阿部さんをめぐる不倫疑惑について、もう一つ重要な出来事があります。それが2022年11月10日に行われたNHK前田晃伸会長の定例会見です。
週刊誌の報道後、世間では勤務時間中の不適切な行為があったのではないか、NHKとして懲戒処分を行うのではないかという点にも関心が集まっていました。これに対し、前田会長は阿部さんの降板経緯と職務規定について説明しています。
前田晃伸会長が説明した内容日刊スポーツなどが報じた会見で、前田会長は次のように述べました。
「本人から申し出があり、朝のラジオ番組を降板しました。私からこれ以上申しあげることはございません」
加えて、勤務時間中の行為が職務規定に違反していたのではないかという指摘については、次の見解を示しています。
「調べている限り、職務規定に違反している事実はありません」
この会見から読み取れるのは、NHKが調査した範囲では職務規定違反を認定しておらず、会長も処分についてそのような事実はないとの認識を示したことです。
週刊誌報道とNHKの公式見解は別のものここで混同してはいけないのが、週刊誌による不倫疑惑の報道と、NHKが発表した組織としての見解です。
文春オンラインは、阿部さんと30代女性局員との関係を不倫疑惑として報じました。一方、NHKは職員個人の問題について詳細な回答を避け、会長会見では職務規定違反について説明しています。
つまり、会長の発言は不倫関係そのものを公式に認定したものでも、私生活上の疑惑を全面的に否定したものでもありません。
報道と確認された事実の整理
女性局員との不倫疑惑
2022年10月29日、文春オンラインが報道。私生活上の関係についての報道であり、NHKによる公式な事実認定とは異なる。
本人の申し出による番組降板
2022年10月31日、番組内で発表。11月10日の会長会見でも同様の説明が行われた。
職務規定違反は確認されていない
前田会長がNHKの調査範囲における見解として説明した。
私生活上の疑惑に関する詳細な公式説明
NHKは個別職員の問題として詳細な説明を行っていない。
したがって、「NHKが不倫を認めた」「NHKが不倫疑惑を完全否定した」「不倫を理由に懲戒解雇された」といった説明はいずれも、会長会見の内容とは一致しません。
視聴者が知っておきたいのは、番組降板という結果は確定している一方、その背景にある私生活上の報道とNHKの職務規定に関する判断は、別々の問題として扱われたという点です。
【2026年最新】阿部渉アナの現在は?退職理由とNHKラジオセンターでの動向

阿部さんの現在を知るうえで、注目したいのが2023年に報じられたNHKラジオセンターでの仕事です。
2022年の降板後、テレビやラジオの生放送で阿部さんの姿を見る機会は大きく減りました。しかし、表舞台から姿を消したことと、NHKを退職したことは同じではありません。
2023年には「ひるのいこい」の編集長職との報道2023年4月18日、週刊女性PRIMEは、阿部さんがNHKラジオセンターでラジオ番組「ひるのいこい」の編集長職に就いていたと報じました。
記事によれば、2023年3月末ごろから同番組の編集長として、番組構成などの業務に携わっていたといいます。NHK関係者の証言をもとにした報道であり、番組出演者としてではなく、制作側の仕事に関わっていたという内容でした。
「ひるのいこい」は、長年続くNHKラジオの番組です。日常の話題や投稿などを取り上げる番組で、アナウンサーとしての経験だけでなく、番組制作に関する知識も生かせる仕事です。
ただし、この編集長職についてNHKが公式に人事発表したわけではありません。同記事がNHKに問い合わせた際も、個別職員に関する回答は控えるという対応でした。
阿部渉アナはNHKを退職したのか?検索で特に多い疑問が「阿部渉はNHKを退職したのか」という点です。
2022年の降板後に表立った出演がなくなり、2023年には在宅勤務や担当業務についての報道が出たため、早期退職したのではないかという見方が広がりました。
しかし、2026年11月5日時点で、確認できる公開情報には、阿部さん本人またはNHKによる退職の公式発表や、退職理由を説明する公表資料は見当たりません。
そのため、現状を整理すると次のようになります。
- 「マイあさ!」を降板したことは確認できる。
- 2023年にはNHKラジオセンターでの番組制作業務が報道された。
- NHKが阿部さんの退職を公式発表した事実は確認できない。
- 2026年現在の所属部署、役職、具体的な担当業務は公表情報から確定できない。
つまり、「NHKを退職した」と断定できる根拠はなく、退職理由も明らかになっていません。一方で、2023年の報道をそのまま2026年の在籍状況に当てはめることもできません。
エグゼクティブ・アナウンサーの肩書は現在も有効?阿部さんは2017年6月9日付でエグゼクティブ・アナウンサーに昇格しました。
当時の日刊スポーツの報道によると、この肩書はアナウンサーとしての最高位であり、通常の番組出演に加えて、NHK全体を意識した経営的な視点も求められる局次長級相当の立場でした。
ただし、2017年に昇格したという事実と、2026年現在も同じ役職にあるということは別です。現在の役職を裏付ける新しい公式人事情報は確認できないため、過去の肩書を現在の確定情報として紹介することはできません。
【NHK復帰の可能性】阿部渉アナが再びテレビ・ラジオに出演する日は来る?
阿部さんのNHK復帰については、かつての番組を知る視聴者を中心に関心が続いています。
「おはよう日本」や紅白歌合戦での実績を考えると、再びニュース番組や大型特番で司会を務める姿を見たいと考える人がいても不思議ではありません。
ただし、2026年11月5日時点で、NHKから阿部さんのテレビ・ラジオへの復帰を発表する公式情報は確認できません。
復帰を考える際に注目したい3つのポイント1.NHK内での現在の勤務状況
最も重要なのは、現在もNHKに在籍しているのか、どのような部署で仕事をしているのかという点です。2023年のラジオ番組制作に関する報道はありますが、その後の人事や担当業務は明らかになっていません。
2.本人の出演意思とNHKの人事判断
仮にNHKに在籍していたとしても、すぐにアナウンサーとして表舞台に戻るとは限りません。本人の意向、担当業務、組織の人事判断など、複数の要素が関係します。
3.過去の実績と現在の番組編成は別問題
紅白歌合戦の総合司会を3年連続で担当し、朝のニュース番組でも長年活躍した実績は変わりません。しかし、過去の実績があるからといって、現在の番組への再起用が決まるわけではありません。
復帰の可能性をどう見るべきか現段階では、復帰が決定したという情報も、NHKが今後の出演を全面的に否定したという情報も確認できません。
したがって、復帰の可能性を完全に否定することはできませんが、具体的な復帰時期を予測できる段階でもありません。
今後の判断材料になるのは、NHKの公式人事発表、番組出演者の正式発表、本人による公的な活動報告です。過去の関係者証言やSNS上の推測だけで復帰を断定するのは早計です。
【よくある質問】NHKアナウンサー阿部渉の現在に関するFAQ
Q1:阿部渉アナウンサーは2026年現在、NHKを退職していますか?
A1:2026年11月5日時点で、NHKまたは本人による退職の公式発表は確認できません。2023年にはNHKラジオセンターで番組制作に携わっているとの報道がありましたが、現在の在籍状況は公表情報から確定できません。
Q2:阿部渉アナが「マイあさ!」を降板した理由は何ですか?
A2:2022年10月27日から体調不良を理由に番組を欠席し、31日に本人からの申し出を踏まえて降板が発表されました。同時期に女性局員との不倫疑惑が週刊誌で報じられています。
Q3:NHKは阿部渉アナの不倫を認めたのですか?
A3:NHKは不倫関係そのものを公式に認定していません。2022年11月10日の前田晃伸会長の会見では、調査した限り職務規定違反は確認されていないとの見解が示されました。
Q4:阿部渉アナは早稲田大学出身ですか?
A4:はい。公表されているプロフィールでは、早稲田大学法学部を卒業したとされています。1990年にNHKへ入局し、秋田、横浜、東京などで勤務しました。
Q5:阿部渉アナは紅白歌合戦で何回司会を務めましたか?
A5:2001年から2004年まで白組司会を4年連続で担当し、2009年から2011年までは総合司会を3年連続で務めました。
Q6:阿部渉アナがNHKに復帰する予定はありますか?
A6:2026年11月5日時点で、テレビやラジオへの復帰を知らせるNHKの公式発表は確認できません。今後の出演については、本人の意向やNHKの人事・番組編成に関する正式な情報を待つ必要があります。
阿部渉さんは、1990年にNHKへ入局し、「NHKニュースおはよう日本」や「NHKニュース7」、紅白歌合戦などを担当してきた実績豊富なアナウンサーです。2017年にはエグゼクティブ・アナウンサーに昇格し、NHKを代表する存在として活躍しました。
しかし、2022年10月の女性局員との不倫疑惑報道と「マイあさ!」降板によって、出演者としての活動は大きく変化しました。前田晃伸会長は、本人の申し出による降板と、調査範囲では職務規定違反が確認されていないことを説明しています。
その後、2023年には「ひるのいこい」の編集長職に就いたとの報道があり、早期退職や完全な活動終了とは異なる情報も伝えられました。ただし、2026年現在の勤務状況や退職の有無、今後の復帰については公式に明らかになっていません。
【プロの結論】阿部渉アナの情報を見極める3つの判断基準1. 降板と退職を混同しないこと。 番組を降板した事実だけでは、NHKを退職したことにはなりません。
2. 週刊誌報道とNHKの公式見解を区別すること。 不倫疑惑の報道と、職務規定違反が確認されなかったという会長会見は、それぞれ異なる情報です。
3. 過去の近況を2026年の現在と混同しないこと。 2023年のラジオ制作業務に関する報道は、現在の役職や勤務状況を保証するものではありません。
阿部さんの今後を知るうえでは、過去の華々しい実績や2022年の騒動だけで判断するのではなく、NHKによる正式な発表や本人の公的な活動情報に注目することが大切です。長年にわたりNHKの放送を支えてきたアナウンサーだけに、今後新しい動きが公表されるかどうかも引き続き注目されます。
主な参考報道:日刊スポーツ(2017年5月・2022年10月・11月)、オリコンニュース(2009年・2010年)、スポニチ(2022年10月)、週刊女性PRIME(2023年1月・4月)。