映画『ワイルド・スピード』シリーズで、独特の存在感と車へのこだわりを見せる人気キャラクター、ハン・ルー(Han Lue)。彼の愛車といえば、オレンジとブラックのボディが印象的なマツダRX-7 VeilSide Fortuneを思い浮かべる人が多い。しかし、ハンが劇中で関わった車はRX-7だけではない。日産シルビアS15、フォード・マーベリック、レクサスLFA、BMW M5、トヨタGRスープラ、アルファロメオなど、作品ごとに異なる個性のマシンが登場する。
特に混同されやすいのが、ハン自身が運転する車と、ショーン・ボズウェルに貸した車の違いだ。『TOKYO DRIFT』のシルビアS15は、ハンが大切にしていた車でありながら、劇中ではショーンが運転することになる。2025年には実際に撮影で使用されたRX-7が高額で落札されるなど、ハンの愛車は映画の外でも大きな注目を集めている。2026年11月時点の情報をもとに、歴代車両と車種の特徴を整理する。
【歴代車両一覧】ワイスピのハンが作品別に乗った車とは?

ハンの車を整理するときに注意したいのが、映画の公開順と物語上の時系列が一致していないことだ。
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』はシリーズ3作目として2006年に公開されたが、物語上は『ワイルド・スピード EURO MISSION』の後に位置する。そのため、ハンの人生と車の変遷を理解するには、公開順だけでなく作品内の時間軸も意識したい。
ハンの愛車・登場車両の作品別一覧| 作品 | 登場車両 | ハンとの関係・劇中での役割 |
|---|---|---|
| TOKYO DRIFT(2006) | マツダRX-7 FD3S VeilSide Fortune | ハンの象徴的な愛車。本人が運転する。 |
| TOKYO DRIFT(2006) | 日産シルビアS15 | ハンの大切な車。ショーンに貸し出す。 |
| TOKYO DRIFT(2006) | 三菱ランサーエボリューションIX | ショーンにドリフト用の車として貸す。 |
| ワイルド・スピード MAX(2009) | 1967年型シボレーC-Series | ハンの車両として車両資料に記録される。 |
| MEGA MAX(2011) | 1971年型フォード・マーベリック | リオでハンが使用する車。 |
| MEGA MAX(2011) | レクサスLFA | 終盤、ジゼルとともに乗るスーパーカー。 |
| EURO MISSION(2013) | BMW E60 M5 | チームが使用する作戦車両の一台。 |
| ジェットブレイク(2021) | 2020年型トヨタGRスープラ | 復帰したハンの愛車。RX-7を思わせるカラーリング。 |
| ファイヤーブースト(2023) | アルファロメオ2000 GT Veloce | ローマでのアクションシーンに登場する車。 |
この一覧から分かるのは、ハンの車選びが日本車だけに限定されていないことだ。日本のチューニングカーからアメリカンマッスル、ドイツの高性能セダン、イタリアのクラシックスポーツカーまで幅広い。
また、すべての車が同じ意味で「ハンの愛車」というわけではない。個人の愛車として印象づけられた車、仲間と共有する作戦車両、ショーンに貸した車を分けて考えると、作品ごとの関係が理解しやすくなる。
【代表的な愛車】マツダRX-7 FD3S VeilSide Fortuneの魅力
ハンの車を語るうえで、最も外せない存在がマツダRX-7 FD3Sだ。『TOKYO DRIFT』でハンが運転するオレンジとブラックのRX-7は、シリーズ屈指の知名度を誇る映画車両である。
VeilSide Fortune仕様とは?ベースとなったのは、マツダが1991年から2002年まで生産した3代目RX-7、FD3S型。日本のスポーツカー史に残るロータリーエンジン搭載車で、軽量な車体と優れた運動性能を特徴としている。
ハンのRX-7には、日本のチューニングメーカーVeilSide(ヴェイルサイド)が手がけたFortuneワイドボディキットが装着されている。通常のFD3Sとは大きく異なるボリューム感のある外観で、フロントからリアまで一体感のある独特のスタイルを形成している。
特徴的なのは次のポイントだ。
- ベース車両:マツダRX-7 FD3S
- エアロ:VeilSide Fortuneワイドボディキット
- ボディカラー:パール系オレンジとブラック
- ホイール:VeilSide系の大径ホイール
- エンジン:13B系ロータリーエンジン
- ターボ:シーケンシャルツインターボを採用するFD3Sの基本構成
RX-7 FD3Sの最大の特徴は、一般的なピストンエンジンとは異なるロータリーエンジンだ。搭載される13B-REWは654cc×2ローターの構造を採用し、シーケンシャルツインターボによって低回転から高回転までの出力特性を追求している。
初期型の最高出力は255PS。後期の一部グレードでは280PSに達した。コンパクトなエンジンと軽量な車体の組み合わせによって、鋭い加速とコーナリング性能を実現している。
マツダ公式のRX-7紹介でも、FD型はロータリーエンジンと美しいボディシルエットを組み合わせた純粋なスポーツカーとして説明されている。
映画のRX-7は、こうしたFD3Sの基本的な魅力にVeilSideの大胆なデザインを加えた存在だ。ハンの落ち着いた雰囲気と、派手すぎるほど存在感のあるボディとの対比も印象に残る。
2025年に実車が91万1,000ポンドで落札2025年7月、映画撮影に使用された1992年型RX-7 FDが、英国のボナムズによるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード関連オークションで落札された。
落札価格は91万1,000ポンド。米ドル換算で約120万ドルに相当する金額となり、映画ファンだけでなく自動車コレクターからも注目された。
この個体は撮影に使われた車両のうち、現存する2台の一つとされる。重要なのは、実際のドリフト走行で酷使された車両ではなく、主に静止画や接写などに使われた個体だったことだ。映画に登場した車だからといって、すべてのスタントを同じ車両が担当していたわけではない。
VeilSideのワイドボディと撮影時の記録を残す車両が、映画公開から約19年後に高額落札されたことは、ハンのRX-7が単なる劇中の小道具を超えた存在になっていることを示している。
【誤解されやすい車】日産シルビアS15 Mona Lisaをショーンに貸した理由
ハンの愛車としてRX-7と並んで名前が挙がるのが、日産シルビアS15だ。劇中ではMona Lisa(モナリザ)という印象的な呼び名で知られている。
ただし、RX-7とは決定的に違う点がある。S15はハンがショーンに貸した車であり、映画の最初のドリフト勝負ではショーンが運転している。
モナリザと呼ばれるS15の特徴シルビアS15は、日産が1999年から2002年にかけて販売したFRスポーツクーペだ。軽量な車体と後輪駆動の組み合わせから、ドリフト競技やチューニングの世界で高い人気を持つ。
『TOKYO DRIFT』の劇中車は、C-West系のエアロパーツや大型リアウイングなどを装着したカスタム仕様。加えて、劇中車のエンジンはスカイラインGT-R系のRB26エンジンに換装されたものとして知られている。
つまり、映画に登場するS15は、市販車の標準仕様をそのまま使った車両ではない。外観はシルビアS15でありながら、パワートレインにも独自の変更が加えられている。
なぜハンは大切なS15をショーンに貸したのか?物語の序盤、ショーンは東京のドリフトレースに巻き込まれる。対戦相手はドリフト界で名を知られるDKことタカシ。ショーンには東京で使える車がなく、ハンが自分のシルビアを貸すことになる。
この場面で重要なのは、ハンが単純に親切心だけで車を渡したわけではないという点だ。ハンはショーンの度胸や運転技術に興味を持ち、彼がどのような走りを見せるのかを確かめようとしていた。
しかし、ショーンはドリフトに慣れておらず、DKとの勝負で車を大破させてしまう。
その後、ハンは修理代に相当する借りをショーンに負わせ、彼を自分の仕事に関わらせる。ショーンはハンのもとで働きながら、東京のドリフト文化や走行技術を学んでいくことになる。
この展開には、ハンの人物像がよく表れている。彼は単に速い車を持つ人物ではなく、相手の可能性を見極め、経験を与えながら成長を促す存在でもある。
ショーンに貸したのはS15だけではない物語が進むと、ハンはショーンに三菱ランサーエボリューションIXも使わせる。S15を壊したからといって、ショーンを見捨てるのではなく、ドリフトを学び続けられる環境を用意している。
したがって、S15とランサーエボリューションIXは、ハンが運転する代表的な愛車というより、ショーンの成長と深く結びついた車両として理解するのが適切だ。
特にS15は、ハンの車に対する愛着とショーンへの期待、そして二人の関係が始まるきっかけを象徴している。
【シリーズ中盤から後半】フォード・マーベリック、レクサスLFA、BMW M5の魅力
『TOKYO DRIFT』以降、ハンの車は日本のチューニングカーだけではなくなる。作品の舞台やストーリーに合わせて、アメリカ車や欧州車も登場する。
フォード・マーベリック|MEGA MAX『ワイルド・スピード MEGA MAX』でハンが使用するのが、1971年型フォード・マーベリックだ。
マーベリックは1970年代のアメリカ車で、ブラジルではマッスルカーとしての人気も高かった。映画の舞台となるリオデジャネイロとの関連性から、制作側が採用した車種でもある。
自動車メディアEdmundsの取材では、車両コーディネーターのデニス・マッカーシーが、ブラジルでマーベリックが親しまれていることを理由に作品へ取り入れたと説明している。
映画用の車両には1983年型マスタング由来の5.0L V8エンジンと5速マニュアルトランスミッションが組み合わされた。外観も意図的に使い込まれた雰囲気に仕上げられている。
派手なスーパーカーではないものの、ハンの飾らないスタイルに合った一台だ。
レクサスLFA|MEGA MAX終盤のスーパーカー同じ『MEGA MAX』で忘れてはいけないのがレクサスLFAだ。
映画終盤、ハンはジゼルとともにLFAに乗ってドイツへ向かう。この車は、マーベリックとは対照的な高級スポーツカーである。
LFAは4.8L V10自然吸気エンジンを搭載したレクサスのスーパーカーで、最高出力は日本仕様で560PS。高回転まで滑らかに吹け上がるエンジンと独特の排気音が特徴だ。
映画の終盤に登場するLFAは、ハンとジゼルの関係を印象づける車でもある。単なる移動手段ではなく、二人が新しい生活へ向かう場面を彩っている。
BMW E60 M5|EURO MISSIONの作戦車両『ワイルド・スピード EURO MISSION』では、BMW E60型M5がチームの作戦車両として活躍する。
E60型M5は、5.0L V10自然吸気エンジンを搭載した4代目M5。BMW公式の歴史資料によると、最高出力は507hp(約507PS相当)で、当時の高性能スポーツセダンを代表するモデルだった。
ただし、映画で使用された車両のすべてが本物のM5だったわけではない。撮影では複数のE60型5シリーズが改造されており、通常の5シリーズをM5風に仕立てた車両も含まれていた。
Top Gearの撮影取材でも、撮影用のM5車両が多数用意され、アクションシーンで激しく使用されたことが紹介されている。
ハンが使う車としての魅力は、RX-7のような個性的なチューニングカーとは異なるところにある。高性能なセダンをチームの一員として使いこなす姿が、シリーズ後半のハンを表している。
【復帰後の愛車】トヨタGRスープラとアルファロメオ2000 GT Veloce
ハンの車の変遷で大きな節目となるのが、『F9/ジェットブレイク』での復帰だ。さらに『ファイヤーブースト』ではイタリアのクラシックカーに乗り、従来とは違う魅力を見せている。
トヨタGRスープラ|F9でRX-7を思わせるカラーリングに『F9/ジェットブレイク』でハンが乗るのは、2020年型トヨタGRスープラ(A90型)だ。
オレンジとブラックを組み合わせたカラーリングが特徴で、これは『TOKYO DRIFT』でハンが運転していたRX-7を思い起こさせるデザインとなっている。
F9の制作資料でも、ハンの復帰に合わせたオレンジ/ブラックのGRスープラは、過去のRX-7を意識した車両として紹介されている。
GRスープラは、トヨタとBMWの協業によって開発されたFRスポーツカー。日本仕様の3.0L RZには直列6気筒ターボエンジンが搭載され、最高出力340PS、最大トルク500Nmを発生する。
RX-7とGRスープラはメーカーもエンジン形式も異なるが、オレンジとブラックの組み合わせによって、ハンの過去と現在をつなぐ存在になっている。
なお、A90型GRスープラは初代スープラや映画第1作に登場したA80型スープラとは別世代の車種だ。ハンのGRスープラを、ブライアンのオレンジ色のA80型と混同しないようにしたい。
アルファロメオ2000 GT Veloce|ファイヤーブーストのクラシックカー2023年公開の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』では、ハンの愛車としてアルファロメオ2000 GT Veloceが登場する。
イタリアの伝統を感じさせるクラシックなクーペで、ローマを舞台にしたアクションシーンにふさわしい選択だ。
俳優のサン・カンも、作品のプロモーション時のインタビューで、この車を1972年型のアルファロメオGTVとして紹介している。一方、別の撮影関連資料では1974年型とする記述も見られるため、年式表記には資料による違いがある。
さらに注目したいのが、映画用車両の中身だ。Top Gearがスタントコーディネーターに取材した内容によると、撮影用のアルファロメオにはフォード製2.3L EcoBoostエンジンが搭載され、約280bhpの出力を想定した特別な仕様になっていた。
つまり、クラシックなアルファロメオの外観を持ちながら、内部には現代的なパワートレインを組み込んだ映画専用のカスタムカーだった。
この車は、ハンが単純に日本車だけを好むキャラクターではないことを示している。車の国籍よりも、デザインや走行感覚、物語の舞台との相性を重視する人物として描かれているのだ。
【RX-7とS15を徹底比較】ハンの車はどちらが本命なのか?
ハンの愛車を調べる人が特に迷いやすいのが、RX-7とシルビアS15の関係だ。どちらも『TOKYO DRIFT』で重要な存在だが、劇中での役割は大きく異なる。
RX-7とS15の違い両車を比較すると、車種としての特徴だけでなく、映画の中で担う役割にも明確な違いがある。
- RX-7:ハン本人の運転シーンを象徴する車。
- S15:ハンがショーンに貸し、二人の関係が始まるきっかけとなった車。
RX-7はロータリーエンジンの独特な特性とVeilSideのワイドボディによって、視覚的にも技術的にも個性が強い。一方、S15はFRスポーツクーペとしてドリフト文化との結びつきが深く、ショーンの成長を描くうえで重要な役割を果たしている。
ハンの愛車として選ぶならどちら?映画の中のハンを象徴する一台を選ぶなら、RX-7 FD3S VeilSide Fortuneが有力だ。ハン自身のキャラクターと結びついた印象的な走行シーンがあり、映画のポスターやファン向けの車両紹介でも存在感が大きい。
一方、ショーンとの関係や『TOKYO DRIFT』のストーリーを重視するなら、S15 Mona Lisaの存在は欠かせない。ハンがショーンを見出し、彼を仲間へと導く物語の出発点だからだ。
実車を探す場合にも判断基準は異なる。RX-7はロータリーエンジンの整備履歴、圧縮状態、ターボや冷却系のコンディションが重要。S15はエンジン換装歴、ボディの修復歴、足回りやデフの状態を確認したい。劇中車の仕様を再現することと、実際に安心して乗れる車を選ぶことは別問題である。
【よくある誤解を検証】ハンが乗っていた車と別キャラクターの車
シリーズには似たジャンルの日本車が数多く登場するため、ハンの車と別のキャラクターの車が混同されることもある。
日産350Zはハンの車ではない『TOKYO DRIFT』に登場する日産350Zは、DKことタカシの車だ。ハンのRX-7と同じ作品に登場し、ドリフト勝負でも重要な存在となるが、ハンの愛車ではない。
ランサーエボリューションIXはショーンが使用する車ランサーエボリューションIXもハンの車両リストに含まれることがある。しかし、映画ではショーンに貸される車としての役割が中心だ。RX-7と同じ意味でハンの象徴的な愛車と扱うと、劇中の関係を誤解しやすい。
F9のGRスープラはA80型ではないF9でハンが運転するのはA90型のGRスープラだ。第1作のブライアンが乗ったオレンジ色のスープラはA80型であり、両者は別の世代である。カラーリングの共通性だけで同じモデルと判断しないことが大切だ。
映画用の車両と市販車の性能は同じではないもう一つの誤解は、劇中車のスペックを市販車の標準性能として受け取ることだ。ハンのRX-7、S15、アルファロメオなどは、映画撮影に合わせた改造が施されている。
特にスタント用の車両は、見た目が同じでもエンジン、駆動系、サスペンション、安全装備などが異なる場合がある。映画のスペックをそのまま市販車のカタログ値として扱わないようにしたい。
【2026年最新】ハンの次の愛車は?Fast Foreverの公開予定にも注目
2026年11月現在、ハンの最新の劇場公開作品での愛車は『ファイヤーブースト』のアルファロメオ2000 GT Veloceだ。次回作に関しては、ユニバーサル・ピクチャーズがシリーズ次作の正式タイトルを『Fast Forever』と発表しており、公開予定日は2028年3月17日となっている。
ただし、次作でハンがどの車を運転するのかについて、確定した車両情報は公表されていない。
今後の注目点は、ハンの過去の愛車を再び登場させるのか、それとも新しい車種を与えるのかという点だ。RX-7のような日本のチューニングカー、GRスープラのような現代のスポーツカー、あるいはアルファロメオのようなクラシックカーなど、これまでの選択肢から考えても幅広い可能性がある。
2025年にRX-7の実車が高額落札されたこともあり、シリーズの過去車両への関心は依然として高い。ハンの車は、単なるアクションの道具ではなく、過去の作品と現在の物語をつなぐ重要な要素になっている。
【ワイスピのハンの車】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワイスピのハンの一番有名な愛車は何ですか?
A1:マツダRX-7 FD3S VeilSide Fortuneです。オレンジとブラックのワイドボディが特徴で、『TOKYO DRIFT』でハンが運転する代表的な車です。
Q2:ハンがショーンに貸した車は何ですか?
A2:日産シルビアS15と三菱ランサーエボリューションIXです。特にS15はショーンがDKとの最初のドリフト勝負で大破させた車として知られています。
Q3:シルビアS15はハンの愛車だったのですか?
A3:はい。ハンが所有する大切な車として登場します。ただし、劇中ではショーンに貸し出されるため、ハン自身が運転するRX-7とは役割が異なります。
Q4:ハンはF9で何に乗っていますか?
A4:2020年型トヨタGRスープラです。オレンジとブラックのカラーリングは、過去に乗っていたRX-7を思わせるデザインになっています。
Q5:ハンがMEGA MAXで乗っていた車は何ですか?
A5:1971年型フォード・マーベリックとレクサスLFAが代表的です。LFAは終盤にジゼルと一緒に乗る車として登場します。
Q6:ファイヤーブーストでハンが乗っていた車は何ですか?
A6:アルファロメオ2000 GT Veloceです。映画用にはフォード製2.3L EcoBoostエンジンを組み込んだ特別な仕様が使用されました。
Q7:ハンのRX-7は現在も実在していますか?
A7:はい。撮影使用車の一台は現存しており、2025年7月にボナムズのオークションで91万1,000ポンドで落札されました。撮影に使用された2台の現存車両のうちの一つとされています。
Q8:ハンの次の愛車が登場する作品はいつ公開されますか?
A8:次回作『Fast Forever』は2028年3月17日の公開予定です。ただし、ハンの登場や次の愛車については、2026年11月時点で確定情報は発表されていません。
ワイスピのハンの車を振り返ると、最も象徴的な存在はマツダRX-7 FD3S VeilSide Fortuneだ。オレンジとブラックの独特なスタイル、ロータリーエンジン、VeilSideのワイドボディが組み合わさり、シリーズを代表する映画車両となった。
一方、日産シルビアS15 Mona Lisaは、ハンがショーンに貸した大切な車であり、二人の関係を築くきっかけになった存在だ。RX-7がハン自身のキャラクターを象徴するなら、S15はショーンの成長とハンの人間性を象徴している。
加えて、フォード・マーベリックやレクサスLFA、BMW E60 M5、トヨタGRスープラ、アルファロメオ2000 GT Veloceまで、作品ごとに異なる車種が登場する。そこには、ハンというキャラクターの多面的な魅力が反映されている。
【プロの結論】
ハンの愛車を理解するうえで最も大切なのは、「ハンが運転した車」と「ハンが所有し、仲間に貸した車」を区別することだ。RX-7とS15を同じ意味で扱うと、『TOKYO DRIFT』の物語に込められた人間関係や車の役割を見落としてしまう。
映画の象徴性を重視するならRX-7、ショーンとの関係を重視するならS15、現代的な性能と復帰後のハンを知りたいならGRスープラ、クラシックカーの魅力を楽しみたいならアルファロメオがおすすめだ。
2028年公開予定の『Fast Forever』でハンがどんな車とともに戻ってくるのか。歴代の愛車を振り返ると、次の作品での車選びにも期待が高まる。
主な確認資料- マツダ公式・RX-7の歴史とFD型の技術情報。
- Road & Track・VeilSide Fortuneの製作背景。
- Edmunds・フォード・マーベリックの映画車両取材。
- Toyota GAZOO Racing・GRスープラの公式諸元。
- F9公式制作資料・ハンのGRスープラの設定。
- BMW公式・E60 M5の技術情報。
- Top Gear・Fast Xのアルファロメオ改造内容。
- Universal Pictures・Fast Foreverの公開予定。