江頭2:50の定番ギャグ「取って、入れて、出す」。腰を引き、両手を前方に突き出しながら繰り返す独特の動きは、一度見ると忘れられないインパクトを持っています。しかし、この一見意味不明なギャグには、意外にも千葉県の工場で働いていたアルバイト時代の経験が関係しています。
2026年11月現在、このギャグは日本国内だけでなく、海外メディアの取材でも披露されるほど江頭2:50を象徴する芸の一つになりました。2023年にはプロ雀士・岡田紗佳がMリーグの勝利者インタビューで再現し、2026年6月にはアルゼンチンのテレビ局Telefeの取材でも披露されています。
【まず意味を整理】江頭2:50の「取って入れて出す」とは何をするギャグ?

「取って、入れて、出す」は、江頭2:50が披露する身体表現を中心としたギャグです。言葉の響きだけを聞くと何を意味しているのか分かりにくいものの、実際には非常に具体的な作業動作がモチーフになっています。
ギャグの基本的な動き代表的な動作は、腰を後方に引きながら両手を前方へ突き出し、何かを受け取って運び、次の場所へ送り出すように繰り返すものです。
言葉と動作が一致しているため、細かな説明がなくても何を表現しているのか視覚的に伝わります。江頭らしい大きなリアクションや独特のテンポが加わることで、単純な作業動作が強烈な笑いに変わります。
「取って」「入れて」「出す」の意味この三つの言葉は、工場の製造ラインにおける一連の作業を表しています。
- 取って: ラインを流れてくるブラウン管を受け取る。
- 入れて: 受け取ったブラウン管を箱に入れる。
- 出す: 箱に入れたものを次の工程へ送り出す。
つまり、言葉そのものに複雑な暗号や特別な隠語があるわけではありません。江頭本人が語っている誕生エピソードでは、実際の工場作業がそのままギャグの原型になっています。
このギャグの面白さは、日常的な作業を舞台上で極端に誇張して見せるところにあります。元の仕事を知ると、意味不明に見えた動きが突然理解できるようになるのも特徴です。
【元ネタの真相】旭硝子の船橋工場でのアルバイトがギャグ誕生のきっかけ
「取って入れて出す」の誕生を語るうえで欠かせないのが、江頭2:50の芸人になる前のアルバイト経験です。
江頭は佐賀県出身で、上京後の生活を支えるためにさまざまな仕事を経験してきました。その一つが、千葉県船橋市にあった旭硝子の工場でのアルバイトです。
ブラウン管を扱うライン作業だった2025年3月6日、求人サービス「ギガバイト」のテレビCM出演に関連したENCOUNTのインタビューで、江頭本人が当時の仕事について説明しています。
担当していたのは、前方から流れてくるテレビのブラウン管を受け取り、箱に入れ、次の工程へ送り出す作業でした。
本人は当時の経験を振り返り、次のように語っています。
「取って入れて出す、取って入れて出す……。その時のギャグなんだよ。旭硝子には感謝してるぜ?」
この発言は、ギャグの由来を理解するうえで重要な一次証言です。単に工場勤務の経験があったというだけでなく、本人自身が、その仕事の動作からギャグが生まれたと明確に説明しています。
江頭2:50の工場勤務説は本当なのか?結論からいえば、工場で働いていたという話には本人の証言があります。ただし、正確には芸人になる前のアルバイト経験です。
ここで注意したいのは、「工場勤務」という言葉から、旭硝子の正社員だった、あるいは長期間にわたって工場で働き続けていたと解釈しないことです。
確認できるのは、千葉県船橋市の旭硝子でアルバイトをし、ブラウン管を扱うライン作業を担当していたという本人の説明です。
なお、現在のAGCは旭硝子の後継企業にあたります。江頭のギャグに登場する工場の名称を説明するときには、当時の社名である旭硝子と、現在の社名であるAGCを区別すると分かりやすくなります。
2023年の動画で誕生秘話が改めて紹介されたこのエピソードが改めて注目されたのが、2023年2月3日に公開された『エガちゃんねる』の動画です。
動画のタイトルは「【時効だから話せる話】借金地獄のどん底で辿り着いた恐怖のアルバイト」。江頭が過去のアルバイト経験を振り返る内容で、その中で旭硝子での仕事と「取って入れて出す」の関係が明かされました。
翌2月4日には、YouTube関連ニュースを扱うユーチュラも誕生秘話を紹介。ギャグの由来が工場のライン作業にあることが、改めて広く知られるきっかけになりました。
【関係者・出来事を時系列で整理】岡田紗佳からTelefeまで受け継がれたギャグ
「取って入れて出す」は、江頭本人の持ちネタとして披露されるだけではありません。YouTubeでの共演者が実際の競技中に再現したり、海外メディアの取材で披露されたりと、異なる場面で登場しています。
特に注目したいのが、Mリーグの岡田紗佳による披露と、2026年のTelefeによる取材です。
主な出来事と人物の関係この流れを見ると、ギャグの誕生、本人による説明、共演者による再現、海外メディアへの登場という形で、披露される場面が広がっていることが分かります。
岡田紗佳がMリーグで披露した理由2023年9月に話題になったのが、モデルでプロ雀士の岡田紗佳による「取って入れて出す」です。
きっかけは、岡田がシーズン開幕前に『エガちゃんねる』へ出演したことでした。
番組では、江頭とブリーフ団のD、Lによる3人と岡田が麻雀で対決。岡田側にハンデが設けられた勝負でしたが、最終的にはエガちゃんねるチームが勝利しました。
その際に交わされた約束が、岡田が負けた場合、Mリーグで今季初トップを獲得したときの勝利者インタビューで江頭のギャグを披露するというものです。
そして2023年9月28日、岡田はMリーグの試合で今季初トップを獲得。試合後のインタビューで、腰を引いて両手を前に突き出す江頭のポーズを全力で再現し、約束を果たしました。
この出来事は翌29日にABEMA TIMESやENCOUNTなどが報道。岡田の再現度や、勝利インタビューでギャグをやり切った姿が視聴者の反響を呼びました。
岡田紗佳の披露が注目されたポイントこの出来事が面白かった理由は、単に有名人のギャグをまねしたからではありません。
麻雀の試合という真剣な競技の場で、勝利という結果を受けて、事前に交わした約束を実行したことにあります。
岡田はモデルとしても活動するプロ雀士であり、MリーグではKADOKAWAサクラナイツの選手として知られています。その勝利者インタビューで江頭の独特な動きを全力で披露したことで、普段のお笑い番組とは違う文脈でギャグが成立しました。
江頭の芸が本人だけのものではなく、共演者が再現しても成立する視覚的な表現であることを示した出来事です。
【2026年最新】江頭2:50の現在とTelefe海外メディア出演の真相
2026年の江頭2:50は、YouTubeやイベントを中心に活動の幅を広げています。その中でも、海外で「取って入れて出す」を披露した出来事は大きな話題になりました。
2026年6月27日、アルゼンチンのテレビ局Telefeが取材2026年6月27日、日刊スポーツが報じたのが、アルゼンチンのテレビ局Telefeによる江頭へのインタビュー映像です。
場所はアメリカ・テキサス州ダラス。江頭は金色の全身タイツに鉢巻きを巻いた姿で、現地のリポーターから声をかけられました。
今の気分を尋ねられると「アイラブテキサス!」と叫び、ガッツポーズ。日本のコメディアンなのかと聞かれると、定番の「取って、入れて、出す」をジェスチャー付きで3回披露しました。
加えて、リポーターからもう一度披露するよう求められる場面もありました。
その後、話題はアルゼンチンのサッカー界のスター、リオネル・メッシにも及びます。江頭はメッシへの愛情を表現し、誕生日を祝福。その場でも再び「取って、入れて、出す」を披露しました。
なぜダラスにいたのか?江頭がダラスを訪れていた理由は、FIFAワールドカップ2026の日本代表を応援するためです。
日本代表は1次リーグF組でスウェーデンと対戦。江頭は現地へ足を運び、試合観戦やサポーターとの交流を行っていました。
試合後には、エガちゃんねるの公式Xでも現地からの報告があり、スウェーデン戦の引き分けとラウンド32進出について触れています。
つまり、Telefeへの登場は、江頭が海外メディア向けに企画された番組へ正式に出演したというより、W杯の開催地で偶然取材を受けた街頭インタビューとして捉えるのが正確です。
「取って入れて出す」が海外でも伝わった理由今回の出来事で興味深いのは、言葉が異なる海外のリポーターとのやり取りでもギャグが成立した点です。
「取って、入れて、出す」という日本語の意味を知らなくても、江頭の動作を見れば、何かを受け取り、入れ、送り出す一連の流れを視覚的に理解できます。
しかも、短い言葉と大きな動作の組み合わせは、通訳を介さなくても反応を引き出しやすいものです。実際にリポーターが再披露を求めたことからも、現場で一定の興味を引いたことが分かります。
日刊スポーツが紹介したTelefe公式Xのコメント欄には、江頭を好意的に受け止める声や、海外メディアへの登場に驚く声、ギャグが世界に広がったことを喜ぶ反応が見られました。
エガちゃんねるとエガフェス2026も活動の重要な柱2026年の江頭を語るうえでは、『エガちゃんねる』と大型イベント「エガフェス2026」も外せません。
2026年5月30日には、山梨県の富士急ハイランド・コニファーフォレストで「エガフェス2026~レジェンドイヤー・ファイナル~」が開催されました。
TBSテレビの公式発表によると、会場には約1万3,000人が来場。江頭にゆかりのある芸人やミュージシャンが集まり、屋外ステージでイベントを盛り上げました。
加えて、江頭は還暦を迎えた2025年7月1日からの1年間を「レジェンドイヤー」と位置付け、イベントでは人生初のバック転にも挑戦。約5か月にわたる練習を経て、本番で成功させています。
また、アサヒビールの公式ブランド情報では、江頭と共同開発した「EGA BEER」が2025年秋に完成し、2026年夏には全国発売されたことが紹介されています。同ページによると、『エガちゃんねる』の登録者数は2026年9月30日時点で543万人です。
テレビ出演、YouTube、イベント、企業とのコラボレーションと、活動の場が広がる中で、「取って入れて出す」も江頭を象徴する芸として受け継がれています。
【評判と誤解を検証】「取って入れて出す」はなぜ何度も話題になる?
このギャグの評判を考えるとき、注目したいのは、複雑な設定や長い説明を必要としないことです。
岡田紗佳による再現やTelefeの取材でも分かるように、動きそのものに特徴があり、本人以外が披露しても元ネタが伝わります。
評判1:動きをまねしやすく、見ただけで記憶に残る「取って」「入れて」「出す」という三つの動作は、日常生活にもある単純な行為です。
そのため、視聴者は複雑な説明を受けなくても、江頭が何を表現しているのかを想像できます。言葉と動作の対応が明確で、繰り返しによってテンポも生まれます。
岡田紗佳が勝利者インタビューで再現した際にも、視聴者から動きの完成度を評価する反応が寄せられました。本人以外が実践しても笑いが成立することは、このギャグの強みです。
評判2:江頭のキャラクターとの相性がよい江頭の芸風は、身体を大きく使ったパフォーマンスや、予測しにくいリアクションに特徴があります。
「取って入れて出す」も、単純な工場作業を大げさな動きに変換することで、江頭ならではの独特な世界観を作っています。
特に、真面目な場面で突然このギャグを披露することによって、予想外の笑いが生まれます。Mリーグの勝利者インタビューや海外メディアの取材は、その効果が分かりやすく表れた事例です。
誤解1:下ネタを意味する隠語なのか?「取って入れて出す」という言葉だけを見ると、別の意味を連想する人もいる可能性があります。
しかし、江頭本人が説明している誕生の経緯は、ブラウン管を箱に入れて次の工程へ送る工場作業です。少なくとも、本人が語った元ネタを理解するうえで、下ネタとして解釈する必要はありません。
言葉の響きだけで判断するのではなく、本人の説明と実際の動きを合わせて理解することが大切です。
誤解2:工場で働いていたという話は作り話なのか?こちらも本人のインタビューで裏付けられています。
2025年のENCOUNTの取材で、江頭は船橋の旭硝子でブラウン管を扱うアルバイトをしていたことを具体的に説明しました。
したがって、工場でのアルバイト経験そのものは単なるネット上の噂ではありません。一方で、工場長とのエピソードや同僚全員が同じ動きを習得したという話などは、本人の直接インタビューとは証拠の種類を分けて扱う必要があります。
誤解3:Telefeで正式な海外番組デビューを果たしたのか?2026年6月の出来事は、ダラスの路上でアルゼンチンのテレビ局Telefeのリポーターから受けた取材です。
海外メディアに取り上げられたことは事実ですが、これを海外番組への正式なレギュラー出演や、海外進出の契約が成立したという意味に広げることはできません。
今回確認できるのは、W杯開催地での街頭インタビューが同局の公式Xなどで公開され、日本でも報道されたということです。
【プロの結論】「取って入れて出す」が長く愛される本当の理由
このギャグを単なる一発ネタとして見ると、その魅力を十分に理解できません。
本質にあるのは、江頭2:50が実際に経験した仕事の動作を、自分だけの芸として再構成したことです。
芸人のギャグには、言葉遊び、時事ネタ、キャラクター設定など、さまざまな種類があります。その中で「取って入れて出す」は、実生活の経験を身体表現に変換したタイプの芸です。
なぜ工場の作業が笑いに変わったのか製造ラインの作業は、本来、決められた動きを正確に繰り返すことが大切です。そこには、効率性や一定のリズムが存在します。
江頭は、その仕事の動きを舞台上に持ち込み、日常の作業とは異なる大きなリアクションを加えました。
このギャップこそが笑いにつながっています。元の作業を知っている人にとっては「あの仕事の動きだ」と理解でき、知らない人にとっては独特な動作そのものが面白く映ります。
今後も受け継がれる可能性がある理由岡田紗佳がMリーグで披露し、2026年にはTelefeの取材でも披露されたように、このギャグは江頭本人が舞台に立つ場面以外でも成立します。
特に重要なのは、動きの再現性です。複雑な道具や大掛かりなセットを必要とせず、短いフレーズと身体の動きだけで成立します。
また、YouTubeでは過去の動画を後から視聴できるため、リアルタイムのテレビ出演だけに依存しない形で芸が伝わります。『エガちゃんねる』のような継続的な発信媒体があることも、過去のギャグを新しい世代に届けるうえで有利に働いています。
2026年の海外メディア出演は、まさにその特徴を象徴する出来事でした。
【よくある質問】江頭2:50の「取って入れて出す」に関するFAQ
Q1:江頭2:50の「取って入れて出す」の元ネタは何ですか?
A1:芸人になる前に働いていた千葉県船橋市の旭硝子の工場でのアルバイトです。ブラウン管を受け取り、箱に入れ、次の工程へ送り出すライン作業がギャグの原型になりました。
Q2:「取って入れて出す」にはどんな意味がありますか?
A2:ブラウン管を取って箱に入れ、次の工程へ出すという作業の流れを表現しています。江頭本人が工場での経験から生まれたギャグだと説明しています。
Q3:江頭2:50は本当に工場で働いていたのですか?
A3:はい。本人が2025年のENCOUNTのインタビューで、千葉県船橋市の旭硝子でアルバイトをしていたと説明しています。正社員として働いていたという話ではありません。
Q4:岡田紗佳が「取って入れて出す」を披露したのはいつですか?
A4:2023年9月28日のMリーグの試合後です。今季初トップを獲得した岡田が、江頭との麻雀対決で交わした約束を果たし、勝利者インタビューでギャグを再現しました。
Q5:江頭2:50がTelefeに出演したのはいつですか?
A5:2026年6月です。W杯2026の日本代表を応援するために訪れたアメリカ・ダラスで、アルゼンチンのテレビ局Telefeのリポーターから街頭インタビューを受け、ギャグを披露しました。
Q6:江頭2:50は2026年現在も活動していますか?
A6:はい。『エガちゃんねる』での動画配信をはじめ、イベントや企業とのコラボレーションなど幅広く活動しています。2026年5月には約1万3,000人を集めたエガフェス2026も開催されました。
Q7:「取って入れて出す」は海外でも知られているのですか?
A7:2026年6月にはTelefeの取材映像で披露され、日本でも報道されました。ただし、これだけで海外全体に広く浸透したと判断することはできません。海外メディアに取り上げられた実績として捉えるのが適切です。
江頭2:50の「取って入れて出す」は、芸人になる前に経験した旭硝子の船橋工場でのアルバイトが原型となったギャグです。
ブラウン管を取って箱に入れ、次の工程へ出すという単純な作業が、江頭独特の身体表現によって印象的な芸へと変わりました。
2023年には岡田紗佳がMリーグの勝利者インタビューで再現し、2026年6月にはダラスでのTelefeの取材でも披露。加えて、同年5月のエガフェス2026には約1万3,000人が集まり、江頭自身の活動も大きな広がりを見せています。
このギャグを理解するための判断基準は、三つあります。
- 元ネタを知りたい人: 旭硝子でのブラウン管のライン作業という本人の証言を押さえる。
- 話題になった経緯を知りたい人: 岡田紗佳の2023年のMリーグでの披露と、2026年のTelefe取材を確認する。
- 現在の江頭を知りたい人: 『エガちゃんねる』やエガフェスなど、2026年の継続的な活動に注目する。
何気ないアルバイトの経験が、何十年も語り継がれるギャグに変わったことは、江頭2:50という芸人の面白さを象徴しています。「取って入れて出す」は、単純だからこそ伝わりやすく、本人以外が披露しても成立する、江頭を代表する身体ギャグの一つです。