上位3球団と比較すると、4位以下のチームには得点力や投手成績に課題が残った。
4位:オリックスは65勝76敗2分、勝率.461で4位。首位ソフトバンクとは26.5ゲーム差だった。
特に厳しかったのが投手成績だ。チーム防御率は3.96でリーグ最下位。総失点も605点と6球団で最も多かった。
チーム打率.241、本塁打96本という攻撃成績も含め、上位球団との差を縮めるには投打両面の改善が必要なシーズンだった。
5位:ロッテは63勝77敗3分、勝率.450で5位。
チーム本塁打は131本でリーグ3位だったが、チーム打率は.236。得点は492点にとどまった。
防御率も3.84でリーグ5位。長打力を勝利につなげる攻撃の効率と、失点を抑える投手力の両方が課題として浮かび上がる。
6位:楽天は58勝84敗1分、勝率.408で最下位となった。
チーム打率は.239、防御率は3.63。本塁打は103本だった。
4位オリックスとのゲーム差は7.5。5位ロッテとの間にも6ゲームの差がついた。
シーズン終盤に順位を上げるためには、接戦を勝ち切る力と、シーズンを通じた投打の安定感が必要だったことが数字から分かる。
【2026年クライマックスシリーズ進出チーム】西武と日本ハムの勝ち上がり、ソフトバンクの日本シリーズ進出

2026年のパ・リーグでは、レギュラーシーズン上位3球団がクライマックスシリーズ(CS)に進出した。
ただし、レギュラーシーズンの順位とCSの勝敗は別物だ。2位や3位でも、短期決戦で勝ち上がれば日本シリーズへの道が開ける。
CSファーストステージは日本ハムが突破10月10日から12日まで、2位西武と3位日本ハムがベルーナドームで対戦した。
試合結果は次の通り。
- 10月10日:西武3-2日本ハム
- 10月11日:西武0-1日本ハム
- 10月12日:西武1-4日本ハム
初戦を落とした日本ハムだったが、第2戦、第3戦を連勝。通算2勝1敗でファイナルステージ進出を決めた。
レギュラーシーズンでは西武が2位だったものの、ポストシーズンでは日本ハムがその順位を覆した。
2026年から導入されたCSルール変更にも注目2026年のクライマックスシリーズでは、ファイナルステージの制度が変更された。
NPBの発表によると、通常はリーグ1位球団に1勝のアドバンテージを与え、先に4勝した球団が勝者となる。
ただし、次のいずれかに該当する場合は特別方式になる。
- 1位球団とファーストステージ勝者のレギュラーシーズンのゲーム差が10以上。
- ファーストステージ勝者のレギュラーシーズン勝率が5割未満。
この場合、1位球団に2勝のアドバンテージが与えられ、最大7試合制、先に5勝した球団が日本シリーズに進出する。
2026年はソフトバンクと日本ハムのゲーム差が13.0だったため、この特別方式が適用された。
ファイナルステージはソフトバンクが3連勝10月14日から、ソフトバンクと日本ハムがみずほPayPayドームで対戦した。
結果は以下の通り。
- 第1戦:ソフトバンク6-4日本ハム
- 第2戦:ソフトバンク6-2日本ハム
- 第3戦:ソフトバンク6-2日本ハム
ソフトバンクは試合でも3連勝。2勝のアドバンテージを含めて5勝0敗となり、日本シリーズ進出を決めた。
さらに10月28日には横浜DeNAベイスターズとの日本シリーズ第4戦に勝利し、2年連続13度目の日本一を達成した。
レギュラーシーズンの優勝だけでなく、CSと日本シリーズも制したソフトバンクにとって、2026年は球団史に残るシーズンとなった。
【パ・リーグ歴代優勝チーム】2026年の3連覇はどれほどの記録なのか
パ・リーグの歴代優勝球団を振り返る際、2026年のソフトバンクの記録は特に注目される。
2024年、2025年、2026年と3年連続でリーグ優勝を達成したことは、単年度の強さだけでは説明できない。
2025年9月27日には、ソフトバンクが2年連続21度目のリーグ優勝を決めた。さらに2026年9月17日には3年連続の優勝が確定した。
南海ホークス時代以来60年ぶりの3連覇球団公式発表によると、今回の3連覇は南海ホークス時代の1966年以来60年ぶり。福岡移転後では初めての記録だった。
ここで重要なのは、球団の歴史と現在のチーム名を混同しないことだ。
福岡ソフトバンクホークスは、南海ホークスなどの前身球団から続く歴史を持つ。歴代優勝回数を比較する際には、球団の前身を含める集計と、現在の球団名での集計を区別する必要がある。
3連覇が示すチーム編成の強さリーグ優勝は、特定の選手の活躍だけでは実現しない。
143試合を戦い抜くには、先発投手、救援投手、主力打者、控え選手がそれぞれの役割を果たす必要がある。
2026年のソフトバンクは、打率.261、707得点、防御率2.88という成績を残した。
こうした数字を複数年にわたって維持することが、連覇の難しさであり、歴代優勝チームを比較する際の重要な視点となる。
【プロ野球パ・リーグの順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のパ・リーグ優勝チームはどこですか?
A1:福岡ソフトバンクホークスです。91勝49敗3分、勝率.650で、3年連続のリーグ優勝を達成しました。
Q2:2026年のパ・リーグ2位と3位はどの球団ですか?
A2:2位は埼玉西武ライオンズ、3位は北海道日本ハムファイターズです。西武は79勝60敗4分、日本ハムは78勝62敗3分で、両球団のゲーム差は1.5でした。
Q3:2026年のパ・リーグCS進出チームはどこですか?
A3:ソフトバンク、西武、日本ハムの上位3球団です。ファーストステージでは日本ハムが西武を破り、ファイナルステージではソフトバンクが日本ハムを退けて日本シリーズに進出しました。
Q4:2026年のパ・リーグで最も本塁打が多かった球団はどこですか?
A4:北海道日本ハムファイターズです。チーム本塁打は177本でリーグ1位でした。2位はソフトバンクの162本です。
Q5:2026年のパ・リーグで防御率が最も良かった球団はどこですか?
A5:埼玉西武ライオンズです。チーム防御率は2.87で、ソフトバンクの2.88をわずかに上回りました。
Q6:2026年のパ・リーグで最下位だった球団はどこですか?
A6:東北楽天ゴールデンイーグルスです。58勝84敗1分、勝率.408で6位となりました。
2026年のパ・リーグは、福岡ソフトバンクホークスが91勝49敗3分、勝率.650という圧倒的な成績で優勝した。
2位は埼玉西武ライオンズ、3位は北海道日本ハムファイターズ。両球団の差はわずか1.5ゲームで、投手力を武器にする西武と、本塁打177本を記録した日本ハムという対照的なチームカラーも印象に残った。
4位オリックス、5位ロッテ、6位楽天という最終順位からは、上位3球団と下位3球団の間に生まれた勝率や投打成績の差も読み取れる。
【プロの結論】
2026年の順位を分析するうえで、押さえておきたい要点は3つある。
1. 勝率とゲーム差を見ること。 勝利数だけではなく、勝率と首位からのゲーム差を確認すれば、各球団の実力差を把握しやすい。
2. 打撃と投手成績をセットで比較すること。 日本ハムの177本塁打、西武の防御率2.87など、順位だけでは分からない球団の特徴が見えてくる。
3. レギュラーシーズンとCSを分けて考えること。 2026年は3位日本ハムが2位西武を破った一方、最後はリーグ優勝のソフトバンクが日本シリーズ進出を決めた。
2026年は、ソフトバンクの3連覇という歴史的な記録に加え、西武と日本ハムの接戦、CSの制度変更など、パ・リーグの勢力図を考えるうえで多くの材料が残ったシーズンだった。
今後の順位予想や各球団の戦力分析でも、最終順位だけでなく、勝率・ゲーム差・チーム打率・防御率・本塁打数を組み合わせて見ることが、実態を正しく理解する近道になる。