すき家で夜遅くに牛丼を注文すると、通常のメニュー価格より会計が高くなることがあります。その理由は、2024年4月3日から導入された「深夜料金」です。2026年11月現在も、基本的な仕組みは変わっておらず、22時から翌朝5時までに注文した商品の合計金額に7%が加算されます。
ただし、すべての注文方法が同じ扱いになるわけではありません。店頭での持ち帰り、モバイルオーダー、WEB弁当では確認すべきポイントが異なります。加えて、2026年7月には牛丼並盛が480円に改定されており、現在の価格を基準に計算する必要があります。深夜料金がいくらになるのか、導入された理由や松屋・はま寿司など他社との違いも含めて整理します。
【2026年最新】すき家の深夜料金は何時から何時まで?7%の適用条件

すき家の深夜料金は、毎日決まった時間帯に適用される時間帯別の料金制度です。
深夜料金は22時から翌朝5時まですき家の公式メニューには、深夜料金について次の条件が掲載されています。
22時から翌5時までにご注文いただいた商品の合計金額に、深夜料金として7%を加算させていただきます。
つまり、基本的な適用時間は次のとおりです。
22:00
加算開始翌5:00
加算終了
- 21時59分までの注文:通常料金
- 22時以降の注文:7%加算
- 翌4時台の注文:7%加算
- 翌5時以降の注文:通常料金
特に注意したいのが、22時をまたぐケースです。
ITmediaの2024年5月の取材記事によると、深夜料金の判定は会計時刻ではなく、新規注文が入った時刻を基準に処理されます。
例えば、21時50分に入店しても、注文を確定したのが22時10分なら深夜料金の対象です。
反対に、21時55分に注文を完了していれば、会計が22時を過ぎても、その注文については通常料金となる仕組みです。追加注文をする場合は、その注文時刻にも注意が必要です。
2026年は午前3時から4時の休業にも注意もう一つ知っておきたいのが、すき家の営業時間の変更です。
すき家は2025年4月5日から、一部店舗を除いて24時間営業を取りやめました。公式発表では、毎日午前3時から4時まで営業を休止し、機器の裏側など通常の営業中には清掃しにくい場所を集中的に清掃する時間を設けると説明しています。
そのため、深夜料金の適用時間に入っていても、すべての店舗で午前3時台に注文できるわけではありません。
一方、午前4時から5時までの朝食メニューについても、公式メニューには7%加算の案内があります。
【料金計算】すき家の深夜料金はいくら?牛丼並盛で具体的に検証
深夜料金は、商品ごとに固定額が加算される仕組みではありません。
注文した商品の合計金額に7%を掛けて計算する方式です。
深夜料金の計算方法基本的な計算式は次のとおりです。
深夜料金の計算式合計金額 × 1.07
計算例:通常価格480円の場合
約514円
480円 + 約34円(7%相当)
例えば、通常価格が1,000円なら、深夜料金は70円です。合計金額は1,070円になります。
複数の商品を注文した場合も、基本的には注文商品の合計金額を基準に7%を計算します。
2026年11月現在の牛丼並盛はいくらになる?2026年7月8日午前9時から、すき家は牛丼各サイズを30円値上げしました。
株式会社すき家の2026年7月3日付の価格改定資料によると、牛丼並盛は450円から480円に変更されています。
現在の公式メニューに掲載されている価格を使って計算すると、次のようになります。
| 牛丼のサイズ | 通常価格 | 深夜料金込みの目安 |
|---|---|---|
| ミニ | 420円 | 約449円 |
| 並盛 | 480円 | 約514円 |
| 中盛 | 680円 | 約728円 |
| 大盛 | 680円 | 約728円 |
| 特盛 | 880円 | 約942円 |
| メガ | 1,060円 | 約1,134円 |
※税込価格。深夜料金7%を単品価格に掛けた概算です。実際の会計では合計金額や端数処理によって差が生じる場合があります。店舗によって価格が異なる場合もあります。
特に牛丼並盛の場合、通常480円に対して約34円の上乗せです。
一杯だけなら大きな差に感じない人もいる可能性があります。しかし、牛丼にサラダやみそ汁、トッピングを追加すると、注文全体の金額が上がるため、深夜料金も増えていきます。
複数注文すると深夜料金はいくら?例えば、牛丼並盛480円を2個注文した場合は次の計算になります。
- 通常価格:480円×2個=960円
- 深夜料金:960円×7%=67.2円
- 深夜料金込み:約1,027円
1人で利用する場合だけでなく、家族や友人の分をまとめて注文する場合にも、合計金額を意識しておくと予算を立てやすくなります。
【持ち帰り・モバイルオーダー】すき家の深夜料金は注文方法で変わる?
深夜利用者が特に気になるのが、テイクアウトやスマートフォンからの注文です。
ここは誤解が生まれやすいポイントです。
持ち帰り・テイクアウトも深夜料金の対象すき家の公式持ち帰りメニューにも、22時から翌5時までの注文に対して7%を加算する案内があります。
そのため、店頭で持ち帰り商品を注文する場合も、基本的に深夜料金の対象です。
「店内で食べなければ深夜料金はかからない」という理解は正しくありません。
例えば、22時30分に店頭で牛丼並盛を持ち帰り注文した場合も、通常価格480円に対して約7%の加算が発生します。
モバイルオーダーは深夜料金の対象外一方、すき家のモバイルオーダーには重要な例外があります。
公式の案内では、深夜料金の対象となる注文について、モバイルオーダーでの注文は除外されています。
つまり、同じ時間帯でも注文方法によって料金が変わる場合があります。
店頭で注文
22時~翌5時の店内注文・通常の持ち帰り注文
モバイルオーダー
公式モバイルオーダーによる注文
ここは区別が必要です。
すき家には、公式アプリのモバイルオーダーとは別に、WEB弁当という予約サービスがあります。
WEB弁当は、インターネットで予約し、店舗で支払いをして商品を受け取る仕組みです。
モバイルオーダーが深夜料金の対象外だからといって、WEB弁当も自動的に対象外になるとは限りません。
公開されている案内では、WEB弁当についてモバイルオーダーと同じ除外条件が明確に示されていません。予約注文の場合は、注文確定時刻と受取時刻のどちらが料金判定に使われるかも、通常の店頭注文と同一視しないほうが安全です。
注文画面の合計金額を確認してから確定することをおすすめします。
【導入理由】なぜすき家は深夜料金7%を導入したのか?
すき家が深夜料金を導入したのは、単に深夜の利用者から追加料金を徴収するためではありません。
背景には、飲食業界全体が抱える人手不足や人件費の上昇があります。
深夜の人件費と運営コストが上昇すき家は2024年3月29日の発表で、価格改定と深夜料金の導入理由として、次の要因を挙げました。
- 原材料費の上昇
- 人件費の上昇
- エネルギーコストの上昇
- 商品の品質維持と向上
- 安定した商品供給
当時、すき家は24時間365日営業する「食のインフラ」としての役割を掲げていました。
深夜帯は日中と比較して働き手の確保が難しく、従業員の給与にも法律上の割増が必要になります。
厚生労働省によると、午後10時から午前5時までの深夜労働には、通常の賃金に対して25%以上の割増賃金を支払わなければなりません。
ここで注意したいのは、従業員に支払う25%と、利用客に加算する7%は別の制度だということです。
深夜料金7%は、すき家が運営コストを考慮して設定した価格上の仕組みであり、法律で消費者への加算率が7%と決められているわけではありません。
2024年4月3日に牛丼チェーンで初めて全店導入すき家の深夜料金が始まったのは、2024年4月3日です。
大手牛丼チェーンとしては先駆けとなる取り組みでした。
当時は牛丼並盛の価格も400円から430円に改定され、価格変更と深夜料金導入が同じ日に実施されました。
導入直後の反応について、ITmediaが2024年5月に報じた内容では、ゼンショーホールディングスの広報は利用客から一定の理解を得ていると説明しています。
同年4月のすき家既存店売上高は前年同月比109.2%、客数は103.9%でした。ただし、同時期には通常価格の改定も実施されているため、この数字だけで深夜料金の効果を切り分けることはできません。
24時間営業を取りやめた現在も深夜料金は継続2025年4月には、一部店舗を除いて24時間営業が終了しました。
午前3時から4時までの営業休止を設け、清掃体制を強化するためです。
つまり、2026年現在のすき家は、導入当初の「24時間営業を維持するため」という説明から、店舗の衛生管理や営業時間の見直しも含めた運営体制へと変化しています。
それでも深夜料金の基本条件は維持されており、午前4時から5時までの注文にも加算されます。
【他社比較】すき家・松屋・はま寿司・吉野家の深夜料金はどう違う?
すき家の深夜料金は、牛丼業界だけでなく外食業界全体の価格戦略にも影響を与えています。
2026年には、松屋やはま寿司、カレーハウスCoCo壱番屋などにも深夜料金の導入が広がりました。
各社の違いを整理します。
| 企業・チェーン | 適用時間 | 加算率 | 導入時期・特徴 |
|---|---|---|---|
| すき家 | 22時~翌5時 | 7% | 2024年4月3日開始。モバイルオーダーは対象外 |
| 松屋 | 22時~翌5時 | 約7% | 2025年4月から本格導入。一部店舗で実施 |
| はま寿司 | 22時~閉店30分前 | 7% | 2026年3月3日開始。店内受付・席での注文が対象 |
| CoCo壱番屋 | 22時~翌5時 | 7% | 2026年9月1日開始。店内飲食・持ち帰りが対象 |
| 吉野家 | 通常の営業時間 | 設定なし | 2026年8月時点で深夜料金の導入は確認されず |
松屋は2024年5月に一部店舗で深夜料金の試験導入を始め、その後、2025年4月22日から対象店舗を拡大しました。
基本的な適用時間はすき家と同じ22時から翌5時までで、加算率は7%前後です。
ただし、すき家と違って店舗によって適用条件が異なるため、利用する店舗の案内を確認する必要があります。
はま寿司も2026年3月から7%を加算ゼンショーグループのはま寿司も、2026年3月3日から深夜料金を導入しました。
午後10時から閉店30分前までに店内で受付した利用客が対象で、席で注文した商品に一律7%を加算する方式です。
すき家と同じ7%ですが、適用時間の終わり方や注文の判定方法が異なります。
吉野家には深夜料金がある?吉野家については、2026年8月時点の報道や公開メニューの確認では、すき家と同じような深夜料金の導入は確認されていません。
そのため、深夜に牛丼を食べる際、追加料金を避けたい人にとっては比較対象になります。
ただし、各社の通常価格や店舗ごとの価格差、営業時間も異なるため、深夜料金の有無だけで最終的な安さを判断するのは早計です。
【知っておきたい注意点】すき家の深夜料金で間違えやすいポイント
深夜料金の仕組みを理解していても、注文のタイミングや利用方法によって思わぬ誤解が生じることがあります。
入店した時間ではなく注文した時間が基準最も多い勘違いの一つが、入店時刻を基準に考えることです。
実際には、新規注文の時刻が判断基準になります。
例えば、21時45分に入店して22時を過ぎてから注文すれば、深夜料金が発生します。
反対に、22時前に注文を済ませておけば、会計が22時を過ぎても、その注文に対する深夜料金は発生しない扱いです。
7%は商品1個につき固定30円ではない牛丼並盛の旧価格430円だった時代には、深夜料金が約30円でした。
その印象から、現在も一律30円と考えてしまう人もいますが、これは誤りです。
現在の並盛480円なら約34円、特盛880円なら約62円が目安になります。
注文する商品が増えるほど、追加料金も大きくなります。
深夜料金を避けたい人の判断基準深夜にすき家を利用する場合、どの方法を選ぶかによって支払額が変わります。
- 店頭で注文したい人:22時前に注文を済ませるか、7%の加算を予算に含める。
- 持ち帰りを利用したい人:店頭注文では深夜料金が発生する点を把握しておく。
- モバイルオーダーを使える人:公式の対象外条件を確認し、注文方法を選ぶ。
- 複数人分をまとめて注文する人:合計金額に7%が加わることを考慮する。
- 午前4時台に利用する人:店舗の営業状況と朝食メニューの適用条件を確認する。
深夜の利便性を優先するなら、7%の追加負担を受け入れて店頭で注文する選択もあります。一方、注文方法を選べる人は、モバイルオーダーの対象外条件を活用することで、負担を抑えられる可能性があります。
【すき家の深夜料金】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:すき家の深夜料金は何時から何時までですか?
A1:毎日22時から翌朝5時までです。この時間帯に新規注文した商品の合計金額に7%が加算されます。
Q2:すき家の深夜料金は何%ですか?
A2:基本的に7%です。商品ごとの固定料金ではなく、注文した商品の合計金額に対して加算されます。
Q3:牛丼並盛480円は深夜にいくらになりますか?
A3:7%を加算すると約514円が目安です。通常価格480円に対して約34円の追加負担となります。
Q4:すき家の持ち帰りにも深夜料金はかかりますか?
A4:はい。店頭で注文する通常の持ち帰りも対象です。持ち帰りだから無料になるわけではありません。
Q5:モバイルオーダーなら深夜料金はかかりませんか?
A5:すき家の公式案内では、モバイルオーダーによる注文は深夜料金の対象外とされています。
Q6:22時前に入店して22時以降に会計すると深夜料金がかかりますか?
A6:会計時刻ではなく新規注文の時刻が基準です。22時前に注文を完了していれば、会計が22時以降になっても、その注文には深夜料金は加算されません。
Q7:すき家の深夜料金はいつから始まりましたか?
A7:2024年4月3日からです。大手牛丼チェーンでは先駆けとなる全店導入でした。
Q8:午前4時から5時までの朝食にも深夜料金はかかりますか?
A8:はい。公式の朝食メニューにも、午前4時から5時までの注文には7%を加算する案内があります。
2026年11月現在、すき家の深夜料金は22時から翌朝5時までの注文に対して7%を加算する制度です。導入されたのは2024年4月3日で、深夜の人件費や運営コストの上昇に対応し、商品とサービスの品質を維持することが主な目的でした。
2026年7月8日には牛丼並盛が480円に改定され、深夜料金を含めると約514円が目安になります。持ち帰りも店頭注文なら対象ですが、公式モバイルオーダーは対象外という違いがあります。
また、2025年4月からは多くの店舗で午前3時から4時まで営業を休止しており、深夜料金の時間帯と実際の営業時間は必ずしも一致しません。
深夜のすき家を賢く利用するためには、単に7%という数字を見るだけでなく、注文時刻、注文方法、店舗の営業時間、最新の商品価格を合わせて確認することが大切です。特に持ち帰りや複数人分の注文では、会計前に合計金額を把握しておくと安心です。