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【出走条件と登録締切】2026年のエントリーはどう進んでいる?

黒田 宗一郎 黒田 宗一郎 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
目次

香港国際競走は、香港国内の有力馬だけでなく、海外の競走馬にも門戸を開いた国際GⅠシリーズです。日本、欧州、オーストラリアなどから実績馬が登録し、各競走の条件や出走馬選定を経て本番を迎えます。

2026年の登録締切は11月2日

HKJCの2026/2027年シーズン公式登録情報では、4競走すべての無料登録締切が2026年11月2日午後6時(香港時間)に設定されていました。

登録手続きには、次の特徴があります。

  • 馬1頭につき登録フォームは1通。
  • 1頭が複数の競走に登録することも可能。
  • 同一開催日に2競走へ登録する場合は、第1希望と第2希望を指定する。
  • 登録後も、最終的な出走馬の決定や出走手続きが必要。

なお、無料登録と実際の出走手続きは別です。HKJCの公式案内では、グループ競走に出走宣言料が適用され、条件に該当する場合には総賞金の1%に相当する追加登録料も設定されています。

11月6日時点で押さえておきたい登録状況

2026年11月4日、HKJCは香港国際競走に世界各地から142頭が登録し、そのうち36頭がGⅠ優勝馬であると発表しました。国際的な実績馬が多数集まる、充実したエントリーとなっています。

日本については、JRAが11月5日に所属馬の予備登録情報を公表。合計45頭(美浦16頭、栗東29頭)が登録しました。これは日本馬の出走確定を意味するものではありませんが、4競走それぞれに日本の有力馬が候補として名を連ねています。

【日本馬45頭の動向】2026年はどの競走に注目すべきか

香港国際競走

2026年の日本馬の予備登録は、4競走すべてに広がっています。JRAが公表した11月4日時点の登録資料を整理すると、競走別の登録数は次のとおりです。


45頭


JRA所属馬の予備登録数


美浦所属

16頭




栗東所属

29頭



競走別の登録数
{#each [{name:"香港カップ",n:23},{name:"香港マイル",n:18},{name:"香港ヴァーズ",n:17},{name:"香港スプリント",n:8}] as r}


{r.name}
{r.n}頭





{/each}
※競走別の頭数は重複登録を含むため、合計は45頭を超える。

香港カップで注目したい日本馬

芝2,000メートルの香港カップには、マスカレードボール、ドゥレッツァ、アーバンシック、ホウオウビスケッツなどが登録しました。

なかでもマスカレードボールやドゥレッツァは、日本の中距離路線で実績を持つ馬として注目されます。海外の強豪との比較では、直線の瞬発力だけでなく、右回りのコースへの適応や最初のコーナーまでの位置取りが評価材料になります。

香港マイルで注目したい日本馬

香港マイルには、アドマイヤズーム、エンブロイダリー、スターアニス、シックスペンス、オフトレイルなどが登録しています。

マイル戦は日本馬が過去に優勝してきた実績のあるカテゴリーです。日本国内のマイル戦で見せてきた末脚を、香港の芝1,600メートルでも発揮できるかが焦点になります。

香港スプリントで注目したい日本馬

香港スプリントには、ピューロマジック、サウンドモリアーナ、ダノンマッキンリー、ペアポルックスなどが登録しました。

ただし、立ちはだかるのが地元のカーインライジングです。2024年と2025年の香港スプリントを連覇した同馬は、2026年11月4日時点のHKJC発表でも大きな注目を集めています。短距離戦ではスタート直後から主導権を握る能力が重要になるため、日本馬がどのような位置取りを選ぶかも見どころです。

香港ヴァーズで注目したい日本馬

芝2,400メートルの香港ヴァーズには、アドマイヤテラ、ゴーイントゥスカイ、ビザンチンドリーム、ドゥレッツァ、マスカレードボールなどが登録しました。

長距離適性が問われる競走だけに、日本の芝2,400メートル以上で実績を持つ馬にとっては、海外GⅠタイトルを狙う重要な機会です。

なお、同じ馬が複数の競走に希望を出しているケースもあります。例えば、ゴーイントゥスカイは香港ヴァーズを第1希望、香港カップを第2希望として登録しています。マスカレードボールも香港カップを第1希望、香港ヴァーズを第2希望としています。登録段階の希望と最終的な出走競走は区別して確認する必要があります。

海外勢と地元香港勢の争いも激化

日本馬だけでなく、香港の有力馬や欧州のGⅠ馬にも注目です。

HKJCが11月4日に発表した登録馬情報では、カーインライジングやヴォイッジバブルなどの地元有力馬に加え、ブリーダーズカップ・ターフを制したベンヴェヌートチェッリーニなど、国際的な実績を持つ馬が名前を連ねています。

また、地元香港勢では香港カップや香港マイルへの出走を視野に入れる馬もおり、11月の前哨戦を通じて出走先を判断する動きが続いています。11月6日のHKJC報道では、スカイジュエリーが香港カップと香港マイルの両方に登録し、11月8日のGⅢ戦の結果を見て進路を検討する状況が伝えられました。

【歴代優勝馬】日本馬が香港国際競走で残した実績

香港国際競走は、日本競馬にとっても海外遠征の歴史を語るうえで重要な舞台です。

HKJCの2025年公式メディアガイドによると、日本は香港国際競走の歴史において、海外からの遠征馬として最多となる通算20勝を記録しています。フランスの15勝、イギリスの13勝を上回る実績です。

日本馬の代表的な歴代優勝馬

特に記憶に残るのが、次の優勝馬です。

- エイシンヒカリ:2015年香港カップ優勝。武豊騎手との逃げ切り勝ち。
- モーリス:2016年香港カップ優勝。堀宣行厩舎の管理馬として海外GⅠでも実力を発揮。
- アドマイヤマーズ:2019年香港マイル優勝。
- ロードカナロア:2012年、2013年香港スプリント連覇。
- ダノンスマッシュ:2020年香港スプリント優勝。
- ラヴズオンリーユー:2021年香港カップ優勝。
- グローリーヴェイズ:2019年、2021年香港ヴァーズ優勝。
- ウインマリリン:2022年香港ヴァーズ優勝。
- ノームコア:2020年香港カップ優勝。
- ウインブライト:2019年香港カップ優勝。

これらの実績は、香港国際競走が日本馬にとって単なる遠征先ではなく、世界的な評価を獲得できる重要な競走であることを示しています。

2025年の結果から見える2026年の勢力図

直近の2025年大会では、香港カップをロマンチックウォリアー、香港マイルをヴォイッジバブル、香港スプリントをカーインライジング、香港ヴァーズをソジーが制しました。

4競走すべてで異なる個性の馬が勝利しており、地元香港勢だけでなく、欧州勢や日本勢も上位争いに加わっています。

さらに2026年1月のHKJC発表では、2025年の香港カップは世界のGⅠ競走ランキングで20位、香港ヴァーズは26位、香港マイルは35位に評価されました。香港スプリントも世界の芝スプリント競走で7位の評価を獲得しています。4競走が世界的な競走水準を維持していることは、2026年大会の国際的な注目度を裏付けています。

【JRA海外競馬発売】香港国際競走の馬券は日本で買える?

日本の競馬ファンにとって気になるのが、JRAによる海外競馬発売です。

JRAは海外競馬の一部を対象に馬券を発売しています。香港国際競走も、これまで日本国内から馬券を購入できる機会が設けられてきました。

ただし、2026年12月13日の4競走については、11月6日時点でJRAの発売決定を確認できません。

発売対象の指定と実際の発売は別

JRAの2026年海外競馬関連資料には、12月13日の香港ヴァーズ、香港スプリント、香港マイル、香港カップが掲載されています。

一方、これらは農林水産大臣が指定する海外競走の一覧にも含まれているという意味であり、馬券の発売決定とは異なります。JRAの公式説明では、指定競走のうち農林水産大臣の認可を受けた競走について発売でき、実際に発売する場合は改めてJRAホームページで告知するとしています。

JRAで発売された場合の購入方法

JRAの海外競馬発売では、対象レースに応じてUMACA投票やネット投票が利用できます。A-PAT、JRAダイレクト、プッシュホン投票は発売対象外です。また、競馬場やウインズでの通常の窓口発売もありません。

2026年の香港国際競走については、次の3点を確認しておくと混乱を避けられます。

  • JRAから正式な発売対象レースの告知が出ているか。
  • 発売開始日時と対象となる4競走を確認したか。
  • 利用する投票サービスが発売対象になっているか。

海外競馬の発売は競走ごとに異なるため、香港国際競走が開催されるという情報だけで、日本国内で馬券を購入できると判断しないことが大切です。

【香港国際競走2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:香港国際競走2026はいつ開催されますか?
A1:2026年12月13日(日曜)です。香港のシャティン競馬場で香港カップ、香港マイル、香港スプリント、香港ヴァーズの4つのGⅠが開催されます。

Q2:2026年の香港国際競走の総賞金はいくらですか?
A2:4競走合計で1億3,000万香港ドルです。最高額は香港カップの4,000万香港ドル、次いで香港マイルの3,600万香港ドル、香港スプリントの2,800万香港ドル、香港ヴァーズの2,600万香港ドルです。

Q3:2026年の登録締切はいつでしたか?
A3:香港ジョッキークラブの公式情報では、4競走とも2026年11月2日午後6時(香港時間)が無料登録の締切でした。11月5日にはJRA所属馬45頭の予備登録情報も公表されています。

Q4:2026年は日本馬が何頭出走しますか?
A4:JRA所属馬45頭が予備登録しました。ただし、これは出走確定頭数ではありません。最終的な出走馬や競走ごとの振り分けは、その後の出走手続きで確認する必要があります。

Q5:香港国際競走の馬券はJRAで購入できますか?
A5:2026年11月6日時点では、12月13日の4競走について正式な発売決定を確認できません。JRAは実際に発売する場合、別途公式発表を行うと案内しています。

2026年の香港国際競走は、12月13日にシャティン競馬場で開催されます。香港カップ、香港マイル、香港スプリント、香港ヴァーズの4つのGⅠが同日に行われ、総賞金は1億3,000万香港ドルに達します。

11月6日時点で押さえておきたい重要情報は、次のとおりです。

  • 開催日:2026年12月13日(日曜)
  • 開催場所:香港・シャティン競馬場
  • 4競走の総賞金:1億3,000万香港ドル
  • 無料登録締切:2026年11月2日
  • 世界各地からの登録馬:142頭
  • JRA所属馬の予備登録:45頭
  • JRAの馬券発売:正式発表を待つ段階

今年の見どころは、香港カップで新たな中距離王者が誕生するか、ヴォイッジバブルが香港マイル3連覇に挑めるか、カーインライジングが香港スプリント3連覇を達成するか、そして香港ヴァーズで日本の中長距離馬が欧州勢に対抗できるかという4つのテーマです。

特に日本馬は45頭が予備登録しており、複数の競走で有力候補が名を連ねています。今後は最終的な出走馬、枠順、騎手の組み合わせ、JRAの発売情報が焦点になります。単なる日本馬の応援にとどまらず、各馬の距離適性とシャティン競馬場への対応力を見極めることが、2026年大会をより深く楽しむためのポイントです。

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コンテンツディレクター 黒田 宗一郎
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グルメ・レシピ担当。材料と手順は必ず再現検証し、出典を明記します。

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