2026年11月現在、第101回箱根駅伝(2025年1月2日・3日開催)は、青山学院大学が10時間41分19秒の大会新記録で総合優勝を果たした大会として記録されている。2位は駒澤大学、3位は國學院大學。往路では青山学院大学が首位に立ち、復路では駒澤大学が最速タイムを記録するという、両校の強さが際立つ展開となった。
特に注目したいのは、青山学院大学が往路優勝と総合優勝を獲得した一方、復路優勝は駒澤大学だったことだ。加えて、2026年の第102回大会では青山学院大学が再び大会新記録を更新。2025年の記録が歴代ランキングでどのような位置にあるのかも、現在の結果と比較すると明確になる。
【速報】第101回箱根駅伝2025の総合優勝・大会結果

第101回東京箱根間往復大学駅伝競走は、2025年1月2日と3日の2日間にわたって開催された。
東京・大手町から神奈川県箱根町の芦ノ湖を往復する全10区間、総距離217.1kmのレース。往路107.5km、復路109.6kmという構成で、関東の大学長距離チームが競い合った。
大会を制したのは青山学院大学だった。
青山学院大学は総合タイム10時間41分19秒でフィニッシュ。前年の第100回大会で記録された10時間41分25秒を6秒上回り、新たな大会記録を打ち立てた。
青山学院大学公式発表によると、これで2年連続8回目の総合優勝となった。
第101回大会の最終結果- 開催日:2025年1月2日・3日
- 大会名:第101回東京箱根間往復大学駅伝競走
- 総合優勝:青山学院大学
- 総合記録:10時間41分19秒
- 往路優勝:青山学院大学
- 往路記録:5時間20分01秒
- 復路優勝:駒澤大学
- 復路記録:5時間20分50秒
- 総距離:217.1km
- 出場:20大学・関東学生連合
今回の大会を象徴したのは、総合力を発揮した青山学院大学と、復路で圧倒的な走りを見せた駒澤大学の対照的な戦いだった。
青山学院大学は往路でリードを確保し、復路でも安定した走りを維持。対する駒澤大学は往路4位から復路優勝まで順位を上げ、最終的に総合2位に入った。
復路だけを比較すれば駒澤大学が青山学院大学を上回っている。それでも総合優勝には届かなかったという点が、第101回大会の大きな見どころだった。
【総合順位】箱根駅伝2025の往路・復路順位と全20校の結果
第101回大会の総合順位を確認すると、青山学院大学が首位、駒澤大学が2位、國學院大學が3位という結果だった。
関東学生陸上競技連盟と読売新聞社が公表した大会公式記録をもとに、総合タイムと往路・復路の順位を整理する。
第101回箱根駅伝2025・総合順位一覧| 総合順位 | 大学名 | 総合タイム | 往路順位・タイム | 復路順位・タイム |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 青山学院大学 | 10:41:19 | 1位・5:20:01 | 2位・5:21:18 |
| 2位 | 駒澤大学 | 10:44:07 | 4位・5:23:17 | 1位・5:20:50 |
| 3位 | 國學院大學 | 10:50:47 | 6位・5:25:26 | 3位・5:25:21 |
| 4位 | 早稲田大学 | 10:50:57 | 3位・5:22:30 | 10位・5:28:27 |
| 5位 | 中央大学 | 10:52:49 | 2位・5:21:48 | 13位・5:31:01 |
| 6位 | 城西大学 | 10:53:09 | 7位・5:25:58 | 8位・5:27:11 |
| 7位 | 創価大学 | 10:53:35 | 5位・5:23:38 | 11位・5:29:57 |
| 8位 | 東京国際大学 | 10:54:55 | 11位・5:28:34 | 5位・5:26:21 |
| 9位 | 東洋大学 | 10:54:56 | 9位・5:27:53 | 7位・5:27:03 |
| 10位 | 帝京大学 | 10:54:58 | 14位・5:29:28 | 4位・5:25:30 |
| 11位 | 順天堂大学 | 10:55:05 | 13位・5:28:40 | 6位・5:26:25 |
| 12位 | 日本体育大学 | 10:56:22 | 10位・5:28:03 | 9位・5:28:19 |
| 13位 | 立教大学 | 10:58:21 | 8位・5:27:27 | 12位・5:30:54 |
| 14位 | 中央学院大学 | 11:00:13 | 12位・5:28:37 | 14位・5:31:36 |
| 15位 | 法政大学 | 11:03:16 | 16位・5:31:25 | 15位・5:31:51 |
| 16位 | 神奈川大学 | 11:07:28 | 18位・5:33:39 | 17位・5:33:49 |
| 17位 | 専修大学 | 11:08:53 | 20位・5:36:50 | 16位・5:32:03 |
| 18位 | 山梨学院大学 | 11:09:40 | 15位・5:31:03 | 19位・5:38:37 |
| 19位 | 大東文化大学 | 11:10:38 | 19位・5:33:44 | 18位・5:36:54 |
| 20位 | 日本大学 | 11:11:50 | 17位・5:33:04 | 20位・5:38:46 |
※タイムは時・分・秒。往路・復路の順位は各5区間の合計記録による。
往路順位:青山学院大学が首位を獲得往路は青山学院大学が5時間20分01秒で優勝した。
2位は中央大学の5時間21分48秒。3位は早稲田大学の5時間22分30秒だった。
駒澤大学は5時間23分17秒で4位。総合優勝を狙ううえでは、青山学院大学に3分16秒の差をつけられた状態で復路を迎えることになった。
國學院大學は5時間25分26秒で6位。往路では上位3校に届かなかったものの、復路で順位を上げて最終的に総合3位を確保した。
復路順位:駒澤大学が5時間20分50秒で優勝復路で最も速かったのは駒澤大学だった。
5時間20分50秒という記録で、青山学院大学の5時間21分18秒を28秒上回った。
復路だけなら駒澤大学が青山学院大学に勝っている。しかし、往路終了時点で3分16秒あった差をすべて取り返すことはできず、総合順位では2位となった。
この結果は、箱根駅伝において往路・復路のどちらか一方だけが優れていても、総合優勝が決まるわけではないことを示している。
【区間賞一覧】箱根駅伝2025の1区から10区までの区間記録
第101回大会では、各区間で個人の実力が光る走りが続いた。
特に注目されたのは、青山学院大学の選手たちが複数の区間賞を獲得したことだ。10区間のうち5区間で青山学院大学の選手がトップとなり、チーム全体の選手層の厚さを示した。
関東学生陸上競技連盟の公式区間賞一覧に基づく結果は次のとおり。
2025年の区間賞・区間タイム一覧- 1区: 吉居駿恭(中央大学)1時間01分07秒
- 2区: エティーリ(東京国際大学)1時間05分31秒
- 3区: 本間颯(中央大学)1時間00分16秒
- 4区: 太田蒼生(青山学院大学)1時間00分24秒
- 5区: 若林宏樹(青山学院大学)1時間09分11秒
- 6区: 野村昭夢(青山学院大学)56分47秒
- 7区: 佐藤圭汰(駒澤大学)1時間00分43秒
- 8区: 塩出翔太(青山学院大学)1時間04分14秒
- 9区: 桜井優我(城西大学)1時間08分27秒
- 10区: 小河原陽琉(青山学院大学)1時間08分27秒
第101回大会では、4つの区間で新記録が誕生した。
2区・エティーリ(東京国際大学)
2区は鶴見から戸塚までの23.1km。各大学のエース級選手が集まる重要区間だ。
東京国際大学のエティーリは1時間05分31秒を記録。従来の区間記録を更新する走りを披露した。
5区・若林宏樹(青山学院大学)
5区は小田原から箱根・芦ノ湖へ向かう山上りの区間。高低差の大きい難所として知られる。
若林宏樹は1時間09分11秒で区間賞を獲得し、区間新記録を樹立。青山学院大学の往路優勝を決定づける走りとなった。
6区・野村昭夢(青山学院大学)
復路のスタートとなる6区は、箱根の山を下る特殊な区間だ。
野村昭夢は20.8kmを56分47秒で走破。従来の記録を更新し、区間新記録を打ち立てた。
7区・佐藤圭汰(駒澤大学)
駒澤大学の佐藤圭汰は1時間00分43秒を記録し、区間新記録で区間賞を獲得。
駒澤大学の復路優勝を支える重要な走りとなった。
この4つの記録は、第101回大会の競技レベルの高さを象徴している。単に総合優勝校の選手だけでなく、東京国際大学や駒澤大学の選手も区間記録の更新に貢献した点が特徴的だ。
【通過順位を検証】青山学院大学が逆転し、駒澤大学が復路で追い上げた理由
箱根駅伝2025のレース展開を理解するには、最終順位だけでなく、各中継所での通過順位を見る必要がある。
総合タイムだけを眺めると青山学院大学の圧勝に見える。しかし、往路の前半から常に首位を走っていたわけではない。
青山学院大学は1区10位から往路首位へ青山学院大学の往路は、1区で10位と出遅れる形で始まった。
しかし、2区終了時点では3位まで浮上。3区終了時点では4位となったものの、4区で2位に順位を上げ、5区終了時には往路トップに立った。
この順位変動は、特定の選手だけに依存せず、各区間で着実に順位を回復するチーム力を示している。
特に5区の若林宏樹による区間新記録は、往路の勝敗を左右する大きな要素だった。
駒澤大学は往路4位から復路優勝へ駒澤大学は往路を4位で終えた。
復路では5時間20分50秒を記録し、出場校の中で最速タイムをマーク。最終的に総合2位まで順位を上げた。
青山学院大学との差は、往路終了時点で3分16秒。復路では28秒上回ったものの、最終的な差は2分48秒残った。
つまり、駒澤大学は復路で最も速い走りを見せながらも、往路で生じた差を完全には埋められなかったのである。
國學院大學は往路6位から総合3位へ國學院大學も見逃せない存在だった。
往路は5時間25分26秒で6位。復路は5時間25分21秒で3位となり、総合順位も3位まで上げた。
3位の國學院大學と4位の早稲田大学の差は、わずか10秒だった。
この結果からも、上位校同士の競争が非常に接近していたことが分かる。
また、中央大学は往路2位から総合5位に後退した。往路で好位置につけても、復路で順位を維持できるかどうかが最終結果を大きく左右する。
第101回大会は、往路の勢いと復路の安定感の両方が総合順位に直結することを示した大会だった。
【2026年大会と比較】箱根駅伝2025の大会新記録はどう更新された?
2025年の記録を2026年の第102回大会と比較すると、青山学院大学の強さがさらに際立つ。
2026年1月2日・3日に開催された第102回大会でも、青山学院大学が総合優勝。しかも、2025年に樹立した大会新記録をさらに更新した。
2025年と2026年の主要記録比較第101回・2025年
- 総合優勝:青山学院大学
- 総合記録:10時間41分19秒
- 往路記録:5時間20分01秒
- 復路記録:5時間21分18秒
- 総合優勝回数:8回目
第102回・2026年
- 総合優勝:青山学院大学
- 総合記録:10時間37分34秒
- 往路記録:5時間18分08秒
- 復路記録:5時間19分26秒
- 総合優勝回数:9回目
2026年の総合記録は、2025年より3分45秒も速い。
さらに2026年は往路・復路・総合のすべてで大会新記録を樹立した。
青山学院大学公式発表によれば、2026年大会は3年連続9回目の総合優勝であり、史上初となる同一大学による2度目の3連覇も達成した。
2025年に生まれた区間記録は2026年にどうなった?区間記録についても、2026年までの推移を見ることで価値が分かる。
2025年に新記録となった2区の1時間05分31秒は、2026年に城西大学のキムタイが1時間05分09秒を記録して更新した。
同様に、5区の若林宏樹による1時間09分11秒も、2026年に青山学院大学の黒田朝日が1時間07分16秒を記録して更新している。
一方、2025年に生まれた次の2つの記録は、2026年大会終了時点でも区間記録として残っている。
- 6区:野村昭夢(青山学院大学)56分47秒
- 7区:佐藤圭汰(駒澤大学)1時間00分43秒
2025年の記録がすべて過去のものになったわけではない。現在も区間記録として残る走りがある点は、振り返るうえで重要だ。
國學院大學も2026年に躍進2025年に総合3位だった國學院大學は、2026年には総合2位へ順位を上げた。
記録は10時間40分07秒。大会新記録であり、國學院大學として箱根駅伝史上最高の総合順位となった。
2025年の3位から2026年の2位へと順位を上げたことは、青山学院大学だけでなく、國學院大學も優勝争いに加わる有力校として成長していることを示す。
一方、2025年に総合2位だった駒澤大学は、2026年には総合6位。2025年の復路優勝という実績が、そのまま翌年の総合順位に直結するわけではないことも分かる。
【箱根駅伝歴代優勝校】青山学院大学と駒澤大学の強さを振り返る
箱根駅伝の歴代優勝校を振り返ると、青山学院大学と駒澤大学は近年の大会を代表する強豪校だ。
特に第99回から第102回までの流れは、両校の競争を理解するうえで重要になる。
- 第99回(2023年):駒澤大学が総合優勝
- 第100回(2024年):青山学院大学が総合優勝
- 第101回(2025年):青山学院大学が総合優勝
- 第102回(2026年):青山学院大学が総合優勝
青山学院大学は2025年に8回目、2026年に9回目の総合優勝を達成した。
2026年までの歴代優勝校の記録を見ると、青山学院大学は2015年から2018年にかけて4連覇を達成したほか、2020年、2022年、2024年、2025年、2026年にも優勝している。
駒澤大学も2021年と2023年に総合優勝を果たしており、長年にわたり優勝争いの中心にいる。
総合優勝と往路・復路優勝は別の記録箱根駅伝の結果を見るときに、混同しやすいのが総合優勝と各日程の優勝だ。
2025年は次のような結果だった。
- 青山学院大学:総合優勝・往路優勝
- 駒澤大学:復路優勝
- 國學院大學:総合3位
駒澤大学が復路優勝したからといって、総合優勝も駒澤大学だったわけではない。
往路と復路の記録を合計したものが総合タイムであり、その合計が最も速い大学が総合優勝となる。
また、区間賞は個人の区間成績、大学の往路・復路順位はチーム全体の成績だ。それぞれ評価する対象が異なる。
【プロの結論】2025年の箱根駅伝を評価する3つの視点第101回大会を正しく理解するためには、次の3点を押さえておきたい。
1. 総合タイムを最優先に確認する
優勝校を知りたい場合は、往路・復路の優勝校だけでなく、必ず総合順位を見る。2025年の駒澤大学のように、復路優勝でも総合2位となるケースがあるためだ。
2. 区間賞と区間記録を区別する
区間賞はその大会の区間トップを意味する。一方、区間記録は歴代の最高記録を指す。
区間賞を獲得した選手が必ずしも区間記録を更新するわけではない。2025年のように、区間賞と区間新記録が同時に生まれるケースもある。
3. 2026年以降の記録と比較する
2025年の大会新記録は、当時の競技水準を評価する重要な基準だ。しかし、2026年にはさらに記録が更新されている。
過去の大会を振り返る際は、その年の結果と現在の歴代記録を分けて確認すると、選手や大学の実績をより正確に評価できる。
【箱根駅伝2025の速報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝2025の総合優勝はどこの大学ですか?
青山学院大学です。第101回大会で10時間41分19秒の大会新記録を樹立し、2年連続8回目の総合優勝を達成しました。
Q2:2025年の箱根駅伝で往路・復路を優勝した大学はどこですか?
往路優勝は青山学院大学で、記録は5時間20分01秒。復路優勝は駒澤大学で、記録は5時間20分50秒でした。
Q3:箱根駅伝2025の区間賞で特に注目された選手は誰ですか?
青山学院大学の若林宏樹、野村昭夢、太田蒼生、塩出翔太、小河原陽琉などが区間賞を獲得しました。また、東京国際大学のエティーリ、駒澤大学の佐藤圭汰も区間新記録を樹立しています。
Q4:2025年の青山学院大学の大会新記録は2026年に更新されましたか?
更新されました。2026年の青山学院大学は10時間37分34秒を記録し、2025年の記録を3分45秒短縮しました。
Q5:2025年の箱根駅伝で総合3位だった大学はどこですか?
國學院大學です。総合タイムは10時間50分47秒でした。翌2026年には総合2位に順位を上げています。
Q6:2025年に樹立された区間記録で、2026年終了時点でも残っているものはありますか?
あります。青山学院大学の野村昭夢が6区で記録した56分47秒と、駒澤大学の佐藤圭汰が7区で記録した1時間00分43秒は、2026年大会終了時点でも区間記録です。
第101回箱根駅伝は、青山学院大学が10時間41分19秒の大会新記録で総合優勝を果たした大会だった。
往路は青山学院大学、復路は駒澤大学が優勝。國學院大學も総合3位に入り、上位校の実力が拮抗するレースとなった。
個人記録では、若林宏樹、野村昭夢、エティーリ、佐藤圭汰らが区間新記録を樹立。青山学院大学の総合力だけでなく、各大学のエース選手の活躍も印象に残る結果となった。
その後、2026年の第102回大会では青山学院大学が総合・往路・復路すべてで大会新記録を更新し、3年連続9回目の総合優勝を達成した。國學院大學も総合2位に躍進し、次の優勝争いに向けて存在感を強めている。
2025年大会の最大の要点は、青山学院大学の総合力と駒澤大学の復路での強さが同時に示されたことだ。
箱根駅伝の結果を振り返る際には、総合順位だけでなく、往路・復路の順位、各区間の記録、そして翌年以降の更新状況まで確認することが大切になる。2025年と2026年の記録を比較することで、箱根駅伝の競技水準がどこまで高まっているのかも見えてくる。
記事の主な参照資料:東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト、関東学生陸上競技連盟・読売新聞社の公式記録、青山学院大学公式発表、日本テレビ箱根駅伝公式サイト。