志村けんさんの車について検索する人が気になるのが、購入価格や没後の売却価格だろう。特にロールス・ロイスは新車価格と中古車としての売却価格に大きな差がある。
報道で紹介された金額を整理すると、次のようになる。
ロールス・ロイス・ファントム約6,000万円以上

新車価格の報道上の目安
2020年のFRIDAYは新車価格を最低6,000万円以上と紹介。売却時の報道価格は約1,000万円だった。
ロールス・ロイスの2020年売却約1,000万円
報道された売却価格の目安
当初の売り出し価格は約900万円。最終的な取引額は約1,000万円と報じられた。
キャデラック・エスカレード約500万円
大悟さんの購入金額として報道
2022年のFRIDAYでは、諸経費を含めて約750万円になったとの関係者証言も紹介された。
出典:FRIDAYデジタル、日刊ゲンダイ、2022年のFRIDAY報道。いずれも報道された金額であり、査定書や売買契約書の公開価格ではない。
2025年1月に輸入車買取センターが買い取った2003年式ファントムロングについては、買取実績として発表されているものの、具体的な買取金額は公表されていない。
そのため、2020年の約1,000万円という売却報道を、そのまま2025年の買取価格に当てはめることはできない。車両の状態や走行距離、整備履歴、流通時期によって中古車価格は変動する。
また、志村さんが所有していたという付加価値が、一般的な中古車査定にどの程度反映されたのかも明らかになっていない。著名人の愛車という希少性と、実際の中古車市場における評価は分けて考える必要がある。
【プロの結論】志村けんの愛車から見える本当の車選びと売却の意味
志村けんさんの愛車をめぐる話には、単なる高級車コレクションでは説明できない特徴がある。
第一に、免許を持たないにもかかわらず、自分の移動空間にこだわっていたこと。第二に、車を長期間使用し、ファントムでは約14万kmという走行記録を残したこと。そして第三に、亡くなった後も車が人から人へ受け継がれ、それぞれ異なる形で大切にされていることだ。
特に注目したいのは、ロールス・ロイスとキャデラックで、その後の扱いが違う点である。
- ロールス・ロイス:付き人の退職金を確保するために売却され、ファンの手に渡った。その後、2025年には2003年式ファントムロングの買取が発表された。
- キャデラック:大悟さんが自ら購入し、2026年6月時点でも手放さずに保管している。
ここから分かるのは、車の価値には市場価格だけでは測れない側面があるということだ。中古車としての価格は年式や走行距離、整備状態によって決まる。一方、故人の愛車という背景や、実際にその車に乗っていた人との関係は、所有者にとって別の意味を持つ。
大悟さんが高額な駐車場代を払いながらエスカレードを保管していることは、その違いをよく表している。加えて、将来的には記念館や志村さんの弟子への譲渡を考えているという話からも、単に売却して終わりにするのではなく、車の思い出を次の世代につなぎたいという考えがうかがえる。
志村さんの車歴を調べる際は、次の3点を区別すると情報を正しく理解しやすい。
- 本人が所有していた車なのか、運転手付きで使用していた車なのか。
- 報道された売却価格なのか、推定された中古車相場なのか。
- 没後に売却された車なのか、関係者が購入して現在も保管している車なのか。
この3つを押さえれば、ネット上で混同されやすいファントムとエスカレードの現在も整理できる。
【志村けんの愛車】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:志村けんの愛車で最も有名なのは何ですか?
A1:2003年式のロールス・ロイス・ファントムロングです。約13年間で約14万kmを走行したと報じられ、後席には大型モニターやシャンパンスタンドが備わっていました。
Q2:志村けんは本当に運転免許を持っていなかったのですか?
A2:はい。2012年のORICON NEWSでも、本人が免許を持っていないと語っています。車は運転手付きで利用していたと報じられています。
Q3:志村けんのロールス・ロイスは現在どこにありますか?
A3:2020年には西日本在住のファン男性への譲渡が報じられ、2025年1月には輸入車買取センターが2003年式ファントムロングを買い取ったと発表しています。ただし、その間の所有者の移転経路や2026年11月現在の最終所有者は公表情報だけでは特定できません。
Q4:千鳥の大悟が購入したキャデラックは現在どうなっていますか?
A4:2026年6月のラジオ出演で、大悟さん本人が今も手放さず、ホテルの地下駐車場に保管していると明かしました。記念館への譲渡や乾き亭げそ太郎さんへの引き継ぎも今後の選択肢として語っていますが、正式な譲渡は発表されていません。
志村けんさんの愛車は、ロールス・ロイスだけではない。キャデラック・エスカレード、メルセデス・ベンツV350、ダッジ・ラムバンなど、時代ごとにさまざまな車を愛用していた。
なかでも2003年式ファントムロングは、約14万kmを走行した記録や2025年の買取発表によって、没後も注目を集めている。一方、キャデラック・エスカレードは千鳥・大悟さんが引き継ぎ、2026年6月の本人の発言によって現在も保管されていることが明らかになった。
志村さん自身は2020年3月に亡くなったが、愛車は売却された後も別の人の手で受け継がれている。今後、エスカレードが記念館などで公開されることになれば、車を通して志村けんさんの人柄や芸能界での足跡に触れられる機会が生まれるかもしれない。
2026年11月時点での最大の要点は、ロールス・ロイスは再流通の動きが報じられ、キャデラックは大悟さんが保管を続けているという違いだ。2台のその後を混同せずに見ることが、志村けんさんの愛車の真相を理解する鍵となる。