2026年のマスターズ・トーナメントを制したのは、北アイルランド出身のローリー・マキロイです。2026年4月9日から12日まで、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催された大会で、通算12アンダー、276ストロークを記録。最終日に追い上げたスコッティ・シェフラーを1打差で振り切り、2025年に続く2年連続の優勝を果たしました。
マスターズの連覇は、ジャック・ニクラス、ニック・ファルド、タイガー・ウッズに続く歴史的な快挙です。また、日本のゴルフファンにとって忘れられないのが、2021年に松山英樹が達成した日本人初のマスターズ優勝でしょう。歴代王者の顔ぶれを振り返ると、大会が積み重ねてきた歴史と、世界最高峰の舞台で勝つことの難しさが見えてきます。
【2026年最新結果】マスターズ優勝者はローリー・マキロイ!シェフラーとの1打差の決着

2026年のマスターズは、ローリー・マキロイが2年連続でグリーンジャケットを獲得する結果となりました。
大会は4月9日から12日までの4日間、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催。パー72、全長7,565ヤードの難コースを舞台に、世界のトップ選手が優勝を争いました。
2026年マスターズ最終順位・上位選手一覧2026年大会の最終順位は以下のとおりです。PGAツアー公式リーダーボードに掲載された72ホールの合計スコアをまとめました。
- 優勝:ローリー・マキロイ(-12、276)
- 2位:スコッティ・シェフラー(-11、277)
- 3位タイ:タイレル・ハットン(-10、278)
- 3位タイ:ラッセル・ヘンリー(-10、278)
- 3位タイ:ジャスティン・ローズ(-10、278)
- 3位タイ:キャメロン・ヤング(-10、278)
- 7位タイ:コリン・モリカワ(-9、279)
- 7位タイ:サム・バーンズ(-9、279)
- 9位タイ:マックス・ホーマ(-8、280)
- 9位タイ:ザンダー・シャウフェレ(-8、280)
- 11位:ジェイク・ナップ(-7、281)
- 12位タイ:松山英樹(-5、283)
特に注目されたのは、マキロイとシェフラーの優勝争いです。シェフラーは最終日に68をマークし、通算11アンダーまでスコアを伸ばしました。しかし、マキロイも71でまとめ、最終的に1打差を守り切りました。
マキロイの4日間のスコアマキロイのラウンド別スコアは67、65、73、71。第1ラウンドから好調なスタートを切り、第2ラウンドでは65を記録しました。
36ホール終了時点では6打差のリードを築きましたが、第3ラウンドで73とスコアを落とし、優勝争いは再び混戦に。最終日も簡単な展開にはならず、一時は後続に逆転を許しかねない状況となりました。
それでも終盤に立て直し、最終的には世界ランキング上位のシェフラーを退けて優勝。大きなリードを守るだけでなく、追い上げられた状況から勝ち切ったことに、連覇の価値があります。
なお、2026年の優勝スコア276は12アンダーです。大会史上最少スコアというわけではありませんが、歴代王者に名を連ねるにふさわしい結果となりました。
【歴史的快挙】マスターズ連覇達成者はマキロイで4人目!歴代記録を比較
マスターズで連覇することは、単に2年続けて優勝する以上の意味を持ちます。前年の王者として大会に臨む選手は、コースへの理解や経験を持つ一方、追われる立場にもなります。
2026年のマキロイは、この難しい条件を乗り越えました。2025年の優勝に続き、2026年も頂点に立ったことで、歴史上4人目の連覇達成者となっています。
歴代のマスターズ連覇達成者これまでマスターズで連覇を達成したのは、次の4人です。
- ジャック・ニクラス:1965年・1966年
- ニック・ファルド:1989年・1990年
- タイガー・ウッズ:2001年・2002年
- ローリー・マキロイ:2025年・2026年
DP World Tourの歴代記録とギネス世界記録でも、この4人が連続優勝の達成者として記録されています。マキロイは、約四半世紀ぶりに連覇を成し遂げた選手となりました。
マスターズ歴代王者の優勝回数と記録連覇の記録と通算優勝回数は、別々に考える必要があります。連覇を達成していなくても、複数回優勝している選手は存在します。
| 選手 | 優勝年 | 通算優勝回数 | 主な記録・関係 |
|---|---|---|---|
| ジャック・ニクラス | 1963、1965、1966、1972、1975、1986年 | 6勝 | 歴代最多優勝・連覇達成 |
| タイガー・ウッズ | 1997、2001、2002、2005、2019年 | 5勝 | 歴代2位・連覇達成 |
| ニック・ファルド | 1989、1990、1996年 | 3勝 | 連覇達成 |
| ローリー・マキロイ | 2025、2026年 | 2勝 | 2026年時点で現役連覇王者 |
| スコッティ・シェフラー | 2022、2024年 | 2勝 | 2026年大会2位 |
| 松山英樹 | 2021年 | 1勝 | 日本人初優勝 |
マスターズ最多優勝記録を持つのは、ジャック・ニクラスです。1963年に初優勝し、1965年と1966年には連覇を達成。その後も1972年、1975年、1986年に優勝しました。
特に1986年の優勝は、46歳で達成したものです。マスターズの最年長優勝記録でもあり、長期間にわたってトップレベルを維持した選手として知られています。
タイガー・ウッズは1997年に初優勝し、その後2001年、2002年、2005年、2019年と計5回優勝しました。2019年の勝利は、長いブランクを経て再びグリーンジャケットを獲得した大会としても印象深いものです。
一方、ニック・ファルドは1989年と1990年に連覇し、1996年にも優勝。マキロイの2026年の快挙は、こうした伝説的な選手たちと同じ記録に並ぶ出来事でした。
【日本人初の快挙】松山英樹の2021年マスターズ優勝と2026年の成績
日本のゴルフ史において、マスターズ優勝者を語るうえで欠かせない人物が松山英樹です。
2021年4月11日、松山はオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催されたマスターズを制覇しました。日本男子選手として初めてメジャー選手権を制した歴史的な優勝であり、日本人として初のマスターズ王者となりました。
2021年の優勝スコアは通算10アンダー278松山の2021年のラウンド別スコアは69、71、65、73。最終的に通算10アンダーの278ストロークで優勝しました。
2位はアメリカのウィル・ザラトリスで、通算9アンダーの279。松山は1打差で逃げ切りました。
特に大きかったのは第3ラウンドです。65を記録してリードを広げ、最終日に優勝を争う立場を確立しました。最終日は73とオーバーパーになりましたが、序盤に築いた貯金を生かして勝利を手にしました。
この優勝は、松山個人のメジャー初制覇であると同時に、日本男子ゴルフ界にとって大きな転換点となりました。日本の選手が世界最高峰の大会で優勝できることを、結果で示した大会だったからです。
2026年大会で松山英樹は12位タイ2026年の松山は、再び優勝を目指してオーガスタに挑戦しました。
最終成績は通算5アンダー283ストロークで12位タイ。ラウンド別では72、70、72、69とまとめました。
優勝したマキロイとは7打差でしたが、上位争いに加わる結果を残しています。2021年の優勝以降もマスターズで存在感を示し続けている点は、日本のゴルフファンにとって注目すべきところです。
2026年大会終了時点で、日本人のマスターズ優勝者は松山英樹ただ一人です。今後、日本人選手が2人目の王者となるかどうかも、大会を追ううえで大きなテーマになります。
【完全まとめ】マスターズ歴代優勝者一覧・1934年から2026年まで
マスターズは1934年に第1回大会が開催されました。第二次世界大戦の影響で1943年から1945年までは大会が行われていません。
ここでは2026年までの歴代優勝者を年代順に整理します。歴史を振り返ると、アメリカの名選手だけでなく、ヨーロッパやアジア、オセアニアなど、さまざまな地域の選手がグリーンジャケットを獲得してきたことがわかります。
2020年〜2026年の優勝者2026年:ローリー・マキロイ
2025年:ローリー・マキロイ
2024年:スコッティ・シェフラー
2023年:ジョン・ラーム
2022年:スコッティ・シェフラー
2021年:松山英樹
2020年:ダスティン・ジョンソン
2019年:タイガー・ウッズ
2018年:パトリック・リード
2017年:セルヒオ・ガルシア
2016年:ダニー・ウィレット
2015年:ジョーダン・スピース
2014年:バッバ・ワトソン
2013年:アダム・スコット
2012年:バッバ・ワトソン
2011年:シャール・シュワーツェル
2010年:フィル・ミケルソン
2009年:アンヘル・カブレラ
2008年:トレバー・イメルマン
2007年:ザック・ジョンソン
2006年:フィル・ミケルソン
2005年:タイガー・ウッズ
2004年:フィル・ミケルソン
2003年:マイク・ウィア
2002年:タイガー・ウッズ
2001年:タイガー・ウッズ
2000年:ビジェイ・シン
1999年:ホセ・マリア・オラサバル
1998年:マーク・オメーラ
1997年:タイガー・ウッズ
1996年:ニック・ファルド
1995年:ベン・クレンショー
1994年:ホセ・マリア・オラサバル
1993年:ベルンハルト・ランガー
1992年:フレッド・カプルス
1991年:イアン・ウーズナム
1990年:ニック・ファルド
1989年:ニック・ファルド
1988年:サンディ・ライル
1987年:ラリー・マイズ
1986年:ジャック・ニクラス
1985年:ベルンハルト・ランガー
1984年:ベン・クレンショー
1983年:セベ・バレステロス
1982年:クレイグ・スタドラー
1981年:トム・ワトソン
1980年:セベ・バレステロス
1979年:ファジー・ゼラー
1978年:ゲーリー・プレーヤー
1977年:トム・ワトソン
1976年:レイモンド・フロイド
1975年:ジャック・ニクラス
1974年:ゲーリー・プレーヤー
1973年:トミー・アーロン
1972年:ジャック・ニクラス
1971年:チャールズ・クーディ
1970年:ビリー・キャスパー
1969年:ジョージ・アーチャー
1968年:ボブ・ゴールビー
1967年:ゲイ・ブリュワー
1966年:ジャック・ニクラス
1965年:ジャック・ニクラス
1964年:アーノルド・パーマー
1963年:ジャック・ニクラス
1962年:アーノルド・パーマー
1961年:ゲーリー・プレーヤー
1960年:アーノルド・パーマー
1959年:アート・ウォール
1958年:アーノルド・パーマー
1957年:ダグ・フォード
1956年:ジャック・バーク・ジュニア
1955年:ケーリー・ミドルコフ
1954年:サム・スニード
1953年:ベン・ホーガン
1952年:サム・スニード
1951年:ベン・ホーガン
1950年:ジミー・デマレー
1949年:サム・スニード
1948年:クロード・ハーモン
1947年:ジミー・デマレー
1946年:ハーマン・カイザー
1943年〜1945年:第二次世界大戦のため大会中止
1942年:バイロン・ネルソン
1941年:クレイグ・ウッド
1940年:ジミー・デマレー
1939年:ラルフ・ガルダール
1938年:ヘンリー・ピカード
1937年:バイロン・ネルソン
1936年:ホートン・スミス
1935年:ジーン・サラゼン
1934年:ホートン・スミス
初代王者はホートン・スミスです。1934年に第1回大会を制し、1936年にも優勝しました。大会の歴史は、この初期の名選手たちから始まり、現在のマキロイやシェフラーへと受け継がれています。
【歴代記録を比較】マスターズの優勝スコアとグリーンジャケットの価値
マスターズの優勝者を比較する際、欠かせないのが優勝スコアです。ゴルフでは単純な打数だけでなく、コースの基準打数であるパーとの差も評価されます。
歴代最少優勝スコアはダスティン・ジョンソンの268マスターズの72ホールにおける歴代最少優勝スコアは、2020年のダスティン・ジョンソンが記録した268ストロークです。パー72の4日間で通算20アンダーという圧倒的な成績でした。
これに続く記録として知られているのが、タイガー・ウッズの1997年とジョーダン・スピースの2015年の270ストローク、18アンダーです。
2026年のマキロイは276ストローク、12アンダー。歴代最少記録には届かなかったものの、1打差の接戦を制した優勝でした。
優勝スコアを比較するときの注意点歴代スコアを見る際は、次の3つを区別することが大切です。
- 総打数:4日間で実際に打った合計回数。
- アンダーパー:コースの基準打数より何打少なかったかを示す数字。
- 優勝差:2位の選手に何打差をつけたかを示す数字。
例えば2026年は、マキロイが276、シェフラーが277でした。総打数では1打差であり、パー288を基準にすると、それぞれ12アンダーと11アンダーです。
このように、アンダーパーの数字が大きいほど好成績である一方、優勝の価値は対戦相手との差やコース条件も含めて評価する必要があります。
グリーンジャケットとは何かマスターズの象徴といえば、優勝者に贈られるグリーンジャケットです。鮮やかな緑色のジャケットは、大会を主催するオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブと深く結び付いた伝統的な象徴となっています。
優勝者がジャケットを着用する姿は、マスターズの表彰シーンを代表する光景です。優勝トロフィーとともに、世界のゴルファーが憧れる栄誉として知られています。
歴代のグリーンジャケット獲得者を振り返れば、ニクラス、ウッズ、ファルド、ミケルソン、マキロイなど、ゴルフ史を代表する選手たちが並びます。2021年には松山英樹がその列に加わり、日本のゴルフ史にも新しいページを刻みました。
【プロの結論】マスターズの優勝者を評価するなら連覇・通算勝利・スコアの3点に注目
マスターズの歴代優勝者を比較するとき、単純に優勝回数だけを見ると、選手ごとの特徴を十分に理解できません。
大会の歴史を正しく読み解くには、少なくとも3つの評価軸が必要です。
1. 通算優勝回数は選手の長期的な実力を示すジャック・ニクラスの6勝、タイガー・ウッズの5勝は、長期間にわたりオーガスタで結果を出してきたことを示します。
マスターズは毎年同じコースで開催されるため、コースとの相性や経験も大切です。複数回優勝した選手は、一度だけ好調だったというだけでは説明できない実績を残しています。
2. 連覇は前年の実績を再現する難しさを示す連覇には、前年の優勝時と同じコースで、翌年も他のトップ選手を上回る成績を残す必要があります。
2026年のマキロイは、2025年に続いて優勝しました。ニクラス、ファルド、ウッズと同じ連覇記録を達成したことは、単なる通算2勝とは異なる歴史的価値を持っています。
3. 優勝スコアは大会の難易度と時代背景も踏まえる2020年のジョンソンによる20アンダーと、2026年のマキロイによる12アンダーを比べると、数字だけでは大会の難易度を正確に評価できません。
開催時期や天候、コースの状態、選手のプレー環境などが異なるためです。優勝スコアだけで歴代王者の優劣を決めるのではなく、当時の大会状況や優勝争いの内容も見ることが大切です。
2026年のマキロイの優勝が評価される理由も、単純に276という数字だけではありません。大きなリードを築いた後に追い上げられながら、最後まで勝負をまとめた点にあります。
【マスターズの優勝者】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のマスターズ優勝者は誰ですか?
A1:ローリー・マキロイです。2026年4月12日に最終ラウンドを終え、通算12アンダー276で優勝しました。スコッティ・シェフラーに1打差をつけ、2025年に続く連覇を達成しています。
Q2:マスターズで最も多く優勝した選手は誰ですか?
A2:ジャック・ニクラスです。1963年、1965年、1966年、1972年、1975年、1986年の計6回優勝しています。タイガー・ウッズは5勝で歴代2位です。
Q3:日本人でマスターズを優勝した選手は誰ですか?
A3:松山英樹です。2021年4月11日に通算10アンダー278で優勝し、日本男子選手として初めてメジャー大会を制しました。2026年大会終了時点でも、日本人のマスターズ優勝者は松山だけです。
Q4:マスターズで連覇した選手は何人いますか?
A4:2026年大会終了時点で4人です。ジャック・ニクラス、ニック・ファルド、タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイが、それぞれ2年連続で優勝しています。
Q5:マスターズの歴代最少優勝スコアはいくつですか?
A5:268ストローク、通算20アンダーです。2020年大会でダスティン・ジョンソンが達成しました。なお、タイガー・ウッズとジョーダン・スピースは270ストローク、18アンダーで優勝しています。
Q6:2026年大会の松山英樹の順位は何位でしたか?
A6:12位タイです。4日間の合計は283ストローク、通算5アンダーでした。
2026年のマスターズ優勝者はローリー・マキロイです。通算12アンダー276ストロークでスコッティ・シェフラーを1打差で退け、2025年に続く2連覇を達成しました。
歴代最多優勝はジャック・ニクラスの6勝、タイガー・ウッズは5勝、ニック・ファルドは3勝。連覇達成者はマキロイを含めて4人となりました。
日本人選手の歴史に目を向ければ、2021年の松山英樹の優勝が大きな節目です。日本男子初のメジャー制覇という記録は、2026年大会終了時点でも色あせていません。
マスターズは1934年の初開催から続く歴史ある大会です。毎年同じオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催されるからこそ、選手の成長や時代ごとの競争力、歴代王者の偉大さを比較できます。
今後注目したいのは、マキロイがさらなる優勝回数を積み重ね、ニクラスやウッズの記録にどこまで迫るのかという点です。そして、日本人選手による2度目のグリーンジャケット獲得にも期待が集まります。
2026年の結果だけでなく、連覇記録や優勝スコア、松山英樹の歴史的快挙をあわせて見ることで、マスターズという大会の本当の価値がより鮮明になります。
主な事実確認資料: PGAツアー公式大会結果、マスターズ公式2021年最終成績、DP World Tourの歴代記録、ギネス世界記録。