血圧を測ったときに「70台」という数字が表示されると、低すぎるのではないか、病気の可能性があるのではないかと不安になる人も少なくありません。しかし、血圧70台が危険かどうかは、最高血圧(収縮期血圧)なのか、最低血圧(拡張期血圧)なのかによって大きく異なります。
例えば、最高血圧が75mmHgなら低血圧への注意が必要ですが、最低血圧が75mmHgで最高血圧が120mmHgなら、一般的な血圧分類では正常血圧の範囲です。2026年11月現在、日本高血圧学会の「高血圧管理・治療ガイドライン2025」が最新の基準となっています。低血圧の考え方、考えられる原因、めまい・立ちくらみなどの症状、正しい測り直し方、医療機関を受診する目安まで整理します。
【まず確認】血圧70台は大丈夫?最高血圧か最低血圧かで意味が変わる

血圧70台という数字を判断する際、最初に確認したいのが、測定結果のどちらの数字が70台なのかという点です。
一般的な家庭用血圧計では「上の血圧/下の血圧」という形式で表示されます。例えば120/75mmHgなら、最高血圧が120mmHg、最低血圧が75mmHgです。
最高血圧70台は低血圧の可能性が高い最高血圧とは、心臓が収縮して血液を全身に送り出すときに記録される、最も高い血圧です。収縮期血圧とも呼ばれます。
最高血圧が70〜79mmHgの場合、一般的な低血圧の目安である90mmHgを大きく下回っています。特に、普段は110〜130mmHg程度ある人が突然70台になった場合は、慎重な対応が必要です。
考えられる背景には、脱水、出血、感染症、心臓のポンプ機能の低下、降圧薬の影響などがあります。
ただし、血圧計の測定誤差や一時的な体調変化も考えられます。症状がある場合は測り直しだけで済ませず、医療機関への相談を優先してください。安静にしても最高血圧70台が続く場合も、当日中に医療機関へ相談するのが適切です。
最低血圧70台は必ずしも低血圧ではない一方、最低血圧は心臓が拡張して血液をため込んでいるときの血圧です。拡張期血圧とも呼ばれます。
最低血圧が70〜79mmHgであっても、それだけで低血圧とは判断されません。
例えば、血圧が120/75mmHgなら、2025年版の日本高血圧学会の分類では正常血圧に該当します。上の血圧が正常で、下の血圧が70台という状態は珍しいことではありません。
ただし、最高血圧が極端に低いのに最低血圧が70台という場合は、脈圧が非常に小さくなるため、単純に安心できる数値ではありません。血圧全体のバランスと体調を確認する必要があります。
血圧の上と下は何を表しているのか血圧は心臓の動きと血管の状態によって変化します。
- 収縮期血圧:心臓が収縮して血液を送り出すときの圧力。
- 拡張期血圧:心臓が拡張して血液を取り込んでいるときの圧力。
- 脈圧:収縮期血圧から拡張期血圧を引いた数値。
血圧70台という検索キーワードだけでは、体の状態を判断できません。測定結果を「75/50」のように上下セットで確認することが、最初の判断材料になります。
【2025年版の基準】血圧70台と正常値・低血圧の境界を比較
2026年現在、日本で血圧を評価する際の重要な基準が、日本高血圧学会の「高血圧管理・治療ガイドライン2025」です。
同ガイドラインは2025年7月25日に発表され、同年8月29日に発行されました。2026年にはダイジェスト版も発行されています。
ここで注意したいのは、このガイドラインの血圧分類は主に高血圧の評価を目的としたものであり、低血圧を診断するための専用基準ではないことです。
2025年版の成人血圧分類日本高血圧学会が示す成人の血圧分類は、診察室で測定した場合と家庭で測定した場合で異なります。
| 分類 | 診察室血圧 | 家庭血圧 |
|---|---|---|
| 正常血圧 | 120未満かつ80未満 | 115未満かつ75未満 |
| 正常高値血圧 | 120〜129かつ80未満 | 115〜124かつ75未満 |
| 高値血圧 | 130〜139または80〜89 | 125〜134または75〜84 |
| Ⅰ度高血圧 | 140〜159または90〜99 | 135〜144または85〜89 |
| Ⅱ度高血圧 | 160〜179または100〜109 | 145〜159または90〜99 |
| Ⅲ度高血圧 | 180以上または110以上 | 160以上または100以上 |
数値はmmHg。収縮期血圧と拡張期血圧の両方が条件を満たす場合や、いずれか一方が高い場合など、分類ごとに判定条件が異なります。
低血圧の基準値は90/60mmHgが一つの目安低血圧については、世界共通で統一された単一の診断基準が存在するわけではありません。
一般的な医療情報では、収縮期血圧が90mmHg未満、または血圧が90/60mmHg未満になる状態を低血圧の目安として説明することがあります。
一方、日本の公益財団法人長寿科学振興財団が運営する健康長寿ネットでは、成人の収縮期血圧100mmHg未満を一般的な低血圧の目安として紹介しています。
このように説明上の基準には違いがありますが、最高血圧が70台なら、いずれの目安と比べても明らかに低い数値です。
重要なのは、数値だけで病気を決めつけないことです。普段の血圧、症状、測定時の状況、持病、服用薬などを含めて判断します。
血圧70台と正常値の比較実際の測定結果を例にすると、違いが理解しやすくなります。
- 120/75mmHg:一般的な正常血圧の範囲。
- 115/72mmHg:上も下も比較的落ち着いた血圧。
- 78/50mmHg:最高血圧が著しく低く、低血圧への対応が必要。
- 105/75mmHg:一般的な低血圧の目安には該当しないが、本人の普段の血圧との比較が必要。
例えば、普段120mmHg前後の人が突然78mmHgになった場合と、以前から低めの血圧で安定している人とでは、考えられる背景が異なります。
日本高血圧学会の2025年版ガイドラインでは、降圧目標として診察室血圧130/80mmHg未満、家庭血圧125/75mmHg未満を掲げています。ただし、これは高血圧患者の治療目標であり、すべての人がこの数値を目指して血圧を下げればよいという意味ではありません。
【原因と症状】血圧70台になる理由と、めまい・立ちくらみの関係
最高血圧が70台になる背景には、さまざまな原因があります。慢性的に血圧が低い人もいれば、突然の体調変化によって血圧が下がる人もいます。
低血圧になる主な5つの原因1.脱水や水分不足
汗を大量にかいたとき、発熱したとき、下痢や嘔吐が続いたときなどは、体内の水分が減少します。循環する血液量が減ることで血圧が低下する可能性があります。
特に夏場の高温環境、食事や水分の摂取不足、高齢者の体調不良では注意が必要です。
2.薬の影響
降圧薬、利尿薬、一部の抗うつ薬などは、血圧低下に関係することがあります。
特に高血圧の治療中に最高血圧が70台になった場合は、薬の種類や服用量、服用時間を医師に伝えることが重要です。自己判断で薬を中断したり、服用量を変更したりしてはいけません。
3.自律神経の働きの乱れ
自律神経は、心拍数や血管の収縮・拡張を調整しています。この調節機能が十分に働かないと、姿勢を変えたときなどに血圧が急激に低下することがあります。
糖尿病性神経障害やパーキンソン病など、自律神経に影響する病気が関係する場合もあります。
4.心臓や内分泌系の病気
不整脈、心不全、心筋梗塞、心臓弁膜症などによって心臓が十分な血液を送り出せなくなると、血圧が低下する可能性があります。
また、副腎などの内分泌器官の異常や、重い感染症によって血圧が下がるケースもあります。
5.出血や血液量の減少
外傷による出血だけでなく、消化管出血など体の内部で起きる出血も原因になります。
急に血圧が下がり、顔色が悪くなる、冷や汗が出る、強い倦怠感があるといった場合は、重大な病気が隠れている可能性があります。
血圧70台で現れやすい症状低血圧の症状は、血圧がどれほど低いかだけでなく、低下した速度や本人の体質によっても異なります。
- めまい、立ちくらみ
- 目の前が暗くなる、視界がぼやける
- 吐き気や気分不快
- 強い倦怠感、疲労感
- 動悸や息切れ
- 頭痛や集中力の低下
- 失神、意識が遠のく感覚
血圧が低くても、症状がまったくない人もいます。反対に、血圧がそれほど低くなくても、急激な変化によって強い症状が現れる場合があります。
そのため、数値だけでなく、いつから症状が始まったのか、どのような動作で起きるのかを記録しておくと診察時に役立ちます。
起立性低血圧とは?立ち上がったときに血圧が下がる仕組み座った状態や横になった状態から立ち上がった直後に、めまいや立ちくらみが起こる場合は、起立性低血圧が関係している可能性があります。
人が立ち上がると、重力の影響で血液が下半身に移動します。通常は自律神経が血管を収縮させ、心拍数などを調整することで血圧を維持します。
しかし、この調節が十分に働かなかったり、体内の水分量が不足していたりすると、脳への血流が一時的に減少し、ふらつきや目の前が暗くなる症状が現れます。
一般的な診断基準では、横になった状態または座った状態から立ち上がって3分以内に、収縮期血圧が20mmHg以上、または拡張期血圧が10mmHg以上低下することが判断材料になります。
症状が繰り返される場合は、内科や循環器内科で相談してください。
【年齢との関係】若い人と高齢者では血圧70台への注意点が違う
血圧が低くなる理由や症状の現れ方は、年齢によっても異なります。ただし、年齢が高いから最高血圧70台でも問題ないというわけではありません。
若い人の場合若年層では、もともと血圧が低めの体質である本態性低血圧や、起立性調節障害などが関係することがあります。
朝起きるのがつらい、午前中に体がだるい、長時間立っていると気分が悪くなるといった症状が見られる場合もあります。
睡眠不足、食事量の不足、水分不足、過度なダイエットなども血圧や体調に影響する要因です。
ただし、若いからといって最高血圧70台を放置してよいわけではありません。急な変化や失神を伴う場合は受診が必要です。
中高年の場合中高年では、高血圧の治療薬や利尿薬などが血圧低下に関係していることがあります。
以前は高血圧だった人が、治療の経過や体調の変化によって低い数値を示すこともあります。
特に、降圧薬を服用している人は、血圧の記録と服薬状況を合わせて確認が必要です。
高齢者の場合高齢者では、自律神経による血圧調整機能が低下しやすくなり、起立性低血圧が起こるリスクが高まります。
また、食事の後に血圧が下がる食後低血圧も見られます。食事後は消化管に血液が集まりやすくなるため、血圧調節が十分にできない人では、ふらつきや気分不快が生じることがあります。
高齢者の場合、低血圧による転倒や失神が骨折などの二次的な問題につながることもあります。立ち上がるときはゆっくり動き、症状が出たら無理に歩かないことが大切です。
なお、日本高血圧学会の2025年版ガイドラインでは、高血圧患者の降圧目標について年齢によらず一定の目標値を示しつつ、個々の状態や副作用に配慮する考え方が示されています。高齢者だから一律に血圧を低くしてよい、あるいは高く保つべきという単純な判断はできません。
【正しい測り方と対処法】血圧が70台になったときにすべきこと
血圧70台が表示されたとき、まず必要なのは落ち着いて体調を確認することです。測定条件によって血圧は変動するため、正しい方法で測り直すことも重要です。
血圧の正しい測り方日本高血圧学会の2025年版ガイドラインで示される家庭血圧測定の考え方を踏まえ、次の点を意識してください。
- 測定機器:上腕にカフを巻くタイプの家庭用血圧計を基本とする。
- 姿勢:背もたれのある椅子に座り、足を組まずに床につける。
- 安静:測定前に1〜2分程度座って安静にする。
- 腕の位置:カフを巻いた腕を心臓と同じ高さにする。
- 測定中:会話や体の動きを避ける。
- 測定回数:1回の測定機会につき原則2回測り、その平均値を参考にする。
通常の家庭血圧は、朝なら起床後1時間以内、排尿後、朝食や服薬の前、夜なら就寝前に測定します。
喫煙、飲酒、カフェインの摂取、運動、入浴などの直後は数値が変動する場合があります。できるだけ同じ条件で測定してください。
また、低い数値が出るまで何度も測り続けたり、都合のよい数値だけを記録したりするのは適切ではありません。測定した値は最初の数値も含めて記録します。
血圧が低いときの対処法めまいや立ちくらみがある場合は、まず転倒を防ぐことが最優先です。
1.横になって安静にする
立ったまま我慢せず、安全な場所で横になります。可能であれば足を少し高くして、症状が落ち着くか確認します。
2.水分を補給する
脱水が疑われ、意識がはっきりしていて飲み込める場合は、水分を補給します。ただし、心臓や腎臓の病気などで水分制限を受けている人は、医師の指示を優先してください。
3.急に立ち上がらない
横になった状態から急に立つのではなく、いったん座り、体調を確認してからゆっくり立ち上がります。
4.食事や生活習慣を見直す
食事を抜かない、水分不足を避ける、十分な睡眠を取る、長時間の立ち仕事を避けるなど、日常生活の改善も役立ちます。
塩分を増やす方法が低血圧に用いられる場合もありますが、高血圧、腎臓病、心不全などがある人には適さないことがあります。自己判断で大量の塩分を摂取するのは避けてください。
5.服用薬を確認する
降圧薬や利尿薬などを使用している場合は、薬の影響が考えられます。服用を中止するのではなく、測定結果と症状を医師に伝えて調整を相談してください。
【受診の目安】血圧70台で病院に行くべき症状と危険なサイン
血圧70台で最も注意したいのは、血圧低下に伴って全身の血液循環が悪くなっていないかという点です。
特に、最高血圧が70台の場合は、単なる体質や測定誤差として片付けないことが重要です。
当日中に医療機関へ相談したいケース- 安静にして測り直しても最高血圧70台が続く。
- 普段の血圧と比べて急激に低下している。
- めまいや立ちくらみを繰り返している。
- 強い倦怠感や吐き気が続いている。
- 降圧薬を服用していて、以前より血圧が大きく下がった。
- 発熱、下痢、嘔吐などを伴い、水分が十分に取れていない。
こうした場合は、内科や循環器内科への相談が適切です。失神した場合や、急激な体調悪化がある場合は、通常の外来受診を待たず救急対応を検討してください。
すぐに119番通報すべき危険な症状次のような症状がある場合は、ショック状態など生命に関わる異常が起きている可能性があります。
- 意識がもうろうとしている、呼びかけへの反応が鈍い。
- 顔色や唇が青白い、紫色になっている。
- 手足が冷たく、冷や汗が出ている。
- 呼吸が浅く速い、または呼吸困難がある。
- 突然倒れた、意識を失った。
- 胸の強い痛みや突然の激しい息切れがある。
消防庁の応急手当情報でも、反応が鈍い、顔色が青白い、冷たい汗が出る、呼吸が浅く速くなるといった状態はショックの兆候として説明されています。
これらの症状がある場合は、血圧を何度も測り直して様子を見るのではなく、ただちに119番通報してください。
救急車を待つ間は、安全な場所で横になり、衣服やベルトなど体を締め付けるものを緩め、体を冷やさないようにします。意識がはっきりしない人には、無理に水や食べ物を与えないでください。
病院ではどのような検査をする?低血圧の原因を調べるため、医療機関では普段の血圧、症状の発生時期、服用薬、既往歴などを確認します。
必要に応じて、次のような検査が行われます。
- 安静時と立位での血圧測定
- 脈拍や心電図の確認
- 血液検査による貧血、脱水、電解質などの評価
- 心臓や血管の状態を調べる検査
- 内分泌系の異常を調べる検査
検査内容は症状や疑われる原因によって異なります。低血圧そのものを無理に改善するのではなく、背景にある病気や薬の影響を見つけて対応することが基本です。
【プロの結論】血圧70台は数字だけで安心・危険を決めない
血圧70台を判断するうえで、最も大切なのは「どちらの血圧が70台なのか」「普段と比べてどれだけ変化したのか」「症状があるのか」という3つの視点です。
最低血圧が70台なら、最高血圧との組み合わせによっては正常範囲です。一方、最高血圧が70台なら、一般的な低血圧の目安を大きく下回るため、特に慎重な対応が必要になります。
また、低血圧は単なる体質だけでなく、脱水、薬剤、出血、心臓の異常、自律神経の障害など、さまざまな原因によって発生します。
判断に迷ったときは、次の3つを確認してください。
- 測定値:最高血圧と最低血圧をセットで確認する。
- 体調:めまい、失神、冷や汗、息切れなどがないか確認する。
- 変化:普段の血圧と比較し、急激な低下がないか確認する。
特に、最高血圧70台が続く場合は、症状が軽くても医療機関に相談することをおすすめします。ショックを疑う症状がある場合は、数値にかかわらず119番通報が必要です。
血圧管理で大切なのは、数字を無理に上げたり下げたりすることではありません。自分の普段の血圧を知り、体調の変化を見逃さず、必要なタイミングで医療につなげることです。
【血圧70台】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:血圧の上が70台でも大丈夫ですか?
A1:最高血圧70台は一般的な低血圧の目安である90mmHg未満を大きく下回っています。脱水や薬の影響などが考えられますが、重大な病気が原因の可能性もあります。安静後も続く場合は当日中に医療機関へ相談してください。意識障害や冷や汗などがある場合は119番通報が必要です。
Q2:最低血圧が70台なら低血圧ですか?
A2:最低血圧70台だけでは低血圧とは判断できません。例えば120/75mmHgなら、2025年版の血圧分類では正常血圧です。最高血圧と合わせて判断してください。
Q3:血圧70台は高齢者なら普通ですか?
A3:高齢者は起立性低血圧や食後低血圧が起こりやすくなりますが、最高血圧70台を年齢だけで正常と判断することはできません。普段の血圧や症状を確認し、必要に応じて受診してください。
Q4:血圧が70台になったら水を飲めば上がりますか?
A4:脱水が原因の場合は、水分補給によって改善する可能性があります。ただし、心臓や腎臓の病気、出血、感染症、薬の影響などが原因なら、水分補給だけでは解決しません。水分制限がある人は医師の指示に従ってください。
Q5:血圧70台でめまいや立ちくらみがある場合は何科を受診すればよいですか?
A5:まずは内科や循環器内科が受診先の候補です。立ち上がったときに症状が出る場合は、起立性低血圧の検査が必要になることもあります。失神やショックの兆候がある場合は外来受診を待たず119番通報してください。
Q6:血圧70台を改善するために塩分を多く取ってもよいですか?
A6:低血圧の人に塩分摂取の調整が提案される場合はありますが、誰にでも適しているわけではありません。高血圧、腎臓病、心不全などがある人は、自己判断で塩分を増やさず、医師に相談してください。
血圧70台は、最高血圧なのか最低血圧なのかによって意味が大きく異なります。最低血圧70台なら正常範囲に入る場合がありますが、最高血圧70台なら低血圧の可能性が高く、原因の確認が必要です。
2026年現在の血圧管理では、日本高血圧学会の2025年版ガイドラインが重要な基準です。ただし、高血圧の分類と低血圧の診断は別の問題であり、数値だけで健康状態を決めることはできません。
めまい、立ちくらみ、失神などの症状がある場合は放置せず、繰り返し最高血圧が70台になる場合も医療機関に相談してください。意識障害や冷汗、冷たい皮膚、呼吸異常などがあれば緊急対応が必要です。
日頃から正しい方法で血圧を測定し、朝と夜の数値や体調を記録しておくことが、異常の早期発見につながります。
主な根拠資料(2026年11月確認)
- 日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」
- 日本高血圧協会「成人における血圧値の分類」
- 国立循環器病研究センター「高血圧・家庭血圧の測定方法」
- 公益財団法人長寿科学振興財団「低血圧」
- 消防庁「応急手当WEB講習・ショック時の対応」
- NHS「Low blood pressure (hypotension)」