2026年11月5日現在、フィギュアスケートの2026-2027シーズンはグランプリシリーズ序盤の2大会が終了し、男子・女子シングルともに日本勢が好成績を残している。フランス大会では中井亜美が優勝、三浦佳生が2位。続くスケートカナダでは島田麻央が優勝し、中田璃士が男子シングル2位に入った。
現在のグランプリポイントランキングでは、男子の中田璃士と三浦佳生がともに13ポイント、女子の島田麻央と中井亜美がともに15ポイントを獲得。次戦の中国杯は11月6日から8日まで中国・深圳で開催される。グランプリファイナル進出を懸けた争いは、ここから本格化する。
【速報】2026年11月5日時点のフィギュアスケート最新順位

2026-2027シーズンのシニア・グランプリシリーズは、フランス大会とスケートカナダを終えた段階にある。
ISU(国際スケート連盟)の公式リザルトによると、日本勢は男子・女子ともに表彰台を獲得。特に女子は、フランス大会とカナダ大会で日本選手がそれぞれ優勝しており、シーズン序盤から存在感を示している。
現時点の主な大会結果は次のとおり。
- フランス大会男子:アダム・シャオ・イム・ファが優勝、三浦佳生が2位。
- フランス大会女子:中井亜美が優勝。
- スケートカナダ男子:ケビン・エイモズが優勝、中田璃士が2位。
- スケートカナダ女子:島田麻央が優勝。
なお、グランプリポイントランキングの最新掲載データは11月1日更新分。11月5日時点では中国杯がまだ始まっていないため、フランス大会とカナダ大会の結果が反映された暫定順位を確認することになる。
【フランス大会】男子・女子シングルの最終順位と日本勢の得点
2026年10月23~25日にフランス・アンジェで開催されたグランプリフランスでは、男子シングルで地元フランスのアダム・シャオ・イム・ファが優勝。女子シングルでは中井亜美がフリーで逆転し、シニアのグランプリシリーズで優勝を飾った。
男子シングル最終順位男子はアダム・シャオ・イム・ファが合計284.24点で1位。三浦佳生はショートプログラム9位からフリーで2位に浮上し、合計247.96点で銀メダルを獲得した。
- 1位:アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)284.24点
- 2位:三浦佳生(日本)247.96点
- 3位:ソ・ミンギュ(韓国)244.90点
- 4位:アレクサンドル・セレフコ(エストニア)229.98点
- 5位:山本草太(日本)224.24点
三浦佳生の得点内訳
- ショートプログラム:72.67点(9位)
- フリースケーティング:175.29点(2位)
- 総合得点:247.96点(2位)
三浦はショートで出遅れたものの、フリーでは175.29点を記録。フリー単独では優勝者に続く2位となり、総合順位を大きく押し上げた。
山本草太も合計224.24点で5位。ショート77.02点、フリー147.22点という結果だった。日本勢2人がトップ5に入り、男子シングルの層の厚さを示した。
女子シングル最終順位女子シングルでは中井亜美が合計219.74点で優勝。ショートプログラムは70.66点で3位だったが、フリーで149.08点を記録し、最終順位を1位まで引き上げた。
- 1位:中井亜美(日本)219.74点
- 2位:アナスタシア・グバノワ(ジョージア)202.82点
- 3位:ララ・ナキ・グットマン(イタリア)202.37点
- 4位:青木祐奈(日本)200.62点
- 5位:キム・ユソン(韓国)192.57点
- 6位:住吉りをん(日本)190.70点
中井亜美の得点内訳
- ショートプログラム:70.66点(3位)
- フリースケーティング:149.08点(1位)
- 総合得点:219.74点(1位)
青木祐奈はショート76.31点で首位発進。フリーは124.31点で5位となり、総合4位の200.62点で大会を終えた。
住吉りをんはショート61.10点で8位だったが、フリーでは129.60点を記録して4位。総合190.70点で6位に入った。
中井の優勝だけでなく、青木、住吉も上位に食い込んだことは、日本女子の選手層を考えるうえで見逃せない結果だ。
【スケートカナダ】男子・女子の最終順位と日本勢の得点
2026年10月30日~11月1日にカナダ・ケロウナで開催されたスケートカナダでは、男子シングルで中田璃士が2位、女子シングルでは島田麻央が優勝した。
男子シングル最終順位男子はフランスのケビン・エイモズが合計258.43点で優勝。中田璃士はショートプログラムで首位に立ち、最終的に249.25点で2位となった。
- 1位:ケビン・エイモズ(フランス)258.43点
- 2位:中田璃士(日本)249.25点
- 3位:ミハイル・セレフコ(エストニア)248.66点
- 4位:スティーブン・ゴゴレフ(カナダ)232.72点
- 5位:キリロ・マルサク(ウクライナ)226.40点
- 6位:友野一希(日本)222.85点
中田璃士の得点内訳
- ショートプログラム:92.64点(1位)
- フリースケーティング:156.61点(4位)
- 総合得点:249.25点(2位)
中田はショートで92.64点をマークし、トップでフリーへ進出。フリーでは156.61点を記録した。最終的にはエイモズに届かなかったものの、249.25点で2位を確保した。
友野一希はショート85.31点で3位につけたが、フリーは137.54点で8位。総合222.85点の6位となった。
女子シングル最終順位女子シングルでは島田麻央がショート、フリーの両方で1位を獲得。合計235.44点で優勝した。
- 1位:島田麻央(日本)235.44点
- 2位:ニーナ・ペトロキナ(エストニア)221.07点
- 3位:イザボー・レビト(アメリカ)212.22点
- 4位:三宅咲綺(日本)210.09点
- 5位:ソフィア・サモデルキナ(カザフスタン)206.89点
島田麻央の得点内訳
- ショートプログラム:82.11点(1位)
- フリースケーティング:153.33点(1位)
- 総合得点:235.44点(1位)
島田はショートで82.11点、フリーで153.33点を獲得。両セグメントを制して総合優勝を決めた。ショートからフリーまで順位を落とさず、安定した試合運びを見せた点が大きい。
三宅咲綺も合計210.09点で4位。ショート71.95点、フリー138.14点と、両セグメントで4位を記録した。
日本女子はフランス大会の中井亜美に続き、カナダ大会では島田麻央が優勝。異なる選手が連続して頂点に立ったことが、今季序盤の大きな特徴となっている。
【ペア・アイスダンス】フランス大会とカナダ大会の順位比較
フィギュアスケートのグランプリシリーズは、男子・女子シングルだけでなく、ペアとアイスダンスも含む4種目で構成される。
フランス大会では地元フランス勢がアイスダンスで優勝。カナダ大会では開催国カナダのペアが優勝し、アイスダンスではイギリスの組がトップに立った。
両大会の各種目の表彰台は次のとおり。
| 大会・種目 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| フランス・男子 | シャオ・イム・ファ 284.24点 |
三浦佳生 247.96点 |
ソ・ミンギュ 244.90点 |
| フランス・女子 | 中井亜美 219.74点 |
グバノワ 202.82点 |
グットマン 202.37点 |
| フランス・ペア | メテルキナ/ベルラワ 204.65点 |
ボイコワ/コズロフスキー 197.66点 |
ホッケ/クンケル 179.74点 |
| フランス・アイスダンス | フルニエ・ボードリー/シゼロン 207.57点 |
デイヴィス/スモルキン 193.93点 |
カレイラ/ポノマレンコ 189.36点 |
| カナダ・男子 | エイモズ 258.43点 |
中田璃士 249.25点 |
セレフコ 248.66点 |
| カナダ・女子 | 島田麻央 235.44点 |
ペトロキナ 221.07点 |
レビト 212.22点 |
| カナダ・ペア | ペレイラ/ミショー 202.17点 |
エフィモワ/ミトロファノフ 191.90点 |
ヴイヤモズ/ブヴァール 183.12点 |
| カナダ・アイスダンス | フィアー/ギブソン 201.17点 |
ロパレワ/ブリソー 192.95点 |
グリーン/パーソンズ 186.02点 |
フランス大会のペアでは、アナスタシア・メテルキナ/ルカ・ベルラワ組が204.65点で優勝。カナダ大会ではリア・ペレイラ/トレント・ミショー組が202.17点で優勝した。
日本勢では長岡柚奈/森口澄士組も今季のグランプリシリーズで注目されるペアの一つ。ISUが公表したシーズンのエントリー情報でも、日本の有望なペアとして紹介されている。
アイスダンスはフランスとイギリスのトップ争いフランス大会ではローランス・フルニエ・ボードリー/ギヨーム・シゼロン組が207.57点で優勝。カナダ大会ではライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組が201.17点で1位となった。
アイスダンスはリズムダンスとフリーダンスの合計得点で最終順位が決まる。男子・女子シングルのショートプログラムとフリースケーティングとは競技区分が異なるため、結果を見る際には注意したい。
【GPポイントランキング】日本勢の順位とファイナル進出条件
グランプリシリーズでは、大会の総合得点とは別に、最終順位に応じたポイントが与えられる。各選手・組が出場した大会の獲得ポイントを合算し、グランプリファイナルへの進出者を決定する仕組みだ。
2026年11月1日時点のISU掲載ランキングでは、男女シングルともに日本勢が上位に入っている。
男子シングルのGPポイントランキング- アダム・シャオ・イム・ファ(フランス):15ポイント
- ケビン・エイモズ(フランス):15ポイント
- 中田璃士(日本):13ポイント
- 三浦佳生(日本):13ポイント
- ミハイル・セレフコ(エストニア):11ポイント
- ソ・ミンギュ(韓国):11ポイント
中田璃士と三浦佳生は、ともに1大会で2位となり13ポイントを獲得。現時点で男子のファイナル争いに加わっている。
女子シングルのGPポイントランキング- 島田麻央(日本):15ポイント
- 中井亜美(日本):15ポイント
- ニーナ・ペトロキナ(エストニア):13ポイント
- アナスタシア・グバノワ(ジョージア):13ポイント
- イザボー・レビト(アメリカ):11ポイント
- ララ・ナキ・グットマン(イタリア):11ポイント
島田麻央と中井亜美は、それぞれ異なる大会で優勝したため15ポイントを獲得。女子シングルでは日本勢2人がランキングの先頭に並ぶ展開となっている。
ペア・アイスダンスのGPポイントランキングペアではメテルキナ/ベルラワ組とペレイラ/ミショー組が15ポイントで並ぶ。アイスダンスではフルニエ・ボードリー/シゼロン組とフィアー/ギブソン組が15ポイントで並んでいる。
両種目とも、2大会を終えた時点では上位のポイント差が小さく、今後の中国杯、アメリカ大会、フィンランド大会、日本大会で順位が変動する可能性がある。
グランプリファイナルへの進出条件2026-2027シーズンのグランプリシリーズは全6大会。各選手・組は最大2大会に出場し、獲得ポイントの合計でファイナル進出を争う。
基本的な順位要点は次のとおり。
- 1位:15ポイント
- 2位:13ポイント
- 3位:11ポイント
- 4位:9ポイント
- 5位:7ポイント
- 6位:5ポイント
- 7位:4ポイント(男女シングル)
- 8位:3ポイント(男女シングル)
ペアとアイスダンスは6位までがポイント獲得対象となる。
各種目の上位6人・組がグランプリファイナルへ進出する。国ごとに進出人数が6人に制限される制度ではないため、同じ国から複数の選手が出場することも可能だ。
また、総合得点が高い選手が必ずファイナルに進出するわけではない。まず大会順位に応じたGPポイントが集計され、ポイントが並んだ場合にはISUのタイブレーク規定が適用される。
ファイナルは2026年12月10~13日、中国・重慶で開催予定。中国杯以降の結果が進出争いを大きく左右する。
【次戦・中国杯】2026年11月6~8日の日程と日本代表
次のグランプリシリーズ第3戦は、中国・深圳で開催されるカップ・オブ・チャイナ。大会期間は2026年11月6日(金)~8日(日)で、会場は深圳ユニバーシアードセンターとなる。
中国杯の日本勢出場予定ISU公式エントリーに掲載されている日本選手は次のとおり。
- 男子シングル:三浦佳生、佐藤駿
- 女子シングル:千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚
男子では三浦佳生がフランス大会に続いて出場する。前戦2位の実績を生かして再び表彰台を狙えるかが焦点だ。佐藤駿も上位争いに加わる可能性がある。
女子は千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚の3人がエントリー。フランス大会優勝の中井亜美やカナダ大会優勝の島田麻央は、中国杯の公式エントリーには掲載されていない。
中国杯の競技日程(日本時間)ISU公式の競技スケジュールは中国現地時間で公表されている。以下は日本時間に換算した予定時刻。
11月6日(金)
- 15:45:アイスダンス・リズムダンス
- 17:25:女子ショートプログラム
- 20:00:ペア・ショートプログラム
- 21:25:男子ショートプログラム
11月7日(土)
- 15:30:アイスダンス・フリーダンス
- 17:30:女子フリースケーティング
- 19:40:ペア・フリースケーティング
11月8日(日)
- 14:00:男子フリースケーティング
なお、競技時刻は大会運営によって変更される可能性があるため、当日のISU公式タイムスケジュールも確認したい。
中国杯以降のグランプリシリーズ日程- 11月6~8日:中国杯(深圳)
- 11月13~15日:スケートアメリカ(エバレット)
- 11月20~22日:フィンランディアトロフィー(ヘルシンキ)
- 11月27~29日:NHK杯(東京)
- 12月10~13日:グランプリファイナル(重慶)
日本スケート連盟の公式イベントスケジュールでも、中国杯からNHK杯までの開催日程が掲載されている。NHK杯は日本国内で行われるシリーズ最終戦となる。
【プロの結論】速報順位を見るときに押さえたい3つのポイント
2026年11月5日時点の結果から見えてくるのは、日本勢が男女シングルの両方でファイナル争いの主導権を握り始めていることだ。
ただし、大会の順位とグランプリシリーズ全体の順位は別物である。速報を正しく読むには、次の3点を区別する必要がある。
1. 総合得点とGPポイントを混同しない大会の総合得点はショートプログラムとフリースケーティングの合計。一方、GP要点は大会の最終順位に応じて与えられるポイントだ。
例えば、中田璃士はスケートカナダで249.25点を獲得して2位となり、GPポイント13点を獲得した。249.25点がそのままGPポイントになるわけではない。
2. ショートの順位だけで最終結果を判断しない中井亜美はフランス大会でショート3位からフリー1位となり、総合優勝を達成した。三浦佳生もショート9位からフリー2位まで順位を上げている。
逆に、ショートで好位置につけてもフリーで順位を落とすケースはある。大会速報では、必ずショート・フリー・総合の3つを確認したい。
3. ファイナル進出は残り大会のポイント次第現時点で15ポイントを獲得している島田麻央と中井亜美は、女子の上位争いで好位置につけている。しかし、ファイナル進出が確定したわけではない。
各選手の出場予定大会、残りの獲得可能ポイント、同ポイント時のタイブレークが最終的な進出判断に関わる。中国杯以降の結果を追うことが欠かせない。
【フィギュアスケート速報順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月5日時点で男子シングルの日本勢最高順位は?
A1:スケートカナダでは中田璃士が249.25点で2位、フランス大会では三浦佳生が247.96点で2位。どちらもグランプリシリーズで13ポイントを獲得している。
Q2:女子シングルで優勝した日本選手は誰?
A2:フランス大会では中井亜美が219.74点で優勝。スケートカナダでは島田麻央が235.44点で優勝した。両選手ともGP要点は15ポイント。
Q3:グランプリファイナルに進出する条件は?
A3:グランプリシリーズ全6大会の獲得ポイントを集計し、男子・女子・ペア・アイスダンスの各種目で上位6人・組に入ること。1大会の優勝は15ポイント、2位は13ポイントとなる。
Q4:中国杯2026はいつ開催される?
A4:2026年11月6~8日に中国・深圳で開催される。日本勢は男子の三浦佳生、佐藤駿、女子の千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚が出場予定。
Q5:ショートプログラムとフリーの得点はどう計算する?
A5:男女シングルとペアはショートプログラムとフリースケーティングの得点を合計する。アイスダンスはリズムダンスとフリーダンスの合計で最終順位が決まる。
2026年11月5日時点のフィギュアスケート速報順位では、日本勢が男女シングルで好スタートを切った。
男子は中田璃士と三浦佳生が13ポイントで上位につけ、女子は島田麻央と中井亜美が15ポイントでランキングの先頭に並んでいる。
次戦の中国杯は11月6~8日。三浦佳生、佐藤駿、千葉百音、渡辺倫果、山下真瑚らの演技が、シリーズ後半の順位争いを占う重要な機会となる。
今後の速報を追う際は、ISU公式リザルトのショート・フリーの採点プロトコル、総合順位、GPポイントランキングをそれぞれ確認することが大切だ。日本スケート連盟の公式大会情報とあわせてチェックすれば、選手の成績だけでなく、グランプリファイナルへの進出状況も把握しやすい。
2026年12月の重慶ファイナルに向けて、日本勢が何人・何組の進出枠を獲得するのか。中国杯からNHK杯までの戦いが、今季の大きな見どころとなる。
主な一次資料・照合先
- ISU公式リザルト:フランス大会、スケートカナダの最終順位・採点プロトコル・GPポイントランキング。
- ISU公式大会情報:中国杯の開催日程・出場エントリー・競技スケジュール。
- 日本スケート連盟:2026年シーズンの公式イベントスケジュール。