【第100回大会】箱根駅伝2024の総合順位・往路順位・復路順位を全23校一覧で紹介

第100回大会は、東京・大手町から神奈川県箱根町までを往復する全217.1km、10区間のレースとして行われた。往路は107.5km、復路は109.6km。各大学が選手10人をつなぎ、総合タイムを競った。
関東学生陸上競技連盟と読売新聞社が運営する箱根駅伝公式サイトには、総合順位だけでなく、往路・復路それぞれの順位と記録も掲載されている。
第100回箱根駅伝の総合優勝は青山学院大学。記録は10時間41分25秒で、当時の大会記録を更新した。
2位の駒澤大学には6分35秒の差をつけ、城西大学が3位に入った。上位5校には、青山学院大学、駒澤大学、城西大学、東洋大学、國學院大學が並んでいる。
以下が公式記録に基づく全23校の総合・往路・復路の順位とタイムだ。シード権を獲得した大学も確認できるように整理した。
第100回箱根駅伝・全23校の順位一覧
出典:東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト。タイムは公式掲載記録。
総合順位を見る際には、往路と復路の順位が必ずしも一致しない点に注目したい。城西大学は往路3位から総合3位を維持した一方、復路は12位だった。反対に法政大学は往路9位から復路4位へと順位を上げ、総合6位でゴールしている。
また、帝京大学は往路12位から復路6位へ浮上し、総合9位を確保した。明治大学も往路23位から復路8位まで巻き返している。総合順位だけでは見えない各大学の戦い方が、往路・復路の数字に表れている。
【往路順位】青山学院大学が5時間18分13秒で首位を獲得
2024年1月2日に行われた往路は、青山学院大学が5時間18分13秒で優勝した。往路記録も当時の大会新記録だった。
2位は駒澤大学の5時間20分51秒、3位は城西大学の5時間21分30秒。青山学院大学は2位の駒澤大学に2分38秒の差をつけて、翌日の復路へと進んだ。
往路4位は東洋大学、5位は早稲田大学。國學院大學は6位だった。特に注目されたのは、総合優勝を争うと見られていた駒澤大学に対し、青山学院大学が往路で主導権を握ったことだ。
一方、帝京大学は往路12位、法政大学は9位、順天堂大学は10位と、復路での巻き返しが必要な位置にいた。大東文化大学は8位で、シード権圏内につけていた。
往路の順位は、復路のスタート順や各大学のレース展開に大きく関わる。特に上位校同士のタイム差が小さい場合、復路の序盤から順位が変動する可能性がある。第100回大会も、その特徴がはっきり表れたレースだった。
【復路順位】青山学院大学が逃げ切り!法政・帝京・明治も順位を上げる
2024年1月3日の復路でも、青山学院大学が5時間23分12秒でトップを記録した。往路・復路の両方で1位となり、総合優勝を決定づけた。
復路2位は駒澤大学の5時間27分9秒、3位は東洋大学の5時間27分28秒。法政大学が5時間27分32秒で4位に続き、國學院大學が5位に入った。
往路3位だった城西大学は、復路では12位。総合3位を守ったものの、復路だけを見ると上位争いから後退した。一方、明治大学は往路23位から復路8位まで順位を上げ、復路の健闘が際立った。
青山学院大学は往路で築いたリードを維持し、復路も首位でフィニッシュ。最終的に2位の駒澤大学との差は6分35秒となった。
【順位を左右した関係性】上位校の結果・シード権争いを分析
第100回大会の特徴は、単に青山学院大学が速かったという点だけではない。往路と復路で順位を維持した大学、後半に順位を上げた大学、そして最終区間でシード権を獲得した大学の違いが、結果を大きく左右した。
主要大学の順位推移と大会結果
青山学院大学の強さを示すのは、往路と復路の両方で首位を獲得したことだ。
往路では5時間18分13秒という好記録で先行し、復路でも5時間23分12秒を記録。特定の区間だけに頼らず、10区間を通じて総合力を発揮した。
また、区間賞を10区間中5区間で獲得している。2区の黒田朝日、3区の太田蒼生、4区の佐藤一世、8区の塩出翔太、9区の倉本玄太が区間賞を獲得した。前半から後半まで複数の選手が区間トップの走りを見せたことも、優勝を支えた要素だった。
駒澤大学は総合2位、城西大学は歴史的な3位駒澤大学は往路・復路ともに2位となり、総合2位で大会を終えた。総合記録は10時間48分00秒。優勝した青山学院大学との差は6分35秒だった。
城西大学は総合3位。総合タイムは10時間52分26秒で、大学史上最高順位を更新した。往路では3位と好位置につけ、復路は12位だったものの、序盤に築いた貯金を生かして表彰台を確保した。
東洋大学は総合4位、國學院大學は5位。両校ともシード権を確保し、翌大会に向けて安定した結果を残した。
シード権獲得校は上位10大学箱根駅伝では、総合10位以内に入った大学に翌大会のシード権が与えられる。第100回大会でシード権を獲得したのは、青山学院大学から大東文化大学までの10校だ。
特に注目されたのが、10位と11位の争いだった。大東文化大学は往路8位から復路17位と順位を落としたが、総合10位でフィニッシュ。東海大学は総合11位となり、シード権を逃した。
日本テレビの大会ダイジェストによると、10区の鶴見中継所では大東文化大学と東海大学の差はわずか4秒。蒲田付近では1秒差に縮まり、その後、大東文化大学が新八ツ山橋付近で逆転した。
最終的な両校の総合タイム差は1分10秒。大東文化大学は11時間00分42秒、東海大学は11時間01分52秒だった。シード権争いが最終区間まで続いたことを象徴する展開だった。
シード権を獲得した10校は次のとおり。
- 青山学院大学
- 駒澤大学
- 城西大学
- 東洋大学
- 國學院大學
- 法政大学
- 早稲田大学
- 創価大学
- 帝京大学
- 大東文化大学
【区間賞一覧】青山学院大学が5区間でトップ!5区では城西大学が区間新
第100回箱根駅伝の区間賞は、1区から10区まで各大学の選手が獲得した。青山学院大学が5区間を制したほか、駒澤大学、城西大学、法政大学、中央大学、東洋大学も区間賞を獲得している。
第100回箱根駅伝・区間賞一覧
1区:篠原倖太朗(駒澤大学)
1時間01分02秒
2区:黒田朝日(青山学院大学)
1時間06分07秒
3区:太田蒼生(青山学院大学)
59分47秒
4区:佐藤一世(青山学院大学)
1時間01分10秒
5区:山本唯翔(城西大学)
1時間09分14秒・当時の区間新記録
6区:武田和馬(法政大学)
58分02秒
7区:吉居駿恭(中央大学)
1時間02分27秒
8区:塩出翔太(青山学院大学)
1時間04分00秒
9区:倉本玄太(青山学院大学)
1時間08分51秒
10区:岸本遼太郎(東洋大学)
1時間08分51秒
第100回大会の区間賞で特に注目されたのが、城西大学の山本唯翔による5区の走りだ。
小田原から箱根町までの山上りを1時間09分14秒で走破し、当時の区間新記録を樹立した。山本は前回の第99回大会でも5区の区間賞を獲得しており、2大会連続で山上りの区間トップに立った。
城西大学が総合3位という大学史上最高の結果を残した背景には、こうした個人の突出した走りもあった。
青山学院大学は10区間中5区間で区間賞青山学院大学が区間賞を獲得したのは、2区、3区、4区、8区、9区。往路の序盤から復路の後半まで、幅広い区間で選手が結果を残した。
区間賞の数だけで優勝が決まるわけではないが、複数区間でトップの走りを実現したことは、総合力の高さを示す材料になる。
なお、2026年時点では5区の区間記録は第102回大会で青山学院大学の黒田朝日が記録した1時間07分16秒に更新されている。2024年の山本の記録は、当時の区間新として歴史に残る記録だ。
【歴代優勝校との比較】2024年の大会新記録は2025年・2026年に更新
第100回大会の青山学院大学は、2年ぶり7回目の総合優勝だった。前年の第99回大会では駒澤大学が10時間47分11秒で総合優勝しており、2024年はその連覇を阻む結果となった。
ただし、2024年の10時間41分25秒は、2026年現在の歴代最速記録ではない。その後の大会で青山学院大学自身が記録を更新している。
2023~2026年の総合優勝記録比較
第99回・2023年:駒澤大学
10時間47分11秒
総合優勝
第100回・2024年:青山学院大学
10時間41分25秒
大会新記録・2年ぶり7回目の優勝
第101回・2025年:青山学院大学
10時間41分19秒
前年の記録を6秒更新
第102回・2026年:青山学院大学
10時間37分34秒
大会新記録・3年連続優勝
2026年の最新記録と2024年の差は3分51秒
第102回大会(2026年)の青山学院大学は、10時間37分34秒で総合優勝。第100回大会の10時間41分25秒を3分51秒短縮した。
2026年大会では往路も5時間18分08秒、復路も5時間19分26秒と、それぞれ大会新記録を樹立している。2024年大会の往路記録5時間18分13秒も、2026年に5秒更新された。
この比較から分かるのは、第100回大会の記録が当時いかに優れたものだったか、そして箱根駅伝の記録水準がその後も上昇しているということだ。
なお、第102回大会の総合2位は國學院大學の10時間40分07秒、3位は順天堂大学の10時間43分55秒。2024年の総合5位だった國學院大學が、2026年には2位に躍進した点も興味深い。
箱根駅伝の歴代優勝校を見ると青山学院大学の存在感が際立つ箱根駅伝の歴代優勝校には、中央大学、早稲田大学、日本体育大学、駒澤大学など、長い歴史を持つ大学が名を連ねている。
青山学院大学は2010年代以降、箱根駅伝の強豪として存在感を高めてきた。第100回大会で7回目の総合優勝を達成し、さらに2025年、2026年も連覇。2026年には3年連続、通算9回目の総合優勝となった。
第100回大会は、単なる記念大会の優勝ではなく、その後の青山学院大学の連覇につながる重要な節目としても位置づけられる。
【プロの結論】箱根駅伝2024の順位から読み解く3つのポイント
第100回大会の結果を振り返ると、順位表の数字には、箱根駅伝ならではの競技構造が表れている。
特に押さえておきたいのは、次の3点だ。
1. 総合順位だけでなく往路・復路の差を見る総合3位の城西大学は往路3位、復路12位。総合6位の法政大学は往路9位、復路4位だった。同じ総合順位でも、結果に至る過程はまったく異なる。
大学の走力やレース展開を詳しく比較したい場合は、総合順位だけで判断せず、往路と復路の順位、タイム差、区間賞を合わせて見ることが大切だ。
2. シード権争いは10位と11位の差に注目する第100回大会では、大東文化大学が最後のシード権を獲得し、東海大学は11位に終わった。総合タイムの差は1分10秒だった。
優勝争いに注目が集まりがちだが、翌大会の出場条件に直結するシード権争いも、箱根駅伝の大きな見どころだ。
3. 大会新記録と現在の歴代記録を区別する2024年の10時間41分25秒は、第100回大会で樹立された大会新記録だった。しかし、2025年には10時間41分19秒、2026年には10時間37分34秒へと更新されている。
過去の大会を検索するときは、「その大会当時の大会新記録」と「2026年現在の大会記録」を区別することで、記録の意味を正しく理解できる。
【箱根駅伝2024の順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝2024の総合優勝はどこですか?
青山学院大学です。第100回大会で10時間41分25秒の大会新記録を樹立し、2年ぶり7回目の総合優勝を果たしました。
Q2:箱根駅伝2024の2位・3位はどの大学ですか?
2位は駒澤大学で10時間48分00秒、3位は城西大学で10時間52分26秒です。城西大学は大学史上最高順位を記録しました。
Q3:箱根駅伝2024の往路・復路の優勝校はどこですか?
往路・復路ともに青山学院大学です。往路は5時間18分13秒、復路は5時間23分12秒を記録しました。
Q4:箱根駅伝2024のシード権を獲得した大学は?
総合10位以内の青山学院大学、駒澤大学、城西大学、東洋大学、國學院大學、法政大学、早稲田大学、創価大学、帝京大学、大東文化大学の10校です。
Q5:箱根駅伝2024で区間賞を最も多く獲得した大学は?
青山学院大学です。2区、3区、4区、8区、9区の5区間で区間賞を獲得しました。
Q6:箱根駅伝2024の大会新記録は現在も歴代最高ですか?
いいえ。2024年の10時間41分25秒は、2025年に10時間41分19秒、2026年に10時間37分34秒へ更新されました。2026年現在の歴代最高記録は青山学院大学の10時間37分34秒です。
Q7:箱根駅伝2024は何校が出場しましたか?
第100回大会には23校が出場しました。総合順位は青山学院大学から山梨学院大学まで、23位まで決定しています。
第100回箱根駅伝は、青山学院大学が総合10時間41分25秒の大会新記録で優勝した大会だった。往路・復路ともに1位を獲得し、駒澤大学に6分35秒の差をつけて2年ぶり7回目の総合優勝を達成した。
総合2位は駒澤大学、3位は城西大学、4位は東洋大学、5位は國學院大學。シード権争いでは大東文化大学が10位に滑り込み、東海大学が11位となった。
区間賞では青山学院大学が5区間を制し、城西大学の山本唯翔は5区で当時の区間新記録を樹立。各大学の個性が表れた大会でもあった。
2026年現在、2024年の総合記録はすでに更新されている。しかし、第100回大会で青山学院大学が見せた往路・復路の強さや、城西大学の躍進、最終区間まで続いたシード権争いは、箱根駅伝の歴史を振り返るうえで欠かせない記録として残っている。
過去の順位を調べる際は、総合タイムだけでなく、往路・復路の成績や区間賞、シード権の獲得状況まで確認すると、大会の全体像がより鮮明になる。
主な記録出典:東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト(関東学生陸上競技連盟・読売新聞社)、日本テレビ「箱根駅伝」公式サイト、dメニュースポーツ。