUテクニカルパネルハンドブックでは、次の記号が使われている。
| 表示 | 意味 | 得点への影響 |
|---|---|---|
| q | 4分の1回転不足 | GOE評価に影響 |
| < | 4分の1を超え、2分の1未満の不足 | 基礎点が下がる |
| << | 2分の1回転以上の不足 | 1回転少ないジャンプとして評価 |
例えば、トリプルジャンプで回転が不足した場合、判定によってはトリプルの基礎点がそのまま認められない。
ここで注意したいのが、qと「<」の違いだ。
qはちょうど4分の1回転の不足を示し、「<」はそれを超える回転不足を示す。さらに「<<」になると、ジャンプ自体の回転数が一段階下げられる。
2026/27シーズンの審判向けハンドブックでは、qが付いたジャンプについて、GOEの開始評価は最大+3となり、所定の減点を適用した場合、最終GOEは最大+1となることも示されている。
エッジエラーとは何か?エッジエラーは、ジャンプの踏み切り時に使用するブレードのエッジが正しいかどうかに関する判定だ。
特にルッツとフリップで問題になりやすい。
- ルッツ:後ろ向きのアウトサイドエッジ
- フリップ:後ろ向きのインサイドエッジ
正しいエッジを使えていない場合、テクニカルパネルは次の記号を表示する。
- e:明確なエッジエラー。基礎点の変更対象になる。
- !:エッジが不明瞭。基礎点は変更せず、GOEで評価に反映する。
つまり、回転不足とエッジエラーは別の問題だ。
回転不足は回転数、エッジエラーは踏み切り方に関係する。両方が同時に認定されるケースもある。
テクニカルパネルとジャッジは何が違う?採点を行うスタッフは、全員が同じ役割を担っているわけではない。
ISUの公式説明によると、テクニカルパネルは次の3人を中心に構成される。
1. テクニカルコントローラー
2. テクニカルスペシャリスト2人
加えて、データオペレーターとリプレイオペレーターが技の記録や映像確認を支援する。
テクニカルスペシャリストはジャンプやスピンなどの技を識別し、レベルや技術的な問題を判定する。テクニカルコントローラーは判定を承認・修正し、パネル全体を監督する。
3人の意見が一致しない場合は、多数決によって決定する。
一方、ジャッジは技の質と演技全体の評価を担当する。技の種類を認定する仕事と、技の出来栄えを評価する仕事は別なのだ。
【2026/27最新ルール】スピン・ステップのレベル判定と新シーズンの変更点
ジャンプ以外にも、フィギュアスケートには技術点を左右する重要な要素がある。
特にスピンとステップシークエンスは、演技全体の完成度を判断するうえで欠かせない。
スピンの種類とレベル判定スピンは、基本姿勢や回転の方法によって分類される。
主な基本姿勢は次の3種類。
- キャメルスピン: 上体を前に倒し、フリーレッグを後方に伸ばす。
- シットスピン: しゃがみ込むように腰を低くする。
- アップライトスピン: 上体を起こした姿勢で回転する。
このほか、複数の姿勢を組み合わせるコンビネーションスピンや、ジャンプして回転に入るフライングスピンなどがある。
スピンの難易度は、基本的にレベルベースからレベル4までで評価される。
レベルを上げるための要素には、次のようなものがある。
- 難しい姿勢の変化
- 難しい入り方や出方
- エッジの明確な変更
- 回転速度の上昇
- 両方向への回転
- 特定の難しいブレード操作
ただし、難しい動きを入れれば必ずレベルが上がるわけではない。規定の姿勢を保ち、必要な回転数を満たすことが条件になる。
2026/27シーズンのシングル競技では、レベル4を獲得するために指定された特徴のうち、少なくとも1つが認定される必要がある。
ステップシークエンスのレベル判定ステップシークエンス(StSq)は、リンク上を移動しながら複雑なターンやステップを連続して行う技術要素だ。
代表的な動きには、次のようなものがある。
- ブラケット
- ロッカー
- カウンター
- ループターン
- ツイズル
- チョクトー
2026/27シーズンの技術パネルハンドブックでは、難しいターンやステップの種類と数、両方向への回転、身体の動きなどがレベル判定に関係する。
レベルの目安は以下のとおり。
| レベル | 技術的な評価の目安 |
|---|---|
| Basic | 基本的な難しいターン・ステップの条件を満たす |
| Level 1 | 最低限の多様性 |
| Level 2 | より簡単な多様性 |
| Level 3 | 多様性 |
| Level 4 | 複雑性 |
シーズンの重要な変更点として、ステップシークエンスでは、従来の「小さいパターン」に対するGOE減点指針が削除された。
選手は自由にパターンを選べるが、リンク全体を十分に使用する必要がある。リンクを十分に使わない場合は、要素自体が認定されない可能性もある。
つまり、自由度が増した一方で、技術要素として成立させるための条件は残っている。
ISU 2026/27シーズンの主なルール資料と変更点2026/27シーズンは、ISUの新しい技術資料と評価指針が適用されている。
主な資料の更新時期を整理すると、次のようになる。
| 時期 | 公式資料・更新内容 |
|---|---|
| 2026年5月26日 | ISU Communication #2788。難易度、GOE・PCSの指針 |
| 2026年6月3日 | ISU Communication #2786。2026/27年度の基礎点一覧 |
| 2026年7月15日 | シングル競技のTechnical Panel Handbook |
| 2026年7月23日 | 米国フィギュアスケート連盟が技術パネル資料を掲載 |
| 2026年10月8日 | ISUのシングル競技Q&A 3を公開 |
| 2026年10月13日 | 米国フィギュアスケート連盟がQ&A 3を掲載 |
特に10月のQ&A 3では、ジャンプコンビネーション、ジャンプシークエンス、難しいキャメルスピンのバリエーションについて説明されている。
また、10月29日には米国フィギュアスケート連盟が2026/27シーズンの減点責任に関する資料を掲載し、2025/26シーズンから減点内容に変更はないと案内した。
こうした資料を確認すると、2026/27シーズンは単純にすべての採点ルールが刷新されたわけではなく、GOEやPCSの評価方法、技術要素の認定基準などについて、細かな明確化が進められたシーズンだと分かる。
【ショートプログラムとフリーの違い】実況・解説者の用語を理解して観戦する
フィギュアスケートのシングル競技では、ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2つを実施する。
両方の得点を合計して最終順位を決めるため、片方だけで優勝が決まるわけではない。
ショートプログラムとフリーの比較ショートプログラム(SP)
規定要素を重視
指定されたジャンプやスピンなどを組み合わせ、限られた時間の中で完成度を競う。
フリースケーティング(FS)
総合的な技術と表現
規定の範囲内で多くの技術要素を組み合わせ、選手独自のプログラムを披露する。
| 比較項目 | SP | FS |
|---|---|---|
| 演技の特徴 | 規定要素を正確に実施 | 技術と表現を総合的に発揮 |
| ジャンプ | 指定条件に従う | より多くのジャンプ構成が可能 |
| スピン | 規定要素を実施 | 複数種類を組み合わせる |
| 得点 | セグメント得点 | セグメント得点 |
| 最終順位 | FSと合算 | SPと合算 |
SPで高得点を獲得しても、FSでミスが続けば順位が下がることがある。逆に、SPで出遅れた選手がFSで巻き返す展開も見どころだ。
フィギュアスケート解説者の役割テレビ中継では、実況アナウンサーと解説者がそれぞれ異なる役割を担当する。
実況アナウンサーは、選手の演技進行やジャンプの名称、得点表示、競技の状況を視聴者に伝える。
解説者は、技術面や表現面の評価を補足する。元選手や指導経験者など、競技への深い知識を持つ専門家が担当することも多い。
例えば、次のような観点で解説が行われる。
- ジャンプの踏み切りと着氷
- 回転不足の可能性
- エッジの使い方
- スピンのレベル
- 音楽と演技の調和
- 選手のプログラム構成
ここで覚えておきたいのは、テレビ解説者は公式の採点者ではないという点だ。
解説者が「回転は足りているように見えます」と説明しても、正式な判定はテクニカルパネルが行う。解説者の見解と公式判定が異なることもある。
実況・解説でよく使われる専門用語| 用語 | 意味 |
|---|---|
| コンビネーション | 複数のジャンプを連続して行う構成 |
| シークエンス | 規定に沿ったジャンプの連続構成 |
| ノーカン | 要素が認定されず、得点が付かない状態 |
| エッジ | スケート靴の刃の内側・外側の滑走面 |
| 着氷 | ジャンプ後に氷へ降りる動作 |
| 踏み切り | ジャンプを開始する動作 |
| レベル4 | スピンやステップなどで認定される最高レベル |
| GOE | 技の出来栄えに対する加減点 |
| PCS | 演技全体の質に対する評価 |
| リピート | 同じ種類のジャンプを繰り返すことに関係する採点上の扱い |
| リカバリー | ミスの後に演技の流れを立て直すこと |
こうした用語を知っておくと、実況が単にジャンプの成功・失敗を伝えているのではなく、得点に影響する技術的なポイントまで説明していることが分かる。
【フィギュアスケート解説に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:フィギュアスケートで最も難しいジャンプは何ですか?
A1:一般的にアクセル系は半回転多く必要となるため、難易度の高いジャンプとして知られている。ただし、難しさは回転数だけでなく、踏み切りや着氷の安定性によっても変わる。
Q2:トリプルアクセルと4回転ジャンプはどちらが難しいですか?
A2:トリプルアクセルは3回転半、4回転ジャンプは4回転する技術要素。回転数だけでは単純比較できず、ジャンプの種類や選手の技術によって難易度の感じ方も異なる。
Q3:GOEとPCSの違いは何ですか?
A3:GOEはジャンプやスピンなど個々の技術要素の出来栄えを評価する点数。PCSは構成、表現、スケーティングスキルという3つの観点から演技全体を評価する点数だ。
Q4:回転不足の「q」と「<」は何が違いますか?
A4:qは4分の1回転不足、<は4分の1を超えて2分の1未満の回転不足を示す。<が付くと基礎点が下がる。
Q5:転倒すると何点減点されますか?
A5:2026/27シーズンのジュニア・シニアのシングル競技では、転倒による減点は原則1回につき1点。これとは別に、その技のGOEや演技構成点にも影響する場合がある。
Q6:スピンのレベル4はどうすれば獲得できますか?
A6:難しい姿勢の変化やエッジ変更、速度上昇などの特徴を規定どおりに実施し、認定される必要がある。難しい動きを行っただけではレベル4にならない。
Q7:ショートプログラムとフリーはどちらが重要ですか?
A7:どちらも重要。最終順位は両方の得点を合算して決まるため、SPでの安定感とFSでの総合力が勝敗を左右する。
フィギュアスケート解説を理解するために、最初に覚えたいのは6種類のジャンプ、TES・PCS・GOEの関係、そして回転不足とエッジエラーの違いだ。
ジャンプは踏み切り方とエッジを見れば種類を判別しやすくなる。スピンやステップは、単に美しく見えるかどうかだけでなく、難しい特徴がどれだけ認定されたかによって技術点が変わる。
2026/27シーズンは、ISU Communication #2788や技術パネルハンドブックなどによって、GOE・PCSの評価基準や技術要素の判定方法が明確化されている。特にステップシークエンスのパターンに関する評価指針や、PCSの3項目への理解は、今シーズンの観戦で押さえたいポイントだ。
プロの結論は、得点の高さだけで選手の演技を判断しないこと。技術点が高い演技には難しい技術への挑戦があり、演技構成点が高い演技には滑走技術や構成、表現の完成度がある。両方の数字を見比べることで、その選手が何を強みにしているのかが見えてくる。
次に大会を観戦するときは、ジャンプの種類を予想し、画面に表示される記号を確認し、最後にTES・PCS・TSSを見比べてみてほしい。実況や解説者の言葉が、これまで以上に具体的な意味を持って聞こえてくるはずだ。