『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するハートの海賊団は、最悪の世代の一人、トラファルガー・ローが船長を務める海賊団です。ホッキョクグマのミンク族であるベポ、ペンギン、シャチ、元海賊団船長のジャンバールなど、個性的な仲間が所属しています。船長を含めた総勢は21人とされ、名前が判明しているメンバーは9人です。
大きな転機となったのが、黒ひげ海賊団との勝者島の戦いです。第1081話でポーラータング号の沈没とハートの海賊団の敗北が明らかになり、ローはベポに救出されました。その後、第1117話ではベポの姿が再び描かれています。2026年11月5日時点の最新状況を踏まえ、メンバー一覧、船の特徴、ローとベポの脱出、ほかの船員の生存状況まで整理します。
【基本情報】ハートの海賊団は何人?船長ローと結成の経緯

ハートの海賊団は、トラファルガー・ローが率いる海賊団です。船員数は20人、船長のローを含めると総勢21人という数え方が一般的です。
ただし、21人全員の名前や詳しいプロフィールが明かされているわけではありません。原作や公式キャラクター紹介などで名前を確認できる主要メンバーは、ローを含めて9人です。残りの船員には、姿が描かれていても名前や個別の設定が公表されていない人物がいます。
ハートの海賊団の基本プロフィール- 船長:トラファルガー・D・ワーテル・ロー
- 総勢:21人(船長を含む)
- 船員:20人
- 主なメンバー:ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバール、イッカク、ウニ、クリオネ、ハクガン
- 船:ポーラータング号
- 船の種類:潜水艦
- 船長の異名:死の外科医
- 船長の悪魔の実:オペオペの実
- 船長の懸賞金:30億ベリー
ローは北の海(ノースブルー)のフレバンス出身で、最悪の世代に数えられる海賊です。公式キャラクター紹介でも、ハートの海賊団の船長であり、オペオペの実の能力者として紹介されています。
結成のきっかけはロー、ベポ、シャチ、ペンギンの出会いハートの海賊団の結成には、ローとベポ、シャチ、ペンギンの4人の出会いが深く関係しています。
この経緯は、原作84巻のSBSで尾田栄一郎氏が明かしています。ローは北の海のスワロー島で、ベポをいじめていたシャチとペンギンに出会いました。ローがベポを助けたことをきっかけに、3人がローを慕うようになり、4人で行動する関係が生まれます。
ベポはもともとゾウのモコモ公国出身です。兄を追って故郷を離れ、北の海まで流れ着いていました。一方、シャチとペンギンはスワロー島出身の少年たちです。異なる背景を持つ4人が結びつき、後のハートの海賊団につながりました。
この結成秘話から分かるのは、ハートの海賊団が単なる戦闘力だけで集まった組織ではないということです。ローが仲間を守り、仲間がローを信頼するという関係が、海賊団の出発点になっています。
【メンバー一覧】トラファルガー・ローからハクガンまで主要9人を紹介
名前が判明しているメンバーは、船長ローと8人の船員です。それぞれの役割や特徴を整理すると、ハートの海賊団の構成が見えてきます。
① トラファルガー・ロー|船長兼船医ハートの海賊団を率いる船長です。「死の外科医」の異名を持ち、オペオペの実の能力を使った戦闘を得意とします。
医術にも精通しており、能力の覚醒によって戦闘能力をさらに高めています。懸賞金はワノ国編後に30億ベリーとなりました。
物語ではドンキホーテ・ドフラミンゴとの因縁、コラソンとの過去、Dの一族に関する秘密など、重要な背景を持つ人物です。勝者島で黒ひげに敗れた後、ベポに救出されました。
② ベポ|ホッキョクグマのミンク族で航海士ベポはハートの海賊団の航海士で、ホッキョクグマの姿をしたミンク族です。公式プロフィールでは身長240cm、懸賞金1500ベリーと紹介されています。
普段は少し気弱で、謝罪することも多い人物ですが、戦闘では高い身体能力を発揮します。特に注目されたのが、勝者島でのスーロン化です。
ワノ国でチョッパーから受け取った薬を使い、満月が出ていない状況でも月の獅子の姿に変身しました。その力で黒ひげ海賊団を振り払い、重傷のローを抱えて脱出します。
③ ペンギン|ローとともに海賊団を立ち上げた古参ペンギンはロー、ベポ、シャチとともにハートの海賊団の結成に関わった古参メンバーです。名前が書かれた帽子が特徴的で、シャチと一緒に行動する場面が多く見られます。
勝者島の戦いでは海中から攻撃を仕掛けるなど、潜水艦を拠点とする海賊団らしい戦い方を見せました。黒ひげ海賊団との戦闘後の消息は分かっていません。
④ シャチ|ペンギンと行動する創設メンバーシャチもスワロー島出身で、ローとベポ、ペンギンとともに海賊団を結成した人物です。シャチをモチーフにしたキャスケット帽が目印になっています。
ペンギンとのコンビネーションが特徴で、勝者島では海中からの攻撃にも参加しました。現在の生存状況については、原作で新たな確定描写がありません。
⑤ ジャンバール|元海賊団船長の巨漢ジャンバールは、かつて名のある海賊団の船長だった人物です。しかし、天竜人のロズワード聖の奴隷にされてしまいます。
シャボンディ諸島で天竜人の支配から解放された後、ローの誘いを受けてハートの海賊団に加入しました。
大柄な体格と力強さが特徴で、黒ひげ海賊団との戦いでも仲間を守る側として活躍しました。
⑥ イッカク|女性船員イッカクはハートの海賊団の女性船員です。バンダナを巻いた姿が特徴で、原作83巻のSBSで名前が明かされました。
ルフィたちとの海賊同盟が決まった際には、当初反対する意見を示した人物の一人です。船長の決定に対して意見を述べる姿から、船員が単に命令に従うだけではないことも分かります。
⑦ ウニ|同盟に反対していた船員ウニも原作83巻のSBSで名前が明らかになった船員です。麦わらの一味との同盟について、全員が賛成しているわけではないという趣旨の意見を示しました。
個別の能力や戦闘スタイルについては、詳しい設定がまだ多くありません。
⑧ クリオネ|特徴的な帽子を着用する船員クリオネもSBSで名前が判明したメンバーです。青い帽子と特徴的な髪型が目印になっています。
イッカクやウニと同じく、麦わらの一味との同盟に反対していた人物です。個別の戦闘能力や現在の状況は明らかになっていません。
⑨ ハクガン|白い仮面を着けた船員ハクガンは、白い笑顔の仮面を着用している船員です。第1064話で名前が明らかになりました。
ポーラータング号の操縦に関わる描写があり、潜水艦の運用を支える人物として注目されています。ただし、詳しい経歴や勝者島での行動については情報が限られています。
【関係性一覧表】ハートの海賊団9人の役割と勝者島でのその後
ここまで紹介した9人について、立場、特徴、2026年11月時点の状況を一覧にしました。特に重要なのは、ローとベポの脱出が確認されている一方で、ほかの7人の消息が明らかになっていない点です。
| メンバー | 役割・特徴 | 勝者島の戦い後の状況 |
|---|---|---|
| トラファルガー・ロー | 船長・船医。オペオペの実 | ベポに救出され脱出。以後の現在地は不明 |
| ベポ | 航海士。シロクマのミンク族 | ローとともに脱出。第1117話で再登場 |
| ペンギン | 創設メンバー。シャチと行動 | 安否不明 |
| シャチ | 創設メンバー。海中戦闘にも参加 | 安否不明 |
| ジャンバール | 元海賊団船長。巨漢 | 安否不明 |
| イッカク | 女性船員。バンダナが特徴 | 安否不明 |
| ウニ | 船員。SBSで名前が判明 | 安否不明 |
| クリオネ | 船員。特徴的な帽子を着用 | 安否不明 |
| ハクガン | 船員。白い仮面を着用 | 安否不明 |
この表からも分かるように、名前が判明していることと、生存が確認されていることは別の問題です。ペンギンやシャチは登場回数が比較的多いものの、勝者島での敗北以降、現在の姿は描かれていません。
なお、21人という総数は船長を含めた数です。9人以外にも船員が存在しますが、名前や個別のプロフィールが判明していない人物については、既知のメンバーと混同しないことが大切です。
【ポーラータング号と勝者島の戦い】黒ひげ海賊団に敗北した理由
ハートの海賊団を語るうえで欠かせないのが、主力船である潜水艦ポーラータング号です。通常の海賊船とは異なり、海中に潜って移動できるという特徴があります。
この船の特性は、ハートの海賊団の戦闘スタイルにも直結しています。海面から姿を消して敵の攻撃をかわしたり、海中から奇襲を仕掛けたりできるため、一般的な海賊団とは異なる戦術を展開できます。
勝者島で黒ひげ海賊団と激突ワノ国での戦いを終えた後、ローは麦わらの一味との同盟を解消し、ハートの海賊団とともに新世界へ向かいました。
しかし、向かった先の勝者島(ウィナー島)で待ち受けていたのが、マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団です。
黒ひげが狙っていたのは、海賊王を目指すうえで重要なロードポーネグリフの写しでした。ローはワノ国やゾウで得た情報を持っており、黒ひげにとって大きな標的となっていました。
第1063話から第1064話にかけて戦闘が描かれ、ローはオペオペの実の覚醒技を駆使して応戦します。シャチやペンギンも海中から攻撃するなど、ハートの海賊団らしい連携を見せました。
しかし、黒ひげはヤミヤミの実とグラグラの実という強力な能力を持つ四皇です。加えて、ヴァン・オーガーやジーザス・バージェス、ドクQら幹部も戦闘に加わっていました。
第1081話でポーラータング号が沈没戦闘の決着が明らかになったのは、原作第1081話「黒ひげ海賊団10番船船長クザン」です。単行本107巻に収録されています。
この話では、ローが黒ひげに敗れ、ポーラータング号も海中深くへ沈んでいく様子が描かれました。船員たちも海に投げ出され、ハートの海賊団は大きな打撃を受けます。
注目したいのは、船の沈没と海賊団の全滅は同じ意味ではないという点です。船を失い、戦闘に敗れたことは確定していますが、船員全員が死亡したという描写はありません。
TVアニメでも勝者島の戦いは映像化され、2024年8月11日放送の第1115話でローの敗北とポーラータング号の沈没が描かれました。
黒ひげがローを狙ったのはなぜ?黒ひげにとってローは、単に強力な海賊というだけではありません。ロードポーネグリフの情報を持つうえ、オペオペの実という極めて特殊な能力の持ち主でもあります。
オペオペの実には、不老手術に関係する能力が知られています。黒ひげがローの能力に関心を示したことも、戦いの重要な意味の一つです。
つまり、勝者島の戦いは単純な縄張り争いではなく、海賊王の座を巡る情報戦と能力の奪い合いという側面も持っていました。
【敗北後の現在】ローとベポはどうなった?第1117話で判明したこと
ハートの海賊団の敗北後、読者が最も気にしていたのがローの生死でした。第1081話ではローが重傷を負い、黒ひげ海賊団の前に倒れていたため、その後の展開が大きな注目を集めました。
ベポが薬を使ってスーロン化しローを救出ローの窮地を救ったのは、航海士のベポでした。
ベポはワノ国でチョッパーから受け取っていた薬を使用し、通常なら満月が必要となるスーロン化を発動させます。月の獅子の姿になったベポは、黒ひげ海賊団の面々を攻撃して隙を作りました。
その間に、重傷を負っていたローを抱え、勝者島から脱出します。
この場面で印象的なのは、ローが自分だけ逃げることに抵抗し、仲間を心配していたことです。一方のベポは、仲間を信じるようにローを促し、船長を救うことを優先しました。
ベポの行動は、結成時から続くローとの信頼関係が、危機的な状況でも揺らいでいないことを示す場面でした。
第1117話でベポが再登場ローとベポの消息に新しい手掛かりが出たのが、原作漫画第1117話です。
この話では、ベガパンクが世界中に向けてDの名を持つ者たちにメッセージを送る場面が描かれます。その反応の一つとしてベポが登場し、「キャプテン…」とつぶやきます。
この描写によって、ベポが勝者島から生き延びていたことが確認できます。また、ローを抱えて脱出した経緯を踏まえれば、ローも生存している可能性は非常に高いと考えられます。
ただし、ここで注意したいのは、ベポの再登場とロー本人の再登場は別だということです。第1117話ではローの姿や具体的な居場所、負傷の回復状況までは明らかにされていません。
そのため、ローについては死亡が描かれていないこと、ベポに救出されたこと、生存を強くうかがわせる描写があることを分けて捉える必要があります。
2026年11月時点でローの現在地は不明2026年11月5日時点で、原作は第1197話まで進んでいます。しかし、ローがどこで療養しているのか、どの程度回復しているのかを明らかにする新たな確定情報は確認できません。
ベポについても、第1117話の再登場以降、ハートの海賊団全体の活動状況を明らかにする描写は確認されていません。
つまり、現状を整理すると次のようになります。
- ロー:黒ひげに敗北し、ベポに救出された。死亡描写はなく、その後の現在地は不明。
- ベポ:ローを抱えて脱出し、第1117話で生存が確認された。
- ポーラータング号:勝者島の戦いで沈没。
- その他の船員:戦闘後の安否や所在は不明。
なお、ここでいう第1117話は原作漫画の話数です。TVアニメにも第1117話がありますが、そちらは「サボの帰還 語られる衝撃の真実!」という別のエピソードです。漫画とアニメの話数を混同しないよう注意してください。
【生存状況と再登場の可能性】ペンギン・シャチ・ジャンバールは生きている?
ローとベポの脱出が確認された一方で、ペンギン、シャチ、ジャンバールをはじめとする船員の消息は、2026年11月時点でも大きな謎として残っています。
ペンギンとシャチは死亡したのかペンギンとシャチについては、勝者島での敗北以降、明確な生存描写も死亡描写もありません。
2人はローとベポとともに海賊団を結成した古参メンバーです。海中から攻撃を仕掛けるなど、ポーラータング号を中心とした戦闘では重要な役割を担ってきました。
そのため、今後の物語で再び登場する可能性は十分にあります。ただし、船が沈没した後の具体的な行動や、黒ひげ海賊団に捕らえられたかどうかは分かっていません。
ジャンバールやイッカクらの状況も不明ジャンバールについても同様です。ローに救われて仲間になった経緯があるだけに、船長を失った後の動向が気になる人物です。
イッカク、ウニ、クリオネ、ハクガンについても、勝者島の戦い以降に安否を確定させる描写はありません。
また、名前が判明していない残りの船員については、個別の状況を追うことも難しい状態です。
ここで重要なのは、「消息不明」は「死亡確定」ではないということです。第1081話で描かれたのは海賊団の敗北と船の沈没であり、全員の死亡を確定させる描写ではありません。
ハートの海賊団が再登場する可能性は?今後の再登場を考えるうえで、注目したい要点は3つあります。
1つ目は、ローがDの一族であることです。ローはトラファルガー・D・ワーテル・ローという本名を持ち、世界の歴史やDの意志に関わる重要人物です。第1117話でもベガパンクのメッセージに関連して名前が想起される場面があり、物語上の役割が完全に終わったとは考えにくい状況です。
2つ目は、黒ひげ海賊団との因縁です。勝者島の戦いではローが敗北し、黒ひげ側はロードポーネグリフの情報を狙っていました。今後、海賊王を巡る争いが本格化すれば、両者の関係が再び描かれる可能性があります。
3つ目は、船員たちの再集結です。ハートの海賊団はロー一人の集団ではありません。ベポやペンギン、シャチらとの長い関係が結成の背景にあります。船を失った彼らが再び集まり、新たな船を得て活動する展開も考えられます。
もっとも、これらは今後の展開を考えるうえでの可能性です。ローがすでに復帰している、船員が黒ひげ海賊団から解放された、あるいは新しい船を手に入れたといった事実は、まだ描かれていません。
2026年の時点で最も正確な整理は、ローとベポは脱出し、ほかの船員は生死を含めて消息不明というものです。
【ワンピースのハートの海賊団】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ハートの海賊団のメンバーは全部で何人ですか?
A1:船長のトラファルガー・ローを含めて総勢21人とされています。船長を除く船員は20人で、名前が判明しているのはロー、ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバール、イッカク、ウニ、クリオネ、ハクガンの9人です。
Q2:トラファルガー・ローは黒ひげに敗北して死亡しましたか?
A2:死亡は描かれていません。第1081話で黒ひげに敗北しましたが、ベポがスーロン化してローを抱え、勝者島から脱出しました。第1117話ではベポが再登場しており、ローも生存している可能性が非常に高いものの、本人の現在地や回復状況は不明です。
Q3:ペンギンやシャチなど、ロー以外の船員は生きていますか?
A3:2026年11月時点では、生存・死亡のどちらも確定していません。ポーラータング号の沈没と敗北は描かれていますが、ペンギン、シャチ、ジャンバールらのその後は明らかになっていません。死亡したと断定できる描写もありません。
ハートの海賊団は、トラファルガー・ローを船長とする総勢21人の海賊団です。ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバールなど個性的な仲間が所属し、潜水艦ポーラータング号を拠点として活動してきました。
しかし、勝者島で黒ひげ海賊団に敗北し、ポーラータング号は沈没。ローは重傷を負いましたが、ベポがスーロン化して救出に成功しています。第1117話ではベポの再登場によって脱出後の生存が確認されました。
一方、ペンギン、シャチ、ジャンバール、イッカクらの安否は依然として不明です。船の沈没を理由に全員の死亡を決めつけることはできません。
今後の注目点は、ローの回復と再登場、そして離れ離れになった船員たちの再集結です。Dの一族として重要な秘密を抱えるローと、彼を支えてきた仲間たちが再び同じ船に乗る日は来るのか。ハートの海賊団の物語は、まだ完全には終わっていません。
主な参照資料: ONE PIECE.com公式キャラクター紹介、公式アニメ第1115話情報、原作第83巻・第84巻SBS情報、2026年10月時点の作品動向。