NHK総合の看板報道番組「ニュースウオッチ9」。2026年11月現在、番組のキャスターや出演者にはどのような変化があったのでしょうか。現在の中心メンバーは、NHK記者の広内仁とアナウンサーの野口葵衣。スポーツを吉岡真央、気象情報を斉田季実治が担当しています。2026年11月6日の放送回の番組情報にも、この4人の名前が掲載されています。
一方、川口由梨香は2026年8月から「サタデーウオッチ9」のメインキャスターに就任。星麻琴は7月に番組を卒業し、林田理沙も産休入りに伴って担当番組を離れました。加えて、かつてメインキャスターを務めた田中正良は、2026年にNHK解説委員長へ就任しています。現在の出演者、担当曜日の考え方、歴代キャスターの交代理由まで、時系列に沿って整理します。
【2026年11月最新】ニュースウオッチ9の現在の出演者とキャスター一覧

2026年11月6日放送回の番組情報を確認すると、出演者として掲載されているのは広内仁、野口葵衣、吉岡真央、斉田季実治の4人です。
番組では、国内外のニュースを取材する記者キャスター、視聴者に分かりやすく情報を届けるアナウンサー、スポーツと気象の専門担当者がそれぞれの役割を担っています。
広内仁:現場取材と政治・国際情勢の解説を担う記者キャスター広内仁(ひろうち・ひとし)はNHKの報道記者です。
政治報道を中心に経験を重ね、横浜放送局、報道局政治部、アメリカのワシントン支局などで取材活動に携わってきました。アメリカ政治や大統領選挙など、国際情勢に関する取材経験も持っています。
2024年4月の番組リニューアルで、佐藤真莉子記者、星麻琴アナウンサーとともに新キャスターに就任しました。2025年度以降も番組の中心的な存在として出演を続けています。
広内の特徴は、単にニュース原稿を読むだけではなく、現場で取材した経験を踏まえて背景を説明できることです。2026年11月にはアメリカ中間選挙の現地取材も担当。政治や外交の動きを現地から伝える役割を果たしています。
野口葵衣:ブラタモリで知られるアナウンサーがニュースの中心へ野口葵衣(のぐち・あおい)は2018年にNHKへ入局したアナウンサーです。
初任地は山形放送局で、その後、福岡放送局を経て東京アナウンス室に異動しました。福岡放送局時代には地域ニュース番組「ロクいち!福岡」を担当。2022年から2024年にかけては「ブラタモリ」のアシスタントとしても知られました。
2025年3月31日から「ニュースウオッチ9」のプレゼンター・リポーターを担当。現場からの情報発信を経験した後、2026年7月の星麻琴の番組卒業に伴い、メインキャスターとしての役割を担うようになりました。
野口の経歴で注目したいのは、地域報道、紀行番組、全国ニュースと、異なるジャンルで経験を積んできたことです。地域の生活に密着した取材経験は、全国ニュースを視聴者の身近な問題として伝えるうえでも生きる要素となります。
川口由梨香:2026年8月からサタデーウオッチ9のメインキャスター川口由梨香(かわぐち・ゆりか)は2019年度入局のNHKアナウンサーです。
初任地は長野放送局。地域の中継やリポートを通じて、台風19号災害後の防災や福祉などのテーマにも取り組んできました。2023年度から東京アナウンス室に所属し、「サタデーウオッチ9」のリポーターや「NHKニュース7」の出演などを経験しています。
その後、「キャッチ!世界のトップニュース」のキャスターを担当。2026年8月22日からは、林田理沙の後任として「サタデーウオッチ9」のメインキャスターに就任しました。
ここで注意したいのが、川口の担当曜日です。2026年11月現在、川口の明確なレギュラー担当は土曜日の「サタデーウオッチ9」です。平日版の「ニュースウオッチ9」で毎週特定の曜日を担当する固定キャスターと混同しないようにしましょう。
【スポーツ・気象担当】吉岡真央と斉田季実治の経歴と役割
ニュースウオッチ9では、一般ニュースのキャスターだけでなく、スポーツと気象の担当者も番組を構成する重要な存在です。
吉岡真央:スポーツキャスターとして競技の見どころを伝える吉岡真央(よしおか・まお)は2018年にNHKへ入局したアナウンサーです。
福井県福井市出身で、初任地は高知放送局。2022年4月に東京アナウンス室へ異動し、「ニュースウオッチ9」のフィールドリポーターや「サタデーウオッチ9」のキャスターを担当しました。
2023年4月からは「ニュースウオッチ9」のスポーツキャスターに就任しています。
スポーツコーナーの役割は、試合結果を読み上げるだけではありません。試合の展開、選手の状態、競技の背景などを短い時間で整理し、スポーツに詳しくない視聴者にも伝えることが大切です。
2026年11月6日の放送回でも吉岡の名前が出演者として掲載されており、スポーツ担当として継続的に番組を支えています。
斉田季実治:2006年からNHKの気象情報を支える専門家斉田季実治(さいた・きみはる)は気象予報士で、防災士や危機管理士の資格も持つ気象の専門家です。
北海道大学で海洋気象学を専攻し、在学中に気象予報士資格を取得しました。もともとは報道記者として活動しており、2003年の台風10号や十勝沖地震などの災害現場を取材した経験があります。
その後、気象の専門家へと進み、2006年からNHKの気象キャスターを務めています。
斉田の仕事は、翌日の天気を紹介するだけではありません。大雨や台風、地震に伴う気象リスクなど、命を守るために必要な情報を分かりやすく伝えることも重要な役割です。
長年にわたる気象解説の経験と、災害報道の現場を知る立場の両方を持っている点が特徴です。
【歴代キャスター年表】2006年から2026年までの交代と番組体制
ニュースウオッチ9は2006年4月にスタートしました。約20年の歴史のなかで、記者、アナウンサー、解説委員など、さまざまな経歴を持つ人物がキャスターを務めてきました。
歴代出演者を整理する際には、メインキャスター、ニュースリーダー、スポーツキャスター、リポーターを区別することが大切です。同じ番組に出演していても、担当する仕事は同じではありません。
以下は、主なメインキャスターを中心にした歴代の変遷です。
| 時期 | 主なキャスター | 番組体制・特徴 |
|---|---|---|
| 2006年4月~2008年3月 | 柳澤秀夫、伊東敏恵、藤澤秀敏 | 番組スタート。解説委員とアナウンサーによる進行。 |
| 2008年4月~2010年3月 | 田口五朗、青山祐子 | 記者とアナウンサーの組み合わせ。 |
| 2010年3月~2015年3月 | 大越健介、青山祐子、井上あさひ | 2011年に女性キャスターが青山から井上へ交代。 |
| 2015年4月~2017年3月 | 河野憲治、鈴木奈穂子 | 記者とアナウンサーのペア体制。 |
| 2017年4月~2021年3月 | 有馬嘉男、桑子真帆、和久田麻由子 | 2020年春に桑子から和久田へ交代。 |
| 2021年4月~2022年3月 | 田中正良、和久田麻由子 | 国際報道の経験を持つ田中がメインに就任。 |
| 2022年4月~2024年3月 | 田中正良、青井実、山内泉、林田理沙 | 複数キャスターによる体制。2023年度には林田が加わる。 |
| 2024年4月~2025年3月 | 広内仁、佐藤真莉子、星麻琴 | 記者2人とアナウンサー1人による新体制。 |
| 2025年4月~2026年3月 | 広内仁、星麻琴、野口葵衣 | 佐藤が卒業。野口がプレゼンター・リポーターとして参加。 |
| 2026年4月~7月初旬 | 広内仁、星麻琴、林田理沙、野口葵衣 | 星が月~木曜、林田が金曜を担当する曜日別体制。 |
| 2026年7月以降 | 広内仁、野口葵衣 | 星の卒業後、野口がメインキャスターとしての役割を担う。吉岡と斉田も継続。 |
この年表から分かるのは、番組が一貫して同じ進行スタイルを維持してきたわけではないということです。
2010年代には記者とアナウンサーのペアを基本とする時期があり、2022年度には複数のキャスターによる体制へ変化。2024年には記者キャスターを前面に出した大幅なリニューアルが行われました。
2026年は、年度当初の曜日別体制から、星の卒業と野口の役割変更を経て、現在の構成へと移っています。
【交代理由を検証】2024年のリニューアルから2026年の変化まで
キャスター交代には、番組改編、人事異動、担当番組の変更など複数の要因があります。ニュースウオッチ9の近年の変化を理解するには、個人の交代と番組全体の方針転換を分けて考える必要があります。
2024年4月:記者キャスター2人を起用する大改革2024年4月のリニューアルは、番組史のなかでも大きな転換点でした。
それまでの体制を刷新し、広内仁と佐藤真莉子という2人の記者を同時にメインキャスターとして起用。星麻琴アナウンサーとともに番組を進行する構成になりました。
番組が掲げたキャッチフレーズは「とどける。いまを、深く。」です。
NHKがこの体制で重視したのは、記者が現場で積み重ねた知識や経験をスタジオでの解説に生かすことでした。従来は1人だった記者キャスターを2人に増やし、政治、外交、社会問題などをより深く伝える方向へ舵を切ったのです。
また、林田理沙は平日版から土曜の「サタデーウオッチ9」へ異動し、伊藤良司記者とともに週末番組を担当しました。
2025年4月:佐藤真莉子の卒業と2人体制への移行2025年2月、NHKは佐藤真莉子が3月末で番組を卒業し、4月から広内仁と星麻琴の2人体制になることを発表しました。
佐藤は警視庁や東日本大震災に関する取材、アメリカ総局での勤務などを経験した記者です。2024年度のリニューアルを支えた人物の一人でした。
ただし、卒業の個人的な理由について、報道で確認できる範囲を超えて断定することはできません。番組上の変更として確認できるのは、2025年度から広内と星を中心とする進行体制に変わったことです。
同じタイミングで、野口葵衣がプレゼンター・リポーターとして加わりました。
2026年7月:星麻琴が卒業し、野口葵衣が中心メンバーへ2026年7月2日、星麻琴は「ニュースウオッチ9」を卒業しました。
星は2024年4月からメインキャスターを担当しており、それ以前のリポーター時代を含めると、番組への出演期間は5年3か月に及びます。
卒業後は「クローズアップ現代」のキャスターを担当することになりました。単純な退局や活動休止ではなく、別の報道番組への担当変更です。
その後、野口葵衣がメインキャスターとしての役割を担うようになり、広内との組み合わせが現在の番組の中心となりました。
2026年8月:林田理沙の産休入りと川口由梨香への引き継ぎ2026年には林田理沙にも大きな担当変更がありました。
林田は2024年4月から「サタデーウオッチ9」のメインキャスターを担当し、2026年度には平日版の金曜日のメインキャスターも務めていました。
しかし、2026年8月7日の「ニュースウオッチ9」と8月8日の「サタデーウオッチ9」が最後の出演となり、産休入りに伴って番組を離れました。
土曜版の後任には川口由梨香が起用され、8月22日からメインキャスターとして出演しています。
この交代は、2024年の番組リニューアルや2025年の記者キャスター体制変更とは異なり、担当者の休業に伴う引き継ぎです。交代の背景を一括りにせず、個別の経緯を見分けることが重要です。
【林田理沙・田中正良の現在】過去のキャスターは今何をしている?
以前のニュースウオッチ9を見ていた視聴者にとって、林田理沙や田中正良の現在の活動も気になるところです。
林田理沙:ニュースウオッチ9からサタデー版を経て産休へ林田理沙は2023年4月から2024年3月まで「ニュースウオッチ9」のメインキャスターを務めました。
2024年4月以降は「サタデーウオッチ9」のメインキャスターへ移り、週末のニュースを担当。2026年度には金曜日の「ニュースウオッチ9」にも出演する体制となりました。
2026年8月8日を最後にサタデー版を離れ、産休に入っています。2026年11月時点では、番組への復帰日について確定した発表はありません。
林田のキャリアを見ると、平日の大型報道番組と週末の報道番組の両方で進行経験を積んできたことが分かります。
田中正良:2026年にNHK解説委員長へ就任田中正良は2021年4月から2024年3月まで「ニュースウオッチ9」のメインキャスターを担当したNHK記者です。
1992年にNHKへ入局し、横浜放送局、報道局国際部、ナイロビ、パリ、上海、北京、ワシントンなどで海外報道に携わってきました。
2024年からはNHK中国総局長として活動。2025年12月に東京外国語大学が開催した講演会でも、中国総局長として紹介されています。
加えて、2026年4月25日付のNHK人事では、解説委員室の解説委員長に就任しました。
2026年11月には「視点・論点」などで国際情勢に関する解説にも携わっています。ニュースウオッチ9を離れた後も、報道の第一線でキャリアを重ねている人物です。
【担当曜日の疑問を解決】川口由梨香は何曜日?出演者の確認方法
検索で特に混乱しやすいのが、川口由梨香の出演曜日と、平日版・土曜版のキャスターの区別です。
川口由梨香は土曜日のサタデーウオッチ9がレギュラー担当川口のレギュラー担当は、2026年8月22日からの「サタデーウオッチ9」です。
以前から平日版の「ニュースウオッチ9」に出演していた林田理沙とは、後任として引き継いだ番組が同じという関係です。
そのため、川口を平日版の毎週金曜日担当などと紹介する情報には注意が必要です。土曜版のメインキャスターと、平日版のキャスターは別の担当枠として整理してください。
吉岡真央と斉田季実治は専門コーナーの担当吉岡はスポーツ、斉田は気象情報という専門分野を担当しています。
ただし、祝日や特別編成、担当者の都合などによって出演者が変更される場合があります。実際に2026年の番組表には、気象担当として田中美都、スポーツ担当として浅田春奈が掲載された放送回もあります。
そのため、過去の一回の番組表だけを見て、年間を通じた固定担当だと判断するのは適切ではありません。
最新の出演者を調べるときの3つのポイント出演者を正確に確認するには、次の順序で情報を見ると混乱を避けられます。
- 放送日を指定する:出演者一覧は、番組全体のレギュラーと個別放送回で異なることがある。
- 番組名を区別する:「ニュースウオッチ9」と「サタデーウオッチ9」は別番組として確認する。
- 役割を確認する:メインキャスター、スポーツキャスター、気象キャスター、リポーターを分けて見る。
この3点を押さえれば、過去の出演者情報と現在の担当情報を取り違えにくくなります。
【ニュースウオッチ9のキャスター】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在のニュースウオッチ9のメインキャスターは誰ですか?
A1:2026年11月現在、広内仁と野口葵衣が番組の中心的なキャスターです。スポーツは吉岡真央、気象情報は斉田季実治が担当しています。11月6日放送回の番組情報にも4人が掲載されています。
Q2:川口由梨香はニュースウオッチ9の何曜日に出演していますか?
A2:川口由梨香の現在のレギュラー担当は土曜日の「サタデーウオッチ9」です。2026年8月22日から林田理沙の後任としてメインキャスターを務めています。
Q3:野口葵衣は現在もブラタモリに出演していますか?
A3:野口は2022年から2024年まで「ブラタモリ」のアシスタントを務めました。2025年3月から「ニュースウオッチ9」のプレゼンター・リポーターを担当し、2026年7月以降はメインキャスターとしての役割を担っています。
Q4:星麻琴はニュースウオッチ9を降板したのですか?
A4:はい。2026年7月2日を最後に番組を卒業し、その後は「クローズアップ現代」のキャスターを担当しています。
Q5:田中正良は現在何をしていますか?
A5:2026年4月25日付でNHK解説委員室の解説委員長に就任しています。2024年から中国総局長を務めた後、国際情勢などの解説を担う立場に移りました。
2026年11月のニュースウオッチ9は、広内仁と野口葵衣を中心に、吉岡真央がスポーツ、斉田季実治が気象情報を担当する構成です。
2026年は特にキャスターの交代が相次いだ年でもあります。星麻琴は7月に卒業して「クローズアップ現代」へ移り、野口葵衣がメインキャスターとしての役割を担うようになりました。林田理沙は8月に産休入りし、土曜版の後任には川口由梨香が就任しています。
また、田中正良は2026年にNHK解説委員長となり、かつてのメインキャスターが別の立場から報道に携わっています。
こうした変化から見えてくるのは、ニュースウオッチ9が単なるアナウンサー中心の番組ではなく、記者による現場取材と専門的な解説を組み合わせながら進化しているという点です。
出演者を調べる際は、過去のキャスター一覧だけで判断せず、放送年度、放送日、平日版と土曜版の違いまで確認することが大切です。2026年の最新情報を把握するなら、個別放送回の番組表とNHKの公式発表を併せて確認するのが確実です。
主な確認資料: NHKの番組改編・人事発表、東京外国語大学、TVガイドWeb、日刊スポーツ、スポニチ、オリコン、日本気象協会、2026年11月の番組表。