2026年現在、「尾上菊五郎の妻は誰?」と検索すると、波野瓔子さんと富司純子さんという2人の名前が見つかります。これは、2025年5月に尾上菊之助が八代目尾上菊五郎を襲名したことで、親子2代の菊五郎が存在するためです。
現在の八代目尾上菊五郎の妻は、歌舞伎俳優・二代目中村吉右衛門の四女である波野瓔子(なみの・ようこ)さんです。一方、父親にあたる七代目尾上菊五郎の妻は、女優の富司純子(ふじ・すみこ)さんです。八代目と七代目を区別すると、妻や子供、家族関係が整理しやすくなります。
【結論】現在の八代目尾上菊五郎の妻は波野瓔子さん

2025年に八代目尾上菊五郎を襲名した歌舞伎俳優の妻は、波野瓔子さんです。2013年2月に結婚し、3人の子供を育てています。
瓔子さんは、歌舞伎界の名優として知られた二代目中村吉右衛門の四女です。結婚前から梨園にゆかりのある家庭で育ち、尾上家とは幼い頃から接点がありました。
夫の尾上菊五郎は、結婚当時は五代目尾上菊之助という名跡で活動していました。2025年5月、歌舞伎座で八代目尾上菊五郎を襲名したため、現在は八代目菊五郎の妻として紹介されています。
なお、妻の名前については、2013年の結婚報道や出産時の報道では「波野瓔子」と表記されています。寺嶋家との関係から「寺嶋瓔子」という表記で検索されることもありますが、結婚時の報道で確認できる旧姓は波野です。
【結婚の経緯】波野瓔子さんと尾上菊五郎はどのように出会った?
幼い頃から知る梨園の幼なじみ波野瓔子さんと八代目尾上菊五郎は、歌舞伎界の名門同士という共通点を持っています。瓔子さんの父親は二代目中村吉右衛門、菊五郎の父親は七代目尾上菊五郎です。
2013年2月の結婚報道では、2人は同じ梨園で育った幼なじみとして紹介されました。日刊スポーツなどの報道によると、以前から互いを知っており、交際を経て結婚に至っています。
結婚までの経緯については、2013年2月14日の婚約・結婚会見で、菊之助が瓔子さんとの関係について説明しました。2人は幼少期から顔見知りで、個人的な付き合いを深めた後、2012年12月にプロポーズしたと報じられています。
2013年2月に結婚を発表、神田明神で挙式2013年2月14日、尾上菊之助と波野瓔子さんは結婚について会見を行いました。そして同月26日、東京・神田明神で挙式しています。
当日は歌舞伎ファンや関係者など多くの人が集まり、名門同士の結婚として大きく報道されました。挙式後の会見では、菊之助が妻となった瓔子さんの白無垢姿について語り、幸せそうな表情を見せていました。
2014年5月には披露宴も開催されています。前年に予定されていた披露宴は瓔子さんの体調などを考慮して延期されており、長男の誕生後に改めて祝宴が開かれました。
二代目中村吉右衛門の四女という家柄波野瓔子さんの父親である二代目中村吉右衛門は、播磨屋を代表する歌舞伎俳優でした。時代物から世話物まで幅広い役柄を演じ、歌舞伎界を代表する名優として知られています。
瓔子さんは4人姉妹の四女です。結婚によって音羽屋と播磨屋という歌舞伎界の名門同士が親戚関係になりました。
2013年の婚約会見には、両家の父親である七代目尾上菊五郎と中村吉右衛門も同席しています。単なる芸能人同士の結婚というだけでなく、長年歌舞伎を支えてきた家同士の縁としても注目されました。
【子供は3人】八代目尾上菊五郎と波野瓔子さんの家族構成
八代目尾上菊五郎と波野瓔子さんの間には、長男1人と娘2人の計3人の子供がいます。
長男は歌舞伎役者として活動しており、2025年には父親と同じ襲名披露興行で六代目尾上菊之助を襲名しました。父子2人が同時に大名跡を継いだことは、2025年の歌舞伎界を代表する出来事の一つです。
長男・寺嶋和史は六代目尾上菊之助に長男は2013年11月28日に誕生した寺嶋和史さんです。誕生時には松竹が発表し、体重2928グラムの男児として報道されました。
2019年5月には七代目尾上丑之助を襲名して初舞台を踏み、歌舞伎役者としての歩みを始めています。
そして2025年5月、父親とともに歌舞伎座で襲名披露を行い、六代目尾上菊之助となりました。かつて父親が名乗っていた菊之助の名跡を、今度は息子が受け継ぐことになったのです。
長女・知世さんと次女・新さん長女は2015年7月14日生まれの知世(ともよ)さんです。父親の尾上菊之助は、同年7月の会見で誕生を報告し、「広く世界を知ってほしい」という願いを込めて名前を付けたと説明しています。
次女は2017年9月4日に誕生した新(あらた)さんです。誕生時には2786グラムで、母子ともに健康と報じられました。「新しいことに物おじせず挑戦してほしい」という願いが名前に込められています。
2017年9月の日刊スポーツの報道では、次女の誕生によって菊之助が3人の子供の父親になったことが伝えられました。
長男は歌舞伎役者として舞台に立っていますが、娘2人については、学校などの詳しい私生活が広く公表されているわけではありません。子供たちのプライバシーを尊重する必要があります。
【尾上菊五郎の家系図】七代目から八代目へ続く家族関係
尾上菊五郎家の家系を理解するうえで重要なのは、七代目と八代目の親子関係です。八代目は七代目の長男であり、女優の寺島しのぶさんの弟でもあります。
さらに八代目の妻・波野瓔子さんの父親は二代目中村吉右衛門です。そのため、八代目の長男である六代目尾上菊之助には、尾上家と播磨屋の両方の血縁がつながっています。
尾上菊五郎家の人物・関係一覧| 人物 | 続柄・関係 | 主な情報 |
|---|---|---|
| 七代目尾上菊五郎 | 八代目の父 | 富司純子さんの夫。1973年に七代目を襲名。 |
| 富司純子 | 七代目の妻・八代目の母 | 女優。長女は寺島しのぶさん。 |
| 寺島しのぶ | 八代目の姉 | 女優。七代目と富司純子さんの長女。 |
| 八代目尾上菊五郎 | 七代目の長男 | 2025年5月に八代目を襲名。 |
| 波野瓔子 | 八代目の妻 | 二代目中村吉右衛門の四女。2013年に結婚。 |
| 六代目尾上菊之助 | 八代目の長男 | 2025年5月に六代目を襲名。 |
| 知世・新 | 八代目の長女・次女 | 八代目と波野瓔子さんの娘。 |
| 二代目中村吉右衛門 | 波野瓔子の父・八代目の義父 | 播磨屋を代表した歌舞伎俳優。 |
この関係を整理すると、寺島しのぶさんは八代目の姉、富司純子さんは八代目の母、波野瓔子さんは八代目の妻となります。名前が似ている人物や代数の異なる菊五郎が登場するため、続柄を押さえておくと混乱しません。
また、子供の人数についても注意が必要です。七代目と富司純子さんの子供は寺島しのぶさんと八代目の2人。一方、八代目と波野瓔子さんの子供は3人です。「尾上菊五郎の子供は3人」という情報は、八代目の家庭について述べたものです。
【七代目の妻】富司純子とはどんな人物?寺島しのぶとの関係も解説
七代目尾上菊五郎の妻は、映画・テレビ・舞台で活躍してきた女優の富司純子さんです。八代目の妻である波野瓔子さんとは別の人物であり、尾上家の母親世代にあたります。
1972年に四代目尾上菊之助と結婚富司純子さんは、かつて藤純子の芸名で映画界のスターとして活躍していました。代表的な出演作には、東映の「緋牡丹博徒」シリーズがあります。
1972年3月30日、当時四代目尾上菊之助だった七代目菊五郎と結婚しました。結婚後は寺嶋純子の名前でも活動し、梨園の妻として家庭を支える立場になりました。
翌1973年10月・11月には夫が七代目尾上菊五郎を襲名しています。つまり、富司純子さんは夫が七代目の名跡を継ぐ前から、その家族として歩んできた人物です。
長女は女優の寺島しのぶ、長男は八代目尾上菊五郎七代目と富司純子さんの間には、2人の子供がいます。
長女は1972年生まれの女優・寺島しのぶさんです。青山学院大学在学中に文学座へ入団し、舞台や映画、テレビドラマなどで活躍してきました。2003年公開の映画「赤目四十八瀧心中未遂」「ヴァイブレータ」などで高い評価を受け、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しています。
長男は1977年生まれの八代目尾上菊五郎です。1984年に尾上丑之助として初舞台を踏み、1996年には五代目尾上菊之助を襲名。その後、2025年に八代目尾上菊五郎となりました。
寺島しのぶさんと八代目は、同じ両親を持つ姉弟です。寺島しのぶさんの長男である寺嶋眞秀さんも歌舞伎の舞台に立っており、尾上家の次世代を考えるうえで関係の深い人物です。
富司純子さんは現在も女優として活動富司純子さんは、結婚後に芸能活動から距離を置いた時期を経て、再び女優として活動してきました。かつての映画スターとしての実績だけでなく、テレビドラマや映画で長く存在感を示しています。
テレビ朝日の「徹子の部屋」関連の番組紹介でも、七代目尾上菊五郎の妻として、また寺島しのぶさんと八代目の母として紹介されています。
富司純子さんの存在は、尾上家における芸能一家としてのつながりを象徴しています。映画界で培った経験と梨園での家族生活という、異なる世界を歩んできた人物でもあります。
【2025年の襲名】八代目と七代目の違いは?親子同時襲名の意味
尾上菊五郎の妻を調べる際に、最も混乱しやすいのが2025年の襲名です。2025年5月に八代目尾上菊五郎が誕生したことで、父親と息子がそれぞれ七代目、八代目という名跡を名乗ることになりました。
父親は七代目、長男は八代目を襲名松竹の公式歌舞伎情報サイト「歌舞伎美人」は、2025年5月・6月の歌舞伎座で尾上菊之助が八代目尾上菊五郎を、尾上丑之助が六代目尾上菊之助を襲名すると発表しました。
この襲名で重要なのは、父親の七代目尾上菊五郎が八代目に代わったわけではないという点です。七代目は七代目のまま舞台を勤め、長男が新たに八代目を名乗る形になりました。
襲名披露は2025年5月の「團菊祭五月大歌舞伎」、6月の「六月大歌舞伎」で行われました。親子がそろって大名跡を継承する舞台として注目されました。
八代目尾上菊五郎の襲名前の名前は?八代目尾上菊五郎は、襲名前には五代目尾上菊之助として活動していました。さらに幼少期には六代目尾上丑之助を名乗っています。
名跡の変遷を整理すると、次のようになります。
- 1984年:六代目尾上丑之助として初舞台。
- 1996年:五代目尾上菊之助を襲名。
- 2025年5月:八代目尾上菊五郎を襲名。
長男も同じように、七代目尾上丑之助から六代目尾上菊之助へと名前を変えました。
襲名によって妻が変わるわけではない歌舞伎の襲名は、芸名にあたる名跡を受け継ぐ重要な節目です。戸籍上の名前や婚姻関係が、襲名によって変更されるという意味ではありません。
したがって、八代目尾上菊五郎の妻は引き続き波野瓔子さんです。父親である七代目尾上菊五郎の妻も、富司純子さんのままです。
「尾上菊五郎」という同じ名前で検索しても、世代によって妻が異なる理由はここにあります。
【プロの結論】尾上菊五郎の妻を調べる際に押さえたい3つのポイント
尾上菊五郎の妻について情報を整理する際は、単に名前だけを覚えるのではなく、世代、結婚時期、家族関係を組み合わせて理解することが大切です。
1. 2025年以降は八代目を基準に考える2025年5月以降、現在の尾上菊五郎を指す場合は八代目を意味することが基本です。その妻を知りたい場合は、波野瓔子さんの情報を確認します。
2. 富司純子さんは父親の七代目の妻富司純子さんは八代目の妻ではありません。八代目の母親であり、七代目尾上菊五郎の妻です。寺島しのぶさんも七代目夫妻の娘で、八代目の姉にあたります。
3. 子供の人数はどの世代の話かを確認する八代目と波野瓔子さんには3人の子供がいます。一方、七代目と富司純子さんには2人の子供がいます。この違いを押さえれば、家族構成に関する情報の混同を防げます。
歌舞伎では、親から子へと芸や名跡が継承されます。尾上家の場合も、父親から息子へと菊五郎の名跡が受け継がれ、さらに次の世代が菊之助を襲名しました。妻や子供の情報も、この世代交代と合わせて理解すると全体像が見えてきます。
【尾上菊五郎の妻】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:現在の八代目尾上菊五郎の妻は誰ですか? A1:二代目中村吉右衛門の四女である波野瓔子さんです。2013年2月に結婚しました。
Q2:波野瓔子さんは富司純子さんと同一人物ですか? A2:別人です。波野瓔子さんは八代目尾上菊五郎の妻で、富司純子さんは七代目尾上菊五郎の妻です。
Q3:尾上菊五郎には子供が3人いるのですか? A3:八代目尾上菊五郎と波野瓔子さんの間には3人の子供がいます。長男、長女、次女の構成です。七代目夫妻の子供は寺島しのぶさんと八代目の2人です。
Q4:波野瓔子さんの父親は誰ですか? A4:歌舞伎俳優の二代目中村吉右衛門です。瓔子さんは四女で、結婚によって尾上家と播磨屋の家族関係が結ばれました。
Q5:八代目尾上菊五郎はいつ襲名しましたか? A5:2025年5月に歌舞伎座で襲名披露を行いました。同時期に長男も六代目尾上菊之助を襲名しています。
Q6:七代目尾上菊五郎の妻は誰ですか? A6:女優の富司純子さんです。1972年に当時の四代目尾上菊之助と結婚し、翌1973年に夫が七代目尾上菊五郎を襲名しました。
Q7:寺島しのぶと尾上菊五郎の関係は? A7:寺島しのぶさんは七代目尾上菊五郎と富司純子さんの長女で、八代目尾上菊五郎の姉です。
尾上菊五郎の妻について、2026年時点で整理すると、八代目尾上菊五郎の妻は波野瓔子さん、七代目尾上菊五郎の妻は富司純子さんです。
八代目と波野瓔子さんは2013年に結婚し、長男・長女・次女の3人の子供に恵まれました。長男は2025年に六代目尾上菊之助を襲名し、父親とともに新たな世代の音羽屋を担っています。
一方、七代目と富司純子さんの間には、女優の寺島しのぶさんと八代目尾上菊五郎がいます。2025年の襲名によって親子2代の菊五郎が存在するようになったことが、検索上の混乱につながっています。
覚えておきたいのは、八代目の妻は波野瓔子さん、七代目の妻は富司純子さんという違いです。名跡の世代と家族の続柄を押さえれば、尾上菊五郎家の家系図や結婚歴、子供の情報も正確に理解できます。
今後も六代目尾上菊之助の成長と、八代目尾上菊五郎による音羽屋の芸の継承は、歌舞伎界の大きな見どころとなりそうです。
参照した主な公表資料:松竹・歌舞伎美人、オリコンニュース、日刊スポーツ、MANTANWEB、テレビ朝日。