両球団の対戦を語るうえで欠かせないのが、2024年10月に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)だ。
このシリーズでは、ドジャースがメッツを4勝2敗で下し、ワールドシリーズ進出を決めた。6試合のうち4試合でドジャースが勝利し、メッツは第2戦と第5戦を制したものの、最後はドジャースに押し切られた。
2024年NLCSの全試合結果| 試合 | 日付 | 勝者 | スコア |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | 10月13日 | ドジャース | 9対0 |
| 第2戦 | 10月14日 | メッツ | 7対3 |
| 第3戦 | 10月16日 | ドジャース | 8対0 |
| 第4戦 | 10月17日 | ドジャース | 10対2 |
| 第5戦 | 10月18日 | メッツ | 12対6 |
| 第6戦 | 10月20日 | ドジャース | 10対5 |
第1戦ではドジャースが9対0で圧勝。第3戦でも8対0の完封勝利を挙げ、投打でメッツを圧倒した。
一方、メッツも第5戦で12得点を挙げて勝利し、シリーズを第6戦まで持ち込んでいる。しかし、第6戦ではドジャースが10対5で勝利。最終的に4勝2敗でシリーズを終えた。
MLB公式の2024年ポストシーズン記録にも、この結果が掲載されている。2026年のレギュラーシーズンでドジャースが5勝1敗だったことと合わせると、直近の重要な対戦ではドジャースが優位に立っている。
2024年と2026年で変わらなかった注目ポイント2024年のNLCSと2026年のレギュラーシーズンには、試合結果の違いこそあるものの、ドジャースが複数試合で主導権を握ったという共通点がある。
ただし、メッツも2024年の第2戦、第5戦や2026年7月26日のように、大量得点で勝つ力を見せている。両球団の実力差を単純な一方的関係として捉えるのは適切ではない。
【メッツ対ドジャースの通算対戦成績】歴代の勝敗を数字で比較

2026年の5勝1敗だけでなく、球団創設以来の歴代対戦成績を見ると、ドジャースが長期的にも優位に立っている。
Baseball-ReferenceのStatheadに掲載された1962年から2026年までの記録では、レギュラーシーズンの対戦成績はドジャース370勝、メッツ287勝、引き分け1試合となっている。
レギュラーシーズンとポストシーズンの違い| 集計区分 | ドジャース | メッツ | 試合数 |
|---|---|---|---|
| レギュラーシーズン | 370勝 | 287勝 | 658試合 |
| ポストシーズン | 10勝 | 11勝 | 21試合 |
| 通算 | 380勝 | 298勝 | 679試合+引き分け1 |
この数字から分かるのは、レギュラーシーズンではドジャースが優位である一方、ポストシーズンではメッツがわずかに勝ち越しているという事実だ。
また、ポストシーズンのシリーズ勝利数は両球団とも2回ずつで並んでいる。つまり、試合単位の勝敗とシリーズ単位の勝敗では見え方が異なる。
2024年NLCSでドジャースが勝利したことは事実だが、それだけで歴代ポストシーズンの対戦すべてをドジャースが支配してきたと判断することはできない。
2025年と2026年を比較すると見える変化興味深いのは、2025年と2026年でレギュラーシーズンの勝敗が逆転していることだ。
- 2025年: メッツが4勝3敗で勝ち越し。
- 2026年: ドジャースが5勝1敗で勝ち越し。
2025年にはメッツが優位だったのに対し、翌2026年にはドジャースが大きく巻き返した。年間の対戦結果は固定された球団間の相性ではなく、その年のチーム状態や投手陣、打線の働きによって変化する。
歴代成績を参考にする場合は、長期の通算数字と直近2年間の数字を分けて見ることが重要だ。
【プロの結論】ドジャース5勝1敗でもメッツを侮れない理由
2026年のニューヨーク・メッツ対ロサンゼルス・ドジャースを総合的に評価すると、ドジャースが明確に優勢だったことは間違いない。
しかし、スコアの内訳には両球団の特徴が表れている。
1. ドジャースは先発投手の安定感が際立った4月の3連戦ではロブレスキーが8イニング無失点、山本由伸が連続アウトを重ね、大谷翔平が10奪三振を記録した。
7月の連戦でも佐々木朗希と山本由伸が好投している。異なる投手がそれぞれ結果を残したことは、6試合を通じたドジャースの優位を理解するうえで要点だ。
2. メッツには一試合で流れを変える攻撃力がある7月26日の8対3という結果は、メッツの攻撃力を示す象徴的な試合だった。
4月の3連敗から7月の最初の2連敗まで、ドジャースに苦しんだメッツが、最後には8得点を挙げて勝利した。6試合の勝敗だけで打線の可能性まで否定することはできない。
3. 2024年NLCSの結果と2026年の結果は分けて評価する2024年のNLCSはドジャースが4勝2敗で勝ち抜いた。一方、ポストシーズン全体の対戦成績では、両球団のシリーズ勝利数は2勝ずつで並ぶ。
この違いを理解することが、メッツとドジャースの相性を正確に把握するためのポイントだ。
2026年の5勝1敗はレギュラーシーズンに限った成績であり、ポストシーズンを含む歴代の対戦結果とは別の数字として扱う必要がある。
対戦データを見るときの判断基準| 知りたいこと | 確認すべきデータ |
|---|---|
| 2026年の優勢な球団 | 5勝1敗という直接対決の結果 |
| 直近の勢い | 7月24日〜26日のスコア |
| 投手力の比較 | 先発投手の投球回数・失点・奪三振 |
| 歴史的な優位性 | レギュラーシーズンの通算成績 |
| 短期決戦の相性 | ポストシーズンの勝敗とシリーズ結果 |
特に、レギュラーシーズンの対戦成績だけを使ってポストシーズンの勝敗まで予測するのは避けたい。短期決戦では先発投手の起用や救援陣の状態、少数試合での得点機会が結果に大きく影響するからだ。
【メッツ対ドジャース】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:メッツ対ドジャースの2026年の対戦成績は?
A1:2026年のレギュラーシーズンは全6試合で、ドジャースが5勝1敗だった。4月の3連戦はドジャースが3連勝し、7月はドジャースが2勝、メッツが1勝を挙げた。
Q2:2026年7月26日のメッツ対ドジャースの試合結果は?
A2:メッツがドジャースに8対3で勝利した。シティ・フィールドで行われた7月3連戦の最終戦で、メッツにとって2026年のドジャース戦初勝利となった。
Q3:2024年のナ・リーグ優勝決定シリーズはどちらが勝った?
A3:ドジャースがメッツを4勝2敗で破った。第1戦、第3戦、第4戦、第6戦でドジャースが勝利し、ワールドシリーズ進出を決めた。
Q4:メッツとドジャースの通算対戦成績は?
A4:2026年までの集計では、レギュラーシーズンはドジャース370勝、メッツ287勝、1引き分け。ポストシーズンを含めるとドジャース380勝、メッツ298勝、1引き分けとなる。
2026年のメッツ対ドジャースは、ドジャースが5勝1敗でシーズンシリーズを制した。
4月13日から15日まではドジャースが本拠地で3連勝。7月24日と25日も敵地で勝利したが、7月26日はメッツが8対3で一矢報いた。
また、2024年のNLCSでもドジャースが4勝2敗で勝ち抜いている一方、ポストシーズンの歴代シリーズ勝利数は2勝ずつ。長期的な通算成績ではドジャースがリードしているものの、メッツにも短期決戦で勝ち切る実績がある。
今回の対戦から読み取れる最大の要点は、ドジャースの投手陣の安定感と、メッツが持つ反撃力の両方だ。今後の対戦をチェックする際も、単純な勝敗だけでなく、開催球場、先発投手、得点経過、ポストシーズンの実績を合わせて見ることで、両球団の現在地をより正確に把握できる。
2026年の直接対決はドジャースの5勝1敗。しかし、メッツとのライバル関係がそれだけで決着したわけではない。