2026年11月場所は、令和8年の締めくくりとなる九州場所です。日本相撲協会の年間日程表によると、開催期間は11月8日(日)から11月22日(日)まで。番付は10月26日(月)に発表されました。
11月5日時点では初日前のため、今場所の勝敗はまだ記録されていません。日本相撲協会の公式星取表には15日間の記入欄が用意されていますが、実際の勝敗が反映されるのは取組開始後です。
今場所で注目したいニュースの一つが、横綱・豊昇龍の出場決定です。3場所連続休場していた豊昇龍は11月5日、九州場所への出場を決断したことを明らかにしました。7月下旬に右膝の手術を受け、9月場所は全休していましたが、福岡入り後の稽古を経て土俵復帰に臨みます。日刊スポーツなどの報道でも、本人が出場を明言したことが伝えられています。
したがって、豊昇龍の星取表は今場所の大きな注目ポイントです。過去の休場記録と、11月場所で実際に残す成績を混同しないように確認しましょう。
【東西の幕内番付一覧】横綱・大関から前頭17枚目まで全力士を紹介

2026年11月場所の幕内は、東西に分かれた番付で構成されています。横綱は大の里と豊昇龍、大関は安青錦、琴櫻、霧島の3人です。
以下は10月26日に発表された番付と、比較の参考になる2026年9月場所の成績をまとめたものです。括弧内の数字は11月場所の成績ではなく、前場所の記録です。
| 地位 | 東 | 西 |
|---|---|---|
| 横綱 | 大の里(12勝3敗) | 豊昇龍(0勝0敗15休) |
| 大関 | 安青錦(11勝4敗) | 琴櫻(9勝6敗) |
| 大関 | 霧島(8勝7敗) | ― |
| 関脇 | 藤ノ川(11勝4敗) | 熱海富士(8勝7敗) |
| 小結 | 美ノ海(10勝5敗) | 義ノ富士(9勝6敗) |
| 前頭1 | 朝乃山(10勝5敗) | 藤凌駕(8勝7敗) |
| 前頭2 | 宇良(10勝5敗) | 藤青雲(9勝6敗) |
| 前頭3 | 高安(7勝8敗) | 伯乃富士(5勝10敗) |
| 前頭4 | 尊富士(9勝6敗) | 大栄翔(5勝10敗) |
| 前頭5 | 平戸海(9勝6敗) | 豪ノ山(6勝9敗) |
| 前頭6 | 琴勝峰(5勝7敗3休) | 琴栄峰(5勝10敗) |
| 前頭7 | 若元春(10勝5敗) | 金峰山(9勝6敗) |
| 前頭8 | 狼雅(6勝9敗) | 錦富士(7勝8敗) |
| 前頭9 | 欧勝馬(6勝9敗) | 朝紅龍(9勝6敗) |
| 前頭10 | 獅司(7勝8敗) | 王鵬(7勝8敗) |
| 前頭11 | 隆の勝(4勝9敗2休) | 朝白龍(8勝7敗) |
| 前頭12 | 一山本(4勝11敗) | 阿炎(8勝7敗) |
| 前頭13 | 寿之富士(9勝6敗) | 朝翠龍(8勝7敗) |
| 前頭14 | 時疾風(8勝7敗) | 出羽ノ龍(10勝5敗) |
| 前頭15 | 玉鷲(10勝5敗) | 北の若(11勝4敗) |
| 前頭16 | 嵐富士(10勝5敗) | 旭海雄(8勝7敗) |
| 前頭17 | 大青山(8勝7敗) | ― |
出典は日本相撲協会の11月場所番付情報と、スポーツナビの2026年11月場所番付表です。前場所成績は2026年9月場所の記録に基づきます。
東と西は何が違う?大相撲の番付は、各地位を東方と西方に分けて掲載します。同じ前頭3枚目でも、東前頭3枚目と西前頭3枚目という区別があります。
基本的には、同じ地位なら東方が西方より上位として扱われます。番付を見るときは、単純に横綱、大関、関脇という肩書だけでなく、東西の位置まで確認すると力士の序列をより正確に把握できます。
また、番付は場所前に決まる順位表です。場所中に勝ったり負けたりしても、その日のうちに番付の位置が変わるわけではありません。
【今場所の注目力士】大の里・豊昇龍・安青錦・琴櫻の見どころ
大の里:東横綱として迎える九州場所大の里は東横綱に位置しています。9月場所は12勝3敗の好成績を残しており、今場所も優勝争いの中心として注目されます。
星取表では、初日からの連勝数だけでなく、上位力士との対戦でどのような結果を残すかがポイントです。序盤で白星を重ねても、終盤の直接対決で星を落とせば優勝争いの構図は変わります。
豊昇龍:3場所連続休場からの復帰豊昇龍は西横綱です。前場所は0勝0敗15休という全休の記録でしたが、2026年11月5日に九州場所への出場を決断しました。
右膝の手術を経ての復帰となるため、初日からの相撲内容に関心が集まります。勝敗の数字だけでなく、取組ごとの決まり手や相撲の運びにも注目したいところです。
安青錦:東大関としての戦い安青錦は東大関に位置しています。9月場所は11勝4敗。大関陣の中でも安定した成績を残しており、横綱・大の里との優勝争いに加われるかが焦点です。
15日間を通じて安定した白星を積み上げられるか、上位陣との対戦成績が重要になります。
琴櫻と霧島:大関陣の巻き返し琴櫻は西大関で、前場所は9勝6敗。霧島は東の大関に位置し、前場所は8勝7敗でした。
両者とも勝ち越しを確保したものの、優勝争いを主導するにはさらなる白星が大切です。特に大関同士や横綱との対戦結果は、今場所の星取表を読むうえで見逃せません。
新小結・美ノ海と再入幕の玉鷲にも注目今場所の番付で特徴的なのが、美ノ海の新小結昇進です。日本相撲協会の番付トピックスによると、沖縄県出身力士として初めての小結昇進となりました。初土俵から63場所を要した昇進で、33歳5か月での新三役は戦後4位の高齢記録です。
また、玉鷲は前頭15枚目で幕内に復帰しました。41歳11か月での再入幕は、昭和以降で最年長の記録とされています。
新入幕は出羽ノ龍、嵐富士、旭海雄の3人。再入幕は玉鷲、北の若、大青山です。上位陣だけでなく、新しい顔ぶれが幕内でどのような星を残すかも九州場所の見どころです。
【星取表の見方と仕組み】○●□■などの勝敗記号を解説
大相撲の星取表は、力士ごとに15日間の取組結果を並べた成績一覧です。横方向に初日から千秋楽までの日程が並び、各日に勝ったか負けたか、休場したかなどが記号で表示されます。
日本相撲協会の公式星取表で使われている主な記号は次のとおりです。
- ○:勝ち。相手に勝ったことを示す白星です。
- ●:負け。相手に敗れたことを示す黒星です。
- □:不戦勝。対戦相手が不戦となり、勝ちが認められた場合に使われます。
- ■:不戦敗。不戦による敗北を示します。
- や:休み・取組なし。休場や取組がない場合などに使われます。
- ×:引分。取組が引き分けとなったことを示します。
- △:痛分。痛み分けを示します。
星取表を見る際に気をつけたいのは、勝敗の記号だけでは取組の内容までは分からないことです。
例えば、同じ○でも、押し出しで勝った場合と寄り切りで勝った場合では相撲の展開が異なります。技や勝負の流れを知りたい場合は、日別の取組結果に掲載される決まり手も併せて確認すると理解が深まります。
また、□と○はどちらも勝ちを表しますが、通常の相撲を取って勝ったか、不戦による勝ちかという違いがあります。星取表の記号を正確に読み分けることで、成績の背景まで把握できます。
【幕内の勝ち越し・負け越し】何勝すれば勝ち越しになる?
大相撲の15日制では、勝ち越しと負け越しが力士の成績を判断する基本的な基準になります。
15日間すべての取組を行う通常のケースでは、次のように判断できます。
- 8勝7敗:勝ち越し。白星が黒星を上回る。
- 9勝6敗:勝ち越し。安定した好成績。
- 10勝5敗:勝ち越し。二桁勝利の好成績。
- 7勝8敗:負け越し。黒星が白星を上回る。
- 6勝9敗:負け越し。番付への影響も注目される成績。
15日制で15番すべて相撲を取った場合、8勝以上なら勝ち越し、8敗以上なら負け越しです。
勝ち越しは翌場所の番付編成に関係する重要な要素です。前頭の力士であれば、勝ち越しの幅や対戦相手、番付上の位置などを踏まえて翌場所の昇降が決まります。
ただし、勝ち越したから必ず大きく番付が上がるわけではありません。上位の力士が多く勝ち越しているか、下位の力士に大きな好成績があるかなど、全体の成績との兼ね合いもあります。
休場や不戦勝がある場合の注意点休場がある場合は、15日間すべての取組を行うとは限りません。例えば、豊昇龍の前場所の記録である0勝0敗15休は、15日間すべて休場したことを示すもので、15敗したという意味ではありません。
一方、□の不戦勝は勝ちとして、■の不戦敗は負けとして記録されます。休場を示す「や」と不戦勝・不戦敗を同じ意味で捉えないことが大切です。
星取表を読む際には、勝敗の合計だけでなく、休場日や不戦による記録も確認してください。
【日本相撲協会の公式星取表】最新結果と休場力士を確認する方法
幕内星取表を正確に確認したい場合、最も基本となる情報源は日本相撲協会の公式サイトです。十一月場所情報には、星取表、取組結果、休場力士情報などが用意されています。
星取表と日別取組結果の違い星取表は、各力士の15日間の勝敗をまとめて確認するためのものです。一方、日別の取組結果は、その日に誰と誰が対戦し、どちらが勝ったか、どの決まり手で勝負が決まったかを確認するための情報です。
目的に応じて使い分けると、観戦後の振り返りがスムーズになります。
- 幕内星取表:力士ごとの勝敗と通算成績を確認する。
- 大相撲の日別取組結果:当日の対戦カード、勝敗、決まり手を確認する。
- 休場力士情報:休場が発表された力士や変更情報を確認する。
- 番付表:横綱から前頭までの東西の順位を確認する。
場所中に力士が休場した場合、通常の取組結果とは異なる記録が発生します。対戦相手が不戦勝となるケースでは、星取表に□が記載されます。
例えば、対戦相手の休場によって不戦勝を得た力士は、実際に土俵上で相撲を取っていなくても白星が記録されます。逆に不戦敗となった力士には■が記録されます。
ただし、休場の発表だけで、その日のすべての対戦結果を判断することはできません。実際の不戦勝・不戦敗の記録は、公式の取組結果と星取表で確認する必要があります。
初日から千秋楽まで成績を追うコツ11月場所の星取表は、初日から千秋楽までの15日分を順番に追うと分かりやすくなります。
序盤は連勝・連敗の流れ、中盤は勝ち越しが見えてくる力士、終盤は優勝争いと負け越し回避に注目すると、星取表の変化を楽しめます。
特に横綱・大関の直接対決や、上位力士と前頭上位の対戦は、優勝争いの行方を左右する重要な取組です。毎日の結果を確認する際は、単純な勝敗だけでなく、対戦相手の番付も一緒に見ることをおすすめします。
【プロの結論】番付と星取表を使い分ければ大相撲がもっと面白くなる
大相撲の番付表と星取表は、似ているようで役割が異なります。番付表は場所前に決まる力士の序列を示し、星取表は場所中の実際の成績を記録するものです。
この違いを理解すれば、番付上位の力士が必ず優勝するわけではないことや、前頭の力士が好成績を残して優勝争いに加わる展開も、より正確に読み取れます。
特に注目したいのは、次の3つの視点です。
- 番付の位置:東西のどちらにいるか、何枚目に位置するかを見る。
- 勝敗の推移:連勝・連敗だけでなく、勝ち越しや負け越しのタイミングを見る。
- 休場と不戦の記録:通常の勝敗と不戦勝・不戦敗を区別する。
2026年11月場所では、大の里の横綱としての安定感、豊昇龍の復帰、安青錦を中心とした大関陣の戦い、新小結・美ノ海や再入幕・玉鷲の活躍が見どころです。
【大相撲の幕内星取表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月場所の幕内星取表はいつから更新されますか?
A1:九州場所の初日は2026年11月8日(日)です。初日の取組結果が確定してから勝敗が反映され、11月22日(日)の千秋楽まで更新されていきます。11月5日時点ではまだ場所前のため、今場所の勝敗は記録されていません。
Q2:大相撲の星取表にある○●□■は何を意味しますか?
A2:○は勝ち、●は負け、□は不戦勝、■は不戦敗です。また、「や」は休み・取組なしを表します。○と□はどちらも勝ちですが、通常の取組で勝ったか、不戦によって勝ったかという違いがあります。
Q3:大相撲の幕内で勝ち越しになるのは何勝からですか?
A3:15日間すべての取組を行う通常の場合、8勝以上で勝ち越し、8敗以上で負け越しです。8勝7敗なら勝ち越し、7勝8敗なら負け越しとなります。休場や不戦がある場合は、記号と実際の勝敗数も確認してください。
2026年11月場所の幕内番付は、東横綱・大の里、西横綱・豊昇龍を筆頭に、安青錦、琴櫻、霧島らが上位に並ぶ構成です。前頭17枚目まで42人の幕内力士が名を連ねています。
今場所は11月8日に初日を迎え、11月22日に千秋楽を迎えます。場所前の番付と、初日以降に更新される星取表を区別して確認することが大切です。
○●□■の意味や勝ち越し・負け越しの基準を理解しておけば、毎日の取組結果から優勝争いの行方まで、より深く楽しめます。
最新情報を確認する際は、日本相撲協会の公式星取表、番付表、休場力士情報を基準にしましょう。大の里の連覇への挑戦、豊昇龍の復帰、安青錦ら大関陣の戦い、そして新しい幕内力士たちの活躍を、15日間の星の積み重ねとともに追いかけてください。
主な情報確認先: 日本相撲協会公式サイト(令和8年11月場所番付表・番付トピックス・年間日程表・星取表)、スポーツナビ、日刊スポーツ(2026年11月5日付の豊昇龍出場決定報道)。