ガンダムストームブリンガーは、『ガンダムビルドダイバーズ』の公式外伝に登場する、ジムをベースに改造されたガンダムタイプのガンプラである。製作者はティム・バレット(ダイバーネーム:ジム)。ジム・ドミナンスを出発点とするジム・タービュレンスから発展し、通常型、F.A.(フェイタル・アッシュ)、P.F.(ファントム・ファング)へと改修を重ねてきた機体だ。
注目したいのは、単なるガンダムタイプへの換装ではなく、ティム自身のビルダーとしての成長が機体の設計思想に反映されている点である。2026年11月現在、MG 1/100シリーズでは3種類の関連キットが展開されており、二連ビームキャノンや360mmロケット砲改、大型ガトリング・ガンなど、形態ごとに異なる武装も魅力となっている。登場作品、機体設定、ジム・タービュレンスとの関係、各形態の違いから、ガンプラの選び方や再販状況まで詳しく整理する。
【登場作品はどれ?ガンダムビルドダイバーズの公式外伝を解説】

ガンダムストームブリンガーの登場作品を理解するには、『ガンダムビルドダイバーズ』本編と、その公式外伝を区別する必要がある。
GIMM&BALL's World Challengeで誕生した機体ガンダムストームブリンガーが最初に登場したのは、『ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL's World Challenge』である。
同作は『ガンダムビルドダイバーズ』の公式外伝で、模型誌「ガンダムホビーライフ」と連動して展開された作品だ。ガンプラを製作するビルダーと、そのガンプラを操るダイバーたちの物語が描かれている。
中心人物はジム(ティム・バレット)とボール(アズマ・カール・トンプソン)。それぞれジム系ガンプラとボール系ガンプラを使用し、GBNの世界でさまざまな戦いに挑む。
ストームブリンガーは、この物語でジムが製作したガンダムタイプのガンプラである。宇宙世紀の正規軍に配備された実在のMSという位置づけではなく、ビルダーが既存のガンプラをベースに独自の改造を施した機体という点が重要だ。
Genius Head Lineにも登場する理由ストームブリンガーの物語は、『ガンダムビルドダイバーズ Genius Head Line』にも引き継がれている。
こちらも『ガンダムビルドダイバーズ』の公式外伝で、「ガンダムホビーライフ」019から連載が始まった企画だ。GBN内のニュースチャンネルが注目するバトルを紹介するという設定で、さまざまなビルダーのカスタムガンプラが登場する。
同作に登場するのが、ストームブリンガーの最終形態であるP.F.(ファントム・ファング)だ。F.A.からさらに改修され、装甲と火力を強化した姿が描かれている。
したがって、作品名を整理すると次のようになる。
- 通常型:『ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL's World Challenge』
- F.A.:『ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL's World Challenge』
- P.F.:『ガンダムビルドダイバーズ Genius Head Line』
テレビアニメ本編の主要登場機体と混同されやすいが、ストームブリンガーは模型製作とオンラインガンプラバトルを軸にした外伝作品の機体である。
【ジム・タービュレンスからどう進化した?ティム・バレットとブイカーズの関係】
ガンダムストームブリンガーを理解するうえで欠かせないのが、前身となるジム・タービュレンスの存在だ。
出発点はMGジム・ドミナンスジム・タービュレンスは、ティム・バレットがMGジム・ドミナンスをベースに改造したガンプラである。
ティムは敗戦などの経験を通じて製作技術を磨き、機体のディテールやバックパック、腰部などに手を加えていった。既存のキットをそのまま組み立てるのではなく、パーツの追加やスクラッチビルドによって独自の機体へ仕上げている。
ジム・タービュレンスの特徴は、ジム系MSらしいシルエットを残しながら、フルアーマーガンダムを思わせるグリーンとオレンジの配色や追加装備によって、重厚な印象を獲得していることだ。
その後、さらなる性能向上を目指して改修された機体がガンダムストームブリンガーである。
なぜジムからガンダムになったのか最も分かりやすい変更点は頭部だ。ジム・タービュレンスのジムタイプの頭部から、ガンダムタイプの頭部へと変更されている。
これは外観上のドレスアップだけではない。設定上、ティムはゼータキュアノスとの戦いを踏まえ、自分がガンダムではなかったことも敗因の一つと考え、ガンダムタイプへの改修を行った。
肩部、腰部、バックパックも新規造形となり、装甲強化や出力向上が施された。ジム・タービュレンスで培った製作技術を投入し、高機動性能をさらに引き上げた機体に仕上がっている。
機体名のストームブリンガーは「混沌の嵐の剣」を意味する名称として設定されている。名付けにはティムのフィアンセであるヴィオラも関わっており、機体の個性を象徴する名称となった。
ブイカーズ(V'cards)とは?ブイカーズは、ティムが所属するチームの名称である。英語表記はV'cards。トランプやジョーカーをモチーフとしたエンブレムが特徴で、ガンプラのデカールにもその意匠が採用されている。
公式外伝のキャラクター紹介では、ジムはガンダムストームブリンガーの製作者であり、ダイバーでもあるティム・バレットとして紹介されている。また、ボールとの関係を深めながら成長していく人物として描かれている。
この関係性はP.F.のキットに付属する水転写式デカールにも反映されている。単なるマーキングではなく、作品世界に登場するチームの設定を模型で再現できる要素になっている。
【通常型・F.A.・P.F.の違いは?4機の進化系譜を比較】
ストームブリンガーシリーズは、ジム・タービュレンスを起点として改修を重ねた機体群である。通常型、F.A.、P.F.の違いを理解するには、前身を含めた4機の系譜で整理すると分かりやすい。
| 機体 | 位置づけ | 主な特徴 | 登場作品 |
|---|---|---|---|
| ジム・タービュレンス | 1号機 | MGジム・ドミナンスをベースに改造。ジム系頭部と独自の追加装備を採用。 | GIMM&BALL's World Challenge |
| ガンダムストームブリンガー | 2号機 | ガンダムタイプの頭部、高機動バックパック、強化された装甲と出力。 | GIMM&BALL's World Challenge |
| ガンダムストームブリンガー F.A. | 3号機 | ダークグリーンとグレーの配色。360mmロケット砲改や精密照準システムを装備。 | GIMM&BALL's World Challenge |
| ガンダムストームブリンガー P.F. | 4号機・最終形態 | 追加装甲、大型ガトリング・ガン、ファントムカラーによる低視認性を採用。 | Genius Head Line |
通常型のストームブリンガーは、ジム・タービュレンスからガンダムタイプへ進化した機体だ。
特徴は高出力を生かした機動性能にある。新規造形のバックパックやプロペラントタンクなどによって推進性能を強化し、機動性を維持しながら攻撃力を高める方向性が採用されている。
武装は二連ビームキャノンとビームサーベルが中心。過剰な追加装備を積むよりも、機動力を生かして戦う設計思想が見て取れる。
F.A.:ミリタリー感を強めた3号機F.A.はFatal Ash(フェイタル・アッシュ)の略称である。フルアーマーの略称と誤解されることもあるが、正式名称はフェイタル・アッシュだ。
通常型から大きく変化したのはカラーリングとバックパック。ダークグリーンとグレーを主体とした配色になり、左上部には精密照準システム、右上部には360mmロケット砲改が搭載された。
キャノン砲は接続基部で上下に可動する構造となっている。通常型の高機動という個性を受け継ぎつつ、長距離射撃や重火力への対応力を高めた形態だ。
また、F.A.はジム・タービュレンスとの選択式コンパチキットとしてMG化されている。機体の進化を楽しめるだけでなく、前身の姿を再現できる点も大きな魅力である。
P.F.:重装甲と重武装を完成させた最終形態P.F.はPhantom Fang(ファントム・ファング)の略称。ストームブリンガーシリーズの最終形態にあたる。
F.A.をベースに、被弾しやすい脚部などを中心として追加装甲を施し、守備力を向上させている。腹部、肩部、腰部、脚部にも新規デザインの装甲が加わり、従来よりもマッシブなシルエットになった。
さらに大型ガトリング・ガンを追加。高出力を持て余していた機体に重量を加えることで、装甲・火力・機動力のバランスを整えたという設定が興味深い。
本体カラーも落ち着いたグレー系を主体とするファントムカラーへ変更。レーダーを吸収する特殊塗料という設定があり、センサーによる視認性を低下させる特性を持つ。
通常型が機動力、F.A.が火力強化、P.F.が総合性能の完成という流れで捉えると、それぞれの違いが明確になる。
【武装・性能を解説】360mmロケット砲改と二連ビームキャノンの役割
ストームブリンガーシリーズの魅力は、単に武器を増やしていることではない。機体の機動力を生かしながら、戦闘距離や状況に応じて火力を使い分けられる構成にある。
360mmロケット砲改360mmロケット砲改は、F.A.以降の機体を象徴する大型火器である。P.F.ではバックパック右側に装備され、左側の精密照準システムと連動する設定になっている。
広範囲への攻撃だけでなく、照準システムを利用した精密射撃にも対応する。大型の砲身が背部に配置されることで、機体全体のシルエットも大きく変化している。
MGキットでは接続部の可動も再現されており、射撃姿勢を変えてディスプレイできる。
二連ビームキャノン二連ビームキャノンは、ジム・ドミナンスから引き継がれた代表的な武装だ。ストームブリンガーの系譜を象徴する装備でもある。
前腕に装着する独特の構造が特徴で、手でグリップを握る一般的なライフルとは異なる。P.F.では新規デザインが追加され、重装備の外観に合わせた仕様となっている。
近距離戦だけでなく、中距離からの射撃にも対応する主力火器として位置づけられる。
大型ガトリング・ガンP.F.で新たに追加された大型ガトリング・ガンは、重火力化を象徴する装備である。左腕に懸架でき、マウントした状態でも運用できる設定になっている。
この構造によって、マニピュレーターを別の武器に使用しながら攻撃することも可能となる。複数の火器を組み合わせる重武装スタイルが、P.F.の大きな個性だ。
ビームサーベルとG.H.L-M.A.D GUNビームサーベルはシリーズを通じて使用される近接武装で、P.F.では腰背部に装備される。前腕部に取り付ける使用方法も設定されている。
もう一つ注目したいのが、G.H.L-M.A.D GUNだ。これは多目的総合コンセプトウェポンモジュラーと呼ばれる追加装備で、GIMM&BALL's World Challengeの後半におけるティムの成長を象徴する武装として登場する。
公式外伝のEpisode 8では、ジムの追加装備として紹介されている。機動性を生かしながら攻撃力を高めるという機体の方向性をさらに発展させたものだ。
なお、G.H.L-M.A.D GUNとP.F.の大型ガトリング・ガンは別の装備である。MG P.F.の商品付属武装として明記されているのは、二連ビームキャノン、360mmロケット砲改、大型ガトリング・ガン、ビームサーベルの4種類だ。
【MG 1/100ガンプラ比較】価格・発売日・プレミアムバンダイの再販情報
ガンダムストームブリンガーは、通常型、F.A.、P.F.の3種類がMG 1/100で商品化されている。いずれもプレミアムバンダイのホビーオンラインショップを中心に展開された限定商品だ。
MG 1/100 ガンダムストームブリンガー通常型は2018年9月発売。初回販売価格は5,400円(税込)だった。
MGジム・ドミナンスをベースとしながら、頭部、胸部、肩部、腰部、脚部、バックパックなどを新規造形で構成。ガンダムタイプのヒロイックなシルエットと高機動型らしい背部装備が再現されている。
付属武装は二連ビームキャノンとビームサーベル。シリーズの基本形態を楽しみたい人に適したモデルだ。
MG 1/100 ガンダムストームブリンガー F.A./ジム・タービュレンスF.A.は2020年11月発売予定として発表された商品で、初期のプレミアムバンダイ販売価格は6,270円(税込)。BANDAI SPIRITSの商品情報には6,710円(税込)の価格表示もあるため、購入時は各販売時期の価格を確認したい。
このキット最大の特徴は、F.A.とジム・タービュレンスを選択式で再現できることだ。
新規造形のバックパックや360mmロケット砲改に加え、精密照準システムも付属。通常型とは異なるミリタリー調のカラーリングが再現されている。
前身のジム・タービュレンスも楽しみたい人にとって、特に魅力の大きい商品といえる。
MG 1/100 ガンダムストームブリンガー P.F.P.F.は2024年8月発売。メーカー希望価格は7,590円(税込)だ。
F.A.をベースに新規造形パーツを追加し、頭部、腹部、腕部、腰部、脚部を強化。大型ガトリング・ガンや新規デザインの二連ビームキャノンなど、武装も充実している。
特筆すべきは、ビームサーベルのエフェクトパーツにクリアブラックが採用されている点だ。通常のビームエフェクトとは異なる独特の雰囲気があり、ファントムカラーの機体とよく調和する。
また、ジム・タービュレンスの頭部も選択式で再現できる。ブイカーズのエンブレムやナンバリングを収録した水転写式デカールも付属する。
3種類のMGキットの価格と発売時期- 通常型:2018年9月発売/初回販売価格5,400円(税込)
- F.A.:2020年11月発売予定/初期販売価格6,270円(税込)
- P.F.:2024年8月発売/7,590円(税込)
価格は初回販売時の情報を基本に整理している。F.A.についてはBANDAI SPIRITSの商品情報に6,710円の表示もあり、再販時期によって価格が異なる点に注意したい。
2026年11月のプレミアムバンダイ再販状況2026年11月6日時点で確認できるプレミアムバンダイの関連商品一覧では、通常型、F.A.、P.F.の過去の販売ページはいずれも予約終了となっている。
F.A.は2021年まで複数回の再販が行われ、2024年1月発送分も販売された。P.F.についても、2024年8月の初回販売に続き、2024年10月、11月、2025年1月発送分が展開された履歴がある。
ただし、過去に複数回再販されたことが、2026年中の再販を保証するわけではない。次回の予約開始日や発送時期は、プレミアムバンダイの商品ページに掲載される正式な案内を基準に判断したい。
予約終了後に中古市場で探す場合は、定価だけでなく、未組立か完成品か、説明書やデカールがそろっているか、パーツの欠品がないかも確認する必要がある。特にP.F.は大型ガトリング・ガンや特殊なエフェクトパーツが特徴なので、付属品の確認が購入後の満足度を左右する。
【ガンダムストームブリンガーのガンプラレビュー】組み立てやすさと選び方
MGストームブリンガーシリーズは、機体設定だけでなく、模型としての完成度も注目されている。レビューでは、各形態の造形や可動性能、武装の保持、成形色による再現度などが評価ポイントになっている。
通常型はシンプルな機体シルエットが魅力通常型は、F.A.やP.F.と比べて追加装甲が少なく、ストームブリンガー本来の高機動型らしいシルエットを楽しめる。
二連ビームキャノンの前腕への装着方式も特徴的で、武器を構えたポーズだけでなく、機体の腕部と一体化した独特の射撃スタイルを再現できる。
レビューでは、ジム・スナイパーII系のフレーム構造を生かした可動性や、安定したポージングも評価されている。
F.A.は2種類の機体を楽しめるコンパチ仕様F.A.のレビューで特に注目されるのは、ジム・タービュレンスとの選択式仕様だ。1つのキットでストームブリンガーの強化型と、その前身のジムを再現できる。
ダークグリーンとグレーの成形色によるミリタリー感も大きな魅力。細かな色分けがパーツで再現されているため、素組みでもまとまりのある外観に仕上げやすい。
一方、レビューではランナー構成が複雑で、説明書を確認しながらパーツを探す必要がある点や、ハンドパーツの指が外れやすい点も指摘されている。
組み立てやすさだけを重視する人よりも、組み換えや機体の違いを楽しみたい人向けのキットといえる。
P.F.は完成後の存在感と武装の豊富さが強みP.F.は3種類の中でも特に重厚な外観を持つ。追加装甲によって脚部や腰部のボリュームが増し、大型ガトリング・ガンと360mmロケット砲改が加わることで、ディスプレイ時の迫力も際立つ。
個別の組み立てレビューでは、膝立ちを含む可動ポーズや武装の取り付け、V'cardsの水転写式デカールなどが紹介されている。ビームサーベルのクリアブラックも、ほかのMGシリーズではあまり見られない個性的な要素だ。
ただし、細部の色分けには部分塗装が必要な箇所もある。完成見本のような仕上がりを目指す場合は、説明書を確認して塗装箇所を把握しておきたい。
どのMGを選ぶべき?おすすめの判断基準通常型がおすすめの人
- ストームブリンガーの基本デザインが好き
- 高機動型らしいスマートな外観を重視する
- シリーズの出発点となる機体を手元に置きたい
F.A.がおすすめの人
- ジム・タービュレンスも好き
- 1つのキットで2種類の機体形態を楽しみたい
- ミリタリー調の配色やキャノン砲が好み
P.F.がおすすめの人
- ストームブリンガーの最終形態を組みたい
- 大型ガトリング・ガンや追加装甲が好き
- 重武装のMGをディスプレイしたい
- ブイカーズのデカールや独特のカラーリングを重視する
反対に、軽快なシルエットや少ない武装を好む人にはP.F.の重装甲スタイルが合わない可能性もある。また、限定キットをプレミア価格で購入する場合は、付属品や状態を含めて慎重に判断したい。
【よくある質問】ガンダムストームブリンガーに関するFAQ
Q1:ガンダムストームブリンガーはどのアニメに登場する?
A1:『ガンダムビルドダイバーズ』の公式外伝『GIMM&BALL's World Challenge』に登場する。最終形態のP.F.は、公式外伝『Genius Head Line』に登場する。テレビアニメ本編の主要機体ではない。
Q2:ガンダムストームブリンガーとジム・タービュレンスの違いは?
A2:ジム・タービュレンスはMGジム・ドミナンスをベースにティム・バレットが改造した前身機。ストームブリンガーは、頭部をガンダムタイプに変更し、肩部、腰部、バックパックなどを強化した後継機である。
Q3:F.A.はフルアーマーの略?
A3:正式にはFatal Ash(フェイタル・アッシュ)の略称である。名称だけでフルアーマー仕様と判断しないようにしたい。
Q4:P.F.はストームブリンガーの最終形態?
A4:その通り。Phantom Fang(ファントム・ファング)の略で、F.A.から追加装甲や大型ガトリング・ガンなどを加えた最終形態として設定されている。
Q5:MG P.F.にはジム・タービュレンスも付属する?
A5:ジム・タービュレンスの頭部を再現する選択式パーツが付属する。ただし、F.A.キットのようにジム・タービュレンス全体を組み立てられるコンパチ仕様とは異なる。
Q6:2026年現在、MGストームブリンガーは再販されている?
A6:2026年11月6日時点で確認できるプレミアムバンダイの関連商品一覧では、通常型、F.A.、P.F.の過去の商品ページはいずれも予約終了となっている。次回再販の確定日については、公式発表を待つ必要がある。
【プロの結論】ストームブリンガーの魅力はビルダーの成長と機体の進化にある
ガンダムストームブリンガーは、ジム・ドミナンスを起点とする改造の積み重ねによって生まれた、ビルド系作品らしさを象徴するガンプラである。
ジム・タービュレンスから通常型への変化では機体の高機動化とガンダムタイプへの換装が行われ、F.A.では射撃能力を強化。最終形態のP.F.では追加装甲と大型ガトリング・ガンを採用し、機体性能のバランスを完成させた。
この進化は、単純に武器や装甲を追加しただけのものではない。ティム・バレットがガンプラバトルを経験し、ボールとの絆を深め、製作者として成長していく過程が反映されている。機体の変化とキャラクターの成長が連動している点こそ、このシリーズの面白さだ。
ガンプラ選びでは、基本形態を楽しむなら通常型、前身機との関係まで再現したいならF.A.、重装甲と豊富な武装を求めるならP.F.という判断が分かりやすい。
2026年現在はプレミアムバンダイでの過去の予約が終了しているため、購入時には再販情報と中古品の状態を確認することが大切だ。価格だけでなく、頭部や武装の選択肢、デカール、付属パーツまで比較すれば、自分が求めるストームブリンガーを選びやすくなる。
通常型からF.A.、そしてP.F.へ。ガンダムストームブリンガーは、ガンプラを作る楽しさと、作り手が理想の機体を追い求める面白さを一つの系譜に凝縮したシリーズなのである。
主な確認資料・参考情報
- BANDAI SPIRITS公式商品情報:通常型、F.A.、P.F.の製品仕様・価格・発売時期。
- プレミアムバンダイ公式商品一覧:過去の再販履歴と予約終了状況。
- KADOKAWA「ガンダムホビーライフ」013の商品紹介。
- 公式外伝『GIMM&BALL's World Challenge』Episode 8。
- MG F.A.およびP.F.の組み立て・完成品レビュー。