最初に、2026年11月5日時点の販売状況を整理します。
2026年6月、スターバックスの米国法人は、人気商品「S’mores Frappuccino(スモア フラペチーノ)」を夏季限定で復活させると発表しました。6月30日からStarbucks Rewards会員向けの先行販売を実施し、7月1日から一般販売を開始。公式発表では、6年ぶりの復活と紹介されています。
ただし、これはアメリカ国内の展開です。米国での復活が、そのまま日本での再発売を意味するわけではありません。
日本のスターバックス公式プレスリリースでは、2026年11月5日までにスモア フラペチーノの国内再販を告知する発表は確認できません。したがって、日本での販売開始日や価格、取扱店舗は発表されていない状態です。
また、米国の商品も夏季限定として案内されたものです。11月5日開始の米国ホリデーシーズンの公式ラインアップにはスモア フラペチーノは掲載されておらず、現在も通常販売されている商品として扱うことはできません。
つまり、2026年の状況は次のように整理できます。
- アメリカ:2026年夏に6年ぶりの期間限定復活を実施。
- 日本:2026年の再販発表は確認できず、発売日も未定。
- 米国の現在:夏限定商品のため、11月のホリデー商品としては展開されていない。
米国の公式発表と日本法人の発表は、それぞれ別の市場に向けた情報です。再販情報を探す際は、どちらの国の発表なのかを区別する必要があります。
【そもそもスモアとは?】スタバで人気を集めた理由と味・食感

スモアとは、焼いて柔らかくしたマシュマロとチョコレートを、グラハムクラッカーで挟んで食べるアメリカの定番スイーツです。
キャンプファイヤーやバーベキューの最後に楽しむデザートとして親しまれており、香ばしいクラッカー、濃厚なチョコレート、温かくとろけるマシュマロの組み合わせが特徴です。
英語の「S’more」は「Some more(もう少し欲しい)」に由来するとされ、もう一口食べたくなるおいしさを表現した名前として知られています。
フラペチーノに再現された3つの魅力スターバックスのスモアシリーズが特徴的なのは、単にチョコレート味やマシュマロ味を加えただけではないことです。
本来のスモアが持つ複数の食感を、冷たいフラペチーノの中で再現している点に魅力があります。
1. マシュマロのふんわり感
マシュマロの甘い風味がスモアらしさを作ります。日本の歴代商品では、フリーズドライ加工によるサクサクしたマシュマロも使われました。
2. チョコレートの濃厚さ
チョコレートのコクがマシュマロの甘さを引き立てます。ベイクドチョコレートを使った商品では、外側のザクッとした食感と内側のしっとり感も楽しめました。
3. グラハムビスケットの香ばしさ
スモアを象徴するクラッカーの風味です。細かく砕いたビスケットが加わることで、冷たいドリンクにザクザクとしたアクセントが生まれます。
この3つの要素を組み合わせることで、飲み物でありながらデザートを食べているような満足感を生み出しています。
【歴代スモアフラペチーノ比較】2017年・2018年・2019年は何が違う?
日本で展開されたスモア フラペチーノは、2017年から2019年にかけて、毎年異なるアレンジで登場しました。
スターバックス コーヒー ジャパンの当時の公式プレスリリースを確認すると、3作品は基本となるスモアの食感を共有しながら、ベースとなる味わいを大きく変えていたことが分かります。
| 発売年・商品名 | 主な特徴・味わい | 価格・サイズ | 販売期間 |
|---|---|---|---|
| 2017年 スモア フラペチーノ -クリスピー マシュマロ- |
ミルク不使用のカカオ風味。クリスピーマシュマロ、ベイクドチョコレート、ビスケットの3種類の食感。 | 590円(税抜) Tallのみ |
8月10日~8月31日 |
| 2018年 抹茶 スモア フラペチーノ |
通常の抹茶クリーム フラペチーノの1.5倍の抹茶を使用。濃厚な抹茶とスモアの組み合わせ。 | 590円(税抜) Tallのみ |
8月8日~8月30日 |
| 2019年 キャラメル スモア フラペチーノ |
ビターキャラメルとミルクを使用。グラハムビスケット、フリーズドライマシュマロ、ベイクドチョコレート入り。 | 590円(税抜) Tallのみ |
8月7日~8月29日 |
※価格は各発売当時の公式発表に記載された税抜価格です。販売期間中でも、なくなり次第終了する場合がありました。
2017年:スモア フラペチーノ -クリスピー マシュマロ-日本で初めて登場したのが、2017年8月10日発売の「スモア フラペチーノ -クリスピー マシュマロ-」です。
スターバックス コーヒー ジャパンは、2017年8月3日の公式プレスリリースで発売を発表しました。
最大の特徴は、ミルクを使用しないカカオ風味のベースです。ココアパウダーとシロップを氷と混ぜ合わせることで、すっきりとした飲み心地に仕上げていました。
加えて、次の3つの食感を組み合わせています。
- クリスピーマシュマロ:フリーズドライ加工による軽快な食感。
- ベイクドチョコレート:香ばしく、外側はザクッとした食感。
- ビスケット:サクサクとしたクラッカーの風味。
これらの素材は、トッピングだけでなくカップの中にも入れられていました。飲み進めながら混ぜることで、味や食感に変化をつけられる設計です。
販売価格はTallサイズ590円(税抜)。販売期間は2017年8月10日から8月31日まででした。
暑い夏でも飲みやすいように、ミルクを使わず軽やかなカカオの風味を打ち出した点が、この初代商品の大きな個性です。
2018年:抹茶 スモア フラペチーノ2018年8月8日に登場したのは、前年の商品を抹茶でアレンジした「抹茶 スモア フラペチーノ」です。
2018年8月1日の公式発表によると、抹茶クリーム フラペチーノの1.5倍の量の抹茶を使用した、濃厚な抹茶味が最大の特徴でした。
抹茶のほろ苦さと、マシュマロやチョコレートの甘さを組み合わせることで、和の風味とアメリカのキャンプスイーツを融合させています。
ベースにはノンファットミルクを使用。抹茶の濃厚さを楽しみながらも、後味は軽やかになるよう工夫されていました。
カップの中には、次の素材が入っていました。
- ふんわりしたホイップクリーム
- 香ばしくザクザクしたビスケット
- フリーズドライのクリスピーマシュマロ
- 外側はザクッと、中はしっとりしたベイクドチョコレート
価格はTallサイズ590円(税抜)。販売期間は2018年8月8日から8月30日まででした。
2017年のカカオ系とは異なり、抹茶の香りとほろ苦さが主役になった商品です。抹茶好きにとっては、歴代シリーズの中でも特に個性がはっきりした一杯でした。
2019年:キャラメル スモア フラペチーノ2019年8月7日に発売されたのが「キャラメル スモア フラペチーノ」です。
2019年7月31日の公式プレスリリースでは、スモアの食感を維持しながら、ほんのりビターなキャラメルソースとミルクを組み合わせた商品として紹介されています。
カップの中には、グラハムビスケット、フリーズドライマシュマロ、ベイクドチョコレートが入っていました。
特に注目したいのは、ビターキャラメルとチョコレートの組み合わせです。甘さだけでなく、キャラメルのほろ苦さを加えることで、スモアらしい濃厚さに奥行きを持たせていました。
価格はTallサイズ590円(税抜)。販売期間は2019年8月7日から8月29日までです。
2017年のカカオ、2018年の抹茶に続き、2019年はキャラメルを中心に据えたアレンジでした。3年間のシリーズの中でも、定番のキャラメル好きに親しみやすい方向性だったといえます。
【2026年アメリカで復活】6年ぶりのスモアフラペチーノは日本版と何が違う?
2026年の復活を発表したのは、スターバックスの米国法人です。
2026年6月8日の発表では、夏の期間限定商品としてスモア フラペチーノを復活させることが明らかになりました。さらに6月29日には、商品の詳細と新しいスモア系ドリンク2種類が紹介されています。
米国版は、2017~2019年の日本版と同じ名前を持ちながら、レシピの構成には違いがあります。
2026年米国版の構成公式発表によると、復活した米国版は次の素材を組み合わせた商品です。
- バニラシロップ
- コーヒー
- ミルク
- 氷
- マシュマロ風味のホイップクリーム
- ミルクチョコレートソース
- グラハムクラッカー風味のトッピング
コーヒーとミルクをベースに、マシュマロ風味のホイップクリームとチョコレートソースを重ね、最後にグラハムクラッカーの風味を加える構成です。
日本の2017年版がミルク不使用のカカオ系だったのに対し、米国版はコーヒーとバニラを中心にした、よりクリーミーな方向性です。
2026年はフラペチーノ以外のスモア商品も登場今回の復活で注目したいのは、フラペチーノだけでなく、スモアの風味を別のドリンクにも展開したことです。
S’mores Cold Brew with Marshmallow Cold Foam
コールドブリューにマシュマロ風味のコールドフォームを重ね、チョコレートソースとグラハムクラッカーのトッピングを加えた商品です。冷たいコーヒーのすっきりした味わいと、クリーミーなフォームの組み合わせが特徴です。
Iced S’mores Chai
チャイのスパイスに、トーストしたマシュマロ、ミルクチョコレート、グラハムクラッカーを思わせる風味を組み合わせています。
この2商品は、スモアを単独のフラペチーノ商品としてではなく、コーヒーやティーにも応用できるフレーバーとして展開した例です。
なお、米国での販売は6月30日の会員向け先行販売、7月1日の一般販売という日程でした。公式発表では期間限定とされており、11月5日現在のホリデー商品には含まれていません。
日本版と2026年米国版の決定的な違い比較すると、最も大きな違いはベースの味です。
日本版は、2017年のカカオ、2018年の抹茶、2019年のビターキャラメルというように、毎年異なるフレーバーを主役にしていました。
一方、2026年の米国版は、コーヒー、バニラ、マシュマロ風味のホイップクリーム、チョコレートを組み合わせたオリジナルレシピへの回帰です。
そのため、2026年の米国版が日本に登場した場合でも、過去の日本版とまったく同じ味になるとは限りません。米国版の復活は、あくまで米国向け商品の再展開として捉える必要があります。
【日本で再販されない理由は?】米国復活だけでは国内発売が決まらない背景
2026年に米国で復活したにもかかわらず、日本で発売されるという発表がないのはなぜでしょうか。
この点について、スターバックスから日本での未発売理由を説明する公式発表は確認できません。
したがって、原材料の調達難、採算性、人気の低下などを具体的な理由として断定することはできません。
国ごとに季節商品と販売計画が異なるスターバックスは世界各国で展開していますが、季節限定商品は各市場のメニュー計画に合わせて発表されます。
米国で人気の商品が日本でも同じ時期に発売されるとは限りません。逆に、日本独自のフレーバーや商品が米国で同じ形で販売されるとも限りません。
2017年から2019年の日本版スモアシリーズも、その違いを理解するうえで参考になります。
米国のスモアという文化的背景を取り入れながら、日本市場ではカカオ、抹茶、キャラメルという異なる味わいに仕上げていました。
つまり、スモアという共通テーマがあっても、各国で商品設計は変わり得るのです。
米国での復活は日本再販の確約ではない2026年の米国での復活は、スターバックスがスモア フラペチーノを再び展開する価値があると判断したことを示す動きです。
米国公式発表では、顧客やバリスタからの要望が復活の背景にあったと説明されています。
しかし、これは日本市場の発売決定を意味するものではありません。
日本での再販を判断する際に見るべきなのは、米国のニュース記事や海外のSNS情報ではなく、スターバックス コーヒー ジャパンが発表する国内向けの商品情報です。
2026年11月5日時点では、日本再販の確定情報はありません。発売日を予想する段階ではなく、国内公式発表を待つ状況です。
過去の3作品に共通するのは、いずれも8月に発売された夏限定商品だったことです。
2017年は8月10日、2018年は8月8日、2019年は8月7日と、発売日は少しずつ早くなっていました。
また、価格は3年間ともTallサイズ590円(税抜)で統一されていました。
歴代商品の価格は590円(税抜)2017年から2019年の公式発表を比較すると、いずれもTallサイズのみの販売で、価格は590円(税抜)でした。
ただし、この価格は当時のものです。2026年に日本で復活する場合、原材料費や価格体系などの変更によって販売価格が変わる可能性があります。
現時点では日本版の2026年価格は発表されていません。過去の590円を、そのまま次回の販売価格として考えることはできません。
再販情報を確認するときのチェックポイントスモア フラペチーノの再販を待っている人は、次の情報を確認すると、誤った発売情報に振り回されにくくなります。
- 公式プレスリリース:日本での発売日、商品名、価格、販売期間を確認する。
- 公式メニュー:現在取り扱っている商品かどうかを確認する。
- 対象店舗:全国販売なのか、一部店舗限定なのかを確認する。
- 販売終了条件:期間終了前でも売り切れによって終了する場合があるか確認する。
特に注意したいのが、海外で発売された商品画像やニュースを日本の発売情報と混同することです。米国の販売開始日が掲載された記事を見ても、それだけでは日本で注文できることにはなりません。
【プロの結論】歴代スモアの魅力と、次回の再販で注目したいポイント
スモア フラペチーノの魅力は、チョコレートやマシュマロの甘さだけではありません。ザクザク、サクサク、ふんわりといった複数の食感を、冷たいドリンクの中で楽しめることにあります。
歴代商品を振り返ると、それぞれに異なる個性がありました。
- 2017年版:ミルクを使わないカカオベースと、3種類の食感を楽しみたい人向け。
- 2018年版:抹茶の濃厚さとほろ苦さ、スイーツの甘さを一緒に楽しみたい人向け。
- 2019年版:ビターキャラメルのコクと、チョコレートやマシュマロの組み合わせが好きな人向け。
- 2026年米国版:コーヒーとバニラ、マシュマロ風味のホイップクリームを組み合わせた王道のスモア風味を楽しみたい人向け。
特に興味深いのは、2017年から2019年までの日本版と、2026年の米国版では商品設計が異なることです。
同じスモアというテーマでも、カカオを中心にするのか、抹茶を組み合わせるのか、キャラメルでコクを出すのかによって、飲み心地は大きく変わります。
今後、日本で再販されるとすれば、過去の3作品のいずれかを復刻するのか、それとも米国版のオリジナルレシピを日本向けに展開するのかが注目点になります。
単に「スモアが復活するか」だけでなく、どのレシピが、どの国で、どの販売期間に登場するのかを見極めることが、再販情報を正しく理解するポイントです。
【スタバのスモアフラペチーノ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:スタバのスモアフラペチーノは2026年に日本で再販されますか?
A1:2026年11月5日時点で、日本での再販は公式発表されていません。米国では6月30日に会員向け先行販売、7月1日に一般販売が始まりましたが、日本での発売日や販売期間は未定です。
Q2:スモアフラペチーノの歴代商品は何種類ありますか?
A2:日本で公式に確認できる代表的な商品は3種類です。2017年のクリスピーマシュマロ、2018年の抹茶、2019年のキャラメルです。それぞれベースの味わいが異なります。
Q3:歴代スモアフラペチーノの値段はいくらでしたか?
A3:2017年、2018年、2019年の3商品はいずれもTallサイズのみで590円(税抜)でした。2026年に日本で復活する場合の価格は発表されていません。
Q4:2026年にアメリカで復活したスモアフラペチーノは日本版と同じ味ですか?
A4:同じではありません。2026年の米国版はコーヒー、ミルク、バニラシロップをベースに、マシュマロ風味のホイップクリームやミルクチョコレートソースを組み合わせています。日本の2017年版はミルク不使用のカカオベースでした。
Q5:スモアフラペチーノはいつ発売されていましたか?
A5:日本では2017年8月10日、2018年8月8日、2019年8月7日に発売されました。いずれも8月下旬までの期間限定商品でした。
Q6:スモアフラペチーノが日本で販売されない理由は何ですか?
A6:日本で発売されない理由について、スターバックスから具体的な公式説明はありません。米国と日本では季節商品や商品企画が異なるため、米国での復活が日本での発売に直結するわけではありません。
スターバックスのスモア フラペチーノは、2017年のクリスピーマシュマロ、2018年の抹茶、2019年のキャラメルと、日本でも3年連続で異なる味わいを楽しめた夏の限定シリーズです。
2026年には米国で6年ぶりに復活し、スモア コールドブリューやアイス スモア チャイも登場しました。シリーズの人気が改めて注目されるきっかけになっています。
一方、日本では2026年11月5日時点で再販の公式発表はありません。過去の販売実績や米国での復活だけを根拠に、国内発売が決定したと判断することはできません。
今後の注目点は、日本向けの新商品発表、歴代レシピの復刻、そして米国版をベースにした新しいアレンジの可能性です。
2017年の懐かしいカカオ味、2018年の濃厚抹茶、2019年のビターキャラメル。どの味が再び日本のスターバックスに戻ってくるのか、公式発表に期待したいところです。
主な根拠資料: スターバックス コーヒー ジャパンの2017年・2018年・2019年公式プレスリリース、Starbucks Coffee Companyの2026年6月8日・6月29日の米国公式発表、2026年11月4日の米国ホリデーメニュー発表、日本法人の2026年度プレスリリース。