『ポケットモンスター』シリーズに登場する悪の組織「ロケット団」。赤いRのマークを掲げる彼らは、ゲームではポケモンを利用して金もうけを企む犯罪組織として、アニメではムサシ・コジロウ・ニャースの3人組を中心とする個性的な敵役として描かれてきた。組織を率いるボスはサカキであり、作品によって活動目的やメンバーの描写、使用するポケモンにも違いがある。
2026年11月現在、ロケット団は過去の作品だけに存在するキャラクターではない。『Pokémon GO』ではGOロケット団が引き続き登場し、2026年9月には気球の出現頻度に関する調整も話題になった。加えて、11月12日にはロケット団を題材にした新作ボードゲーム『お前、もしかしてロケット団?』の発売が予定されている。30周年を迎えたポケモンシリーズにおいて、ロケット団の存在感は今も続いている。
【基本知識】ロケット団とは?目的・理由・歴史と組織構成

ロケット団は、ポケモンの世界における代表的な悪の組織だ。
初登場したのは、1996年2月27日に発売されたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』。カントー地方を拠点に活動し、ポケモンを利用した犯罪や金もうけを企てている。
株式会社ポケモンの公式サイトでも、ロケット団は世界中のポケモンを悪事に利用して金もうけをする組織として紹介されている。
代表的な活動は次のとおり。
- 野生のポケモンやトレーナーのポケモンを奪う。
- 珍しいポケモンを売買する。
- ポケモンを利用して違法な利益を得る。
- 企業や施設を占拠し、組織の利益につなげる。
- 強力なポケモンを集めて組織の力を拡大する。
特にカントー地方では、シルフカンパニーへの侵入やポケモンタワーでの騒動など、主人公の冒険に大きく関わる事件を起こす。
ロケット団の目的は、単に世界征服を目指すことではない。ポケモンを資産や道具として扱い、その力を経済的・組織的な利益に変えることが基本にある。
この点は、自然環境の改変や世界の再構築など、壮大な理想を掲げる後年の悪の組織とは異なる特徴だ。
ロケット団の結成と歴史ロケット団の結成そのものについて、初代ゲームでは詳しい創設経緯が描かれていない。
一方、作品を追うと、組織がどのように活動し、衰退し、再び勢力を取り戻そうとしたのかが分かる。
1996年:初代ゲームで登場
『赤・緑』でカントー地方を支配する悪の組織として登場。ボスのサカキを中心に、各地でポケモンを利用した犯罪を展開する。
1997年:テレビアニメが放送開始
テレビアニメではムサシ、コジロウ、ニャースの3人組が登場。ゲーム版の犯罪組織という設定を引き継ぎながら、失敗を繰り返すコミカルな敵役として独自の人気を獲得した。
1999年:『金・銀』で再登場
サカキが姿を消した後も、残された団員たちが組織の再建を目指す。ジョウト地方で再び事件を起こす展開が描かれる。
2009年:『ハートゴールド・ソウルシルバー』
『金・銀』の物語をリメイクした作品でも、ロケット団の再結成と幹部たちの活動が描かれた。
2017年:レインボーロケット団
『ウルトラサン・ウルトラムーン』では、サカキが歴代の悪の組織のボスたちを集結させたレインボーロケット団が登場する。
2026年:シリーズ30周年と新商品
ロケット団を題材とするボードゲームの発売が発表され、作品の枠を超えた展開が続いている。
ロケット団の組織構成と階級ロケット団には、ボスを頂点とする組織構造が存在する。
| 階級・立場 | 主な人物 | 役割 |
|---|---|---|
| ボス | サカキ | 組織全体を統率する最高責任者 |
| 幹部 | アポロ、アテナ、ランス、ラムダ | 組織の運営や作戦の指揮 |
| 一般団員 | ロケット団のしたっぱ | ポケモンの奪取や各種作戦を実行 |
| アニメの現場団員 | ムサシ、コジロウ | 各地方でポケモンの捕獲作戦を展開 |
| 特別な協力者 | ニャース | 人間の言葉を話し、3人組の活動を支える |
『ハートゴールド・ソウルシルバー』の公式キャラクター紹介では、アポロをはじめとする幹部の存在が紹介されている。アポロは、3年をかけてロケット団を再びまとめ上げた人物として説明されている。
なお、ムサシとコジロウはアニメでの活躍が中心であり、ゲーム版の組織階級とそのまま同じ立場に置くことはできない。
【アニメ版】ムサシ・コジロウ・ニャースの正体と特徴
アニメ版のロケット団を語るうえで欠かせないのが、ムサシ、コジロウ、ニャースの3人組だ。
主人公サトシとピカチュウを何度も追いかけ、さまざまな作戦を仕掛けるものの、最後には失敗して空の彼方へ飛ばされる。このお決まりの展開は、長年にわたって作品の象徴的な演出となった。
ムサシ:強気で負けず嫌いな女性団員ムサシは、ロケット団の女性メンバー。
自信家でプライドが高く、作戦の中心になることも多い。気が強く、思いどおりにいかないと感情を爆発させる一方、ポケモンに対する愛情や仲間を思う気持ちも持っている。
ポケモンバトルだけでなく、ポケモンコンテストやパフォーマンスなどにも挑戦しており、単なる悪役に収まらない多面的な人物として描かれている。
代表的な手持ちポケモンは以下のとおり。
- アーボック
- ベロリンガ
- ソーナンス
- ハブネーク
- ドクケイル
- メガヤンマ
- コロモリ
- プルリル
- パンプジン
- ミミッキュ
特にソーナンスは、登場時の独特なリアクションや掛け声によって、ロケット団のコミカルな雰囲気を象徴する存在になった。
コジロウ:優しさとポケモンへの愛情を持つ団員コジロウは、ムサシと行動をともにする男性団員。
ムサシに振り回される場面が多いものの、冷静に状況を判断することもあり、3人組の中では比較的穏やかな性格だ。
特に特徴的なのは、手持ちポケモンに対する愛情の深さである。
過去にはサボネアやチリーンなど、個性的なポケモンと深い関係を築いてきた。ポケモンとの別れが描かれるエピソードでは、普段のコミカルな姿とは違った一面を見せる。
代表的な手持ちポケモンは次のとおり。
- ドガース
- マタドガス
- ウツボット
- サボネア
- チリーン
- マネネ
- マスキッパ
- デスマス
- モロバレル
- マーイーカ
- ドヒドイデ
マタドガスやウツボットは、初期のロケット団を象徴するポケモンとして印象に残っているファンも多い。
ニャース:人間の言葉を話せる特別なポケモンニャースは、ムサシとコジロウと行動するポケモンだ。
一般的なポケモンとは異なり、人間の言葉を話し、二足歩行で生活している。
この特徴には、アニメ独自の過去が設定されている。
ニャースは幼いころに捨てられ、ハリウッドを目指して旅立った。そこで出会った相手に好意を抱き、気に入られるために人間の言葉を覚え、二足歩行の練習を重ねた。
しかし、その恋は報われなかった。
この過去は、テレビ東京の『週刊ポケモン放送局』で紹介された「ニャースのあいうえお」というエピソードで描かれている。
つまり、ニャースが人間の言葉を話せるのは、生まれつきの特殊能力ではなく、自分の努力によって身につけたものという設定だ。
また、ニャースはサカキに認められることを意識しており、ムサシとコジロウの作戦にも積極的に参加する。
ただし、ゲーム版では基本的に通常のニャースと同じくポケモンとして扱われる。人間の言葉を流暢に話す設定は、アニメ版ならではの特徴だ。
3人の出会いと関係性ムサシ、コジロウ、ニャースがどのように出会ったのかは、特別編「ロケット団 愛と青春の原点」で描かれた。
テレビ東京の番組紹介によると、ムサシとコジロウはロケット団員の養成訓練所で出会っている。
ムサシは優秀な能力を持ちながら、性格の問題からチームメートが次々と離れていった。最後のパートナーとして選ばれたのがコジロウだった。
一方、すでに人間の言葉を話せるようになっていたニャースは、サカキからの特別な指示を受け、2人と行動することになる。
この設定によって、3人は単に偶然集まった仲間ではなく、ロケット団という組織を通じて結びついたチームとして位置づけられている。
声優陣も長年にわたりキャラクターを支えてきた。
| キャラクター | 声優 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| ムサシ | 林原めぐみ | 強気で行動力がある |
| コジロウ | 三木眞一郎 | 穏やかでポケモン思い |
| ニャース | 犬山イヌコ | 人間の言葉を話すポケモン |
| ソーナンス | うえだゆうじ | 独特のリアクションで活躍 |
この3人の掛け合いが、ゲーム版とは違うアニメ版ロケット団の大きな魅力となっている。
【歴代ポケモン一覧】ムサシ・コジロウの手持ちと代表的な相棒
ロケット団のポケモンは、作品や地方によって入れ替わる。
サトシのピカチュウのように、最初から最後まで同じポケモンを連れているわけではない。旅の途中で捕まえたり、進化したり、別れを経験したりすることで、手持ちの構成が変化してきた。
ムサシの歴代手持ちポケモン| ポケモン | 主な特徴・エピソード |
|---|---|
| アーボ→アーボック | 初期を代表する相棒。進化後も長く活躍 |
| ベロリンガ | 初期の手持ちとして登場 |
| ソーナンス | 特徴的な掛け声とリアクションが人気 |
| ハブネーク | ホウエン地方で活躍 |
| ドクケイル | ムサシとの別れが印象的 |
| メガヤンマ | シンオウ地方で活躍 |
| コロモリ | イッシュ地方で使用 |
| プルリル | イッシュ地方で使用 |
| パンプジン | カロス地方で活躍 |
| ミミッキュ | アローラ地方での代表的な相棒 |
| ポケモン | 主な特徴・エピソード |
|---|---|
| ドガース→マタドガス | 初期を代表する毒タイプの相棒 |
| ウツボット | コジロウにかみつくコミカルな描写が特徴 |
| サボネア | コジロウとの強い絆が描かれた |
| チリーン | 優しい性格でコジロウに懐いていた |
| マネネ | コジロウの旅を支えた |
| マスキッパ | コジロウにかみつく癖がある |
| デスマス | イッシュ地方で使用 |
| モロバレル | イッシュ地方で使用 |
| マーイーカ | カロス地方で活躍 |
| ドヒドイデ | アローラ地方で活躍 |
ここは混同しやすいポイントだ。
ニャースはムサシとコジロウの仲間であり、作戦や会話にも参加するが、一般的な意味でボールに入れて連れ歩くポケモンとは異なる。
ソーナンスはムサシの手持ちポケモンとして扱われる。
また、上記は歴代の代表的なポケモンを整理したもので、同時にすべてを連れていたわけではない。地方ごとの手持ちや一時的な加入、別れたポケモンを区別して見ることが大切だ。
歴代メンバーは3人だけではないロケット団のアニメには、ムサシたち以外にも組織の団員や幹部が登場する。
ゲーム版ではアポロやアテナなどの幹部が組織を支える一方、アニメ版では別働隊や本部関係者も描かれる。
また、『Pokémon GO』ではアルロ、クリフ、シエラという独自のリーダーが登場する。
したがって、ロケット団のメンバーを調べる場合は、アニメ本編、ゲーム本編、スマートフォン向け作品のどの設定を対象にするかを分ける必要がある。
【ゲーム版のロケット団】サカキと幹部、作品ごとの役割
ゲーム版のロケット団は、アニメ版よりも犯罪組織としての側面が強く描かれる。
サカキとは?ロケット団のボスの正体サカキは、初代『ポケットモンスター 赤・緑』に登場するロケット団のボスだ。
冷静で威圧感のある人物であり、ポケモンを利用した悪事を指揮する。
加えて、サカキにはもう一つの顔がある。
それは、トキワシティのジムリーダーという立場だ。
一般のトレーナーとして活動する一方で、裏ではロケット団を率いている。この二重の立場が、初代ゲームの物語に大きな緊張感を与えている。
主人公との戦いに敗れたサカキは姿を消し、組織は解散したと考えられるようになる。
しかし、それでロケット団の物語が終わったわけではなかった。
『金・銀』ではロケット団が復活『ポケットモンスター 金・銀』では、サカキが不在となった後の組織が描かれる。
残された団員たちは、ボスの帰還を待ちながら組織の再建を目指す。
特に印象的なのが、ラジオ塔を利用した計画だ。
ジョウト地方で再び活動を始めたロケット団は、主人公と対立することになる。
公式の『ハートゴールド・ソウルシルバー』紹介ページでも、カントー地方で一度解散したはずのロケット団が、3年後にジョウト地方で活動を再開したと説明されている。
ロケット団の幹部と役割『ハートゴールド・ソウルシルバー』で注目されるのが、幹部の存在だ。
主な幹部は次の4人。
- アポロ: 組織を再建する中心人物。
- アテナ: ロケット団の幹部として活動。
- ランス: 組織の作戦に関わる幹部。
- ラムダ: 主人公の前に立ちはだかる幹部。
中でもアポロは、サカキがいなくなった後の組織をまとめ上げようとする重要人物だ。
『ウルトラサン・ウルトラムーン』のレインボーロケット団2017年発売の『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』では、ロケット団の設定がさらに広がった。
サカキが率いるレインボーロケット団には、歴代の悪の組織のボスが集結する。
登場する主な人物は以下のとおり。
| 組織 | ボス | 代表的な目的 |
|---|---|---|
| ロケット団 | サカキ | ポケモンを利用した悪事と利益の追求 |
| マグマ団 | マツブサ | 大地を広げる |
| アクア団 | アオギリ | 海を広げる |
| ギンガ団 | アカギ | 新しい世界の創造 |
| プラズマ団 | ゲーチス | ポケモンを利用した支配 |
| フレア団 | フラダリ | 理想の世界を実現するための計画 |
この展開の面白さは、異なる作品で主人公と対立したボスたちが、サカキのもとに集まることにある。
単独の犯罪組織だったロケット団が、ポケモンシリーズ全体の悪の組織をつなぐ存在として描かれたのだ。
『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』にもムサシとコジロウが登場2018年発売の『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』では、アニメ版でおなじみのムサシとコジロウがゲームに登場する。
この作品では、初代ゲームのカントー地方を舞台にしながら、アニメ版の要素も取り入れている。
ゲーム版とアニメ版のロケット団を両方楽しみたい人にとって、特に注目したい作品だ。
【2026年最新情報】GOロケット団の活動と新作ボードゲーム
2026年11月5日時点で、ロケット団に関する新しい動きとして押さえておきたいのが、『Pokémon GO』とボードゲームの展開だ。
Pokémon GOのGOロケット団とは?『Pokémon GO』では、GOロケット団という独自の組織が登場する。
プレイヤーはGOロケット団のしたっぱやリーダーと戦い、シャドウポケモンを救出することになる。
主な登場人物は以下のとおり。
- サカキ:GOロケット団のボス。
- アルロ:GOロケット団のリーダー。
- クリフ:GOロケット団のリーダー。
- シエラ:GOロケット団のリーダー。
- したっぱ:各地で活動する一般団員。
通常のしたっぱを倒すと「ふしぎなパーツ」が手に入り、6個集めるとロケットレーダーを作成できる。
このレーダーを使うことで、アルロ、クリフ、シエラの潜伏場所を探せる。
加えて、サカキと戦うにはスペシャルリサーチを進め、スーパーロケットレーダーを入手する必要がある。
勝利すると、強力なシャドウポケモンとの遭遇機会が得られる。
2026年9月の気球出現頻度の変更2026年9月には、GOロケット団の気球が出現する頻度が大きく低下した。
GameWithの2026年9月の更新情報によると、9月11日ごろに運営サポートから意図的な調整であるとの説明があり、通常時の気球出現は従来の1日4回から1日1回へ変更されたと報じられた。
ただし、GOロケット団占拠イベントなどの開催期間中は、出現頻度が増加する場合がある。
Pokémon GOの公式ヘルプでも、気球は通常時には限られた頻度で出現し、特定のイベント期間には複数回遭遇できると案内されている。
この変更は、GOロケット団とのバトルを日常的に楽しんでいたプレイヤーにとって、プレイ計画に関わる重要な情報だ。
11月12日発売予定『お前、もしかしてロケット団?』2026年のロケット団関連ニュースとして、もう一つ注目したいのが新作ボードゲームだ。
株式会社ポケモンは、2026年11月12日(木)に『お前、もしかしてロケット団?』を発売する予定だ。
公式商品情報は次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | お前、もしかしてロケット団? |
| 発売日 | 2026年11月12日 |
| 希望小売価格 | 2,200円(税込) |
| 対象年齢 | 10才以上 |
| プレイ人数 | 4~6人 |
| プレイ時間 | 30分~ |
| 発売元 | 株式会社ポケモン |
| 共同開発 | YOKA Games |
ゲームの舞台は、とある街のポケモンジム。
参加者はジムリーダー、ジムトレーナー、挑戦者、ロケット団員といった役割を演じる。
ジムリーダー以外は自分の役割を隠しながらゲームを進めるため、誰がロケット団なのかを見抜くことが重要になる。
ポケモンのカードやプレイカードを使い、それぞれの勝利条件を目指す仕組みだ。
従来のロケット団は、アニメやRPGで主人公と戦う敵役だった。しかし、このボードゲームではプレイヤー自身がロケット団員になれる。
作品を眺めるだけではなく、ロケット団の立場でゲームを楽しめる点が特徴といえる。
【アニメとゲームの違い】登場回・設定・人気の理由を比較
同じロケット団でも、アニメとゲームでは役割が大きく異なる。
両者の違いを理解すると、作品ごとの描写やキャラクターの魅力がより分かりやすくなる。
アニメ版とゲーム版の主な違い| 比較項目 | アニメ版 | ゲーム版 |
|---|---|---|
| 中心人物 | ムサシ・コジロウ・ニャース | サカキ |
| 主な活動 | ピカチュウなどの捕獲作戦 | ポケモンの窃盗・悪用・金もうけ |
| 雰囲気 | コメディーとドラマ | 犯罪組織としての緊張感 |
| 組織の目的 | 珍しいポケモンやピカチュウの獲得 | ポケモンを利用した利益の追求 |
| 主な敵対相手 | サトシと仲間たち | 各作品の主人公 |
| 手持ちポケモン | 地方や物語によって変化 | 団員や幹部ごとに異なる |
| サカキの描写 | ボスとしての存在感が中心 | トキワシティのジムリーダーも兼任 |
| 代表的な展開 | 作戦失敗、仲間との絆 | 組織の計画と主人公との対決 |
最も大きな違いは、アニメではムサシたちの人間味が物語の中心にあることだ。
一方、ゲームでは組織そのものが主人公の冒険に立ちはだかる敵として機能する。
そのため、アニメ版ではロケット団の3人を応援したくなる場面があるのに対し、ゲーム版ではロケット団の悪事を止めることが冒険の目的の一つになる。
ロケット団のおすすめアニメ登場回ロケット団の歴史や人物関係を知りたい場合、次のエピソードは特に注目したい。
1.「ニャースのあいうえお」
ニャースが人間の言葉を話せるようになった経緯を描くエピソード。
普段はコミカルなニャースの過去や、努力して言葉を覚えた理由が分かる。キャラクターの背景を知るうえで欠かせない作品だ。
2.「ロケット団 愛と青春の原点」
ムサシ、コジロウ、ニャースが出会った経緯を描く特別編。
3人がどのようにロケット団でチームを組むことになったのかが分かるため、初期からのファンにもおすすめできる。
3.「ソーナンスとポケモンこうかんかい!!」
ソーナンスがムサシと出会い、ロケット団に加わるまでの経緯が描かれる。
ソーナンスがなぜムサシと行動するようになったのかを知りたい人に適したエピソードだ。
4.「逆襲のロケット団!」
2023年3月10日放送。
ムサシ、コジロウ、ニャース、ソーナンスのもとにロケット団本部からデリバードがやって来る。各地方で仲間にしたポケモンたちが届けられ、懐かしい仲間との再会を喜ぶ展開だ。
これまでの活動を懸けたピカチュウゲット作戦が描かれ、サトシ編の終盤を彩るエピソードとなった。
2026年にロケット団を楽しむなら何を見るべき?ロケット団の魅力は、作品によって異なる。
- ムサシとコジロウの人物像を知りたい人: テレビアニメや特別編がおすすめ。
- サカキと組織の歴史を知りたい人: 『赤・緑』『金・銀』『ウルトラサン・ウルトラムーン』がおすすめ。
- ロケット団とポケモンのバトルを楽しみたい人: 『Pokémon GO』がおすすめ。
- 友人や家族とロケット団の世界観を楽しみたい人: 2026年11月12日発売予定のボードゲームが候補になる。
ロケット団を理解するうえで大切なのは、アニメ版とゲーム版を一つの設定として混同しないことだ。
サカキが率いる組織としてのロケット団は、ポケモンを利用して利益を得ようとする犯罪集団である。
一方、ムサシ・コジロウ・ニャースの3人組は、組織の一員でありながら、友情やポケモンとの絆を描くアニメ独自のキャラクターとして成長してきた。
また、歴代の手持ちポケモンを振り返ると、ロケット団の3人が単にポケモンを奪うだけの存在ではないことも分かる。捕まえたポケモンとの別れや信頼関係を通じて、彼ら自身の人間味が表現されている。
そして2026年には、『Pokémon GO』や新作ボードゲームによって、ロケット団の世界観が新たな形で楽しめるようになっている。
ロケット団は、単なる敵組織ではなく、ポケモンシリーズの歴史をつなぐ重要な存在なのだ。
ロケット団ポケモンに関するよくある質問(FAQ)
Q1:ロケット団のボスは誰?
A1:ロケット団のボスはサカキ。初代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場し、トキワシティのジムリーダーも務めている。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では、歴代の悪の組織のボスを集めたレインボーロケット団を率いる。
Q2:ムサシとコジロウの手持ちポケモンは何?
A2:ムサシはアーボック、ソーナンス、ハブネーク、ドクケイル、メガヤンマ、ミミッキュなど。コジロウはマタドガス、ウツボット、サボネア、チリーン、マスキッパ、ドヒドイデなどが代表的。地方やシリーズによって手持ちは変わる。
Q3:ニャースはなぜ人間の言葉を話せる?
A3:アニメ版のニャースは、過去に好意を抱いた相手に気に入られようと、人間の言葉を覚え、二足歩行の練習をしたため。努力によって話せるようになったという独自の設定がある。
Q4:ロケット団はゲームでもムサシとコジロウが登場する?
A4:基本的にはゲーム版とアニメ版で登場人物の構成が異なる。ただし、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』では、ムサシとコジロウがゲーム内に登場する。
Q5:ロケット団は現在も活動している?
A5:『Pokémon GO』ではGOロケット団が現在も登場している。したっぱやアルロ、クリフ、シエラと戦えるほか、スペシャルリサーチを通じてサカキにも挑戦できる。アニメ版のムサシたちとは別の作品上の展開として楽しめる。
Q6:2026年のロケット団関連の新商品は?
A6:株式会社ポケモンから『お前、もしかしてロケット団?』というボードゲームが2026年11月12日に発売予定。価格は2,200円(税込)、対象年齢は10才以上、プレイ人数は4~6人となっている。
Q7:ロケット団のアニメで特に見るべき回は?
A7:ニャースの過去を描く「ニャースのあいうえお」、3人の出会いを描く「ロケット団 愛と青春の原点」、2023年3月10日放送の「逆襲のロケット団!」がおすすめ。メンバーの背景や関係性を理解するうえで重要なエピソードだ。
ロケット団は、1996年の『ポケットモンスター 赤・緑』から続く歴史ある悪の組織だ。
ゲームではサカキを中心とする犯罪組織として描かれ、アニメではムサシ、コジロウ、ニャースの3人組が個性的な敵役として活躍してきた。
アーボックやマタドガス、ソーナンス、ドクケイル、ミミッキュなど、歴代の手持ちポケモンにもそれぞれ印象的なエピソードがある。
2026年11月現在も『Pokémon GO』でGOロケット団が活動し、11月12日には新作ボードゲームも発売予定だ。
ロケット団をより深く楽しむための要点は、サカキを中心とするゲーム版の組織構造と、ムサシ・コジロウ・ニャースを中心とするアニメ版の人物関係を分けて理解すること。
この2つの視点を押さえれば、初代ゲームから最新の関連商品まで、ロケット団がポケモンシリーズで果たしてきた役割と魅力をより深く楽しめる。