元大関・豪栄道豪太郎(ごうえいどう ごうたろう)は、2026年現在、日本相撲協会に所属する武隈親方として、東京都大田区の武隈部屋を率いています。現役時代は大阪府寝屋川市出身の力士として活躍し、2014年に大関へ昇進。2016年9月場所では、かど番からの15戦全勝優勝という歴史的な記録を打ち立てました。
2020年1月場所で現役を引退した後も、相撲界に残って後進の育成に携わっています。日本相撲協会の公式プロフィールによると、通算成績は696勝493敗66休、大関在位は33場所。2022年には境川部屋から独立し、自身の名前を冠した武隈部屋を創設しました。
【2026年最新】豪栄道豪太郎の現在は武隈親方!武隈部屋を率いる師匠として活動

豪栄道豪太郎は、現役を引退した後も大相撲の世界に身を置いています。現在の正式な年寄名は武隈豪太郎。日本相撲協会の年寄プロフィールでも、所属部屋は武隈、役職は委員として掲載されています。
元大関から武隈部屋の師匠へ2020年1月28日、日本相撲協会は豪栄道の現役引退と年寄「武隈」の襲名を承認しました。引退直後は境川部屋付きの親方として後進の指導に携わり、その後、2022年2月に独立しています。
武隈部屋の公式サイトによると、14代武隈親方となった豪栄道は、境川部屋に所属していた弟子3人を連れて独立。東京都大田区雪谷大塚町に新たな相撲部屋を創設しました。
独立の背景には、現役時代に培った経験を生かし、自分自身の考えに基づいた力士育成を実践するという新たな目標があります。
武隈部屋の公式サイトに掲載された師匠の挨拶では、次のように今後の使命を示しています。
「これからは師匠として強い力士を育てる事が最大の使命だと認識しております。」
現役時代に約15年間、大相撲の土俵に立った経験を、今度は弟子たちの成長に役立てる立場へと変わりました。
武隈親方の2026年現在の役割2026年11月場所に向けた武隈部屋の公式情報では、師匠として武隈豪太郎の名前が掲載されています。単に元大関として相撲界に残っているだけではなく、部屋の運営と所属力士の育成を担う立場です。
武隈親方の仕事は、日々の稽古指導だけではありません。力士の生活管理、礼儀や礼節の指導、番付上昇を目指すための環境づくりなど、相撲部屋の師匠として幅広い役割を担っています。
【プロフィール】豪栄道豪太郎とは何者?大阪府寝屋川市出身の元大関
豪栄道豪太郎は1986年4月6日生まれ、大阪府寝屋川市出身です。本名は澤井豪太郎。身長183センチ、体重160キロで、現役時代の最高位は大関でした。
幼少期から相撲に取り組み、埼玉栄高校の相撲部で実力を磨きました。同校で高校横綱に輝いた実績を持ち、卒業後は境川部屋に入門しています。
豪栄道の得意技は右四つ・寄り日本相撲協会の公式プロフィールに記載されている得意技は右四つ・寄りです。
右四つとは、相手と組んだ際に自分の右手を相手の左脇側から差し込む組み方です。そこから相手の体勢を崩し、前に出て土俵外へ押し出したり寄り切ったりするのが基本的な攻め方になります。
豪栄道は組んでからの攻めだけでなく、前に出る圧力や勝負どころでの判断力にも特徴がありました。日本相撲協会の決まり手傾向では、押し出しが28%、寄り切りが26%とされています。
こうした数字からも、相手をつかまえて前進するだけでなく、押し相撲にも対応できる攻撃力を備えていたことが分かります。
豪栄道の基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 四股名 | 豪栄道豪太郎 |
| 現在の年寄名 | 武隈豪太郎 |
| 本名 | 澤井豪太郎 |
| 生年月日 | 1986年4月6日 |
| 出身地 | 大阪府寝屋川市 |
| 身長・体重 | 183cm・160kg |
| 最高位 | 大関 |
| 所属していた部屋 | 境川部屋 |
| 現在の所属部屋 | 武隈部屋 |
| 得意技 | 右四つ・寄り |
| 初土俵 | 2005年1月場所 |
| 大関昇進 | 2014年9月場所 |
| 引退 | 2020年1月場所 |
| 通算成績 | 696勝493敗66休 |
| 大関在位 | 33場所 |
以上は日本相撲協会の歴代大関プロフィールおよび年寄プロフィールに基づく情報です。
【現役時代の経歴】初土俵から大関昇進までの軌跡
豪栄道の相撲人生は、2005年1月場所の初土俵から始まりました。入門当初から各段で結果を残し、比較的短期間で幕内上位へと駆け上がっています。
2005年から2007年:各段優勝を重ねて幕内へ2005年3月場所には序ノ口で7戦全勝優勝。同年7月場所には三段目でも7戦全勝優勝を達成しました。さらに11月場所では幕下優勝を果たしています。
2006年9月場所にも幕下で7戦全勝優勝を記録。11月場所に新十両へ昇進するとともに、四股名を「澤井」から「豪栄道」へ変更しました。
2007年9月場所には新入幕。初土俵から約2年半で幕内力士となり、将来を期待される存在へ成長しました。
2008年から2014年:関脇での実績と大関昇進2008年11月場所に新小結、2009年5月場所には新関脇へ昇進しました。
特に注目されたのは、関脇として長く上位で戦い続けたことです。豪栄道は14場所連続で関脇を務め、横綱や大関と対戦する厳しい番付で経験を積みました。
2014年7月の名古屋場所では12勝3敗の成績を残し、大関昇進を確実にしました。同年7月30日、日本相撲協会の番付編成会議と理事会で昇進が正式決定。9月場所から新大関として土俵に上がりました。
昇進伝達式で述べた口上は「これからも大和魂を貫いてまいります」というもの。長期間の関脇在位を経てつかんだ大関の座は、豪栄道のキャリアにおける大きな転換点でした。
豪栄道の主な経歴年表- 1986年4月:大阪府寝屋川市に生まれる。
- 2005年1月:境川部屋から初土俵。
- 2005年3月:序ノ口で7戦全勝優勝。
- 2005年7月:三段目で7戦全勝優勝。
- 2005年11月:幕下で7戦全勝優勝。
- 2006年9月:2度目の幕下優勝。
- 2006年11月:新十両、豪栄道に改名。
- 2007年9月:新入幕。
- 2008年11月:新小結。
- 2009年5月:新関脇。
- 2014年9月:新大関。
- 2016年9月:幕内初優勝、15戦全勝。
- 2020年1月:現役引退、年寄武隈を襲名。
- 2022年2月:武隈部屋を創設。
【伝説の2016年9月場所】豪栄道が達成したかど番からの全勝優勝
豪栄道の現役時代を語るうえで、最大のハイライトとなるのが2016年9月場所です。
この場所で豪栄道は、15日間を通して一度も敗れることなく、15戦全勝で幕内最高優勝を達成しました。自身初の幕内優勝であり、大関としての実力を強く印象づけた場所でもあります。
かど番という厳しい状況からの逆転劇当時の豪栄道は、前の場所で負け越していたため、かど番の立場で秋場所を迎えていました。
大関にとって、かど番は負け越せば関脇へ陥落する可能性がある重要な局面です。通常以上に結果が求められる状況で、豪栄道は初日から白星を重ねました。
そして14日目に優勝を決め、千秋楽では大関・琴奨菊を寄り切りで破って全勝優勝を完成させました。
日刊スポーツなどの当時の報道によれば、かど番の大関が15戦全勝で優勝したのは史上初の出来事でした。単なる初優勝ではなく、追い込まれた状況から最高の結果を出した点に、この記録の特別な価値があります。
全勝優勝が相撲史に残した意味2016年9月場所の優勝は、日本出身力士による全勝優勝としても大きな注目を集めました。日本出身力士の全勝優勝は1996年秋場所の貴乃花以来、20年ぶりと報じられています。
豪栄道はこの優勝によって、横綱昇進への期待も高まりました。大阪府出身の力士として、地元からの注目も一段と強くなった時期です。
ただし、この優勝だけをもって横綱昇進が決まったわけではありません。その後の成績や継続的な安定感も求められるため、優勝と横綱昇進は分けて理解する必要があります。
【通算成績を徹底分析】696勝493敗66休・大関在位33場所の実力
日本相撲協会の公式プロフィールに掲載されている豪栄道の生涯戦歴は、696勝493敗66休(90場所)です。
幕内では587勝442敗66休(73場所)、大関としては260勝194敗41休(33場所)を記録しました。
数字から見る豪栄道のキャリア豪栄道の特徴は、幕内で長期間にわたって上位を維持し、大関として33場所を務めた点にあります。
幕内優勝は1回ですが、三賞は殊勲賞5回、敢闘賞3回、技能賞3回を獲得。さらに金星も1個記録しています。
横綱には昇進しなかったものの、三役時代から上位力士との対戦を重ね、大関として長期間にわたり土俵を務めました。
豪栄道の主要記録- 生涯戦歴:696勝493敗66休。
- 幕内戦歴:587勝442敗66休。
- 大関戦歴:260勝194敗41休。
- 大関在位:33場所。
- 幕内最高優勝:1回。
- 殊勲賞:5回。
- 敢闘賞:3回。
- 技能賞:3回。
- 金星:1個。
特に大関在位33場所という数字は、豪栄道が一時的な好成績だけで昇進した力士ではないことを示しています。大関という高い番付を維持するには、毎場所のように強豪と対戦しながら安定した成績を残す必要があります。
また、2016年9月場所の全勝優勝は、こうした長年の経験が大きな結果につながった象徴的な出来事でした。
【2020年1月場所で引退】豪栄道が大関の座を離れた理由とその後
豪栄道の現役生活は、2020年1月場所をもって幕を閉じました。
引退の直接的なきっかけは、2020年1月場所で5勝10敗と負け越し、大関からの陥落が決まったことです。
9度目のかど番で迎えた最後の場所2020年1月場所は、豪栄道にとって9度目のかど番でした。大関として再び勝ち越しを目指す厳しい場所でしたが、結果は5勝10敗。関脇への陥落が決まりました。
大関から陥落した力士には、次の場所で関脇として10勝以上を挙げれば大関に復帰できる制度があります。そのため、2020年3月場所での再起を期待する声もありました。
しかし豪栄道は現役続行ではなく、引退を選択します。
2020年1月28日、日本相撲協会は臨時理事会で現役引退と年寄「武隈」の襲名を承認しました。翌29日には引退会見が行われ、本人は現役生活について「自分の中ではやりきった気持ちがある」と語っています。
引退後は相撲界に残る道を選択豪栄道は引退後、親方として相撲界に残りました。年寄武隈を襲名し、境川部屋付きの親方として指導者の道を歩み始めます。
ここで注目したいのは、引退が相撲界からの完全な離脱を意味しなかったことです。現役時代に培った技術や経験を、次世代の力士に伝える立場へ移行しました。
そして2022年2月、境川部屋から独立して武隈部屋を創設。元大関としての経験を生かし、自らが師匠となって部屋を運営する新たな段階に入りました。
【2026年の武隈部屋】所属力士と豪栄道が目指す指導者としての未来
2026年現在、武隈部屋は日本相撲協会に登録された相撲部屋として活動しています。所在地は東京都大田区雪谷大塚町14-22です。
2026年10月26日には武隈部屋公式サイトで九州場所の番付発表が掲載され、所属力士の最新の番付が紹介されました。
武隈部屋の所属力士日本相撲協会の武隈部屋紹介ページに掲載されている2026年11月場所の主な所属力士は次のとおりです。
- 幕内:豪ノ山
- 幕下:豪刃雄、豪ノ勝、豪聖山、豪ノ湖
- 三段目:豪白雲、豪乃若、豪正龍
- 序二段:隈ノ竜、豪清丸、隈錦
このほか、呼出の隈二郎も掲載されています。所属力士は合計11人で、幕内から序二段まで幅広い番付の力士が在籍しています。
武隈部屋の中心選手・豪ノ山武隈部屋を代表する幕内力士が豪ノ山です。2026年11月場所では西前頭5枚目に番付されています。
豪栄道の四股名にも通じる「豪」の文字を持つ力士が所属していることも、武隈部屋の特徴の一つです。
師匠としては、弟子が幕内で活躍することはもちろん、幕下以下の力士が着実に番付を上げていくことも大切な目標になります。
相撲部屋は、関取を輩出するだけの場所ではありません。若い力士が共同生活を送り、稽古を通じて技術と精神力を磨く育成の場でもあります。
豪栄道が武隈部屋で生かす現役時代の経験豪栄道は、関脇として14場所連続で上位を経験した後に大関へ昇進し、33場所にわたって大関を務めました。加えて、かど番からの全勝優勝という特別な経験も持っています。
こうした経験は、弟子の指導において大きな財産です。
勝ち続ける難しさ、負け越しの危機に直面したときの精神的な負担、上位力士との対戦で必要になる技術や判断力。これらは、実際に大関として土俵に立った経験があるからこそ伝えられる部分です。
武隈部屋の公式挨拶でも、礼儀や礼節を重んじ、強さだけでなく人間としても立派な力士を育てるという方針が示されています。
2026年の武隈親方は、現役時代の記録を守る立場から、次の世代に相撲の伝統と技術をつなぐ立場へと役割を変えています。
【豪栄道豪太郎の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:豪栄道豪太郎は現在何をしていますか?
2026年現在は日本相撲協会の年寄・武隈豪太郎として活動しています。東京都大田区にある武隈部屋の師匠を務め、所属力士の育成や部屋の運営に携わっています。
Q2:豪栄道は現在も武隈部屋に所属していますか?
はい。日本相撲協会の年寄プロフィールでは所属部屋が武隈となっています。2022年2月に境川部屋から独立して武隈部屋を創設しました。
Q3:豪栄道の通算成績はいくつですか?
生涯戦歴は696勝493敗66休です。90場所にわたって土俵に立ち、幕内優勝1回、殊勲賞5回、敢闘賞3回、技能賞3回を獲得しました。
Q4:豪栄道は何場所、大関を務めましたか?
大関在位は33場所です。2014年9月場所に新大関となり、2020年1月場所まで大関として土俵に上がりました。
Q5:豪栄道の優勝はいつですか?
唯一の幕内最高優勝は2016年9月場所です。かど番で迎えた場所を15戦全勝で制し、史上初となるかど番大関の全勝優勝を達成しました。
Q6:豪栄道はなぜ引退したのですか?
2020年1月場所で5勝10敗と負け越し、大関からの陥落が決まったことが直接のきっかけです。1月28日に日本相撲協会が引退と年寄武隈の襲名を承認しました。
Q7:豪栄道の出身地はどこですか?
大阪府寝屋川市です。埼玉栄高校の相撲部で実力を磨き、境川部屋に入門しました。寝屋川市の公式情報でも、元寝屋川市ふるさと大使として紹介されています。
豪栄道豪太郎は、大関在位33場所、通算696勝493敗66休という実績を残した元大関です。2016年9月場所に達成した、かど番からの15戦全勝優勝は、現在も大相撲の歴史に残る記録です。
2020年1月場所で現役を引退した後は年寄武隈を襲名し、2022年2月には武隈部屋を創設しました。2026年現在も師匠として所属力士を指導し、相撲界の次世代を担う人材の育成に取り組んでいます。
豪栄道のキャリアを評価する際には、幕内優勝の回数だけでなく、関脇での長期在位、大関として33場所を務めた安定感、そして引退後に自ら部屋を構えて後進の育成に取り組んでいる点にも注目したいところです。
現役時代は自らの体一つで勝負してきた豪栄道。これからは武隈親方として、弟子たちの成長を通じてその経験を相撲界に残していくことになります。豪ノ山をはじめとする所属力士の今後の活躍とともに、武隈部屋の歩みも注目されます。
主な根拠資料: 日本相撲協会の歴代大関プロフィール・年寄プロフィール・武隈部屋紹介、武隈部屋公式サイト、寝屋川市公式情報、2014年・2016年・2020年の主要スポーツ報道。