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【舞台『時をかける少女』キャスト・スタッフ一覧】諏訪雅と上田誠の制作体制に注目

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
目次

今回の舞台で注目したいのは、主演の小川彩だけではない。脚本・演出を担当する諏訪雅と、監修を務める上田誠という、ヨーロッパ企画の2人が制作の中心にいることも大きな特徴だ。

主要キャスト・制作スタッフの関係
区分 人物・担当 発表内容 主演 小川彩 芳山和子役。乃木坂46所属。舞台単独初主演。 脚本・演出 諏訪雅 ヨーロッパ企画所属。舞台の脚本と演出を担当。 監修 上田誠 ヨーロッパ企画代表。作品の監修を担当。 原作者 筒井康隆 原作小説『時をかける少女』の著者。 その他出演者 未発表 追加キャストの公式発表待ち。 制作 舞台製作委員会 舞台『時をかける少女』『セーラー服と機関銃』製作委員会。

出典:乃木坂46公式発表、角川映画祭公式発表、舞台公式サイト。

脚本・演出の諏訪雅とは?

諏訪雅は、1998年に上田誠や永野宗典らとヨーロッパ企画を立ち上げた俳優・脚本家・演出家だ。劇団公演への出演だけでなく、テレビドラマや映像作品の脚本、外部舞台の演出など幅広く活動している。

代表的な参加作品には、日本テレビのドラマ『探偵星鴨』のシリーズ脚本や、舞台『チコちゃんに叱られる!On STAGE』の脚本・演出などがある。2025年にも舞台『サマータイムマシン・ブルース』の演出を担当している。

時間移動を題材とする『時をかける少女』は、舞台上の時間や場面の切り替えをどう見せるかが作品の印象を左右する。諏訪が得意とする演劇的な構成やコメディの感覚が、原作のSF要素とどう結びつくのかは見逃せない。

監修の上田誠が担う役割

上田誠は、ヨーロッパ企画の代表であり、劇団の多くの公演で脚本・演出を担当してきたクリエイター。2017年には『来てけつかるべき新世界』で第61回岸田國士戯曲賞を受賞している。映画やテレビドラマ、アニメーションなどにも活動領域を広げてきた。

ここで注意したいのが、今回の担当区分だ。2027年版では、諏訪雅が脚本・演出、上田誠が監修である。上田が脚本・演出を担当すると紹介するのは正確ではない。

上田は2018年の舞台『続・時をかける少女』では脚本・演出を担当していた。過去の作品での担当と、今回の役割を混同しないことが大切だ。

【舞台化の経緯】角川映画50周年プロジェクト第3弾として実現

時をかける少女舞台

今回の舞台化は、単独の演劇企画として突然発表されたものではない。背景には、2026年に節目を迎えた角川映画50周年プロジェクトがある。

角川映画50周年と舞台化発表までの流れ

角川映画の歴史は、1976年公開の市川崑監督作品『犬神家の一族』から始まる。KADOKAWAは映画と書籍を連動させたメディアミックスを展開し、映画作品を通して数々の原作小説を広く届けてきた。2026年は、その歩みから50年となる記念の年だ。

50周年プロジェクトでは、角川映画の名作を上映する映画祭や音楽コンサートなどが企画された。その第3弾として発表されたのが、『時をかける少女』と『セーラー服と機関銃』の舞台化である。

発表の舞台となったのは、2026年4月22日に東京・角川シネマ有楽町で行われた『時をかける少女 4Kデジタル修復版』の先行上映会とスペシャルイベント。小川彩、菅原咲月、諏訪雅が登壇し、舞台化がサプライズ発表された。

これまでにも舞台化されていた?過去作品との違い

ここは誤解されやすいポイントだ。2027年版を『時をかける少女』の歴史上初めての舞台化と紹介するのは正確ではない。

筒井康隆の原作は、映画やテレビドラマ、アニメだけでなく、過去にも舞台作品として上演されている。2015年には演劇集団キャラメルボックスが同名の舞台作品を上演。原作の32年後を舞台に、芳山和子の姪を中心とする物語を描いた。

さらに2018年には、上田誠が脚本・演出を担当した『続・時をかける少女』が上演され、上白石萌歌が芳山和子を演じた。これは筒井康隆の原作そのものではなく、石山透による続編を舞台化した作品だった。

2023年には、筒井康隆の小説をもとにしたミュージカル版も上演されている。田中梨瑚が芳山和音、蒼木陣が深町一夫を演じ、日本橋劇場で公演が行われた。

つまり、2027年版の価値は初舞台化という点ではなく、角川映画50周年の記念企画として、乃木坂46の小川彩を主演に迎え、諏訪雅・上田誠の制作体制で新たに舞台作品を展開することにある。

【公演日程・会場・チケット発売日】2026年11月時点の最新状況

観劇を予定している人にとって、最も気になるのは公演日程とチケット情報だろう。

2026年11月6日時点で、公式サイトが発表しているのは2027年晩秋の上演決定まで。具体的な日付や会場、開演時間などはまだ案内されていない。

未発表情報を一覧で確認
確認項目 2026年11月6日時点
上演年 2027年
上演時期 晩秋
開幕日 未発表
千秋楽 未発表
公演期間 未発表
東京公演の会場 未発表
大阪など地方公演 未発表
全キャスト 未発表
一般チケット発売日 未発表
チケット料金 未発表
乃木坂46モバイル先行 詳細は後日案内

乃木坂46の公式発表では、乃木坂46モバイル先行について、改めて告知すると案内されている。したがって、現段階で先行受付の開始日や当落発表日を確定情報として扱うことはできない。

チケットを購入するために確認したい情報

今後のチケット購入では、次の3つの公式発信が重要になる。

1. 舞台公式サイト

会場、公演スケジュール、料金、一般発売など、舞台そのものの情報を確認するための基本窓口だ。2026年11月時点では詳細近日発表となっている。

2. 乃木坂46公式サイト・モバイル

小川彩の出演情報や、ファンクラブ系の先行受付に関する案内を確認したい場合はこちらが重要になる。特にモバイル先行の詳細発表に注目したい。

3. サンライズプロモーション

公演に関する問い合わせ先として、公式発表にはサンライズプロモーションの電話窓口が掲載されている。電話番号は0570-00-3337、受付時間は平日12時から15時までと案内されている。

チケット発売日が発表される前に、非公式の販売ページや発売日を断定する投稿を見かけても、公式の受付案内と照合することが大切だ。公演日程が決まる前から販売をうたう情報には注意したい。

【時をかける少女の舞台に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:舞台『時をかける少女』はいつ上演されますか?
A1:2027年晩秋の上演予定です。具体的な開幕日や千秋楽は、2026年11月6日時点では発表されていません。

Q2:芳山和子役は誰が演じますか?
A2:乃木坂46の小川彩です。今回が舞台単独初主演となります。

Q3:舞台『時をかける少女』の脚本・演出は誰ですか?
A3:ヨーロッパ企画の諏訪雅が脚本・演出を担当し、上田誠が監修を務めます。

Q4:公演会場はどこですか?
A4:2026年11月6日時点では未発表です。東京公演や地方公演の有無も、公式からの続報待ちです。

Q5:チケットの発売日はいつですか?
A5:一般発売日、料金ともに未発表です。乃木坂46モバイル先行については、後日改めて案内すると公式発表されています。

Q6:今回が『時をかける少女』初の舞台化ですか?
A6:いいえ。2015年のキャラメルボックス公演や2023年のミュージカルなど、過去にも舞台作品があります。2027年版は角川映画50周年プロジェクトの一環として制作される新たな舞台です。

Q7:原作は1983年の映画ですか?
A7:公式発表上の原作は、筒井康隆の小説『時をかける少女』です。1983年の映画は大林宣彦監督、原田知世主演の映像化作品であり、舞台版の原作表記とは区別する必要があります。

2027年晩秋に上演される舞台『時をかける少女』は、角川映画50周年プロジェクト第3弾として企画された注目作品だ。

主演は乃木坂46の小川彩。芳山和子という長く愛されてきたヒロインを演じることになり、脚本・演出は諏訪雅、監修は上田誠が担当する。

今回の企画で特に興味深いのは、1983年の映画版で原田知世が演じた芳山和子というイメージが広く定着している一方、2027年版では舞台という別の表現形式に挑戦する点だ。映像では編集やカメラワークで描かれる時間移動を、舞台では俳優の身体、照明、音響、舞台装置によってどう表現するのか。演出面にも期待が集まる。

また、過去の舞台作品とは異なる新しい制作体制であることも見逃せない。上田誠が監修に回り、諏訪雅が脚本・演出を担うという役割分担は、ヨーロッパ企画の創作力を生かした新しい『時をかける少女』につながる可能性がある。

観劇を予定している人は、まず2027年晩秋という上演時期と小川彩の主演決定を押さえておきたい。次に確認すべきなのは、追加キャスト、具体的な公演日程、会場、チケット発売日だ。これらの情報が明らかになれば、観劇計画も具体的に立てられるようになる。

長い年月を超えて愛されてきた物語が、2027年にどのような舞台として生まれ変わるのか。小川彩が演じる新しい芳山和子の姿に注目したい。

主な情報源:KADOKAWA・角川映画祭公式発表、舞台『時をかける少女』公式サイト、乃木坂46公式ニュース、ヨーロッパ企画公式プロフィール、CINRA、ぴあエンタメ情報。

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コンテンツディレクター 伊部 拓海
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映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

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