今回の第77回NHK紅白歌合戦は、俳優2人、経験豊富なタレント1人、NHKアナウンサー1人という構成です。
NHKが2026年10月9日に公表した司会者は、次の4人です。
第77回NHK紅白歌合戦・司会者一覧
芦田愛菜(あしだ・まな)
俳優・2004年生まれ
子役時代からの紅白出演経験を持つ。2011年には歌手として「マル・マル・モリ・モリ!」を披露し、2022年にはゲスト審査員を担当した。
堺雅人(さかい・まさと)
俳優・1973年生まれ
『半沢直樹』『リーガル・ハイ』『真田丸』『VIVANT』などで知られる俳優。2015年と2023年にはゲスト審査員として紅白に参加した。
二宮和也(にのみや・かずなり)
俳優・タレント・1983年生まれ
嵐として2010~2014年に5回、個人として2017年に1回司会を担当。今回は個人として2回目の登板となる。
鈴木奈穂子アナウンサー
NHKアナウンサー・2004年入局
『NHKニュースおはよう日本』『ニュースウオッチ9』『NHKニュース7』などを担当。現在は『あさイチ』のキャスターとして活躍している。
今回の人選は、単純に知名度の高い芸能人を集めたものではありません。
芦田愛菜さんは子どもから大人へと成長してきた姿を多くの視聴者が知っており、世代をつなぐ存在です。
堺雅人さんは、ドラマや映画で培った表現力と独特の存在感が持ち味。音楽番組の司会という新しい役割で、どのような一面を見せるのかが楽しみです。
二宮和也さんは、嵐時代から紅白の進行を経験してきた実務派。鈴木奈穂子アナは、生放送の進行を支えるNHKのアナウンサーです。
この4人がそれぞれの強みを持ち寄る構成になっています。
【4人の経歴と紅白との接点】初司会・再登板の違いを比較

今回の司会者を理解するうえで大切なのが、4人の紅白との過去の関係です。
初司会の芦田さんと堺さんも、実は今回が初めて紅白の舞台に立つわけではありません。
過去の出演歴を整理すると、今回の起用がより分かりやすくなります。
| 人物 | 過去の紅白出演 | 2026年の位置づけ |
|---|---|---|
| 芦田愛菜 | 2011年に歌手、2022年にゲスト審査員 | 初司会 |
| 堺雅人 | 2015年・2023年にゲスト審査員 | 初司会 |
| 二宮和也 | 2010~2014年に嵐として司会、2017年に個人司会 | 個人として2回目 |
| 鈴木奈穂子 | 2024年・2025年に司会 | 3年連続3回目 |
芦田愛菜さんは2004年6月23日生まれ、兵庫県出身です。
2010年にドラマ『Mother』で注目を集め、翌2011年には『マルモのおきて』で連続ドラマ初主演を果たしました。
同年の第62回紅白歌合戦では、ドラマで共演した鈴木福さんとともに「マル・マル・モリ・モリ!」を披露しています。
その後、映画『パシフィック・リム』でハリウッドデビューを果たすなど、俳優として活動の幅を広げてきました。
2022年の第73回ではゲスト審査員を務めています。
今回の初司会は、子役として紅白のステージに立った経験から、番組全体を進行する立場へと役割が変わる節目でもあります。
堺雅人は2度の審査員経験を経て初司会へ堺雅人さんは1973年10月14日生まれ、宮崎県出身です。
1992年から劇団東京オレンジで活動を始め、テレビドラマ、映画、舞台などでキャリアを積み重ねました。
代表作には以下の作品があります。
- 『リーガル・ハイ』
- 『半沢直樹』
- 大河ドラマ『真田丸』
- 『VIVANT』
- 映画『南極料理人』
- 映画『ゴールデンスランバー』
紅白では2015年の第66回、2023年の第74回にゲスト審査員として参加しています。
堺さんは司会決定時のコメントで、以前審査員として参加した際、歌手の歌声に感動した経験を振り返りました。
また、二宮さんについては、共演したドラマと重ね合わせながら「尊敬する心強い弟」と表現しています。
俳優同士の関係性が、番組進行の中でどのように生かされるのかも注目点です。
二宮和也は嵐時代を含めると紅白司会の経験が豊富二宮和也さんの今回の起用で特に注目されるのは、9年ぶりという時間の長さです。
過去の担当歴を正確に分けると、次のようになります。
- 2010年~2014年:嵐のメンバーとして5年連続で司会
- 2017年:個人として初めて司会
- 2026年:個人として2回目の司会
つまり、2017年から2026年までの9年を経て、再び個人名義で紅白の司会を担当することになりました。
嵐としての経験と個人としての経験は区別する必要があります。「二宮和也の紅白司会は今回で7回目」と単純に数えるより、グループで5回、個人で2回と整理するのが正確です。
また、NHKの実施本部長は、二宮さんについてNHKホールと紅白の舞台裏、生放送の厳しさを知り尽くしている点を評価しています。
鈴木奈穂子アナは3年連続で番組の安定感を担う鈴木奈穂子アナウンサーは2004年にNHKへ入局しました。
高松放送局、松山放送局を経て東京のアナウンス室に勤務し、報道番組で経験を重ねています。
特に『NHKニュースおはよう日本』『ニュースウオッチ9』『NHKニュース7』など、重要なニュース番組を担当してきた経歴があります。
現在は『あさイチ』のキャスターとして、情報を分かりやすく伝える役割を担っています。
紅白では2024年の第75回、2025年の第76回に続いて今回も担当。
3年連続での起用は、番組の進行を安定させるうえでも意味のある人選です。
【紅白司会の起用理由と選考基準】NHKが評価した4人の強み
紅白の司会者は、一般的なバラエティー番組の司会者とは求められる役割が異なります。
大みそかの生放送では、歌手の紹介、出演者とのやり取り、番組の時間管理、突発的な進行変更への対応など、幅広い能力が必要です。
今回の人選からは、次のような評価軸が読み取れます。
1. 芦田愛菜:世代をつなぐ知名度と親しみやすさ芦田さんの強みは、幅広い年代に認知されていることです。
幼少期からテレビで活躍してきたため、子どもの頃の姿を知る視聴者も少なくありません。
一方で、現在は俳優として多様な役柄に挑戦し、落ち着いた受け答えや知的なイメージも定着しています。
NHK実施本部長のコメントでも、7歳のときに紅白で「マルモリ」を披露した経験が取り上げられました。
過去の紅白とのつながりを持ちながら、次の世代の視聴者にも番組を届けられる人選と考えられます。
2. 堺雅人:俳優としての表現力と幅広い支持堺さんについて、NHK実施本部長は優しさと強さを併せ持つ人気俳優として評価しています。
『半沢直樹』のような社会現象を巻き起こした作品から、コミカルな演技が印象的な『リーガル・ハイ』まで、幅広い役柄を演じてきました。
紅白では、歌手の紹介や出演者との掛け合いなど、予定調和にならない場面も数多くあります。
俳優としての表現力が、生放送でどのように発揮されるかは見どころです。
3. 二宮和也:紅白の現場を知る経験値二宮さんについてNHKが特に評価したのは、紅白の現場経験です。
嵐として5回、個人として2017年に1回の司会経験があり、今回が個人として2回目となります。
紅白の舞台は、出演者の人数も進行の複雑さも一般的な音楽番組とは異なります。
経験者を再び起用することは、初司会となる2人を支える意味でも合理的な選択です。
4. 鈴木奈穂子アナ:生放送を支える進行力鈴木アナについては、NHKの報道番組と情報番組で培ってきた経験が強みです。
紅白のような長時間の生放送では、出演者の魅力を引き出すだけでなく、時間を守り、番組全体の流れを整える役割が欠かせません。
3年連続の担当は、これまでの番組進行の経験を継続して生かせるという利点があります。
NHKが公表した理由と編集上の分析は分けて考えるここで注意したいのは、NHKが4人それぞれについて詳細な選考基準や配点を公表したわけではないことです。
公式発表で具体的な評価が示されたのは、主に芦田さん、堺さん、二宮さんの3人です。鈴木アナについては、これまでの担当歴とアナウンサーとしての経歴が紹介されています。
そのため、4人の起用理由を考える際は、公式に示された評価と、過去の出演歴から読み取れる役割を分けて理解する必要があります。
今回の組み合わせには、次の4つの要素がそろっています。
- 幅広い世代への認知度
- 芸能界での表現力と発信力
- 紅白の現場を知る経験
- NHKの生放送を支える進行能力
このバランスこそが、今回の司会者構成の特徴です。
【有吉弘行は紅白司会を卒業?】2023~2025年の3年間を振り返る
2026年の司会発表で、もう一つ注目されたのが有吉弘行さんの交代です。
有吉さんは2023年の第74回から2025年の第76回まで、3年連続で紅白の司会を務めました。
今回の第77回では新しい4人にバトンタッチすることになり、司会者としての連続担当に一区切りがつきました。
有吉弘行の紅白出演歴は司会だけではない実は、有吉さんと紅白の関係は2023年から始まったわけではありません。
2022年の第73回では、ダチョウ倶楽部、純烈とともに「白い雲のように」を歌唱しました。
その後、2023年から3年連続で司会を担当しています。
2026年10月11日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』では、司会交代について本人が言及しました。
「ついにバトンタッチを」 「ようやくといったところでしたが肩の荷が下りまして」
日刊スポーツの報道によると、有吉さんは紅白に4年間関わったことを振り返り、司会を終えた安堵感を冗談を交えて語っています。
有吉弘行の卒業は完全な芸能活動の引退ではないここで誤解しやすいのが「紅白卒業」という言葉です。
今回の交代は、あくまで紅白の司会者としての担当終了を意味します。
有吉さんが芸能活動を引退したわけでも、NHKとの関係を完全に断ったわけでもありません。
また、NHKが公式に「有吉さんの卒業理由」を詳しく発表したわけではありません。
本人の発言からは、3年間の司会を終えたことへの達成感と安堵がうかがえます。
歴代司会者の流れから見る2026年の変化直近の紅白司会者を振り返ると、番組の構成が少しずつ変わってきたことが分かります。
- 2021年・第72回:川口春奈、大泉洋、和久田麻由子アナ
- 2022年・第73回:大泉洋、橋本環奈、桑子真帆アナ、櫻井翔
- 2023年・第74回:有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナ
- 2024年・第75回:有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナ
- 2025年・第76回:有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜、鈴木奈穂子アナ
- 2026年・第77回:芦田愛菜、堺雅人、二宮和也、鈴木奈穂子アナ
特に2021年の第72回は大きな転換点でした。
それまでの「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称を統一し、全員を「司会」と呼ぶ形式に変更しています。
そのため、2026年の4人についても、従来の紅組・白組の担当者として単純に分類するのは正確ではありません。
司会者全員が番組の進行と出演者を支える構成です。
【2026年紅白歌合戦の放送日時・会場】NHKホールで大みそかに開催
第77回NHK紅白歌合戦は、2026年12月31日(木)に放送されます。
現時点で公表されている基本情報は以下のとおりです。
第77回NHK紅白歌合戦12月31日(木)
19:20~23:45
放送時間
午後7時20分~午後11時45分
放送日
2026年12月31日(木)
会場
NHKホール
司会
4人
中断
ニュース中断あり
NHK総合・NHK AM・BSP4K・BS8Kで放送予定
NHKの観覧募集情報でも、開催会場は東京都渋谷区のNHKホールと案内されています。
NHKホールの観覧時間とテレビ放送時間は違う会場で観覧する場合、テレビ放送とは時間が異なる点に注意が必要です。
NHKの観覧募集情報によると、予定は次のとおりです。
| 項目 | 時間 |
|---|---|
| 開場 | 午後6時 |
| 開演 | 午後6時50分 |
| テレビ放送開始 | 午後7時20分 |
| 終演 | 午後11時45分 |
会場での開演はテレビ放送開始より30分早く設定されています。
観覧を希望する場合は、テレビの放送時間だけを基準にせず、NHKの観覧案内に記載された時間を確認することが大切です。
NHK ONEやラジオでの視聴にも対応2026年の紅白はテレビ放送だけでなく、インターネット配信やラジオでも楽しめます。
- NHK ONE:同時配信・見逃し配信
- らじるらじる:ラジオの同時配信・聴き逃し配信
- NHK AM:ラジオ放送
外出先から視聴する場合や、テレビを使えない環境でも楽しめる選択肢が用意されています。
番組テーマは「こえていこう、歌とともに。」今回のテーマは、「こえていこう、歌とともに。」です。
NHKが発表したテーマ説明では、日本の音楽が世代やジャンル、国境を越えて人々をつないでいることが強調されています。
例えば、若い世代が昔のレコードを聴くこと、親子で好きなアーティストのライブに出かけること、日本人アーティストの海外公演に多くの観客が集まることなどが挙げられています。
加えて、国内で災害が相次ぎ、不安を感じる人が多い状況にも触れています。
そのうえで、歌とともに困難を乗り越え、未来への希望を見いだしたいというメッセージが込められています。
テーマの説明では、紅白歌合戦そのものも、昭和26年にラジオ番組として誕生して以来、放送の枠や国境を越えて広がってきたと位置づけられています。
単にヒット曲を紹介するだけでなく、音楽を通じて世代や地域をつなぐという紅白の役割を改めて示すテーマです。
【今年紅白司会に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の紅白司会者は誰ですか?
A1:芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、NHKの鈴木奈穂子アナウンサーの4人です。NHKが2026年10月9日に発表しました。
Q2:芦田愛菜と堺雅人は紅白初司会ですか?
A2:はい。2人とも第77回が初めての紅白司会です。ただし、芦田さんは2011年に歌手、2022年にゲスト審査員として出演し、堺さんも2015年と2023年にゲスト審査員を務めています。
Q3:二宮和也の紅白司会は何年ぶりですか?
A3:個人としては2017年の第68回以来、9年ぶり2回目です。嵐としては2010年から2014年まで5年連続で司会を担当しました。
Q4:鈴木奈穂子アナは何年連続で司会を務めますか?
A4:2024年、2025年に続き、2026年で3年連続3回目です。
Q5:有吉弘行は紅白司会を卒業したのですか?
A5:2023年から2025年まで3年連続で担当し、2026年は新しい司会者に交代しました。本人もラジオでバトンタッチについて語っています。ただし、芸能活動を引退したという意味ではありません。
Q6:2026年の紅白歌合戦はいつ放送されますか?
A6:2026年12月31日(木)の午後7時20分から午後11時45分までです。途中でニュースによる中断があります。
Q7:2026年の紅白歌合戦の会場はどこですか?
A7:東京都渋谷区のNHKホールです。NHKの観覧募集情報でも会場として案内されています。
2026年の第77回NHK紅白歌合戦は、芦田愛菜さん、堺雅人さん、二宮和也さん、鈴木奈穂子アナウンサーという4人体制で開催されます。
今回の人選で特に注目したいのは、次の3点です。
1. 芦田愛菜・堺雅人の初司会:紅白の出演経験を持つ2人が、初めて番組全体を進行する立場に挑戦します。
2. 二宮和也の9年ぶり復帰:嵐時代から積み重ねた紅白の経験が、新しい司会陣を支えることになります。
3. 鈴木奈穂子アナの3年連続担当:生放送の進行を支える存在として、継続性が期待されます。
加えて、2023年から3年間司会を務めた有吉弘行さんから新しい4人へとバトンが渡されたことも、今回の大きな変化です。
番組テーマは「こえていこう、歌とともに。」。2026年12月31日午後7時20分から、NHKホールを舞台に放送されます。
今回の紅白は、初司会の新鮮さと経験者の安定感がどのように融合するかが最大の見どころです。4人がどのような掛け合いを見せ、2026年最後の夜を彩るのか。出演歌手や曲順の発表とともに、年末に向けて期待が高まります。