女子シングルスでは、中国勢同士による決勝が実現した。2026年9月27日の決勝で、王曼昱が前回大会の優勝者・孫穎莎をゲームカウント4-2で下し、アジア大会の女子シングルス金メダルを獲得した。
決勝のゲーム別スコア| ゲーム | 王曼昱 | 孫穎莎 | 勝者 |
|---|---|---|---|
| 第1ゲーム | 11 | 8 | 王曼昱 |
| 第2ゲーム | 11 | 9 | 王曼昱 |
| 第3ゲーム | 11 | 13 | 孫穎莎 |
| 第4ゲーム | 11 | 9 | 王曼昱 |
| 第5ゲーム | 4 | 11 | 孫穎莎 |
| 第6ゲーム | 15 | 13 | 王曼昱 |
| 最終結果 | 4 | 2 | 王曼昱 |
王曼昱は序盤に2ゲームを連取したものの、孫穎莎も第3ゲームと第5ゲームを奪い返した。最終第6ゲームは11点を超える接戦となり、15-13で王曼昱が勝利を決めた。
単純なストレート勝ちではなく、両者が主導権を奪い合う展開だった。王曼昱は重要な場面で得点を重ね、最終的に4-2で頂点に立った。試合結果は新華社配信の中国オリンピック委員会公式サイトでも報じられている。
日本勢の準決勝結果は?日本から女子シングルスに出場した張本美和と早田ひなは、2人とも準決勝まで進出した。しかし、決勝進出を阻んだのは中国のトップ選手だった。
張本美和 1-4 王曼昱
- 8-11
- 4-11
- 10-12
- 11-9
- 6-11
張本は第4ゲームを奪ったものの、王曼昱の安定したプレーを崩し切れず敗戦。銅メダルを獲得した。
早田ひな 1-4 孫穎莎
- 6-11
- 7-11
- 11-9
- 9-11
- 5-11
早田も第3ゲームを取り返したが、孫穎莎に押し切られた。こちらも銅メダルとなった。
つまり、女子シングルスの最終表彰台は中国が金・銀を独占し、日本が銅メダル2つを獲得する結果だった。
【歴代優勝国】中国女子団体の6連覇はどれほどすごい記録?

アジア大会の卓球女子団体は、1958年の東京大会から実施されている。歴代の優勝国を見ると、日本が初期の大会で強さを発揮し、その後、中国が長期にわたって世界的な存在感を示してきた。
女子団体の歴代優勝国卓球専門メディア「Rallys」がまとめた過去の優勝記録に2026年大会の結果を加えると、次のようになる。
- 1958年:日本
- 1962年:日本
- 1966年:日本
- 1970年:大会中止
- 1974年:中国
- 1978年:中国
- 1982年:中国
- 1986年:韓国
- 1990年:中国
- 1994年:中国
- 1998年:中国
- 2002年:北朝鮮
- 2006年:中国
- 2010年:中国
- 2014年:中国
- 2018年:中国
- 2023年:中国
- 2026年:中国
中国は2006年大会から2026年大会まで、6大会連続で女子団体の金メダルを獲得した。OCA(アジアオリンピック評議会)の発表によれば、2026年の優勝は通算12回目となる。
日本も1958年、1962年、1966年に3大会連続で優勝しており、女子卓球の歴史を築いてきた国の一つだ。しかし、現在の国際卓球界では中国が圧倒的な選手層を誇り、団体戦でもその強さを発揮している。
なぜ中国女子は強いのか今回の決勝で注目すべきなのは、特定のエースだけに依存しない中国の選手構成だ。
第1試合では孫穎莎、第2試合では王曼昱、第3試合では蒯曼が勝利した。世界ランキング上位の選手を複数そろえ、誰が出場しても高い競争力を維持できることが、中国女子の大きな強みとなっている。
一方、日本も張本美和が王曼昱を最終ゲームまで追い詰めるなど、世界トップとの差を縮める場面を見せた。2026年大会の0-3という数字だけで日本の実力を評価するのではなく、各試合の内容まで見る必要がある。
【2026年の日程・会場】スカイホール豊田で行われた卓球競技
2026年の第20回アジア競技大会における卓球競技は、9月20日から28日までの9日間にわたって実施された。
会場:
愛知県豊田市・卓球競技会場
開催期間
2026年9月20日~28日
女子団体決勝
9月24日
女子シングルス決勝
9月27日
女子ダブルス決勝
9月28日
日本卓球協会が公開した大会日程と競技記録に基づく主なスケジュールは以下のとおり。
| 日程 | 女子卓球の主な競技 |
|---|---|
| 9月20日 | 団体予選リーグ |
| 9月21日 | 団体予選リーグ |
| 9月22日 | 団体準々決勝 |
| 9月23日 | 団体準決勝・シングルス競技 |
| 9月24日 | 女子団体決勝 |
| 9月25日 | 女子シングルス2回戦 |
| 9月26日 | 女子シングルス準々決勝 |
| 9月27日 | 女子シングルス準決勝・決勝 |
| 9月28日 | 女子ダブルス準決勝・決勝 |
女子団体では、日本が9月22日の準々決勝でチャイニーズ・タイペイを3-0、9月23日の準決勝で韓国を3-0で破り、決勝に進出した。
女子シングルスでは、9月26日の準々決勝で張本美和と早田ひながそれぞれ勝利。翌27日の準決勝で中国勢に敗れたものの、両者とも銅メダルを確保した。
大会期間全体を通じて、日本は団体、シングルス、ダブルスで表彰台に立っている。
2026年の日本女子卓球メダル結果団体戦とシングルスだけでなく、ダブルスまで含めると、日本女子のメダル獲得状況は次のとおりだ。
| 種目 | 日本の成績 | メダル |
|---|---|---|
| 女子団体 | 準優勝 | 銀 |
| 女子シングルス | 張本美和・早田ひな | 銅・銅 |
| 女子ダブルス | 早田ひな・張本美和 | 銀 |
日本女子は合計4個のメダルを獲得した。内訳は銀メダル2個、銅メダル2個である。
特に女子ダブルスでは早田ひな・張本美和ペアが準優勝。団体戦では中国に敗れた2人が、個人種目でも協力して銀メダルを手にした。
日本卓球協会の大会総括でも、女子団体準優勝、女子シングルスの張本・早田の3位、女子ダブルス準優勝が日本の主な入賞成績として掲載されている。
【アジア大会卓球女子決勝結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年アジア大会の女子団体決勝は何対何でしたか?
A1:2026年9月24日に行われ、日本は中国に0-3で敗れました。早田ひなは1-3、張本美和は2-3、伊藤美誠は0-3で敗れ、日本は2大会連続の銀メダルとなりました。
Q2:2026年アジア大会の女子シングルス優勝者は誰ですか?
A2:中国の王曼昱です。9月27日の決勝で同じ中国の孫穎莎を4-2で破りました。日本の張本美和と早田ひなは準決勝で敗れ、それぞれ銅メダルを獲得しました。
Q3:中国女子卓球団体は何連覇を達成しましたか?
A3:2026年大会で6連覇を達成しました。通算優勝回数は12回です。2006年から2010年、2014年、2018年、2023年、2026年と連続して金メダルを獲得しています。
Q4:女子団体の準決勝で日本はどこと対戦しましたか?
A4:韓国と対戦し、3-0で勝利しました。早田ひな、張本美和、長﨑美柚がそれぞれストレート勝ちを収めています。
Q5:2026年アジア大会の卓球競技はどこで開催されましたか?
A5:愛知県豊田市のスカイホール豊田です。卓球競技は9月20日から28日まで開催され、女子団体決勝は24日、女子シングルス決勝は27日に行われました。
2026年アジア大会の卓球女子決勝は、団体戦で日本が中国に0-3で敗れ、2大会連続の銀メダルという結果に終わった。中国は女子団体6連覇を達成し、その強さを改めて示した。
一方、早田ひな、張本美和、伊藤美誠の3選手は、それぞれ異なる形で中国の強豪と対戦した。特に張本は王曼昱との接戦で存在感を示し、女子シングルスでも銅メダルを獲得。早田もシングルスで銅メダルを手にしている。
今回の大会を評価する際に大切なのは、団体戦の0-3という最終結果だけで判断しないことだ。早田と張本の試合は接戦であり、日本が世界トップとの差を縮める可能性も示した。反対に、中国は3選手全員が勝利する層の厚さを見せつけた。
今後の日本女子卓球に求められるのは、張本のように世界トップと競り合える選手を増やし、団体戦の3番手以降も確実に勝ち点を取れるチームを構築することだろう。2026年大会の銀メダルは、課題と成長の両方が見えた結果だった。
女子団体の銀、シングルスの銅2個、女子ダブルスの銀。日本女子は金メダルこそ逃したものの、複数種目で表彰台を確保した。中国の6連覇を止めるための次の挑戦は、すでに始まっている。
主な参照資料:公益財団法人日本卓球協会、OCA(アジアオリンピック評議会)、テレビ東京卓球NEWS、TBS NEWS DIG、卓球レポート、Rallys、新華社。